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Billy's footnotes 💬 Day 354


First Trailer for James Gunn's 'Superman' starring David Corenswet, Rachel Brosnahan, Isabela Merced and Nicholas Hoult 🦸

「予告編の予告編」のチラ見せを昨日、紹介して、告知しておいたジェームズ・ガン監督の…


DC ヒーロー映画の最新作「スーパーマン」(新年2025年7月11日全米公開)の予告編を、DC スタジオのジェームズ・ガン社長が、ついに初公開してくれました…!!、この「スーパーマン」は…

「やさしさ」とか「いたわり」とか、「善良であること」についての映画なんです…。


…とのことで、今週はじめの月曜日(12月16日)にプレスを集めて、ひと足早く、「スーパーマン」の予告編を試写し、その自らが構想した新しい DC ユニバースの真の始まりの第1作めに込めた思いを語ってくれた創り手のジェームズ・ガン監督によれば…、

ぼくはジョージア州のド田舎に住んでいるんです。その辺りの人びとは必ずしも、世界について、ぼくと同じ考え方の信念を持っているわけではありませんが、それでも、ぼくは毎日、親切心や、ひとの美しさを目にしています。

この映画のテーマは、言わば、そこなんですね。世界中の人びとは基本的にはみんな良識というものを持っているはずなんです。

ぼくは、ひとは善良なものだと信じています。そして、このアメリカのひとたちのほとんど全員を信じています。例え、それぞれのひとが信じているイデオロギーや、政治の信条が異なり、それが他人からはどう見えるかや、実際のところ、どうなのかは別として、誰もが毎日を生きていくために、より良い自分であるために、最善を尽くしているはずなんです。

ぼくは、そこのところを描いたつもりです。この映画は突き詰めると何らかの「パワー」についての物語ではありません。毎日の暮らしにもがいて、苦闘を重ねている彼の姿を通して、ゆるい意味においての「ひととは…」を描いたつもりであり、みなさんは映画の始まりでは、スーパーマンのこれまでとは異なった一面を目にすることになります。


…と、その「異なった一面」というのが、どういう側面なのか…?!は、実際の映画を観てみないと何とも言えませんが、予告編の後半で、スーパーマン=デヴィッド・コレンスウェット(「ツイスターズ」2024年)が群衆から物を投げつけられ、非難されてるらしい様子が観られたことに驚いた方もいるはずですが、ガン監督は…、

誹謗中傷の怒声に叩かれて、まるで追い詰められていくのはみっともない…、カッコ悪い…と不快に見えるかもしれませんが、それでも、この映画は、ひとが本来持ってるはずの「親切心」や「やさしさ」を描いたものなんです…。

…とも語っていますから、あくまでも「ひとは善良」のはず…を信じ続けるのが、ガン監督の信念のようですから、予告編の冒頭のまさかのスーパーマンが傷ついて、墜落してしまうショッキングな始まりは…

傷つけられて、もうボロボロ…のスーパーマンは、いまのアメリカの姿です…。

…だそうですから、アメリカのシンボルのヒーローが「傷ついて、墜落…」には、今秋の大統領選挙の絶望的な結果を招いた「トランプ狂信」の「アメリカの終わり」が投影されていて、それでも、その暗黒の現実を覆して、立ち直る「ひとの善良な本質」を信じよう…!!というのが、ガン監督が新しい「スーパーマン」のヒーロー像として、世界に訴えたいことなのかもしれませんね…!!




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