Weekend Box Office 💰 September 2 - 4, 2022 : 9月2日~4日の全米映画ボックスオフィスTOP5
*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。
アメリカで明日の週明け月曜日の9月5日は、レイバー・デー(労働者の日)の祝日ですから、この週末は、いつもよりも休みが1日多い連休だけに、観客を映画館に呼び込みたい…!!
第1位 (ー) 「スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム もっと楽しい山盛り版」(2億ドル)
$6,000,000−(3,935館/$1,525)−$810,793,477
…というのに、アメリカの9月は日本の4月にあたる新年度の始まりだから、つまり新生活の始まりに向けて、何かと忙しいタイミングだけに、連休のロング・ウィークエンドとは言え、意外に集客が難しいため、昨2021年のレイバー・デーの連休の封切りだったマーベル初のアジア系ヒーロー「シャンチー」は、約7,539万ドル(4,300館)のオープニング成績を稼ぐ大ヒットだったものの、そうした沈没する可能性をはらんだ封切り日の設定に対して、主演のシム・リューは、アジア系への差別か…とばかりに、ディズニーに不満だったわけですが…、
映画館の側としては「シャンチー」が活躍してくれたことで、大いに盛りあがった昨年とは違い、今年のレイバー・デーの連休は集客を期待できそうな全米公開の新作映画が、1本もなかったので、「スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム」が「もっと楽しい山盛り版」をリリースしてくれたのは、本当にありがたいものの…、
第2位 (4) 「トップガン: マーベリック」(1億7,000万ドル)
$5,495,000−(3,113館/$1,765)−$698,824,744
この不入り覚悟の週末を利用し、パンデミック禍のせいで、自宅で配信の映画を観ることに慣れてしまった人たちに、あらためて映画館で映画を観る楽しさの劇場体験を味わってもらおう!!や、話題の新作の封切りがないのであれば、チケット代を稼ぐのは、もう無理だから、ポップコーンやジュースの売店のコンセッションで儲けよう!!といった狙いから、昨日の土曜日の3日を「映画の日」とし、どの映画をどう観ても鑑賞料金は 3ドル=約420円!!の大きな割引きのサービス・デーが実施されたことで、何度でも観たい「トップガン 2」や、ファミリー向けのアニメが順位をあげていますが、興行成績の売り上げの金額としては、どれも小さいものとなっています…!!
第3位 (6) 「DC リーグ・オブ・スーパーペッツ」(9,000万ドル)
$5,450,000−(3,115館/$1,750)−$80,806,058
第4位 (2) 「バレット・トレイン」(9,000万ドル)
$5,400,000−(3,117館/$1,732)−$85,932,558
第5位 (1) 「ジ・インヴィテーション」(1,000万ドル)
$4,705,000−(3,114館/$1,511)−$13,749,963
「バレット・トレイン」の2週連続第1位から「ドラゴン・ボール」が第1位、そして、先週はこのホラー映画の「インヴィテーション」が初登場第1位!!と作品を変えて、4週連続の第1位を続けたソニピはまた、作品を変えて、「スパイダーマン」の「もっと楽しい山盛り版」が第1位に登場したことで、ついに5週連続の第1位ですね…!!
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