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Weekend Box Office 💰 October 11 - 13, 2024 : 10月11日~13日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

今年2024年公開映画の最も泣ける映画の第1位!!に位置づけられそうな前評判だけに、あなたは絶対に泣く!!、ピューとアンドリュー・ガーフィールドの名演技を観て、泣かずにはいられないはず!!をアピールしたいらしい配給の A24 が…、


ニューヨークとロサンゼルスの AMC 系の計5館だけの限定公開での封切り興行にやって来てくれた観客に、どうぞ、これで涙と鼻水をぬぐってください!!と特製の「大丈夫じゃなくても大丈夫」ティッシュを配布したことも話題の…

ジョン・クローリー監督(シアーシャ・ローナンちゃん主演「ブルックリン」2015年)の恋愛映画の珠玉の感動作「ウィ・リヴ・イン・タイム」の封切り成績は約22万5,911ドルでした…!!

ウィ・リヴ・イン・タイム」(???ドル)

$225,911−(5館/$45,182)−$225,911


RT の評論家の支持率 80 % / Metacritic スコア 61 / 出口調査の CinemaScore --

1 館あたり平均の売り上げは約4万5,182ドルですから、この週末に最も映画館の座席を埋めた映画はどれですか?!という見方においては第1位!!の幸先のよいデビューを飾っています…!!


インディーズのフィルムメイカー、つまり短篇の自主製作映画作りに取り組んでいたデイミアン・レオーネ監督が、2008年に発表した「ザ・ナインス・サークル」からのスピンオフとして、2011年に発表した「テリファー」を発展させた長編の商業映画のデビュー作「オール・ハロウズ・イヴ」(2013年)から、あらためてスピンオフした…

「テリファー」の長編映画化(2016年)が、スラッシャー映画やスプラッター映画と呼ばれる過激なジャンルのホラー映画が大好きのマニアにウケて、カルト映画に祭りあげられようとしていることに着目した独立系のエンタメ企業のシネヴァースが…、


同社グループの傘下におさめたホラー映画サイトの代表と言える Bloody Disgusting を通じて、続編の「テリファー 2」(2022年)の製作・配給に乗りだし、Bloody Disgusting を愛読しているホラー映画オタクにだけウケればいい!!と、あえて世間を無視して、割り切ることで、お金を使わずに済む宣伝に取り組んだことが逆に功を奏して…、


本当にホラー映画の好きな人だけが観ている「テリファー」はスゴいらしい!!の口コミに拍車がかかり、ついに「いまマニアのあいだで話題のカルト映画」として認知されたことから、前述の…

これまでの経緯のとおり、恐怖のピエロのアート・ザ・クラウン(デヴィッド・ハワード・ソーントン)ばっかり描いてきた…!!とも言えそうなデイミアン・レオーネ監督が「テリファー」シリーズを極めた最高傑作!!として、大絶賛の第3作めは…、

第1位 (初) 「テリファー 3」(200万ドル)

$18,300,000−(2,514館/$7,279)−$18,300,000


RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 61 / 出口調査の CinemaScore B

製作費はたった約200万ドルの超低予算映画ですから、いきなり黒字確定の約1,830万ドルの封切り成績を稼いで、まさかの初登場第1位!!に君臨し、製作費が 2億ドル超の巨額の今週第3位の別のピエロを垂直落下の転落に追い込み、葬った!!と、独立系配給会社のインディーズ映画が、ハリウッドのメジャー・スタジオのブロックバスター超大作を倒した下剋上の大逆転!!が、映画興行史上の大事件?!のひとつとして、話題が拡がっています…!!

実際のところ、やや不評だった前作「2」から続けて、ローレン・ラヴェラが演じる “ ファイナル・ガール ” つまり “ 最後まで生き残るヒロイン ” のシエンナ・ショウが活躍する第3作めは、25歳以下の観客の約6割ちょっとが、「テリファー」行こうぜ…!!と仲間を誘い、グループで鑑賞するイベントのテリファー祭り化!!したことで、当日券が爆売れ!!し、インディーズがメジャーを倒す下剋上の大逆転につながったようですが…、


果たして、その勢いがどこまで持続するのか?!、ホラー映画にありがちの公開2週めの垂直落下の集客減が怖いものの、スラッシャーやスプラッターのジャンルでは、まずあり得ないと言えそうなレベルの好評価の出口調査のスコア “ B ” を獲得している「テリファー 3」は、封切り興行の観客の約8割が支持し、約6割が周囲にも鑑賞を薦める!!と回答ですから…、

仮りに映画館の興行の寿命は早々と衰えたとしても、この後の配信市場では息の長い人気のロングセラーのヒット作になりそうですね…!!、なお、言うまでもなく、次の「テリファー 4」の製作は当然もう決定済み!!、シリーズのファンの方はお楽しみに…!!


第2位 (2) 「ザ・ワイルド・ロボット」(7,800万ドル)

$13,450,000−(3,854館/$3,490)−$83,737,000


RT の評論家の支持率 98 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore A

今年2024年公開アニメ映画のベスト①!!あるいは今年2024年公開映画のベスト①!!と言われる超絶賛の「ザ・ワイルド・ロボット」は製作費の約7,800万ドルに対し、世界総額の興行成績が…


その約2倍に近い約1億4,846万ドルにまで達し、クリス・サンダース監督が連投する予定の続編の第2作めの製作に向けての構想が、すでに「公式」に始まっていることを、同監督が明らかにしてくれています…!!


第3位 (1) 「ジョーカー 2」(2億ドル超)

$7,055,000−(4,102館/$1,720)−$51,611,000

RT の評論家の支持率 33 % / Metacritic スコア 45 / 出口調査の CinemaScore D



$7,050,000−(3,408館/$2,069)−$275,617,000

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B+


いわゆるバック・シンガーのコーラスをつとめている優れた歌唱力を持ちながらも無名の歌手たちにスポットを当て、音楽業界をテーマにした「20フィート・フロム・スターダム」つまり「バックコーラスの歌姫たち」(2013年)のヒットで知られるドキュメンタリー映画の創り手のモーガン・ネヴィル監督が…、

第5位 (初) 「ピース・バイ・ピース」(1,600万ドル)

$3,800,000−(1,865館/$2,038)−$3,800,000


RT の評論家の支持率 81 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore A

ユニバーサル映画のアニメの人気作「怪盗グルー」シリーズ第2作め(2013年)の主題歌「Happy」の大ヒットで、映画ファンには知られているはずのファレル・ウィリアムスの音楽伝記映画を得意の実写のドキュメンタリーや、エルたんが主演女優のボブ・ディランの音楽伝記映画「ア・コンプリート・アンノウン」(12月25日全米公開)のような劇映画ではなく、LEGO アニメ化する…!!


…というユニークな切り口から取り組んだ「ピース・バイ・ピース」を約1,865館で上映の控えめな規模の全米公開したフォーカス・フィーチャーズつまりユニバーサル映画が公表した封切り成績は約380万ドルでした!!、製作費も約1,600万ドルと控えめの「ピース・バイ・ピース」の出口調査の評価は観客の 8割以上が支持する好評の “ A ” のスコアとなっています…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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