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Billy's footnotes 💬 Day 316


クロエ・イースト(「ザ・フェイブルマンズ」2022年)と一緒にダブル主演をつとめて、先週末に全米公開された A24 ホラーの「ヘレティク」が高評価を博し、興行的にも幸先のよいスタート


…を切ったソフィーは、ケイリー・スペニーちゃんと同様に映画通が注目の女優だけに、次の主演作もまた興味深い謎の SF ホラーの恋愛映画?!「コンパニオン」(来年2025年1月31日全米公開)です!!、予告編はコチラ!!






並行世界をネタにして、あのガンダムが…じゃなくて、あのマーベルのヒーローやヒロインたちが「もしも…」「…だったら」の物語を描いたアニメの配信シリーズ「What If...?」の…


シーズン ③ 全8話を来月12月の22日の日曜日から29日の日曜日にかけて、連続8日間毎日1話配信のメリー・マーベル・クリスマス!!を決行する Disney+ が予告編を初公開してくれました…!!

2代目のホークアイのケイト・ビショップ(声優はもちろんヘイリー・スタインフェルドちゃん)とシャンチー(声優はシャンチーのシム・リュウ)は西部劇の世界で共演するようですね…!!


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Weekend Box Office 💰 November 8 - 10, 2024 : 11月8日~10日の全米映画ボックスオフィスTOP5


ボブ・ディランと言えば、その伝説的なシンガーソングライター、そして、ノーベル文学賞を受賞した詩人の役に扮したティモシー・シャラメ(「ウォンカ 2」の製作に向けて、脚本の執筆が進められています)とエルたんが共演した音楽伝記映画の「ア・コンプリート・アンノウン」(12月25日全米メリー・クリスマス・ロードショー)が楽しみですが…、


ボブ・ディランが役者として、バイオレンス映画の神さまの故サム・ペキンパー監督(1984年没)の西部劇(↑)「パット・ギャレット・アンド・ビリー・ザ・キッド(邦題「ビリー・ザ・キッド / 21才の生涯」)」(1973年)に出演し、同映画に提供した名曲「Knockin' on Heaven's Door」つまり「天国への扉」を…、


ミュージシャンとしても活動している主演女優のソフィーが、彼女なりのアレンジで、この映画のために歌ってくれた「ヘレティク」版カバーの「天国への扉」(↓)の聴き応えも話題の…


天国ではなく、ヒュー・グラント演じるサイコ親父のリードさんの家のドアをノックしてしまったドアの選択の誤りから始まる恐怖を描いた異色のサイコ・ホラー映画を、いわゆる “ A24 ホラー ” の最新作として、全米公開した配給の A24 が公表した封切り成績は…、


第3位 (初) 「ヘレティク」(推定1,050万ドル)

$11,016,055−(3,221館/$3,420)−$11,016,055


RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore C+

予想されていた1,000万ドル前後の期待値に応じることができた約1,102万ドルでしたから、大統領選挙の話題に阻まれて、宣伝が浸透せず難しかった状況に重ねて、その選挙の結果が絶望的な悪夢だったことで、良識のあるひとたちは落ち込み、とても映画どころではない現状を踏まえると…

ソフィーとクロエ・イーストのモルモン教の宣教師コンビは大健闘!!と讃えられそうですし…、

スクリーンの数の違いがあるとは言え、A24 ホラーの昨2023年のヒット作「トーク・トゥ・ミー」の封切り成績=約1,043万ドル(2,340館)と同等だったことも大健闘だ!!と言えそうですし…、

評論家やジャーナリストといった知識人あるいは教養人たちが絶賛!!の一方、30代前後が約4割の大多数を占めた封切り興行の観客の出口調査のスコアは、ガッカリ…の金返せレベルの “ C+ ” と正反対の評価に…とつまり、その異色さゆえに賛否両論の是非が問われ、話題にされて、口コミが拡がり、息の長いロングセラーになる…という炎上商法?!めいていますが、ひとつの新しいカルチャーを創生していく A24 ホラーの必勝パターンに入っていますから…、


原案を提供したモンスター・ホラー映画「ア・クワイエット・プレイス」シリーズが大ヒット!!のスコット・ベックとブライアン・ウッズの監督コンビ(アダム・ドライヴァーとアリアナ・グリーンブラットちゃん共演の SF サバイバル映画「65」2023年)たちが、そもそも安い推定の製作費の約1,050万ドルを回収して、黒字を稼ぐのは間違いないのでは…!!、それにしても…、

出口調査の評価が絶不評なんだから、失敗作なんじゃないの…?!と思われる方もいるかもしれませんが、ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴといった都会の洗練された人たちは別として、地方のアメリカ人はバカばっかり!!と世界があざ笑った大統領選挙の愚かな結果から、かくなるうえは同じく A24 作品のケイリー・スペニーちゃん熱演!!の「シビル・ウォー」

…の結末を現実にするしかないんじゃないの…?!とまで切羽詰まっていきそうな状況を踏まえると、マンハッタンの独立系の配給会社 A24 の作品の全米の評価はどうして、いつも真っ二つになるのか?!、実際のところ映画通をうならせる優れた作品が多いのに、どうして、一般の観客の評価は低いのか?!の事情や、「シビル・ウォー」がどうして「今年2024年最大の問題作」なのか?!のわけも、あらためて、ご理解いただけたのでは…?!



*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「ヴェノム: ザ・ラスト・ダンス」(1億2,000万ドル)

$16,225,000−(3,905館/$4,155)−$114,819,000

RT の評論家の支持率 36 % / Metacritic スコア 41 / 出口調査の CinemaScore B-

前述のように大統領選挙から被る様々な悪影響に配慮して、映画スタジオの各社が作品を出し惜しみした…の事情もありますが、トム・ハーディ主演「ヴェノム」シリーズが3週連続の第1位!!をキープした3連覇は、この「ザ・ラスト・ダンス」が初めての新記録達成!!となっています!!



$11,100,000−(3,020館/$3,675)−$11,100,000

RT の評論家の支持率 89 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A

いわゆる「キリスト教の信者の方向け」の「宗教作品」だから、ふつうの映画サイトでは紹介されない「ザ・チョーズン」シリーズの創り手のダラス・ジェンキンス監督が…、

児童文学者のバーバラ・ロビンソンの同名代表作(邦訳「悪ガキをほめよう」文研じゅべにーる)を当然、「キリスト教の信者の方向け」に映画化した…と書けば、そもそもクリスマスはキリストの聖誕を祝う祭りなんだから「キリスト教の宗教映画」になるのは当たり前!!と言われそうな…


「ザ・ベスト・クリスマス・ペイジェント・エバー」を全米公開した配給のライオンズゲートが公表した封切り成績は、1,000万ドル以下の低い期待値を超えた約1,110万ドルでした…!!から…、


教会のお説教を通じて、映画を宣伝または布教し、鑑賞券を売りさばくことができる「宗教作品」は、いい金儲けになるぜ…!!のパターンのわけですが、そうした容易に稼ぐことができる「宗教作品」の儲けをより大きくするために、創り手たちが娯楽度を増して、宗教色を薄める…

…という本末転倒のひたすらカネ目当てか…の状況に入っていますから、この「ザ・ベスト・クリスマス・ペイジェント・エバー」も「宗教作品」として、ふつうの映画サイトでは、ほぼ採りあげられないものの、単にファミリー向けのクリスマス映画のコメディとして、お楽しみになられてもよいのかもしれませんが、ただし…、

「宗教作品」のお決まりとして、出口調査の高評価のスコア “ A ” を信じてはいけませんし、全米の観客は宗教に肯定的な作品には容易に高い評価を与えるが、「ヘレティク」のように宗教を疑問し、否定的な作品には容易に低い評価を与える…の傾向を踏まえると、神の名を掲げて、差別や暴力を肯定している共和党が大統領選挙に勝利し、神を否定してはいませんが、政治と宗教はもちろんのこと、宗教と科学や現実のデータを混同したりしない現代的に都会的な民主党が敗れ、アメリカ人は感情的なバカばかり!!と世界が腹を抱え、あざ笑っているのも理解できるかもしれません…。


…と、いみじくも、共に宗教をネタにしながら、異なる取り組み方の2本の新作映画への観客の評価が、大統領選挙の結果に比例したかのような皮肉の偶然について、複雑な思いのする週末のランキングとなっています…。


第3位 (初) 「ヘレティク」(推定1,050万ドル)

$11,016,055−(3,221館/$3,420)−$11,016,055

RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore C+


第4位 (2) 「ザ・ワイルド・ロボット」(7,800万ドル)

$6,650,000−(3,051館/$2,180)−$130,888,000

RT の評論家の支持率 98 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (3) 「スマイル 2」(2,800万ドル)

$5,000,000−(2,822館/$1,772)−$60,540,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 67 / 出口調査の CinemaScore B


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Billy's footnotes 💬 Day 282


エルたん「デューン」シリーズのティモシー・シャラメと共演した最新作「ア・コンプリート・アンノウン」が、全長版の新しい予告編をリリースしたので、どっちかのファンの方はもちろん、ボブ・ディランの名曲を愛する音楽通、そして、映画通の方はチェックしておいてください…!!

1960年代はじめの当時、勢いづいていたニューヨークの音楽シーンにセンセーショナルに登場し、まさに彗星のごとく瞬く間にヒットチャートを駆けあがったミネソタ出身の19歳の…


フォーク・シンガー、ボブ・ディラン(ティモシー・シャラメ)の歌と、その神秘的な存在感が世界を魅了し、1965年夏のニューポート・フォーク・フェスティバルで絶頂に達するまでの軌跡を…


同じく音楽伝記映画の「ウォーク・ザ・ライン」(2005年)で知られるジェームズ・マンゴールド監督が描いた音楽伝記映画の「ア・コンプリート・アンノウン」で、エルたんが演じているのは、ボブ・ディランの作詞に大きな影響を与えたアーティストの故スーズ・ロトロ(2011年没)さん。全米公開は年末…と言っても、もう再来月の12月の25日にメリー・クリスマス・ロードショー!!




さらに次の興味深い謎の SF ホラーの恋愛映画?!の主演作「コンパニオン」(2025年1月10日全米公開)が初公開した謎めいた予告編を、先週半ばの水曜日に紹介したソフィーが…、


「ザ・フェイブルマンズ」(2022年)のクロエ・イーストと組んで、ダブル主演をつとめ、異色のホラー映画に挑戦することで知られる “ A24 ホラー ” に登場した話題作「ヘレティク」つまり「異端者」が最終版だけに、これまでの予告編よりも映画の内容をあからさまにした新しい予告編を、配給の A24 がリリースしたので…、


ネタバレとまでは言いませんが、自分の目で映画を観る前に、あまり予備知識を抱えたくない…という方や、ソフィーの映画なら観るに決まってる!!という映画通の方は観ずにパスして、この…


ベック・アンド・ウッズ、つまりモンスター・ホラー映画の大ヒット作「ア・クワイエット・プレイス」シリーズの原案者にあたるスコット・ベックとブライアン・ウッズの監督コンビが、善人面したヒュー・グラントを妙に知的だけに底意地の悪いサイコ親父に起用したホラー・スリラー映画を観るか観ないか?!、微妙な方はぜひ、チェックしてみてください…!!

ソフィーとクロエが演じる主人公のモルモン教の宣教師コンビが布教のため訪問したリードさん=ヒュー・グラントの屋敷に閉じ込められ、自分たちの信仰心を試されることに…!!という宗教が大キライの苦手なひとはほくそ笑むかもしれない「ヘレティク」は来月11月8日から全米公開!!


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Watch ▶ the Teaser Trailer for Drew Hancock's Sci-Fi Horror Thriller 'Companion' starring Sophie Thatcher


映画通がいま要注目の女優のソフィーつまり、ひとの良さげな見た目とは裏腹のサイコ親父に扮したヒュー・グラントと対決する A24 ホラーの「ヘレティク(異端者の意味)」が、今秋の話題作のひとつとして、11月15日から全米公開のソフィー・サッチャーが…、

謎の民泊ホラーが話題になった「バーバリアン」(2022年)のザック・クレッガー監督を仕掛け人として組んだことで、ホラー好きは色めきたってしまう謎の SF ホラーの恋愛映画?!の最新作「コンパニオン」を…


新年2025年最初の全米公開映画の 1本めとして、1月10日に封切る予定のニュー・ライン・シネマが、物語のあらすじや設定などは何も紹介せずに、映画の内容を伏せたまま、最も最初の先行版の予告編を披露してくれました…!!


「バーバリアン」をご覧になられた方は、「民泊ホラー」を売りとしながらも、「民泊」は、あくまでも物語の発端にしかすぎず、実際の展開は予告編から受けた印象とは、かなり異なっていた!!のよくも悪くも裏切られたサプライズに面食らったはずですから、果たして、どんな思いがけない展開が待ち受けているのか?!、乞うご期待の「コンパニオン」のメガホンを、プロデューサーのザック監督から託されて、実際に映画を作ったのは新人のドリュー・ハンコック監督。ソフィーの共演者は…、

Prime Video の人気シリーズ「ザ・ボーイズ」のジャック・クエイド、笑顔の絶えないホラー映画の続編「スマイル 2」が今月10月18日に全米公開のルーカス・ゲイジ、「ミッシング」(2023年)のミーガン・スリ、そして、撮影が先ごろ無事に終了を迎えた「ジュラシック・ワールド」シリーズギャレス・エドワーズ監督作「リバース」(2025年7月2日全米公開)が楽しみなルパート・フレンドといった顔ぶれ!!、キング原作ホラーの「ザ・ブギーマン」(2023年)も面白かったソフィーの新作をお楽しみに…!!


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Billy's footnotes 💬 Day 263


ジョシュ・ルーベン監督(「ウェアウルヴズ・ウィズイン」2021年)(写真 ↓ 白髪まじりのヒゲのおじさん)が、先々月の今夏7月末に撮影を終えたオリヴィア・ホルト主演のバレンタイン・デーをテーマにしたホラーのロマコメ「ハート😍アイズ」の北米での配給権を取得したソニピが…

全米公開日を発表しました…!!と書けば、来年2025年春の2月14日のバレンタイン・デーは新作映画が封切りの初日を迎える週末の金曜日!!という好都合だから当然、2025年2月14日全米公開だよね!!と先読みしてくださったかもしれませんが…、


残念ながら同日はマーベルのコミックヒーロー映画「キャプテン・アメリカ」シリーズ第4作めのアンソニー・マッキー主演の「ブレイブ・ニュー・ワールド」の全米公開が予定されているため、マーベルの「クローク&ダガー」の光の短剣を持つ戦うヒロインのタンディの主演作は、キャップとの興行対決を避けて、1週前の来年2025年春の2月7日全米公開!!の予定となっています…!!

カップルばかり狙う殺人鬼ハート・アイズ・キラーがシアトルに出現!!、バレンタイン・デーの夜に残業するハメになった男女の同僚たちが帰宅の途中、カップルに間違われ、ハート・アイズ・キラーから追われることに…!!といった「ハート😍アイズ」で、オリヴィアのお相手に起用されたのは、「スクリーム」シリーズのメイソン・グッディングです…!!、オリヴィア・ファンの方はお楽しみに…!!



「エイリアン」シリーズの大ヒット作「ロミュラス」ケイリー・スペニーちゃんのほかに要注目の女優は?!と言えば、彼女の名前があげられそうなソフィー・サッチャー「ザ・ブギーマン」(2023年)が、クロエ・イースト(「ザ・フェイブルマンズ」2022年)と組んで…、


ダブル主演をつとめ、ヒュー・グラントだけに一見すると、ひとのよいオジサンに見えるサイコと対決するハメになるホラー映画「ヘレティク」つまり「異端者」の新しい予告編を、配給の A24 がリリースしてくれました…!!、先ごろ閉幕した第49回めのトロント国際映画祭でのプレミア上映の結果が、まずまずの好評だった「ヘレティク」は、ソフィーとクロエが演じるモルモン教の宣教師のコンビが布教活動のため訪問したリードさん=ヒュー・グラントの屋敷に閉じ込められ、魔の手に堕ちることに…!!という物語ですが…、


しかし、実際のところ、映画の核心はリードさんが、「モルモン書」を執筆したアメリカの宗教的指導者の故ジョセフ・スミス Jr.(1844年没)はアラフォーだと言うのに、複数の15歳以下の少女どころか女児とすら結婚したロリコン問題から、モルモン教は一夫多妻の制度を廃止した…などの不都合な「現実」を指摘して、宗教や教会なんて表向きはきれいごとを並べ立てながらも、本音は金と力を求めて、ドロドロ…の大企業と変わりない偽善であり、宣教師は「宣伝・広報のパブリシスト」にしか過ぎない…と、ソフィーとクロエの宣教師コンビに逆に説教して、彼女たちの信仰を打ち砕こうとする「宗教とは?!」

…こそが真のテーマであり、ホラー映画の体裁をとったのは、宗教をめぐるドラマに商業的な売りの要素を追加するため…のような受けとめ方も言われてますから、自分はホラー映画なんかより、もっと知的なドラマが観たいという大人の映画通の方は、やっぱり、いわゆる異色の「A24 ホラー」はとんがっていて、角が立つな…と理解してもよいのかもしれない「ヘレティク」の創り手は、アダム・ドライヴァー VS. 恐竜の SF サバイバル映画「65」(2023年)のスコット・ベックとブライアン・ウッズの監督コンビ。全米公開は今秋11月15日からの予定です…!!

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Weekend Box Office 💰 July 5 - 7, 2024 : 7月5日~7日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

人気キャラクターのミニオンたちを世に送り出したアニメ・スタジオのイルミネーションのまさに代表作「怪盗グルー」の本流シリーズとしては第4作めですが、スピンオフのプリクエール「ミニオンズ」シリーズを含めると通算第6作めにあたる…

第1位 (初) 「デスピカブル・ミー 4」(1億ドル)

$75,000,000−(4,428館/$16,938)−$122,620,000


RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A

「デスピカブル・ミー 4」を独立記念日の連休の目玉映画として封切ったユニバーサル映画が公表した週末3日間のオープニング成績は約7,500万ドル、初日の水曜日つまり独立記念日7日4日の前日の3日からの計5日間を通しての売り上げは、いきなり大台の1億ドルを突破した約1億2,262万ドルの特大ヒットでした…!!から…


不振の今夏の全米映画興行は「インサイド・アウト 2」に続けて、子どもたちから「観たい!!」とせがまれたら仕方がないアニメ映画に救われた格好ですが、しかし、実際のところは…、


ジョーイ・キングちゃんが声優の新キャラクター、ポピーが活躍して、人気のヒーロー映画の要素を追加した「デスピカブル・ミー 4」の封切り成績の約7,500万ドルは、前作「3」(2017年)の同成績=約7,243万ドル(4,529館)こそ超えたものの、「ミニオンズ」の第1作め(2015年)の約1億1,572万ドル(4,301館)と、その続編の「ミニオンズ」の第2作め(2022年)の約1億701万ドル(4,391館)と比べると見劣りしてしまいますし…、

本流の「怪盗グルー」の第2作め(2013年)が、同じく独立記念日の前日に公開され、週末の3日間に約8,423万ドル(3,997館)を稼ぎ、計5日間のトータルは約1億4,307万ドルの特大ヒットだったのを振り返ると、つまり「怪盗グルー」と「ミニオンズ」をあわせたシリーズ全体での位置づけとしては、第4作め又は通算第6作めは下から数えたほうが早い史上4番めの封切りヒットでしかない…


…という実態を踏まえると、第1作めが世に出た2010年から、もう15年近くにもなる旧いシリーズですから、さすがに飽きられてきたのかな…といった感じがしないでもありませんが、封切り興行の観客全体の8割以上が支持をして、ターゲットの12歳以下の児童に限れば、9割以上だけに、ほぼ全員が面白かった…!!と大絶賛の出口調査の結果なので、ミニオンズたちの騒動はまだまだ続きそうですね…!!


第2位 (1) 「インサイド・アウト 2」(2億ドル超)

$30,000,000−(3,760館/$7,979)−$533,823,699

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A



$21,000,000−(3,688館/$5,694)−$94,356,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore B+


第4位 (初) 「マキシーン」(???ドル)

$6,705,038−(2,450館/$2,737)−$6,705,038

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore B

CIA では成人向けの「18禁」の「ポルノ」の要素を含む作品の紹介を差し控えているのに加えて、この「X」シリーズに主演するミア・ゴスが、エキストラの出演者を愚弄し、暴力をふるった虐待疑惑の人格問題が言われていることもあり、採りあげていない第3作めの「マキシーン」を…

独立記念日の連休に公開した配給の A24 が公表した封切り成績は、たったの約671万ドルでした。とは言え、ともに一昨年の2022年に封切られた第1作め「X」の同成績は約428万ドル(2,865館)、第2作めのプリクエール「パール」は約313万ドル(2,935館)でしたから、そうした低い水準ながら、「マキシーン」はとりあえず、シリーズ最大の封切りヒットの記録を更新した…ことにはなっています。ただし…、


エリザベス・デビッキ、リリー・コリンズ、ジャンカルロ・エスポジート、ケヴィン・ベーコン、そして、ソフィー・サッチャーまで出演してる!!と、創り手のタイ・ウェスト監督がメジャーなキャストを増した豪華な顔ぶれの「マキシーン」は、製作費の具体的な金額を公表していないものの、「X」と「パール」がどちらも低予算のたった100万ドルで作られたのとは違い、製作費の規模を拡大したのは間違いありませんから、その元手を考慮すると、シリーズ最大の封切りヒット!!だからと言っても、そんなによろこぶことはできないかもしれませんし…、


この「マキシーン」の封切り興行の観客の約4割が、18歳から24歳の青年層に占められた、つまりソーシャル・メディアを利用する頻度の高い若者にウケていることから、ソーシャル・メディアを利用して稼ぎたいだけの映画垢が積極的に「X」シリーズを採りあげて、ネタにし「煽る」ため、優れた内容のヒットしている話題の人気作か…!!と焦って、カン違いしそうになりますが…、

出口調査では、周囲に「マキシーン」の鑑賞を薦めますか?!に「イエス」と回答は約6割弱ですから、そんなに必見の映画ではなさそうですし、要は低予算ホラーのお決まりとして、若者向けにエロと残酷描写を売りにし、手堅く稼ぎたいローリスク・ローリターンのパターンか…となりそうですね。なお、「X」トリロジーという書き方や言い方もされますが、「X」のタイトルのブランド化に成功した商売だけに、さらに続く第4作めが検討されているため、3部作とは限らないので、「X」シリーズのほうが適切のように思われます。



$6,550,000−(2,644館/$2,477)−$177,359,000

RT の評論家の支持率 64 % / Metacritic スコア 54 / 出口調査の CinemaScore A-


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Watch ▶ the Trailer for Beck & Woods' Psychological Horror 'Heretic' starring Sophie Thatcher, Chloe East and Hugh Grant


大都会のニューヨークを舞台にしたことで、迫力の見どころが増した「始まりの物語」の最新作「デイ・ワン」が、この週末の6月28日から全米公開のモンスター・ホラー映画の大ヒット作「ア・クワイエット・プレイス」シリーズの原案者のベック・アンド・ウッズと言えば…、


アリアナ・グリーンブラットちゃんがアダム・ドライヴァーと共演し、太古の地球を舞台にして、恐竜と対決したSFサバイバルのアクション映画「65」(2023年)が、それなりに楽しめた創り手のスコット・ベックとブライアン・ウッズの監督コンビのことですが…、


そのベック・アンド・ウッズが、あろうことか、原作の同名短編小説とは異なる展開の脚本を執筆するも、原作者のスティーヴン・キングが、その改変をむしろ気に入って、高評価してくれたことでも話題になったホラー映画「ザ・ブギーマン」(2023年)に続けて、いま要注目の女優のひとりのソフィー・サッチャー(「スター・ウォーズ」が、彼女を「ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット」の脇役のひとり…なんかに使ってしまったのは大失敗…)と組んで…、

ソフィーの相棒の役にクロエ…と言っても、モレッツではなく、ディズニー・チャンネルの「リブとマディ」などで知られたクロエ・イーストを起用し、彼女たちが演じるモルモン教の若い宣教師のコンビが布教活動のため訪問し、善人面に騙されて、やすやすと足を踏み入れた屋敷に閉じ込められるハメになった悪役のサイコのビョーキ親父には…、

「ノッティングヒルの恋人」(1999年)や「ブリジット・ジョーンズ」シリーズなどのロマコメのヒット作で知られ、ユーモアに富んだ人物の役どころを得意としてきただけに、ホラー系は約36年も昔の1988年に封切られた故ケン・ラッセル監督の「白蛇伝説」以来の超久しぶり!!と言える…


ヒュー・グラントを起用したことが最も大きな見どころ!!のベック・アンド・ウッズ監督コンビの最新作「ヘレティク」つまり「異端者」の予告編を配給の A24 が…と書けば、常連のご愛読者の映画好きのみなさんは、ひと筋縄ではいかない異色のひねりが効いた風変わりなホラー映画のいわゆる「A24 ホラー」の最新作か…!!


…と期待して、映画館に出かけるか配信で観るかはさておき、ひとまず鑑賞予定のリストに入れたはずのソフィーの最新作「ヘレティク」は、今秋の話題作として、11月15日から全米公開です!!

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Weekend Box Office 💰 June 9 - 11, 2023 : 6月9日~11日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。


$60,500,000−(3,678館/$16,449)−$60,500,000

RT の評論家の支持率 53 % / Metacritic スコア 42 / 出口調査の CinemaScore A-


「トランスフォーマー 7」の封切り成績については、上 ↑ の 🔗 文字のリンク、または下 ↓ のポスターをタップしてください…!!


ジェームズ・ガン監督の「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」シリーズとしては完結編にあたる第4位のディズニー・マーベルの今夏の大ヒット作「Vol.3」が、全米公開初日(5月5日)に叩き出した約4,810万ドル(4,450館)を超えた…

約5,181万ドル(4,313館)を稼いだことで、今のところ今年2023年では最大の初日ヒットを記録した暫定の第1位!!に、いきなり浮上した「アクロス・ザ・スパイダーバース」は、トム・ホランド主演の実写の「スパイダーマン」第3作めにあたる新旧シリーズ集大成「ノー・ウェイ・ホーム」(2021年)のあろうことか、いきなり大台の1億ドルを突破した初日売り上げの約1億2,196万ドル(4,336館)にこそ敵わなかったものの、第1作め「ホームカミング」(2017年)=約5,078万ドル(4,348館)と第2作め「ファー・フロム・ホーム」(2019年)=約3,926万ドル(4,634館)の初日売り上げは超えたことで、まさに…


$55,425,000−(4,332館/$12,794)−$225,446,000


RT の評論家の支持率 95 % / Metacritic スコア 86 / 出口調査の CinemaScore A

実写のマーベル・シネマティック・ユニバースに引けをとらないヒーロー映画の大ヒット作に発展していますが、前作「イントゥ・ザ・スパイダーバース」(2018年)の国内での最終的な売り上げの約1億9,017万ドルを早くも公開2週めにして超えた約2億2,545万ドルを稼いでいる「アクロス・ザ・スパイダーバース」の2週めの成績の約5,543万ドルは、初登場第1位「トランスフォーマー」シリーズ通算第7作め「ライズ・オブ・ザ・ビースツ」の封切り成績の約6,050万ドルに肉迫していますから、北米で明日の週明けの月曜日(12日)に発表される厳密な精算を経た週末成績の結果では第1位と第2位が入れ替わってしまったとしても、不思議ではないですね!!、なお、ハリウッド映画のアニメ作品としては…


史上最長の上映時間にあたる約2時間20分の「アクロス・ザ・スパイダーバース」は、約2時間7分の「トランスフォーマー 7」よりも映画館の座先の回転率がよくないことや、IMAX 上映などの割高な特別興行の上映館数が多い「トランスフォーマー 7」の顧客単価の平均値が約13.51ドルに対し、「スパイダーマン」は約12.49ドルと、やや不利ですが、トータルの上映館数では大きく勝っているため、実際に動員している観客の数は超ロボット生命体よりも多いのかもしれません…!!


第3位 (2) 「ザ・リトル・マーメイド」(2億5,000万ドル)

$22,790,000−(4,320館/$5,275)−$228,810,339

RT の評論家の支持率 67 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A



$7,028,000−(3,175館/$2,214)−$335,400,769

RT の評論家の支持率 81 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (3) 「ザ・ブギーマン」(3,500万ドル)

$6,917,000−(3,205館/$2,158)−$24,737,895

RT の評論家の支持率 62 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore B-

公開2週めには垂直落下式に観客を大きく失ってしまいかねないホラー映画なのに、「トランスフォーマー」、「スパイダーマン」、そして、同じディズニー作品「リトル・マーメイド」の上位の3つのブロックバスター映画を相手に、そもそも配信映画だった「ザ・ブギーマン」が集客減を約-44%に抑えたのは立派!!として、ロブ・サヴェージ監督(↑)と主人公の姉妹を演じたソフィー(↑)とヴィヴィアンちゃん(↓)をホメてあげることができそうかもしれません…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 June 2 - 4, 2023 : 6月2日~4日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。


$120,500,000−(4,313館/$27,939)−$120,500,000

RT の評論家の支持率 95 % / Metacritic スコア 86 / 出口調査の CinemaScore A

前夜祭興行の成績をもとに予想された封切り成績を大きく超えた結果を叩き出し、まったく驚きの「スパイダーマン」の並行世界のアニメの第2弾「アクロス・ザ・スパイダーバース」については、別に詳しい記事を作るつもりが、興行成績のデータベースのサイトがタイミング悪く、ダウンされてしまい…、


ニューヨークの日時で言えば、今日の日曜日(6月4日)の午後の1時過ぎまで復旧せず、午前中の時間が無駄になり、過去のほかの作品の実績を調べることができなかったため、後日あらためて…にさせて頂きますが、しかし、毎日その日はその日の話題から優先的に…と流されてしまうので、ネットの世界ではタイミングを無駄にすると、もう取り返しがつかない事情はご了承ください。


そもそもの原作にあたる故アンデルセン作の童話「人魚姫」が出版された1837年当時の過去の現実としては、黒い肌のアフリカの人たちは奴隷として売買されて、人間扱いされず、酷使されていたのに、その黒歴史を無視して、アフリカ系のハリー・ベイリーをあえて主人公の人魚姫に起用し、一見すると人種の多様性を尊重する平等を訴えたかのようなディズニー映画「ザ・リトル・マーメイド」は…、

第2位 (1) 「ザ・リトル・マーメイド」(2億5,000万ドル)

$40,600,000−(4,320館/$9,398)−$186,207,067


RT の評論家の支持率 67 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A

自分らに都合の悪い過去は映画を使って、巧みにきれい事に書きかえてしまい、世間一般に誤った歴史認識のイメージを植えつけようとするアメリカ人お得意の情報操作のように見えなくもない…などと裏読みされてしまい、ブラック・マーメイドが翻って、むしろ正反対の白人至上主義の醜悪の象徴であるかのような皮肉が言われる諸外国では残念ながら、今ひとつ振るわないものの、アフリカ系の観客が多数派のアメリカの市場では絶好調だけに…、

ディズニーにとっては、自社のマーベル・シネマティック・ユニバースと間接的に並行世界がつながっているから、身内的な「アクロス・ザ・スパイダーバース」と、傘下の20世紀スタジオの作品だから、もろに身内の「ザ・ブギーマン」の両新作を相手に集客減を6割以下に抑えて、約4,060万ドルを稼いだのは、立派な公開2週めの成績!!と見なすことができるヒットとなっています!!


当初の予定どおりに、ディズニーの配信サービス Hulu / Disny+ のオリジナルの配信映画としてリリースされれば、興行成績の売り上げはなかったわけですから、どんな成績でも OK のヒットだ!!と冗談が言えそうな「ザ・ブギーマン」の封切り成績の約1,230万ドルは…、

第3位 (初) 「ザ・ブギーマン」(3,500万ドル)

$12,300,000−(3,205館/$3,838)−$12,300,000


RT の評論家の支持率 62 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore B-

昨2022年の初秋に話題になった笑顔が絶えない「スマイル」の同成績の約2,261万ドル(3,650館)や、恐怖のお友だちロボットのダンスが大ウケして、今年最初のヒット作になった「メーガン」の約3,043万ドル(3,509館)と比較すると、後者の半額以下の数字ですから…、


最近のホラー映画の話題作としては物足りない…と言われてしまいそうですが、前述の2作品のように広く世間一般からの関心までは寄せられていないロブ・サヴェージ監督のキング原作ホラーに期待された封切り成績は、1,000〜1,500万ドルの範囲だけに…、

並行世界のスパイダーマンたちとブラック・マーメイドに圧倒されず、ひとまず想定どおりの結果を出したのは、配信をやめて正解だった…!!と、ソフィーとヴィヴィアンちゃんの姉妹を讃えられるかもしれませんね…!!



$10,200,000−(3,580館/$2,849)−$322,711,454

RT の評論家の支持率 81 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (2) 「ファスト X」(3億4,000万ドル)

$9,240,000−(3,467館/$2,665)−$128,466,000

RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 55 / 出口調査の CinemaScore B+

「ワイルド・スピード」シリーズの第10作めは公開3週めにして、成績が1,000万ドルを下まわり、興行の寿命が早くも尽きそう…ですから、今年2023年全米公開映画の興行成績の年間ランキングのトップ10 には入ることができない可能性のほうが高そうですね…。


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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