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Billy's footnotes 💬 Day 263


ジョシュ・ルーベン監督(「ウェアウルヴズ・ウィズイン」2021年)(写真 ↓ 白髪まじりのヒゲのおじさん)が、先々月の今夏7月末に撮影を終えたオリヴィア・ホルト主演のバレンタイン・デーをテーマにしたホラーのロマコメ「ハート😍アイズ」の北米での配給権を取得したソニピが…

全米公開日を発表しました…!!と書けば、来年2025年春の2月14日のバレンタイン・デーは新作映画が封切りの初日を迎える週末の金曜日!!という好都合だから当然、2025年2月14日全米公開だよね!!と先読みしてくださったかもしれませんが…、


残念ながら同日はマーベルのコミックヒーロー映画「キャプテン・アメリカ」シリーズ第4作めのアンソニー・マッキー主演の「ブレイブ・ニュー・ワールド」の全米公開が予定されているため、マーベルの「クローク&ダガー」の光の短剣を持つ戦うヒロインのタンディの主演作は、キャップとの興行対決を避けて、1週前の来年2025年春の2月7日全米公開!!の予定となっています…!!

カップルばかり狙う殺人鬼ハート・アイズ・キラーがシアトルに出現!!、バレンタイン・デーの夜に残業するハメになった男女の同僚たちが帰宅の途中、カップルに間違われ、ハート・アイズ・キラーから追われることに…!!といった「ハート😍アイズ」で、オリヴィアのお相手に起用されたのは、「スクリーム」シリーズのメイソン・グッディングです…!!、オリヴィア・ファンの方はお楽しみに…!!



「エイリアン」シリーズの大ヒット作「ロミュラス」ケイリー・スペニーちゃんのほかに要注目の女優は?!と言えば、彼女の名前があげられそうなソフィー・サッチャー「ザ・ブギーマン」(2023年)が、クロエ・イースト(「ザ・フェイブルマンズ」2022年)と組んで…、


ダブル主演をつとめ、ヒュー・グラントだけに一見すると、ひとのよいオジサンに見えるサイコと対決するハメになるホラー映画「ヘレティク」つまり「異端者」の新しい予告編を、配給の A24 がリリースしてくれました…!!、先ごろ閉幕した第49回めのトロント国際映画祭でのプレミア上映の結果が、まずまずの好評だった「ヘレティク」は、ソフィーとクロエが演じるモルモン教の宣教師のコンビが布教活動のため訪問したリードさん=ヒュー・グラントの屋敷に閉じ込められ、魔の手に堕ちることに…!!という物語ですが…、


しかし、実際のところ、映画の核心はリードさんが、「モルモン書」を執筆したアメリカの宗教的指導者の故ジョセフ・スミス Jr.(1844年没)はアラフォーだと言うのに、複数の15歳以下の少女どころか女児とすら結婚したロリコン問題から、モルモン教は一夫多妻の制度を廃止した…などの不都合な「現実」を指摘して、宗教や教会なんて表向きはきれいごとを並べ立てながらも、本音は金と力を求めて、ドロドロ…の大企業と変わりない偽善であり、宣教師は「宣伝・広報のパブリシスト」にしか過ぎない…と、ソフィーとクロエの宣教師コンビに逆に説教して、彼女たちの信仰を打ち砕こうとする「宗教とは?!」

…こそが真のテーマであり、ホラー映画の体裁をとったのは、宗教をめぐるドラマに商業的な売りの要素を追加するため…のような受けとめ方も言われてますから、自分はホラー映画なんかより、もっと知的なドラマが観たいという大人の映画通の方は、やっぱり、いわゆる異色の「A24 ホラー」はとんがっていて、角が立つな…と理解してもよいのかもしれない「ヘレティク」の創り手は、アダム・ドライヴァー VS. 恐竜の SF サバイバル映画「65」(2023年)のスコット・ベックとブライアン・ウッズの監督コンビ。全米公開は今秋11月15日からの予定です…!!

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🧡 Pretty Girls 🍒 safiia_iliasova



Photo Credit: @safiia_iliasova. All Rights Reserved.

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Watch ▶ the Trailer for Tim Mielants' 'Small Things like These' starring Cillian Murphy


ベルギー映画界のティム・ミーランツ監督(「パトリック」2019年)が、「オッペンハイマー」(2023年)のキリアン・マーフィーを主演に迎えて、アイルランドの作家クレア・キーガンが、2021年に発表した同名のベストセラー小説を映画化し…、


今春2月開催の第74回のベルリン国際映画祭のプレミア上映で、絶讃の高評を博した「ほんのささやかなこと」の配給権を取得したライオンズゲートが、北米での今秋11月8日限定公開での封切りに向けて、予告編を初公開したので、映画通の方はチェックしておいてください…!!



1985年、アイルランドの小さな町。寒さが厳しくなり石炭の販売に忙しいビル・ファーロングは、町が見て見ぬふりをしていた女子修道院の「秘密」を目撃し……。優しく静謐な文体で多くの読者に愛される現代アイルランド文学の旗手が贈る、史実に基づいた傑作中篇。

…とのことで、キリアン・マーフィー演じる主人公のビルが知ってしまった女子修道院の「秘密」とは、英国を代表する名優ピーター・マラン(「マイ・ネーム・イズ・ジョー」1998年)が監督として、メガホンをとり、2002年開催の第59回ヴェネツィア国際映画祭のグランプリにあたる金獅子賞に選ばれた「マグダレンの祈り」(↓ 予告編)が描いた「マグダレン修道院事件」つまり…


様々な理由から家族や社会に見捨てられ、修道院とは名ばかりの強制労働施設に放り込まれた女性たちが、己の罪を洗い流せと宗教的なおためごかしを建前にした洗濯の無給労働をさせられていたばかりか、言葉にできない虐待を受けていた実態が暴露され、政府と教会とが結託した悪だくみが明るみに出た人権侵害事件の実話のことですが…、


そのアイルランドの黒歴史の「ほんのささやかなこと」を知ってしまったキリアン・マーフィーの主人公ビルは果たして、どのような行動をとるのか…?!、共演者として、前述の「マグダレンの祈り」のメイン・キャストをつとめたアイリーン・ウォルシュが、キリアン・マーフィーの妻の役を演じてくれたほか…、

「デューン」シリーズのプリクエールにあたる配信シリーズの主演作「プロファスィ」(全6話)が今秋11月にリリースされる予定のエミリー・ワトソン、トム・ホランド主演の「スパイダーマン」シリーズの第2作め「ファー・フロム・ホーム」(2019年)では、ミステリオ(ジェイク・ジレンホール)の一味だったクレア・ダンたちが出演しています…!!

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Billy's footnotes 💬 Day 260


今夏に世界中で大ヒットになったケイリー・スペニーちゃん主演の「エイリアン」シリーズが復活を果たした劇場公開映画の「ロミュラス」と並行して進められた…

シドニー・チャンドラー(「シュガー」2024年)(↑)を主演に起用した Hulu / Disney+ の「エイリアン」の配信シリーズ「アース」(2025年リリース)の仕掛け人のクリエイター、ノア・ホーリーが、現地のピーコック・シアターで昨夜の9月15日(日)に開催された第76回のプライムタイム・エミー賞 授賞式の会場で、マスコミに応じた発言によれば…、

宿主が何であれ、それ次第によって、最終的に誕生するクリーチャーは変わる…


…とのことで、地球を物語の舞台にした「アース」に、過去の「エイリアン」シリーズの作品に登場したゼノモーフよりも、さらに恐ろしいゼノモーフを出現させたい…!!


…と、ノアは趣向を凝らしたそうですから、デヴィッド・フィンチャー監督の「エイリアン 3」(1992年)では雄牛が宿主に使われた(↑)のと同様に、ひとではない別の生き物からゼノモーフが飛び出すのかもしれませんね…!!



「アバター」シリーズのジェームズ・キャメロン監督が、広島と長崎の二度の原爆投下を生き延びた二重被爆者の故山口彊(つとむ)さん(2010年没)(↓ 写真)を主人公にして…、

日本人の被爆体験の悲惨をあらためて、いまの世界に訴えたい新作映画の企画「広島からの最後の列車」に、できるだけ早く着手したい意向は、これまでに繰り返し伝えられていますが…、


同監督が「広島からの最後の列車」の原作者にあたるチャールズ・R・ペレグリノ著の出版前の新刊「広島の幽霊たち」の映画化権をイチ早く取得したことで、あらためて新たに、またまた繰り返して、映画化への意欲が伝えられました。

いま取り組んでいる「アバター」シリーズがひと段落つき次第、キャメロン監督は次回作として、「広島からの最後の列車」の製作を進めるとのことです…!!


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