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Billy's footnotes 💬 Day 236


レオが主演した「ザ・レブナント」(2015年)などの傑作映画で知られるメキシコ出身のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の謎の新作映画に、トム・クルーズが主演しますよ…!!

…と、今春2月下旬にお伝えしましたが、そのハリウッド版「ゴジラ」で知られるレジェンダリーが製作する謎の新作に、ホラー映画「トーク・トゥ・ミー」(2023年)が絶讃を博して、ヒットしたソフィー・ワイルドが起用されたほか、共演者として…、


「アナトミー・オブ・ア・フォール」(2023年)のザンドラ・フラーをはじめ、「ナイトクローラー」(2014年)のリズ・アーメッド、「シビル・ウォー」(2024年)のジェシー・プレモンスに、「10 クローバーフィールド・レーン」(2016年)のジョン・グッドマン、そして、「ドープシック」(2021年)のマイケル・スタールバーグらの名前が発表されました…!!、謎の新作ですから…、

物語の具体的な内容は伏せられていますが、ザックリとしたあらすじによれば、世界有数の権力者の主人公が、実は彼自身が放ってしまった災厄のせいで、何もかもが破壊されてしまう前に、自分こそが人類の救世主であることを証明しようと死にもの狂いになっていく…!!だそうです!!、トム主演の題名未定の謎の新作映画の続報をお楽しみに…!!



デイジー・エドガー=ジョーンズとグレン・パウエルが共演し、この夏もっとも楽しめた娯楽作のナンバーワンにあげるひとが少なくない「ツイスターズ」の NG 集をお楽しみください…!!


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Weekend Box Office 💰 August 16 - 18, 2024 : 8月16日~18日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

いまから約15年前の2009年に、ネットで話題になった南米ウルグアイ発の UFO と巨大ロボットの SF ディザスターのショート・ムービー「パニック・アタック」を観て、感心したサム・ライミ監督が才能を見込んで、ロサンゼルスに住まいとクルマを用意し、ハリウッドに招いた CM ディレクターのフェデ・アルヴァレズ監督(リメイク版「死霊のはらわた」2013年)が…、

リドリー・スコット監督の後継者と呼ぶにふさわしい「エイリアン」の新しい創り手!!として、大絶賛されるなんて…ッ!!と、その約15年前に同監督の紹介記事を書いたときには思ってもみませんでしたが、ケイリー・スペニーちゃん主演の「エイリアン」シリーズが完全復活を果たした「ロミュラス」を今夏の全米映画興行のサマー・シーズンを締めくくる最後の話題作!!として、封切った配給の 20世紀スタジオが公表したオープニング成績は、最も最初に予想された期待値の4,000万ドル前後そのまんまの約4,150万ドルでした…!!から…、

第1位 (初) 「エイリアン: ロミュラス」(8,000万ドル)

$41,500,000−(3,885館/$10,682)−$41,500,000


RT の評論家の支持率 81 % / Metacritic スコア 64 / 出口調査の CinemaScore B+

いま最高にカッコいい女優のケイリー・スペニーちゃんとしては、デビュー作の「パシフィック・リム・アップライジング」(2018年)の封切り成績=約2,812万ドル(3,708館)を超えたことで、自己ベストの記録を更新し、今春4月に封切られた今年2024年最大の問題作「シビル・ウォー」の成功に続けて、2打席連続ホームラン!!ですから、この夏のヒロインはケイリー・スペニーちゃんで決まり!!ということになりますが、しかし…、


リドリー・スコット監督が、生命の創造主の神に相当する宇宙人のエンジニアを登場させて、地球に人類が誕生した起源の謎と、あの生物兵器の恐ろしいエイリアンのクリーチャー、ゼノモーフは無関係ではなかった!!というトンデモないチンプンカンプンの構想を語ったことで、大きな注目を集めることには成功した失敗作「プロメテウス」(2012年)が稼いだ「エイリアン」史上最大の封切りヒットの約5,105万ドル(2012年)を超えられず、シリーズ史上 2番めの封切りヒット!!に甘んじたのは残念ですし…、

恐ろしいエイリアンのクリーチャーが襲ってくる!!という基本のコンセプトがおんなじの「ア・クワイエット・プレイス」の始まりの物語を描いたネコ映画の「デイ・ワン」が、先々月の6月末に稼いだ封切り成績の約5,220万ドル(3,708館)にもおよばず、ゼノモーフは負けてしまっていますが、「デイ・ワン」は実質的に年齢による視聴制限がないに等しい、つまり、ご家族そろって楽しめるレイティングの PG-13 だったのに対し、「ロミュラス」は大人向けの過激描写が盛り込まれた R 指定ですから、観客の市場の間口が違うハンデを踏まえると、両映画はほぼ同等のヒットか!!

…と見なせなくはありませんし、前述の「プロメテウス」にしても、製作費がブロックバスター級の約1億2,500万ドル超だったのに対し、そもそもは Hulu / Disney+ のオリジナル配信映画として、撮影がスタートした「ロミュラス」の製作費は約8,000万ドルに抑えられていますから、そのコスパのところを考慮すると元祖ドラゴン・タトゥーの女のノオミ・ラパスとシャーリーズ・セロンたちよりも、ともに若々しいプリシラとホークガールたちのほうが勝ることになるかもしれませんし…

18歳から30代半ばまでの若い世代が約6割を占める「ロミュラス」の観客の80%以上が支持をし、約7割に近い観客が周囲に鑑賞をお薦めしたい…!!と太鼓判の出口調査のスコアの “ B+ ” は…、


ジェームズ・キャメロン監督が手がけた第2作め(1986年)のスコア “ A ” に次ぐ、「エイリアン」史上2番め!!の高評価ですから…(※ ただし、1979年公開の第1作めは出口調査の記録がありませんから、そのリドリー・スコット監督のオリジナル映画を含まない「史上2番め」です)

フェデ・アルヴァレズ監督の「ロミュラス」は、映画の取り組み方の規模と興行成績、内容の評価のすべてが絶妙にマッチした「エイリアン」としては、久しぶりの待ちに待った最良の結果!!と位置づけることができそうなので、これまで「エイリアン」と言えば、リドリー・スコット監督の第1作めがお気に入り!!派と、ジェームズ・キャメロン監督の第2作めがお気に入り!!派の…

ふたつのうちのどちらかにファンが二分されていた感ですが、今後はそこに第3の選択肢として、「ロミュラス」がお気に入り派が加えられることになるかもしれませんし、「エイリアン」の顔の戦うヒロインと言えば、シガーニー・ウィーバーのリプリーひとりで決まり!!だったのが、そこにケイリー・スペニーちゃんのレインが大好き!!の別の新たな選択肢も追加されるのかも…!!


…と、そんな「エイリアン」が世代交代に成功した「ロミュラス」は、世界最大の映画市場の中国での封切り成績は 1,000万ドルにも届かず、やや苦戦するだろう…と思われていたのが、その予想のまさかの 2倍以上の約2,570万ドルを稼いだ大ウケの大ヒット!!を含めた諸外国からの売り上げの約6,670万ドルを足した世界総額の封切り成績は、いきなり1億ドル突破!!の約1億820万ドルですから、前述の控えめの製作費の約8,000万ドルを取り返して、黒字を稼ぐ興行的な成功が約束されたも同然だけに、「エイリアン」を続けてください!!と、フェデ・アルヴァレズ監督が求められるのは、もはや確実ではないでしょうか…!!、そして、アンバー・ミッドサンダーが主演した「プレデター」シリーズの…

通算第5作めにあたるダン・トラッチェンバーグ監督の「プレイ」(2022年)を Hulu / Disney+ から配信して、映画館で封切らず、大金をドブに捨てたも同然の間違い…と罵られた 20世紀スタジオの親会社のディズニーは「ロミュラス」の取り扱いを考え直して、正解だったわけですから、ケイリー・スペニーちゃんとはソフィア・コッポラ監督つながりのエルたんが主演するダン監督の「プレデター」の次回作「バッドランズ」が配信ではなく、劇場公開映画の取り扱いになるのも、確実ではないでしょうか…!!、なお、フェデ・アルヴァレズ監督は次の「AVP」は、自分とダン監督とがコンビを組んで、共同監督する共作にすればいいね…!!などと冗談を言っています…!!


第2位 (1) 「マーベルのヒーロー映画なのに、宣伝が常軌を逸した18禁レベルの下ネタだったことに正気と品格を疑い、嫌気がさして、紹介をやめ、マーベルは終わり…のピリオドになった映画」(2億ドル超)

$29,000,000−(3,960館/$7,323)−$545,816,895

RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (2) 「イット・エンズ・ウィズ・アス」(2,500万ドル)

$24,000,000−(3,739館/$6,419)−$97,785,000

RT の評論家の支持率 59 % / Metacritic スコア 54 / 出口調査の CinemaScore A-


第4位 (3) 「ツイスターズ」(1億5,500万ドル超)

$9,800,000−(3,483館/$2,814)−$238,439,000

RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A-


第5位 (--) 「コラライン」(6,000万ドル)

$8,391,479−(1,535館/$5,467)−$86,592,301

RT の評論家の支持率 91 % / Metacritic スコア 80 / 出口調査の CinemaScore --

初登場第1位「ロミュラス」のフェデ・アルヴァレズ監督は、15年前の2009年にサム・ライミ監督にスカウトされて、ハリウッドにやって来た!!と冒頭に書きましたが、奇しくも、その南米ウルグアイのアルヴァレズ監督のところに、いきなりサム・ライミ監督から電話がかかってきた同年の春に封切られた…と、つまり要するに…、

「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」(1993年)で知られるヘンリー・セリック監督が、ニール・ゲイマン作の児童文学「コララインとボタンの魔女」を原作とし、宮崎駿監督の「となりのトトロ」(1988年)のサツキ役の声優としても知られるダコタ・ファニングを声の主演に起用した…


スニーカーの Nike のアニメ・スタジオとも言われるライカの長編アニメ映画の第1作めが世に出てから、今年2024年は祝15周年のアニバーサリー!!のリバイバル上映が催され、「コラライン」がいきなり第5位に登場!!ですが…、


「コラライン」が人気の高い傑作とは言え、稼ぎ時の夏場と言うのに、サマー・ムービーの話題の新作よりも、もう誰もが観たに違いない懐しの旧作が上位ランキングに入ってしまう番狂わせ?!からしても、あぁ、いまの映画の状況はもうダメだな…といった感じがしないでもありません…?!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 August 9 - 11, 2024 : 8月9日~11日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「あまりにも下品のひどい汚い下ネタの宣伝のせいで、CIA では採りあげるのをやめて、あぁ、マーベル・シネマティック・ユニバースは終わったな…となってしまった映画」(2億ドル超)

$54,175,000−(4,330館/$12,512)−$494,331,382

RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (初) 「イット・エンズ・ウィズ・アス」(2,500万ドル)

$50,000,000−(3,611館/$13,847)−$50,000,000

RT の評論家の支持率 59 % / Metacritic スコア 54 / 出口調査の CinemaScore A-

テキサス州出身のベストセラー作家のコリーン・フーヴァーが、2016年に発表した同名の原作小説を「イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる」と題して、邦訳出版した二見書房の紹介によれば…

フラワー・ショップを開業したばかりのリリーと脳神経外科医のライルは偶然の出会いから、恋に落ちて結婚。仕事もプライベートも充実した毎日だったが、ライルには幼いころのトラウマがあることが発覚…。最後の最後まで心を揺さぶり、全米の女性をとりこにしたノンストップ恋愛小説。

…とのことで、DV、つまり家庭内暴力の深刻な問題がテーマに含まれているため、必ずしもロマンチックとは言えないノンストップ恋愛小説をもとに、ヘイリー・ルー・リチャードソンとコール・スプラウスが主演した難病系の青春恋愛映画の監督デビュー作「ファイブ・フィート・アパート」(2019年)が好評されて、ヒットしたジャスティン・バルドーニ監督(↓)がメガホンをとり…、

自ら問題の夫のライル役を演じて、お相手のヒロイン、リリー役にブレイク・ライヴリーを迎えた「イット・エンズ・ウィズ・アス」を封切った製作・配給のソニピが公表した封切り成績は…


当初に予想された期待値の2,000万ドル超を大きく超えた、うれしい大誤算の約5,000万ドルでしたから、製作費の約2,500万ドルは取り返したも同然!!の大成功のヒットどころかホームラン!!の結果となっています…!!、どうして、「イット・エンズ・ウィズ・アス」がいきなりのヒットどころか、ホームランになったの…?!というのは…、


原作者のコリーン・フーヴァーのファンの膨大な愛読者の市場をしっかりとつかむことができたばかりか、映画の出来栄えについて、ジャーナリストは高評していないものの、愛読者のみなさんは納得して、気にいっていること。

ブレイクの親友のテイラー・スウィフトが予告編に楽曲を提供し、テイラーお薦めだから、テイラーの膨大なファンがやって来たこと。

ブレイクが第1位のマーベルのコミックヒーロー映画に声優として、カメオ出演をしたことが話題になり、同ヒーロー映画のヒーローたちが宣伝に協力して、絶讃お薦めしたことで、第1位の映画とカップルのニコイチのように見なされた…と、つまり、昨2023年の夏に「オッペンハイマー」と「バービー」は、そもそも無関係なのに「バービー」側が、大ヒット確実のクリス監督の「オッペンハイマー」にあやかって、カップルのニコイチのように勝手に宣伝したことで、どちらの映画も想定以上の大ヒットになった!!のと同じ効果が生じたこと。


…などが、この「イット・エンズ・ウィズ・アス」の思いがけない大ヒットの根拠のように言われていますが、「全米の女性をとりこにした…」のとおり、観客全体の約9割を占める女性たちのうちの8割以上が支持をする出口調査の大絶讃ですから、テイラー・スウィフトやマーベルのヒーローたちが薦めなくても、この映画はおのずと、観客のお薦めの口コミで大ヒットになっていたかもしれませんね…!!


第3位 (2) 「ツイスターズ」(1億5,500万ドル超)

$15,000,000−(3,664館/$4,094)−$222,262,000

RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A-


第4位 (初) 「ボーダーランズ」(1億2,000万ドル)

$8,800,000−(3,125館/$2,816)−$8,800,000

RT の評論家の支持率 10 % / Metacritic スコア 27 / 出口調査の CinemaScore D+

主人公にあたるバウンティ・ハンターの戦うヒロイン、リリスは原作のゲームの公式の設定では、2009年にリリースされた第1作めでは 22歳、2012年リリースの第2作めでは 27歳…

…と、つまり、20代半ばの若い女性のはずなのに、その役をどうして、この映画化では、リリスのお母さんみたいなお歳の55歳のケイト・ブランシェットが演じているの?!、ケイトが無敵の演技派女優なのはわかるけど、エッチなお姉さんのシドニー・スウィーニー26歳とかのほうがよかったんじゃないの?!などと、ケイト・ブランシェットとリリスの年齢のギャップを話題にしてはいけない「ボーダーランズ」を今夏の勝負作として、全米公開したライオンズゲートが…


公表した封切り成績は、たったの約880万ドルでしたから、ブロックバスター映画の製作費の約1億2,000万ドルを回収できるメドが立たず、今年2024年を代表する痛い沈没映画のひとつに位置づけられるハメになってしまいました…。ライオンズゲートと創り手のイーライ・ロス監督が…


自分たちなりの新しい「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」を目指すも、その本家「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」の戦うヒロイン、ガモラ(ゾーイ・サルダナ)の少女時代を演じたことで知られるアリアナ・グリーンブラットちゃん16歳の好演こそ評価されたものの…、

冒頭でふれたケイト・ブランシェットのみならず、ジェイミー・リー・カーティスは65歳の高齢だし、ジャック・ブラックも、もう54歳、昔は面白かったケヴィン・ハートは45歳…と、若者向けのゲームの映画化の SF アクション・コメディなのに、メイン・キャストが老けすぎ…という、いまのハリウッド映画が抱えがちの問題を持ち、ターゲットとする市場の年齢層と結びつかず、まったくノリのよくない「ボーダーランズ」は…、

今年2024年最も退屈な映画のワースト第1位と徹底的に酷評されて、出口調査の評価もダメダメ…の珍しいスコアの “ D+ ” ですが、それでも約半数の観客は支持してくれて、およそ約3割の観客は周囲に鑑賞を薦めたいと回答ですから、お気に召した観客は皆無ではありませんが、これから観てみようと思われる方は、つまり、ふたりにひとりは時間とお金を無駄にした…と後悔しているらしいのを承知しておいたほうがよさそうですね…。というわけで、下 ↓ は…、

若者向けの SF アクション・コメディなのに、メイン・キャストが老けすぎ…の穴埋めとして?!、「ボーダーランズ」のファンの集いのイベントに登場してくれた JB 現在 19歳です…!!


ケイト・ブランシェットの演技力が無敵なのはわかるけれど、それでも主人公の若い戦うヒロインのリリス役は JB のほうがよかったのでは…?!と思わずにはいられないかもしれません…?!


第5位 (4) 「デスピカブル・ミー 4」(1億ドル)

$8,000,000−(3,009館/$2,659)−$330,132,000

RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 August 2 - 4, 2024 : 8月2日~4日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「第1位の作品は映画としての鑑賞に値するか否かの価値とは無関係の大ヒットになってはいますが、宣伝がポルノの領域に入ってしまったため、ポルノの要素を含むものは例外なく紹介しないの鉄則にもとづいて、採りあげていません」(2億ドル超)

$97,000,000−(4,230館/$22,931)−$395,575,919

RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (2) 「ツイスターズ」(1億5,500万ドル超)

$22,650,000−(4,009館/$5,650)−$195,586,000

RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A-

いまの暑すぎの夏場に老若男女とわず万人が楽しめる暑気払いの娯楽のサマー・ムービーとして、映画の内容の価値が評価されて、本当に大ヒットしているのは、デイジー・エドガー=ジョーンズとグレン・パウエルのコンビのほうです…!!


第3位 (初) 「トラップ」(3,000万ドル)

$15,600,000−(3,181館/$4,904)−$15,600,000

RT の評論家の支持率 48 % / Metacritic スコア 53 / 出口調査の CinemaScore C+

ブルース・ウィリスが当たり役とした主人公の不死身のジョン・マクレーン刑事ではなくて、テロリストを装った強盗団のボスのハンス・グルーバー(故アラン・リックマン)の視点から「ダイ・ハード」(1988年)を物語ったような映画なんです…!!と語る

ジョシュ・ハートネットが表向きはやさしいパパなのに、その素顔は連続殺人鬼!!の主人公クーパーに扮して、実は自分を捕まえるために FBI が仕掛けた大掛かりな罠だったコンサート会場からの脱出を目指す M・ナイト・シャマラン監督らしい異色のサイコ・スリラー「トラップ」を…


全米公開した配給のディスカバリーが公表した封切り成績は約1,560万ドルでした…!!から当初に期待されていた 2,000万ドル前後の予想におよばなかったことで、ややガッカリ…の感ですが、しかしながら…、


シャマラン監督の前作にして、近年のアメリカ映画の傑作のひとつに位置づけられてもよさそうな「ノック・アット・ザ・キャビン」(2023年)の封切り成績は約1,413万ドル(3,643館)でしたし、さらに前作の「オールド」(2021年)の同成績は約1,685万ドル(3,355館)でしたから…、

ガッカリ…よりは、むしろシャマラン映画としては、それなりのまぁまぁ…の一定の封切りヒットを果たした安定と見なせなくはありませんし、出口調査のひどいスコアの “ C+ ” にしても、「ノック・アット・ザ・キャビン」は “ C ”、「オールド」は同じく “ C+ ” でしたから、おおむね約7割弱の観客からは支持されるものの、オチが期待ハズレのくだらない…と一定のバッシングを食らってしまうのも、もはやシャマラン映画としては、お約束?!の安定?!と見なせる…

「トラップ」は、シャマラン監督が愛娘の歌手のサレカを、問題のコンサートの歌姫、レディー・レイブン役に起用した親バカぶりはさておき、やさしいパパと連続殺人鬼のまったく異なる側面をあわせ持つ主人公クーパーを見事に演じきったジョシュ・ハートネットの表現力の巧みは絶讃されていますし、そのクーパーの妻役に扮したアリソン・ピル(アレックス・ガーランド監督の必見のミニシリーズ「Devs」2020年)の名演技も特筆されていますから、シャマラン監督のファンの方も、そうでない方も…

ジョシュ・ハートネットが実名は明かさないまでも、自分が利益を得るためなら、他人を踏みつけにしても何とも思わず、けして同情や共感の感情を示したりはしないことから、あからさまに社会病質者のサイコパスに違いないだろう…と診てとれる映画会社の重役や政治家といった階級社会の上位に属する者たちの非人間性を参考にして、表裏をもつ複雑な人格を創り出した…と、役作りを語ってくれた名演技や、その複雑な連続殺人鬼の娘役のかわいいアリエル・ドノヒューちゃん14歳をお楽しみになられてはいかがでしょう?!、なお、FBI が容疑者を捕まえるために、ウソのコンサートのイベントを催すなんて、あり得るわけがない、そもそも設定がバカバカしい…


…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、NFL 頂上決戦のスーパー・ボウルのチケットが当たる抽選のチャンスですよ!!と逃亡中の大勢の容疑者宛てに招待状を一斉に送りつけ、ウソのイベントに誘い出すことで、一網打尽の逮捕に成功した現実に1985年に実行された大規模なおとり捜査「オペレーション・フラッグシップ」の「実話」が、シャマラン監督のアイディアの元ネタですから、まったくの荒唐無稽ではなく、現実にあり得るかもしれない設定となっています…!!


第4位 (3) 「デスピカブル・ミー 4」(1億ドル)

$11,250,000−(3,376館/$3,332)−$313,970,000

RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (4) 「インサイド・アウト 2」(2億ドル超)

$6,700,000−(2,615館/$2,562)−$626,862,246

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。


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Weekend Box Office 💰 July 26 - 28, 2024 : 7月26日~28日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

宣伝プロモーションにおいて、とてもじゃないが、ここには書けない極めて下品かつ低俗の下ネタがほのめかされ、その常軌を逸した下ネタに対して、不満と疑問の声があがった時点から…

第1位 (初) 「ひどい下ネタがトラウマになり、映画の題名だけでも吐きそうになる人のため、何も書かない映画」(2億ドル超)

$205,000,000−(4,210館/$48,694)−$205,000,000

RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A

成人向けの「18禁」の「ポルノ」の要素を含んだ作品の紹介は差し控える…の独自の決まりにもとづいて、この映画を採りあげるのをストップしたため、興行記事も書きません。大変に残念…


…ですが、その下ネタがトラウマになり、映画が封切られても、もう楽しめないし、写真や動画も吐きそうになるから観たくない…という方々の事情を鑑みて、彼女の地元のトロントでのプレミア上映に登場してくれたイマンちゃんの写真だけアップしておきますが…、

いわゆる「昭和のおじさん」に相当する製作者や主演の出演者たちは、もう時代が違う…と自分らの感覚を疑ったほうがよいかもしれませんし、賢者よりも俗物のほうが多いのは当たり前だから、優秀なひとたちは世の中で秀でることになる…は当たり前の現実を踏まえると、その俗物が多数派が反映されたソーシャル・メディアでウケようと媚びれば媚びるほど、低俗かつ低脳になりがちの自分を見失うリスクについても、誰もが冷静に考えたほうがよいかもしれません。


第2位 (1) 「ツイスターズ」(1億5,500万ドル超)

$35,300,000−(4,170館/$8,465)−$154,931,000

RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A-

この「ツイスターズ」の主演カップルのグレン・パウエルとデイジー・エドガー=ジョーンズが、「ファンタスティック・フォー」の主演カップルだったら、同ヒーロー映画の話題はきっと今よりも盛り上がっていただろうな…


…と様々な意味において、低迷を持続のマーベルについて思うファンの方もいるはずの竜巻の異常気象が題材の作品だけに、今夏の酷暑を踏まえても、環境をもう破壊してはいけませんから、製作の現場では専門家を交えて、細やかな配慮を施したことが紹介(↓)された「ツイスターズ」は…


先週の封切り大ヒット!!からの集客減をまったく妥当の6割以下の約−57%に抑え、動員力を持続したことで、この週末の成績は約3,530万ドルですから、つまり「スパイダーマン」の…

アニメ「イントゥ・ザ・スパイダーバース」(2018年)の封切り成績=約3,536万ドル(3,813館)と同等の金額を公開2週めに稼いだのか!!と考えると、強力なライバル映画を相手に大健闘!!と称えることができそうです!!、ただし、仮りに公開時期を少し遅らせて、強力なライバル映画を回避しておけば、国内の最終的な成績が 3億ドルを突破!!の可能性もあり得たのかも…?!


第3位 (2) 「デスピカブル・ミー 4」(1億ドル)

$14,200,000−(3,610館/$3,934)−$290,972,000

RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A


第4位 (3) 「インサイド・アウト 2」(2億ドル超)

$8,300,000−(3,150館/$2,635)−$613,406,731

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (4) 「ロングレッグス」(1,000万ドル以下、恐らくは500万ドル以下)

$6,765,000−(2,730館/$2,478)−$58,618,928

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 78 / 出口調査の CinemaScore C+

第2位の「ツイスターズ」も大ヒット!!だけに、この夏の注目の女優のひとりと言えるキアナン・シプカちゃん(「トータリー・キラー」2023年)が存在感を発揮してくれた…

「ロングレッグス」は公開3週めにして、国内の売り上げの総額が約5,862万ドルに達したことで、配給の Neon にとっては、これまで同社史上最大ヒット作のポン・ジュノ監督の韓国映画「パラサイト」(2019年)が記録した成績の約5,337万ドルを突破して、ニコラス・ケイジの殺人鬼がついに新たに Neon 史上最大ヒット作!!の王座に昇りつめました…!!


オズ・パーキンス監督(「グレーテルとヘンゼル」2020年)のマイカ・モンロー主演作の製作費は恐らく500万ドルより少ないだろう…と推定され、いったい、どんなホラー映画なのか?!、容易に察することができない謎めいた予告編と不気味なイメージとをソーシャル・メディアに巧みに投稿することで、「ロングレッグス」を「この夏最も話題の作品」にまで押し上げた Neon の宣伝費は、たったの1,000万ドル以下と伝えられていますから…、


実際の映画の製作費と宣伝費を足した総額のコストですら、1,500万ドルも使われていないかも…と考えると、昔から言われてるように映画はやっぱり内容の独創的なアイディアと、それをどう売り込むか?!の知恵次第というのが、あらためて証明された「ロングレッグス」のヒットですね!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 July 19 - 21, 2024 : 7月19日~21日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

おととしの2022年の夏の特大ヒット作「トップガン: マーベリック」(2022年)のハングマン役が好評を博して、人気者になったグレン・パウエルは続くロマコメの「エニワン・バット・ユー」が昨2023年末から今年にかけての年末年始に、巨額を投じた宣伝ではなく、この映画は面白い!!の口コミのおかげで、まさに「真の大ヒット作」へと発展しましたが…、

「エニワン・バット・ユー」が大ウケしたのは、お相手をつとめたヒロインのエッチなお姉さんのシドニー・スウィーニーのおかげでしょ…!!という見方もされてしまうため、果たして、「トップガン 2」で共演したトム・クルーズのあとに続く、アメリカをシンボライズする次世代のスターのように見なされ始めたグレン・パウエルは、その将来への期待が込められた評価に見合う真の映画スターなのかどうか…?!、彼の真価が試されるのは、このブロックバスター映画の大作だろう…

…という意味において、大いに注目されていた「ツイスターズ」の封切り成績は当初の予想では、とどのつまり昔の人気映画の焼き直しのいわゆる「懐かシネマ」にしか過ぎないから、せいぜい、4,000万ドル前後から、よくても5,000万ドルだろう…と、低めの数字が言われていましたが…、

第1位 (初) 「ツイスターズ」(1億5,500万ドル超)

$80,500,000−(4,151館/$19,393)−$80,500,000


RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A-

配給のユニバーサル映画がアナウンスした封切り成績が、予想の4,000万ドルのまさかの2倍!!の約8,050万ドルの大ヒット!!だったことで、どうやら、グレン・パウエルの人気は「ホンモノ」のようだ!!と、あらためて、真の映画スターとして見なされることになりそうだ!!と同時に…


ヒロインのケイト役を演じたデイジー・エドガー=ジョーンズも、前述の「トップガン 2」と一緒に、おととし2022年の夏にヒットした前作「ザリガニの鳴くところ」に続く、2打席連続のホームラン!!ですから、彼女の映画女優としての株も赤丸急上昇になりそうですし…、

ヘレン・ハントと故ビル・パクストンが共演して、いまから約28年前の1996年に封切られたオリジナル映画の「ツイスター」を映画館で観たことがないに違いない25歳以下の女性の観客から圧倒的に支持され、ほぼ満点の絶賛評価を博するブロックバスター映画の超娯楽作を創りあげたことで、「ミナリ」(2020年)のリー・アイザック・チョン監督の創り手としての位置づけも大きく変わりそうな…


「ツイスターズ」が叩き出した封切り成績の約8,050万ドルについて、オリジナル映画「ツイスター」の同成績の記録=約4,106万ドル(2,414館)を大きく上まわったどころか、ディザスター映画の巨匠のローランド・エメリッヒ監督が、いまから約20年前の2004年の夏に記録した「ザ・デイ・アフター・トゥモロー」の封切り成績の約6,874万ドル(3,425館)をも超えたことで、ジェイク・ジレンホールに代わって、グレン・パウエルが新たにディザスター映画史上最大の封切りヒットを放った映画スターの王座についた…!!と、大げさに伝えているマスコミが少なくありませんが…、

お金の価値の移り変わりを考慮して、「ツイスター」の封切り成績の約4,106万ドルを、いまのお金の価値に換算すると約8,205万ドルになりますし、「デイ・アフター・トゥモロー」の封切り成績の約6,874万ドルは約1億1,442万ドルに相当しますから、昔は映画チケットの鑑賞料金が今ほど高価ではなく、安かったことも踏まえると、実際のところ「ツイスターズ」が前作「ツイスター」や「デイ・アフター・トゥモロー」の大ヒットの動員を本当に超えたの…?!は、かなり疑問になるため…、


昔の映画と比べるのではなく、ともに今春に大ヒットした「ゴジラ x コング : ザ・ニュー・エンパイア」の封切り成績の約8,001万ドル(3,861館)と、「デューン 2」の同成績の約8,251万ドル(4,071館)と同等の封切り大ヒットだから、その両映画の実績にもとづくと、リー・アイザック・チョン監督は巨額の製作費の約1億5,500万ドル超に対して、国内の興行成績が最終的に 2億ドルを突破!!

…するかもしれない可能性がいきなり視野に入ったことで、リー監督は初めてのブロックバスター映画を黒字の勝利で飾ることになりそうだから、ルーカスフィルムは同監督の希望を受け入れて、配信シリーズの「マンダロリアン」「スケルトン・クルー」(今年後半配信予定)のみならず、「スター・ウォーズ」の本流の劇場公開映画のメガホンを託してみてはどうか?!と言われることになりそうですね…!!


第2位 (1) 「デスピカブル・ミー 4」(1億ドル)

$23,800,000−(4,112館/$5,788)−$259,460,000

RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (3) 「インサイド・アウト 2」(2億ドル超)

$12,800,000−(3,625館/$3,531)−$596,375,604

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A


第4位 (2) 「ロングレッグス」(1,000万ドル以下、恐らくは500万ドル以下)

$11,700,000−(2,850館/$4,105)−$44,650,532

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 78 / 出口調査の CinemaScore C+

映画通の間では、「この夏最も話題の作品」に昇りつめた怪優ニコラス・ケイジの新しい代表作「ロングレッグス」の公開2週めの集客減の割り合いは約−48%ですから…、


先週の封切り成績の記事で比較にあげた「スマイル」(2022年)が公開2週めに発揮した驚異の動員持続力の約−18%の集客減と比べると、かなり見劣りしてしまうばかりか、同じく配給の Neon が今春に封切ったエッチなお姉さんのシドニー・スウィーニー製作・主演のトンデモ・ホラー映画「イマキュレト」の約−39%にも負けてしまっていますが…、


キング原作ホラーの特大ヒット作「IT(イット)」(2017年)の公開2週めの集客減は約−51%でしたし、ホラーではありませんが、「ロングレッグス」のまえに話題が盛りあがった今年2024年最大の問題作のケイリー・スペニーちゃん出演「シビル・ウォー」の公開2週めの集客減は約−56%でしたから、マイカ・モンローが大健闘しているのは間違いありません!!、いずれにしろ…、

ホラー映画にありがちのいきなり 7割以上もの観客を失う垂直落下式の墜落…とはならず、「この夏最も話題の映画」の口コミにそって、動員をしっかりと維持した大成功!!とあらためて称賛することができそうです…!!



$6,100,000−(2,913館/$2,094)−$127,636,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore B+


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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