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Watch ▶ the Trailer for Alfonso Cuarón's Apple TV+ Series 'Disclaimer' starring Cate Blanchett and Kevin Kline


ディストピア映画の最高傑作のひとつに位置づけられる「チルドレン・オブ・メン」(2006年)や、サンドラ・ブロックが宇宙を舞台にして、文字どおりに単独主演したサバイバル・スリラーの「グラビティ」(2013年)の大ヒットなどで知られるメキシコ映画界の…

アルフォンソ・キュアロン監督は、NBC テレビのシーズン①だけで終わった不発の「ビリーヴ」(2014年)のクリエイターをつとめ、メガホンをとったほか、初期には地元のメキシコで、テレビ監督の仕事もしていたため、テレビに取り組むのは、これがまったくの初めてではありませんが、ミニシリーズの全7話の脚本と監督をすべて、自分ひとりだけでつとめた…!!


…と、つまり、同監督の新作映画のように受けとめて、観ることができるのは、これが初めて!!のケイト・ブランシェットを主演に迎えた「ディスクレイマ」、つまり「免責」や「否認」を意味するタイトルがつけられた配信シリーズを来月10月11日の金曜日からリリースする Apple TV+ が、全長版の新しい予告編を披露してくれたので、映画通の方はチェックしておいてください…!!


今月9月初めに閉幕した第81回ヴェネツィア国際映画祭でのプレミア上映が大成功だったことで、期待が高まっている「ディスクレイマ」の原作にあたるイギリスの女性の作家ルネ・ナイトが、2015年に発表した同名の小説を「夏の沈黙」と題して、邦訳出版する東京創元社によれば…、

テレビのドキュメンタリー製作者のキャサリン。彼女の生活は順風満帆だった。手がけた番組が賞を獲得、夫は優しく、出来がいいとはいえない息子も就職して、独立している。だが、引っ越し先で手にした見覚えのない本を開いた瞬間、彼女の人生は暗転した。主人公は自分自身だ。しかも、その本は、20年間隠してきた秘密を暴こうとしている…!!

…とのことで、優しい夫は「ボラット」シリーズのサシャ・バロン・コーエン、出来がいいとはいえない息子は「X-Mem」シリーズのナイトクローラーのコディ・スミット=マクフィー、主人公のキャサリンに復讐するため、問題の本を書き下ろした著者は「イン & アウト」(1997年)などの名優ケヴィン・クライン、秘密を抱えてしまう過去のキャサリンを演じているのは、「モータル・エンジン」(2018年)などのレイラ・ジョージです…!!、アルフォンソ・キュアロン監督の新作には常に要注目の映画通の方は「夏の沈黙」をお楽しみに…!!


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Billy's footnotes 💬


オッペンハイマー」が大ヒット中のクリス・ノーラン監督は「ワイルド・スピード」を観るのをやめられない!!と、同シリーズの大ファンを公言しているだけに、ただの映画ファンとしては、俗っぽい娯楽作がフツーに大好きの人ですが…、

そのクリス監督がスポーツ・キャスターのリッチ・アイゼンの番組で「テレビをつけて、たまたま放送していたら、そのまま観ずにはいられない映画は?!」と尋ねられ、故スタンリー・キューブリック監督の作品だったら、どれも観ずにはいられない!!と、世間が勝手にイメージするクリス監督像にそったような答えを返したのに加えて…、


「コメディ映画の傑作も観ずにはいられない、ぼくにとっては「タラデガ・ナイツ」だね!!」と、2006年公開のウィル・フェレルとジョン・C・ライリーの「俺たち」コンビのタイトルをあげたことが意外に思われて、話題になっていますが…、


しかし、アダム・マッケイ監督の「タラデガ・ナイツ」はコメディ映画の最高傑作のひとつだ!!と知っている爆笑の経験をされた映画ファンの方は、クリス監督の映画の好みを聞いて、むしろ、当たり前に思ったのでは…!!


サンドラ・ブロックがアカデミー賞の最優秀主演女優賞に選ばれた大ヒット作「ザ・ブラインド・サイド」(2009年)は、のちに NFL で活躍をするアメフトの才能に秀でたマイケル・オアー選手が高校生のとき、アフリカ系によくある話として、恵まれない環境にいるのを知った白人のテューイ夫妻が養子縁組して支え、成功に導いたとする善意を描いたスポーツ感動実話の映画化でしたが…


しかし、実際はテューイ夫妻は、オアー選手を家族とする養子縁組はしておらず、単にオアー選手の権利を横どりできる後見人制度の抜け穴を悪用しただけであり、映画と原作にあたる伝記本から得られた利益はテューイ家が独占して、当のオアー選手には1ドルも与えられなかった…。


…と、ひと言で言えば、現実は詐欺だったのに、前述のようにスポーツ感動実話の「白人の善意の美談」と誤認されている「ウソの事実」を訂正する嘆願書を、オアー選手がテネシー州の裁判所に提出しました…😔

オアー選手の嘆願のほうが「本当の事実」だった場合、実話の映画化と宣伝したワーナー、つまりディスカバリーも詐欺の片棒を担いだことになりますし、サンドラ・ブロックはタチの悪い白人の女…、いま俗に言うところの “ カレン ” を演じて、オスカーを受賞したことになります…。

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