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Weekend Box Office 💰 March 21 - 23, 2025 : 3月21日~23日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (初) 「ディズニーの白雪姫」(驚愕の巨額の2億7,000万ドル超)

$43,000,000−(4,200館/$10,238)−$43,000,000

RT の評論家の支持率 44 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore B+

この「白雪姫」をめぐっては、人権や国際紛争など、そもそもファンタジーのプリンセス映画とは無関係の政治や思想の領域の問題が、次から次へと多く取り沙汰されてしまい、それらにイチイチ関わるのは、単に映画を楽しみたい第三者には「人生の時間の無駄使い」の「不毛」でしかない「厄介」であり、もうウンザリ…の興ざめとなり、面白くありませんし、特に紹介に値する優れた描写の作品にも観えなかったため、採りあげるのをやめました。そうした興ざめのもとの…


「注目を集めるために他者をこきおろす」「必要以上に語りすぎの余計な発言をしてしまう、つまり語るに落ちる」「揚げ足とり的な指摘をする小賢しさ」「不適切な言葉の選び方や受けとめ方」といった「ソーシャル・メディア時代の混迷」とでも言うしかない「口は災いのもと」の「間違った話題作り」が、映画を封切り前…どころか、作られる前から評価を下し、よってたかって、作品をなぶり殺しにしてしまうのは「小人閑居して不善を為す」以外の何ものでもないと思います。


第2位 (2) 「ブラック・バッグ」(5,000万ドル)

$4,400,000−(2,713館/$1,622)−$14,880,000

RT の評論家の支持率 97 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore B



$4,100,000−(2,900館/$1,414)−$192,117,391

RT の評論家の支持率 51 % / Metacritic スコア 42 / 出口調査の CinemaScore B-


第4位 (3) 「ミッキー 17」(1億1,800万ドル)

$3,900,000−(2,584館/$1,509)−$40,222,000

RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore B


第5位 (1) 「ノボカイン」(1,800万ドル)

$3,760,000−(3,369館/$1,116)−$15,769,000

※ いわゆるロシアメリカ映画にあたる作品と見なし、CIA では紹介していません。

RT の評論家の支持率 82 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore B


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 March 14 - 16, 2025 : 3月14日~16日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (初) 「ノボカイン」(1,800万ドル)

$8,700,000−(3,365館/$2,585)−$8,700,000

RT の評論家の支持率 82 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore B

イギリス映画界の故アラン・パーカー監督(必見の「ダウンタウン物語」1976年)が、川島透監督の「ハワイアン・ドリーム」(1987年)で知られるタムリン・トミタさんを主演女優に起用して、第二次大戦時の日系人の苦難を描いてくれた 1990年公開の「カム・シー・ザ・パラダイス(愛と哀しみの旅路)」に主演していた頃から…、


デニス・クエイドが「ロシアメリカ人」だったのか、どうかは知りませんが、現在は反日のロシアメリカの政権を熱烈に支持していますから、ロシアメリカを代表するファミリーと見なされるクエイド家のお坊ちゃんが主演の「ノボカイン」は「正アメリカ映画」ではなく、「ロシアメリカ映画」にあたるため、紹介記事を書いたりしたくありません。なお、「コンパニオン」にも、クエイド家のお坊ちゃんは出演していましたが、いま要注目の女優のソフィーの主演作だから当然、積極的に採りあげました。


第2位 (1) 「ミッキー 17」(1億1,800万ドル)

$7,510,000−(3,807館/$1,973)−$33,287,000

RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore B


第3位 (初) 「ブラック・バッグ」(5,000万ドル)

$7,500,000−(2,705館/$2,773)−$7,500,000

RT の評論家の支持率 97 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore B

マイケル・ファスベンダーが演じる主人公の英国の諜報部員つまり「007」のボンドと同じ立場のジョージに与えられた任務の最重要の国家機密を漏洩した裏切り者を突きとめろ!!の裏切り者の容疑者のひとりが、あろうことか、同じく諜報部員の妻のキャスリン=ケイト・ブランシェット(「あるスキャンダルの覚え書き」2006年)だった…!!の発端から…、

大人の夫婦の疑心暗鬼と、いま世界を騒がせている「ロシアメリカ」の「オレンジ色の狂人」の大統領(イーロン・マスク真大統領(ロシアの独裁者のプーチン))の最も黒幕のロシアをからめる陰謀を重ね合わせて、スタイリッシュなスパイ・スリラー映画に仕立てあげたスティーヴン・ソダーバーグ監督の手腕が高評価されている「ブラック・バッグ」を封切ったフォーカス・フィーチャーズつまりユニバーサル映画が公表した封切り成績は、たったの約750万ドルでしたから…、


Amazon が全権を巨額買収し、次回作から Amazon が製作するだけに、もはや「007」は終わったも同然と見なされ、事実上のシリーズ終了を迎えたスパイ映画の代名詞のジェームズ・ボンドとして活躍したピアース・ブロスナンと、最後の 007 になってしまったダニエル・クレイグのボンドをサポートしたイヴ・マネーペニー役で知られるナオミ・ハリスを共演者に迎えたスパイ映画は…


製作費の約5,000万ドルに対して、たった約750万ドルの封切り成績ですから、映画館で公開しないほうがよかったんじゃないの?!といった不発の沈没だけに、そもそも興行の成功を目指したのではなくて、このあとの配信市場でのヒットを狙った「宣伝イベントとしての全米公開」ですか?!と言われてしまいそうな「ブラック・バッグ」は…、

大人の夫婦関係がテーマだけに、35歳以上の大人の観客が大多数の約6割を占めて、封切り興行の観客全体の8割近くが支持しているものの、周囲に鑑賞をお薦めしますか?!に、イエスと答えた数は約5割にまで低下しますから、この映画を選んで、鑑賞したのは失敗ではないけど、でも実際のところ、そんなに面白くもなかった…ということかと解釈できそうな出口調査のスコアは及第点の “ B+ ” に届かず、やや物足りない “ B ” とされています。なお、ソダーバーグ監督は…、


パンデミックを予言した映画と言われた「コンテイジョン」(2011年)に続く、現実の公衆衛生の恐怖を採りあげるスリラー映画の企画として、現代人が飲食を通して、体内に摂り込んで、蓄積してしまったプラスチックの微粒子が血液や脳から検出され、そのナノプラスチックあるいは…


マイクロプラスチックがいずれ、ひとに深刻なダメージを与えるのでは?!と言われている健康への不安をネタにしたいそうですから、どんな作品に仕上がるのか?!、乞うご期待ですが、とりあえず、プラスチックを食べたくないという方は、金属やガラス、陶器、木製の食器やカトラリー、調理器具を使うようにしたほうがよいとのことで、まな板もプラスチックはヤバいそうです…!!



$5,479,000−(3,250館/$1,686)−$185,396,912

RT の評論家の支持率 51 % / Metacritic スコア 42 / 出口調査の CinemaScore B-



$3,170,000−(2,827館/$1,121)−$3,170,000


RT の評論家の支持率 86 % / Metacritic スコア 69 / 出口調査の CinemaScore B+


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 March 7 - 9, 2025 : 3月7日~9日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

単に娯楽のモンスター映画ではなく、そのモンスターに、韓国のひとたちが抱える反米感情を託したことで、社会派映画としても成立した傑作「ザ・ホスト(グエムル)」(2006年)、ひとつの同じ列車でも車両が違えば、様子は異なる…という設定に、いま大きな問題の「階級社会」の理不尽を託して、近年の SF 映画の最高傑作のひとつに位置づけられた「スノーピアサー」(2013年)の…

韓国映画界を代表する創り手のポン・ジュノ監督が、最近では「ザ・バットマン」のヒーローとして知られるロバート・パティンソンを起用し、命がけの危険な仕事を押しつけられ、死亡するも、いわゆるクローンのコピー人間として、何度でも生き返っては、また死んでしまう…


…という主人公ミッキーたちの姿を描くことで、いまの「金持ち」の「資本家」の「経営者」や「大企業」は、自分たちだけが儲けて、肥え太ることしか考えておらず、肝心の「働くひと」は「使い捨て」だから、いったい「仕事のやり甲斐」は、どこに行ってしまったのか、まったんの「働くのひと」たちに「人生の充足感」なんて、あり得るわけがない…といった「行き過ぎた資本主義」を風刺した…

第1位 (初) 「ミッキー 17」(1億1,800万ドル)

$19,100,000−(3,807館/$5,017)−$19,100,000


RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore B

「ミッキー 17」を封切ったディスカバリーつまり昔はワーナーが公表した封切り成績は、期待されていた 2,000万ドル台の半ばに届かなかったどころか、2,000万ドルを下まわった約1,910万ドルの残念な不発の沈没だったことから、ブロックバスター映画級の公称の製作費の約1億1,800万ドルに、宣伝費を追加した総額のコストの 2億ドル強を回収するのは難しいだろう…と、赤字がほぼ確定の失敗作に位置づけられる見込みになってしまいましたが…、


複数の同一人物のミッキーたちを巧みに演じ分けたロバート・パティンソンの演技達者ぶりは観るに値すると絶賛ですし、映画の出来栄えは、おおむね好評なので、内容的には必ずしも失敗作ではありませんが、しかし、それでも「スノーピアサー」のようにシリアスな SF 映画ではなく、この「ミッキー 17」は「コメディ」だったことで、客足が鈍ったばかりか、観客からもややガッカリされて、出口調査のスコアが低めの “ B ” を与えられ、また「コメディ」にしたことで…、

「行き過ぎた資本主義」の社会派のテーマも薄まってしまった…などと評され、ポン・ジュノ監督の別の代表作の「パラサイト」(2019年)のような過激な社会批判の作品を期待していたファンにとっても、ややガッカリの肩すかしに受けとめられているようですから…、

SF コメディ映画に仕上げたことが不発の原因か…と考えることもできそうですし、この人は映画ではなく、政治の話ばっかりだから、もうウンザリ…と言われるマーク・ラファロが演じた政治家のマーシャルは明らかに、下 ↓ の「キャプテン・正アメリカ」の「正」とは?!でふれた「ロシアメリカ」の「赤い帽子」の「オレンジ色の狂人」のパロディだと指摘されたことで、現実のニュースやソーシャル・メディアで、「オレンジ色の狂人」や「マスク真大統領」を見かけるだけでも不愉快なのに、どうして、それをわざわざ、お金を払い、映画館で観なければならないのかと、マーク・ラファロの政治色のところが嫌われた…の事情に加えて…、

虫のたぐいが苦手のひとは、物語の舞台の惑星のニヴルヘイムに生息しているクリーチャーを目の当たりにすることができませんね…。


「キャプテン・正アメリカ」の「正」って、どういうこと?!と疑問されて当然ですが、つまり…


$8,500,000−(3,480館/$2,443)−$176,584,423

RT の評論家の支持率 51 % / Metacritic スコア 42 / 出口調査の CinemaScore B-

フロリダ産のストロベリー🍓だと?!、フロリダと言えば、あの「オレンジ色の狂人」が地元としているところだろ!!、そんな汚染されたところで採れたものが食えるか!!💢と…、

反米感情の高まりのせいで、まるで売れないアメリカ産を値下げして、激安の叩き売りにしても、やっぱり誰も買わないから、スーパーマーケットも生産者も大弱り…😔

お寿司と海鮮料理のお店では、悪の枢軸のならず者国家の「ロシアメリカ」から仕入れた水産物はお出ししていません…。

…などと現在のホワイトハウスのオレンジ色の狂人の大統領(イーロン・マスク真大統領(ロシアの独裁者のプーチン))たちのまるでロシアの民芸品のマトリョーシカ人形のような入れ子の構造になっているらしい…

…と、隣国カナダのみならず、世界の諸国から後ろ指を指されて、「ロシアメリカ」と名づけられ、ロシアと水面下で手を組み、自由世界を脅かす脅威の存在になってしまった…とか、まことしやかに言われている真偽はさておき、抗議殺到の「いまのアメリカ」は、とりあえず、本来のアメリカの在り方ではない…、明らかにバグっている…と思われますから…、


国外の敵はもちろん、国内の敵もみんな、キャプテン・アメリカがやっつけてほしい!!

…と、マーベルやヒーロー映画のファンたち、そして、まともなアメリカのひとは願っていることを踏まえると、前述のストロベリーの生産者や漁業のひとたちに罪があるとは言えないトバッチリですし、アメリカだったら全部ダメ!!💢と決めつけるのではなく、きちんと区別をして、本来の正しいアメリカは「正アメリカ」とし、間違った愛国心にかられて、あたかもカルト教団と、その狂信者のようになってしまったものは、世間の言い方に沿って、「ロシアメリカ」と書き分けたほうがいいのかな…と考えました。よって、「正アメリカ」の映画やスターはふつうに紹介しますが、「ロシアメリカ」が良くないかたちで関係したり、それに相当するものは、例え、それがメジャーなスターが主演のブロックバスター映画の超話題作だったとしても、できるだけ採りあげないように努めます。「宗教の映画」は紹介しません…と同じですね。それにしても「正アメリカ」と「ロシアメリカ」の区別をするだなんて…、

本当に変な時代になってしまい、もうついていけない…というか、ついていきたくはない感じですが、ケイリー・スペニーちゃん熱演!!の必見の問題作「シビル・ウォー」(2024年)のように「正アメリカ」と「ロシアメリカ」は、いずれ内戦を始めることになるんでしょうか…?!😔


第3位 (2) 「ラスト・ブレス」(2,380万ドル)

$4,200,000−(3,090館/$1,359)−$14,657,000


RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore B+


第4位 (3) 「ザ・モンキー」(1,100万ドル)

$3,900,000−(2,955館/$1,320)−$31,003,297

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore C+


第5位 (4) 「パディントン・イン・ペルー」(9,000万ドル)

$3,850,000−(3,085館/$1,248)−$36,959,000

RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 February 28 - March 2, 2025 : 2月28日~3月2日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

いまから約13年前の2012年に潜水士のクリス・レモンズさんが、北海の水面下100メートルの暗黒の冷え切った海底に取り残され、しかもタンクの空気は残りわずかだった…という絶体絶命の状況から奇跡的に救出された実話を採りあげたドキュメンタリー映画「ラスト・ブレス」(2019年)が絶賛された創り手のアレックス・パーキンソン監督が…、

第2位 (初) 「ラスト・ブレス」(2,380万ドル)

$7,800,000−(3,018館/$2,584)−$7,800,000


RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore B+

その同じ救出劇の実話をあらためて、劇映画に仕立てた「ラスト・ブレス」を全米公開した配給のフォーカス・フィーチャーズつまりユニバーサル映画が公表した封切り成績は、おおむね想定通りと言える約780万ドルでした…!!、35歳以上の大人の世代が半数以上を占める封切り興行の観客の約6割が絶対お薦めの「ラスト・ブレス」は、特に際立った傑作ではないものの…、


現実に起きた事故の映画化ですから当然、物語にはリアリティがあるし、ウディ・ハレルソンや、シム・リュウつまりシャンチー、前述の潜水士クリスさん役のフィン・コールらの真に迫った熱演に支えられ、映画館に出かけるに値する観応えを堪能できる佳作あるいは良作として、ジャーナリストから好評を博して…、


映画の格付けサイト Rotten Tomatoes での「鑑賞券を購入したことが確認されているユーザー」の支持率は、90%を超えていますから、大人向けの何かドラマチックな映画を観たいと思うけれど、なに観よう?!と迷ったときは、この「ラスト・ブレス」を選べば、ひとまず大きな期待ハズレはないのかもしれません…!!


ワシントン州のワナッチーという街で、先週の火曜日の2月25日の夜の午後8時ちかくに、映画館のリバティ・シネマの場内の天井の一部が、いきなり崩落!!の恐ろしい事故(↓)が発生するも…

その事故当時に映画を観ていた観客がふたりしかいなかったため、幸いにして、大事には到らず、負傷者はいなかった…という、ちょっとビックリのニュースが伝えられ、その「観客がふたり」の映画が「キャプテン・アメリカ : ブレイブ・ニュー・ワールド」だったことから、やっぱり、マーベルはもう流行っていないし、コミックヒーロー映画のブームは終わったんだなぁ…という印象を思いがけず与えてしまった…


$15,000,000−(3,800館/$3,947)−$163,696,598

RT の評論家の支持率 51 % / Metacritic スコア 42 / 出口調査の CinemaScore B-

アンソニー・マッキー主演作は封切りから、3週連続の第1位を達成!!ですから、そのランキングの首位独占は、マーベルらしい快進撃と言えるものの、この週末の売り上げがもう1,000万ドル台だけに、興行の寿命の果てが見えてしまっています…。そのため、あらためて注目を集めるテコ入れの必要があると判断されたのか?!、ディズニー・マーベルはクライマックスの見せ場のキャップとハルクの対決シーンの本編クリップ(↓)をリリースする宣伝に打って出ましたが…、


いまの時点の国内の成績が約1億6,370万ドルの「ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2億ドルを突破できず、マーベル作品のなかでは不発のように言われた「アントマン」第1作め(2015年)の国内の最終的な成績の約1億8,020万ドルや、まだパンデミック渦中だったため、封切りと同時に有料の配信だった「ブラック・ウィドウ」(2021年)の同成績の約1億8,365万ドルあたりと同等の結果になってしまうかもしれません。よって、巨額の実際の製作費の約3億ドルは回収されず、赤字の沈没映画になりそうな気配からすると、確かにマーベル人気はもう過去のものだし、コミックヒーロー映画のブームは終わった…と言われても仕方ありませんが…、

しかし、「キャプテン・アメリカ 4」上映中に映画館の天井が崩落したワシントン州のワナッチーは、おととしの2023年の人口が約3万6,000人に満たない街ですから、日本で言えば、北海道の網走ぐらいの人口か…と理解すると、平日の火曜日の夜に観客がふたり…だったからと言って、上映されていた映画が特に不人気の不入りの作品だとも言えないのでは…?!


第2位 (初) 「ラスト・ブレス」(2,380万ドル)

$7,800,000−(3,018館/$2,584)−$7,800,000

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore B+


第3位 (2) 「ザ・モンキー」(1,100万ドル)

$6,376,000−(3,227館/$1,976)−$24,617,349

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore C+

先週の初登場の第2位から、新作「ラスト・ブレス」に圧されて、順位をひとつ下げた「ザ・モンキー」は、この公開2週めの集客減が約−55%ですから、垂直落下もあり得るホラー映画としては動員を持続することができた上々の成果となっています…!!、よって、オリヴィア主演の…


「ハート😍アイズ」に続けて、今年2025年公開ホラー映画の傑作のひとつ!!のお薦めの口コミが拡がっているようですから、創り手のオズ・パーキンス監督は今やホラーの匠として、映画ファンの間では、すっかり認知された感ですね!!と、「ザ・モンキー」は面白いらしいぞ!!と前評判から良かっただけに当然、「パクリのいわゆる Z 級サイテー映画」を、あえて売りとする…


低予算映画の製作プロダクション アサイラムが、すぐにパクってくれたチープなお猿さん殺人鬼が登場するホラー映画「ザ・ジョリー・モンキー」の予告編(↑)をチラとご覧ください…!!


第4位 (3) 「パディントン・イン・ペルー」(9,000万ドル)

$4,500,000−(3,705館/$1,215)−$31,359,000

RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (4) 「ドッグ・マン」(4,000万ドル)

$4,200,000−(3,055館/$1,375)−$84,060,000

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 64 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 February 21 - 23, 2025 : 2月21日~23日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

ニコラス・ケイジが連続殺人鬼の役に扮して、マイカ・モンローと共演したホラー・スリラー映画の小品「ロングレッグス」が、昨2024年の夏に話題にされて、注目を集め、配給の Neon 史上最大のヒットを叩き出す記録破り!!の大成功をおさめたオズ・パーキンス監督つまり、サスペンスの神さまの故アルフレッド・ヒッチコック監督が「サイコ映画」という異色のジャンルを開拓した「サイコ」(1960年)のサイコの故アンソニー・パーキンスの息子(↓)が…、

スティーヴン・キング作の短篇小説「猿とシンバル」(扶桑社「神々のワード・プロセッサ」収録)を映画化し、「ロングレッグス」とは打って変わって、爆笑しちゃうホラー映画!!を目指した「ザ・モンキー」を封切った Neon が公表した封切り成績は、約1,420万ドルでした…!!

第2位 (初) 「ザ・モンキー」(1,100万ドル)

$14,200,000−(3,200館/$4,438)−$14,200,000


RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore C+

「ロングレッグス」のインパクトが大きかっただけに、同ホラー・スリラー映画が記録した Neon 史上最大の封切りヒットの約2,240万ドル(2,510館)は超えられないとしても、2,000万ドルに近い封切り成績を稼ぐのでは?!といった予想も言われていましたから、その大きな期待に対しては、実際に売りあげられた約1,420万ドルは、やや心もとないわけですが…、


同じくホラーのスラッシャー映画なのに笑わせる!!を目指して成功し、大ウケ!!の今週第6位のオリヴィア主演作「ハート😍アイズ」の封切り成績は約831万ドル(3,102館)、同じくSFホラーだけど笑わせる!!に成功したソフィー主演「コンパニオン」の同成績は約930万ドル(3,285館)でしたから、どちらのホラー・コメディ系も前評判から絶賛だったのに…、

封切り成績は 1,000万ドルに届かなかった…の現在の配信サービスに圧されて、振るわない映画館の興行事情を踏まえると、「ザ・モンキー」が約1,420万ドルを稼いで、前述の「ロングレッグス」に次ぐ、Neon 史上 2番めの封切りヒット!!の位置に着けたのは、むしろ大成功!!と讃えることができそうですし…、

「ロングレッグス」と同じく小品として、製作費が控えめの約1,100万ドルの「ザ・モンキー」は、ソーシャル・メディアを活用し、宣伝費も約1,000万ドルに抑えられていますから、映画のコストの総額は、だいたい約2,100万ドル前後か…とすると、もはや黒字を計上は間違いないのでは…!!と、まさに絶好調のオズ監督が「ザ・モンキー」の結末に予告編を添えた次のホラー映画の「キーパー」は、もちろん引き続き Neon が配給して、今秋のハロウィンのホラー映画シーズンに封切りの予定となっています…!!、なお、「ザ・モンキー」の…

出口調査のスコアは “ C+ ” と、かなり低調ですし、観客のおよそ半数しか支持をしていませんが、観れば終わり…の感動の余韻など、まず残らない娯楽のホラー映画のスコアが低いのは珍しくありませんし、特に「ザ・モンキー」のように、ホラー映画が大好きのマニアにこそウケるホラー映画であれば、当たり前!!と言える評価となっています…!!


「全米映画興行成績」は、単にアメリカ合衆国での興行成績ではなくて、本来は別の国のお隣りのカナダ 🇨🇦 の興行成績を含めたものですから…、

「アメリカン」コーヒーだと!!💢、ふざけるな!!、カナディアーノに改名してやる!!

当社のスナックは「アメリカ」のチーズを一切、使用していません!!

「アメリカ」の酒は撤去した!!💢、カナダの酒か、アメリカ以外の国の酒を買え!!

…と、「いまのアメリカのマスク真大統領の政権」への不満が高まり、「アメリカ」はお断り!!の不買運動の渦中に「キャプテン・アメリカ」だなんて…😅


$28,200,000−(4,105館/$6,870)−$141,205,738


RT の評論家の支持率 51 % / Metacritic スコア 42 / 出口調査の CinemaScore B-

…といった気の毒なトバッチリも考慮してあげなければいけませんが、公開2週めの集客減が約7割に近いアンソニー・マッキー主演の「ブレイブ・ニュー・ワールド」の最終的な国内での成績は、恐らく 2億ドルには到達できなさそうですから、シネマティック・ユニバースでは、下から数えたほうが早い…となり、現時点での全35作品中の第28位にあたる「ブラック・ウィドウ」(2021年)の記録の約1億8,365万ドルに追いつけるのか…?!という不発の残念な赤字の結果になりそうかもしれませんね…。


第2位 (初) 「ザ・モンキー」(1,100万ドル)

$14,200,000−(3,200館/$4,438)−$14,200,000

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore C+


第3位 (2) 「パディントン・イン・ペルー」(9,000万ドル)

$6,500,000−(3,890館/$1,671)−$25,254,000

RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A


第4位 (4) 「ドッグ・マン」(4,000万ドル)

$5,900,000−(3,179館/$1,856)−$78,784,000

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 64 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (5) 「ナタ 2」(8,270万ドル)

$3,000,000−(800館/$3,750)−$14,800,000

RT の評論家の支持率 -- % / Metacritic スコア -- / 出口調査の CinemaScore --


第6位 (3) 「ハート😍アイズ」(1,800万ドル)

$2,850,000−(3,003館/$949)−$26,760,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B-

同じホラー映画のジャンルの「ザ・モンキー」が封切られたことで、先週の第3位から第6位にまで後退したとはいえ、オリヴィア主演の大ウケ!!の「ハート😍アイズ」は公開3週めの成績の総額が約2,676万ドルですから、昨2024年のクリスマスに封切られたロバート・エガース監督のヴァンパイア・ホラーのリメイク映画「ノスフェラトゥ」が、年が変わって、今年の2025年になってから売りあげた成績の約4,749万ドルに次いで、ホラー映画のジャンルにおいては今のところ今年2番めのヒット作!!🎉😍 の黒字確定…

…の位置づけですから、期待の大きかったリー・ワネル監督の「狼男」の現代化「ウルフ・マン」=最終的な国内の成績は約2,071万ドルや、大きな額の宣伝費が使われたソフィー主演の「コンパニオン」の公開4週めの現時点の成績=約2,006万ドルを上まわり、それらと比べると注目の度合いが低かったオリヴィア主演作が地味に逆転勝ち!!の彼女らしい成果となっています…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 February 14 - 16, 2025 : 2月14日~16日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

北米で明日の週明けの月曜日(2月17日)は、大統領の日の祝日ですから、14日のバレンタイン・デーから始まった週末は、お休みが1日多い連休のロング・ウィークエンドです!!、よって、観客動員は明日を含めた4日間に分散されるため、週末3日間の興行成績だけを見ると、ちょっと少なくても仕方がないか…ともなる連休途中の事情を承知して頂いたうえで、まず、この週末の…

興行成績について、特筆しなければならないサプライズは、オリヴィアです!!、先週の初登場の第2位から新作2本に圧されて、今週第3位の「ハート😍アイズ」は順位こそ下がったものの、先週の封切り興行よりも約2割の動員を増して、逆に売りあげはアップしています!!と書けば…、

第3位 (2) 「ハート😍アイズ」(1,800万ドル)

$10,000,000−(3,102館/$3,224)−$21,531,000


RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B-

バレンタイン・デーをテーマにしたロマコメだから、まさにバレンタイン・デーがやってきた週末の連休に観客を集めるのは別に不思議ではない…とも言われそうですが、ロマコメなのに血しぶきをあげるホラー・スラッシャー映画!!ですから、ホラー映画としては、お決まりの公開2週めの垂直落下として、7割近い観客を失っても当たり前…のセオリーや、マーベルのコミックヒーローのブロックバスター映画が封切られたのに、観客を奪われず、むしろ増えたの…?!という大逆転を踏まえると、わざわざ映画館に出かけて、お金を払うんだから、面白い映画を観ないと損だ!!


…といった賢明な観客が、不評のキャプテン・アメリカよりも、大ウケのオリヴィアのほうを選ぶ正しい選択をしてくれたのかなぁ…と思えなくもありませんし、「ハート😍アイズ」は面白い!!の口コミが拡がっているのは、もう間違いないのでは…!!、そして、製作費が約1,800万ドル…

…のジョシュ・ルーベン監督作は国内の興行だけで、2,000万ドル以上を稼ぐことができれば、その控えめなコストを回収し、黒字になるのは確実ですから、公開2週めにして、そのボーダーラインを超えた約2,153万ドルを売りあげているオリヴィアは、主演女優のノルマを立派に果たした実績をまた残したことになりますから…、

マーベルの TV シリーズの主演作「クローク & ダガー」(2018年〜19年)、TV シリーズの主演作「クルーエル・サマー」(2021年)、Prime Video の配信映画の主演作「トータリー・キラー」(2023年)、そして、ブロードウェイの舞台に進出したミュージカルの主演作「シカゴ」(2023年)

…と、4打席も連続して、地味に好評価の堅実なヒット!!に重ね、「ハート😍アイズ」も成功!!の5打席連続ヒット!!ですから、そもそもディズニーの看板娘のアイドルだけに歌って踊れるオリヴィアは、今のところ、あまり目立っていないけれど、でも実際のところは最も信頼できる安定した実力に強運を兼ね備えた主演女優のひとりかもしれない!!と、もっともっと彼女が注目されてもよいのでは…!!


…と、マーベルの戦うヒロインのタンディを圧倒することができなかったキャプテン・アメリカのアンソニー・マッキーの主演作「ブレイブ・ニュー・ワールド」の封切り成績の約8,850万ドルは冒頭でふれたように連休の途中…の事情もあり、いきなり大台の1億ドル超えは果たせず…、


$88,500,000−(4,105館/$21,559)−$88,500,000


RT の評論家の支持率 51 % / Metacritic スコア 42 / 出口調査の CinemaScore B-

シネマティック・ユニバースの過去の作品で言えば、「ドクター・ストレンジ」シリーズの第1作め(2016年)の同成績=約8,506万ドル(3,882館)や、「ブラック・ウィドウ」(2021年)の約8,037万ドル(4,160館)、「スパイダーマン」の第2作め「ファー・フロム・ホーム」(2019年)=約9,258万ドル(4,634館)あたりと同等の特に大ヒットではないけれど、だからと言って、沈没の不発でもない…と、つまりマーベル作品としては平凡な並のヒットの出足…といった位置づけですが…、

タイトルの「キャプテン・アメリカ」とは裏腹に、物語の主軸は約17年昔の2008年に公開された「インクレディブル・ハルク」の後日談に、事実上の打ち切りになった「エターナルズ」(2021年)の後始末?!めいた要素を追加したものであり…、


キャプテン・アメリカのドラマではないピントはずれだし、劇場公開映画のブロックバスター大作というよりは、下手なテレビ映画や配信シリーズのダイジェストを観ているような安っぽさ…などと酷評されていますから、出足の封切り成績は、ひとまず、まぁまぁ…だったものの、動員を継続できるのか…?!は疑問されています。そして…、

ディズニーが公表した製作費の約1億8,000万ドルに、撮り直しの諸経費と宣伝費を上乗せした総額のコストは恐らく3億ドルを超えているだろう…と、ウワサされている巨額を取り返すためには世界総額の興行成績が少なくとも、8億ドルを突破しなければなりませんが、残念ながら…、

そこまでの大ヒットを叩き出せる魅力も見どころもない…とされる「キャプテン・アメリカ 4」は、ビジネスとしては失敗…の赤字映画になりそう…と予想されていますから、いまのキャプテン・アメリカが本当にアベンジャーズのリーダーでいいの?!というツッコミも、また言われそうですね。


第2位 (初) 「パディントン・イン・ペルー」(9,000万ドル)

$13,000,000−(3,890館/$3,342)−$13,000,000

RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A

地元の英国では昨2024年の秋に封切られた「くまのパディントン」シリーズの第3作め「パディントン・イン・ペルー」を、大統領の日の祝日を含めた週末の勝負作として、ファミリー向けに全米公開した配給のソニピが公表した封切り成績は約1,300万ドルでした…!!、もう約10年前の…


2015年1月半ばに全米公開された第1作めの封切り成績は約1,897万ドル(3,303館)、2018年の同じく1月半ばに映画館に登場した第2作めの同成績は約1,100万ドル(3,702館)でしたが…、


お金の価値の変化のインフレ率に応じて、それぞれの成績を換算すると、第1作めは現在のお金にすると約2,549万ドルを稼いでいたことになりますし、第2作めは約1,408万ドルを売りあげていたことになります。よって、第3作めの封切り成績の約1,300万ドルは、第1作めのほぼ半分…ということになりますし、第2作めからも、やや後退しているわけですが、しかしながら…、

北米で明日の祝日の月曜日に映画館に出かけよう!!というファミリーも当然いるはずですから、明日の大統領の日の売りあげの見込みを含めた週末4日間の成績としては、恐らく約1,600万ドル前後になるのでは…と予想されてる第3作めの封切り成績は、実際のところ第2作めを超えそうだ!!と評価することができるかもしれません。なお、前述のように諸外国ではもう、とっくに公開された「パディントン・イン・ペルー」は世界総額の成績としては、1億ドルを超えた約1億897万ドルを稼いでいるため、すでにヒット作となっています…!!


第3位 (2) 「ハート😍アイズ」(1,800万ドル)

$10,000,000−(3,102館/$3,224)−$21,531,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B-


第4位 (1) 「ドッグ・マン」(4,000万ドル)

$9,730,000−(3,334館/$2,918)−$66,816,000

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 64 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (初) 「ナタ 2」(8,270万ドル)

$7,300,000−(660館/$11,061)−$7,300,000

RT の評論家の支持率 -- % / Metacritic スコア -- / 出口調査の CinemaScore --

少年ジャンプに連載(1996年〜2000年)された藤崎竜さん作の同名コミックや、1979年に公開されたアニメ映画の「ナーザの大暴れ」の原作としても知られる中国の明の時代に世に出たとされる神怪小説の古典「封神演義」を元ネタにし、2019年に大ヒットになった「ナタ(哪吒之魔童降世)」の続編です…!!、世界最大の映画市場の中国では先月1月末に、いわゆる旧正月の目玉映画…


…として封切られるや、瞬く間にトンデモない大動員を集めて、アメリカのドルで言えば、約13億7,000万ドルを超える巨額を稼いで、ニンテンドーのアニメ映画「スーパー・マリオ・ブラザーズ・ムービー」(2023年)の世界総額の興行成績=約13億5,915万ドルを追い抜いてしまい、今のところアニメ映画史上では第3番め!!の超ウルトラ特大ヒット作!!にまで急上昇したどころか…、

史上第1位のディズニー・ピクサー作品「インサイド・アウト 2」が昨2024年の夏に稼いだ記録の約16億9,886万ドルをも突破して、アニメ映画史上の最大ヒット作の頂点に新たに君臨するのは、まず間違いがないだろう…と言われています…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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