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Watch ▶ the Teaser Trailer for Jake Schreier's 'Thunderbolts*' starring Florence Pugh and Sebastian Stan


マーベル版の「スーサイド・スクワッド」と言われるアンチ・ヒーローを寄せ集めた悪役特攻部隊の「サンダーボルツ*」が、いわゆる全長版の予告編(2分半ぐらい)よりも長い約3分半もあるだけに、予告編としては、かなり長め!!のくせに、それでも「ティーザー」つまり「先行版」ですから「チラ見せの予告編」だと言い張っている予告編の初公開にあわせて、最も最初のポスターをリリースしてくれました…!!、この「サンダーボルツ*」について…、


製作・配給のディズニー・マーベルは物語の内容を公式には紹介していませんが、配信シリーズの「ファルコン & ウィンター・ソルジャー」(2021年)と「ブラック・ウィドウ」(2021年)、そして、おととしの2022年秋に大ヒットした「ブラック・パンサー 2」の「ワカンダ・フォーエバー」にも登場した女版のニック・フューリーみたいな謎めいた仕掛け人のヴァル(ジュリア・ルイス=ドレイファス)が…、


ブラック・ウィドウのエレーナ(フローレンス・ピュー)と、そのエレーナのお義父さんにあたるレッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)、前述の「ブラック・ウィドウ」の悪役タスクマスター(オルガ・キュリレンコ)、「アントマン 2」(2018年)の悪役のザ・ゴースト(ハナ・ジョン=カーメン)、それから、キャプテン・アメリカになりそこねた U.S. エージェントつまりジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)たちを寄せ集め…、

DC の「スーサイド・スクワッド」みたいな「裏アベンジャーズ」の悪役特攻部隊の「サンダーボルツ*」を結成し、ある暗殺の極秘任務を託すのですが、しかし、それが絶体絶命の罠と言えるものだったことから、エレーナたちが反旗をひるがえして、自分たちよりも、さらにもっと悪い黒幕に立ち向うことに…!!

…といった物語の展開に、予告編の中では「自分はボブだ…」とだけ名乗っている謎の新キャラクターながら、マーベル・ファンの誰も彼もが、その「ボブ」は超人に生まれ変わる血清を与えられたボブ・レイノルズつまりヒーローのセントリーの初登場!!だと確信しているボブ(ルイス・プルマン)とウィンター・ソルジャーのバッキー(セバスチャン・スタン)が絡むことになるらしい…


…と憶測されている「サンダーボルツ*」のメガホンを託されたのは、シーズン②には、いま最高の女優のケイリー・スペニーちゃん「エイリアン: ロミュラス」大ヒット公開中)が登場することで、期待が高まっている Netflix のコメディ・ドラマ「ビーフ」をプロデュースしたジェイク・シュライアー監督(「ペーパータウンズ」2015年)。「裏アベンジャーズ」の全米公開は来年2025年夏の全米映画興行のサマーシーズン開幕映画にあたる5月2日の予定です…!!、エレーナのファンの方はお楽しみに…!!


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Weekend Box Office 💰 September 20 - 22, 2024 : 9月20日~22日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。


$26,000,000−(4,172館/$6,232)−$226,848,000

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B+


第2位 (初) 「トランスフォーマーズ・ワン」(7,500万ドル)

$25,000,000−(3,978館/$6,285)−$25,000,000

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore A

昨2023年の夏に公開した実写の映画としては、第7作めの「ライズ・オブ・ザ・ビースツ」の興行成績が振るわなかった「トランスフォーマー」シリーズが、元ピクサーのジョシュ・クーリー監督(「トイ・ストーリー 4」2019年)を起用して…、


いまから約38年も前の1986年に公開した「ザ・トランスフォーマーズ: ザ・ムービー」以来となる超久しぶりにアニメ映画に取り組み、オートボットのリーダーのオプティマス・プライムと、宿敵の悪のディセプティコンのボスのメガトロンは若い頃は、まさかの親友だった…!!という始まりの物語の秘話を…、


「ソー」シリーズの雷神ヘムジー、「エターナルズ」(2021年)のブライアン・タイリー・ヘンリー、「ブラック・ウィドウ」(2021年)のナットのスカーレット・ジョハンソンといったマーベルのキャストを声の出演者に起用して、描いた「トランスフォーマーズ・ワン」は…、


同じくマーベルの戦うヒロイン、ホークアイのヘイリー・スタインフェルドちゃんが主演し、シリーズ最高傑作と言われたスピンオフ映画「バンブルビー」(2018年)と同等か、それ以上かも!!の高評を博しただけあり、出口調査では観客の9割以上が満足をして、スコアは満点に近い “ A ” が与えられていますが、封切り成績としては…、

4,000万ドルを超えるのでは?!の期待を裏切って、約2,500万ドルしか稼ぐことができなかった、やっぱり振るわない結果となっていますが、1億ドル超どころか、2億ドルを超える巨額が投じられることもあった実写のブロックバスター映画の大作とは違って…、

公称の製作費は約7,500万ドルの控えめですから、同じく製作費が控えめの約1億ドルだった前述の「バンブルビー」以来の黒字を稼いでくれるかもしれませんし、「トランスフォーマー」のアニメ映画はおもしろい!!の口コミが拡がって、動員を持続する可能性もありそうです…!!


第3位 (2) 「スピーク・ノー・イーヴル」(1,500万ドル)

$5,900,000−(3,375館/$1,748)−$21,455,000

RT の評論家の支持率 85 % / Metacritic スコア 66 / 出口調査の CinemaScore B+



第4位 (初) 「ネヴァー・レット・ゴー」(2,000万ドル)

$4,500,000−(2,667館/$1,687)−$4,500,000

RT の評論家の支持率 63 % / Metacritic スコア 55 / 出口調査の CinemaScore C+

アレクサンドル・アジャ監督(「クロール」2019年)が、ハル・ベリーを主演に迎えたホラー映画「ネヴァー・レット・ゴー」を封切った配給のライオンズゲートとしては、当初の目論見の…


1,000万ドル前後には届かずとも、せめて 800万ドルは稼いでほしい期待値でしたが、実際の封切り成績は残念ながら約450万ドルの沈没でした…。思いがけない展開は、それなりに楽しめるし…、


ハル・ベリー扮する母ちゃんの正気を疑う双子の息子を演じた子役のパーシー・ダッグス 4世くんとアンソニー・B・ジェンキンスくんらの演技は観応えがある!!といった好意的な声もありますが、出口調査では…、

観客の支持は、せいぜい約6割にとどまり、スコアは金返せレベルの “ C+ ” ですから、よって本当にホラー好きのマニアの観客の多くは、このアジャ監督の新作ではなく、以下 ↓ のデミ・ムーア主演の評価の高い「ザ・サブスタンス」のほうを選んだのかもしれませんね…。


…というわけで、第5位のマーベルは飛ばして、第6位に初登場したのが、その…

第6位 (初) 「ザ・サブスタンス」(1,750万ドル)

$3,100,000−(1,949館/$1,591)−$3,100,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 77 / 出口調査の CinemaScore B

80年代を代表する人気映画のひとつであり、青春映画史上の最高傑作に位置づけられる「セント・エルモス・ファイアー」(1985年)や「きのうの夜は」(1986年)、思いがけない超特大のヒットを叩き出した「ゴースト」(1990年)(↓)に…、


トム・クルーズ、ジャック・ニコルソンと共演の「ア・フュー・グッドメン」(1992年)、そして、「G.I.ジェーン」(1997年)などで、セクシーな美人女優として…、


80年代から90年代にかけて、一世を風靡したデミ・ムーア現在61歳が、もう50代のババアだから…と番組から降ろされ、落ち目になったエアロビ界のかつてカリスマのインストラクターに扮し…、


チヤホヤされた若い頃のピチピチの自分に戻りたい…と願ったことから、闇市場に出まわる怪しい新薬に手を出してしまう…!!と果敢に自虐的な役どころに挑戦し、いま若くて、ピチピチのハリウッド版「デスノート」(2017年)のミサミサのマーガレット・クアリー現在29歳と共演し、見事に復帰を果たした「ザ・サブスタンス」は…、

今年2024年5月に開催された第77回めのカンヌ国際映画祭のプレミア上映で、いわゆる “ ボディ・ホラー ”、つまり人体が変貌する恐怖をネタにしたホラー映画としては、 デヴィッド・クローネンバーグ監督の「ザ・フライ」(1986年)以来の傑作のカルト作ではないか…!!と大絶賛を博し、メガホンをとったフランス映画界のコラリー・ファルジャ監督(「リベンジ」2018年)が自ら執筆したシナリオに脚本賞まで与えられたものの…、

ホラー映画としては、上映時間がやや長過ぎ…の約2時間20分もあるトンデモ展開(事前に何も知らないほうがよいと思います)のグロテスクなボディ・ホラーに難色…を示して、公開を見送ることにしたユニバーサル映画に代わって、配給権を取得した英国の配信サービスの Mubi が、2,000館を切った約1,949館の控えめな全米公開に踏み切った結果の封切り成績は約310万ドルだけ…の言わば沈没…ですが…、


とかく見た目ばっかり重要視されがち…の女性をめぐる様々な問題を提起した作品ながら、デミ・ムーアと同世代のおばさんではなく、そうした女性への見方について、最も考えてみなければならないかもしれない18歳から30代半ばまでの青年層の男性の観客を最も多く集めただけでなく、出口調査によれば、約8割に近い観客が支持をして、納得していますから、 “ ボディ・ホラー ” の体裁をとった創り手たちの狙いは、まんまとドンピシャだった…!!と言えそうですし…、

前述のように大手の配給会社が難色…の「ザ・サブスタンス」の劇場公開にあえて挑んで、異色作の存在を知ってもらい、話題を拡げることができた宣伝効果を踏まえると、配信サービスの Mubi としては、このあとの本番?!の配信市場でのロングランのヒットが期待できるのでは…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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🧡 Pretty Girls 🍒 alisa.sparkle



Photo Credit: @alisa.sparkle. All Rights Reserved.

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💚 Cléo Faria 🇧🇷 クレオ・ファリアちゃん🌝




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Watch ▶ the Trailer for Sam Yates' Neo-Noir Thriller 'Magpie' starring Daisy Ridley and Matilda Lutz


創り手のケネス・ブラナー監督が自ら演じる名探偵ポアロが初登場したアガサ・クリスティー原作の映画化シリーズの第1作め「オリエント急行殺人事件」(2017年)のヒロインに起用されたことがキッカケで…、

同映画の撮影を通じて、ブーク役のトム・ベイトマンと親密になり、彼と結婚したデイジーが自ら構想した物語の脚本化を夫のトムに託し…ということは、裏返して言うと、妻のデイジーの原案をもとに俳優のトム・ベイトマンが脚本家デビューを飾ることになった…


ネオノワールのスリラー映画「マグパイ」つまり「カササギ」の配給権を取得し、北米で来月10月25日に限定公開で封切る Shout! が予告編を初公開したので、デイジー・ファンの方はもちろん、そうではない方もチェックしておいてください!!、自殺を考えずにはいられない女性の憂うつを演じた「サムタイムズ・アイ・スィンク・アバウト・ダイイング」(2023年)に続けて、この夏に封切られた女性初のドーバー海峡遠泳横断に成功した五輪選手を演じたスポーツ伝記映画の感動作「ヤング・ウーマン・アンド・ザ・シー」も高評だった絶好調のデイジーが…、


今春のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭で初お披露目するや、まずまずの手応えを得られた「カササギ」は、いわゆるリベンジポルノの被害に遭い、センセーショナルな姿が晒されたことで当然、世の男性たちから注目されたセクシーな女優のアリシア=マチルダ・ルッツ(「リベンジ」2017年)と共演する子役として、娘マチルダ=新人ヒバ・アーメッドちゃんが起用されるチャンスに恵まれたお母さんのアネット=デイジーだったが…、

子役の娘マチルダの付き添いのステージパパとして、撮影の現場に出かける夫のベン=シャザド・ラティフ(「スター・トレック」配信シリーズ「ディスカバリー」)が、セクシーなアリシアに魅了されているのでは?!どころか、実のところ、子役の娘を利用して、アリシアに接近しようとしているのではないか?!と疑惑に囚われ始めたアネットは、自分は赤ちゃんの世話があるため、撮影の現場には行けず、自宅に引きこもり気味の事情も重なって、疑心暗鬼が深まり、混乱に陥っていくことに…!!

…という展開から原案者のデイジー演じる妻そして母のアネットはどういう行動をとるのか?!、果たして、家族は壊れていくのか…?!のオチが楽しみな「カササギ」のメガホンを、デイジーとトムの夫婦から託されたのは、ふたりを結びつけたミステリの女王の故アガサ・クリスティーの役をリンゼイ・マーシャルが演じたテレビ映画「アガサとイシュタルの呪い」(2019年)を監督した英国演劇界の名演出家サム・イェーツですから、創り手はアガサつながり!!のオチですね!!


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