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Watch ▶ the Trailer for Amazon Prime Video crime thriller series 'Cross' starring Aldis Hodge


ジョン・クラシンスキーを主演に迎えた「ジャック・ライアン」シリーズ、アラン・リッチソンが一躍、人気者になった「リーチャー」シリーズといった大人の男性向けのエキサイティングな配信シリーズを得意とする製作会社のスカイダンス、つまりパラマウント映画が…、

もちろんスカイダンス・パラマウントが製作したトム・クルーズ主演の映画の「リーチャー」シリーズの第2作め「ネヴァー・ゴー・バック」(2016年)で、トムを相手に存在感を発揮したほか、「ヒドゥン・フィギュアズ」(2016年)や「インヴィジヴル・マン」(2020年)などの傑作映画でも活躍のオルディス・ホッジを主演に抜擢して…、


モーガン・フリーマンが主人公のワシントン D.C.の首都警察の殺人課の刑事にして、法心理学者のクロスを演じて、当たり役とした映画化シリーズ(1997年公開「キス・ザ・ガールズ」と 2001年公開「アロング・ケイム・ア・スパイダー」)で、ご存じの映画ファンの方が多いに違いないジェイムズ・パタースン作のベストセラー小説「アレックス・クロス」シリーズをあらためて…、


前述の「ジャック・ライアン」「リーチャー」に続く、Amazon Prime Video の看板タイトルにするべく配信シリーズ化した「クロス」の全長版の新しい予告編をリリースしてくれました…!!

シーズン②の製作が、すでに正式に決定済みですから、スカイダンス・パラマウントと Amazon が大いに自信を持ってるらしい「クロス」のクリエイターは、TVシリーズ「バーン・ノーティス」の大ヒットで知られるベン・ワトキンス。Prime Video の今秋の勝負作として、11月14日の木曜日に配信開始の「クロス」は、いきなり全8話をまとめて、一気にリリース!!の予定ですから、Prime 会員の方はお楽しみに…!!


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Watch ▶ the Trailer for Ryan Coogler’s Vampire Movie 'Sinners' starring Michael B. Jordan and Hailee Steinfeld


「グリーン・ブック」(2018年)などのアフリカ系を代表する名優マハーシャラ・アリが、ヴァンパイア・ハンターを演じるマーベルのアンチ・ヒーロー映画の吸血鬼モノ「ブレイド」が構想した過去の1920年代を舞台にした物語が没になり、脚本をイチから書き直すハメになった製作延期は…

同じマーベルの「ブラック・パンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が、そのアフリカ系のヒーロー映画で組んだ間柄のキルモンガー役のマイケル・B・ジョーダンを主演に迎えて…、


マイケルの共演者には、同監督の別の代表作「クリード」(2015年)のアドニス役で知られるマイケル・B・ジョーダンを起用した…と、つまりアフリカ系を代表する人気スターのマイケルがひとり二役に挑み、過去の1920年代から30年代あたりを舞台にして、吸血鬼と対決するヴァンパイア映画の「スィナーズ」つまり「罪びとたち」を、他社のディスカバリーつまりマーベルのライバルの DC の親会社が先行して、製作することになったから、カブっちゃうじゃん…!!


…といったウワサの真偽はさておき、やっぱりマーベルから戦うヒロインのホークアイとして人気のヘイリー・スタインフェルドちゃんを起用して、主演女優に迎えたほか、やっぱりマーベルの配信シリーズ「ロキ」からハンターB-15役のウンミ・モサクも起用した「スィナーズ」が、先々月の7月半ばに撮影を終えたばかりだというのに、早くも予告編をリリースしたので、ジャンル系映画のお好きな方はチェックしておいてください!!、全米公開は来年2025年春3月7日の予定です!!


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Watch ▶ the Trailer for Alfonso Cuarón's Apple TV+ Series 'Disclaimer' starring Cate Blanchett and Kevin Kline


ディストピア映画の最高傑作のひとつに位置づけられる「チルドレン・オブ・メン」(2006年)や、サンドラ・ブロックが宇宙を舞台にして、文字どおりに単独主演したサバイバル・スリラーの「グラビティ」(2013年)の大ヒットなどで知られるメキシコ映画界の…

アルフォンソ・キュアロン監督は、NBC テレビのシーズン①だけで終わった不発の「ビリーヴ」(2014年)のクリエイターをつとめ、メガホンをとったほか、初期には地元のメキシコで、テレビ監督の仕事もしていたため、テレビに取り組むのは、これがまったくの初めてではありませんが、ミニシリーズの全7話の脚本と監督をすべて、自分ひとりだけでつとめた…!!


…と、つまり、同監督の新作映画のように受けとめて、観ることができるのは、これが初めて!!のケイト・ブランシェットを主演に迎えた「ディスクレイマ」、つまり「免責」や「否認」を意味するタイトルがつけられた配信シリーズを来月10月11日の金曜日からリリースする Apple TV+ が、全長版の新しい予告編を披露してくれたので、映画通の方はチェックしておいてください…!!


今月9月初めに閉幕した第81回ヴェネツィア国際映画祭でのプレミア上映が大成功だったことで、期待が高まっている「ディスクレイマ」の原作にあたるイギリスの女性の作家ルネ・ナイトが、2015年に発表した同名の小説を「夏の沈黙」と題して、邦訳出版する東京創元社によれば…、

テレビのドキュメンタリー製作者のキャサリン。彼女の生活は順風満帆だった。手がけた番組が賞を獲得、夫は優しく、出来がいいとはいえない息子も就職して、独立している。だが、引っ越し先で手にした見覚えのない本を開いた瞬間、彼女の人生は暗転した。主人公は自分自身だ。しかも、その本は、20年間隠してきた秘密を暴こうとしている…!!

…とのことで、優しい夫は「ボラット」シリーズのサシャ・バロン・コーエン、出来がいいとはいえない息子は「X-Mem」シリーズのナイトクローラーのコディ・スミット=マクフィー、主人公のキャサリンに復讐するため、問題の本を書き下ろした著者は「イン & アウト」(1997年)などの名優ケヴィン・クライン、秘密を抱えてしまう過去のキャサリンを演じているのは、「モータル・エンジン」(2018年)などのレイラ・ジョージです…!!、アルフォンソ・キュアロン監督の新作には常に要注目の映画通の方は「夏の沈黙」をお楽しみに…!!


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Watch ▶ the Teaser Trailer for Jake Schreier's 'Thunderbolts*' starring Florence Pugh and Sebastian Stan


マーベル版の「スーサイド・スクワッド」と言われるアンチ・ヒーローを寄せ集めた悪役特攻部隊の「サンダーボルツ*」が、いわゆる全長版の予告編(2分半ぐらい)よりも長い約3分半もあるだけに、予告編としては、かなり長め!!のくせに、それでも「ティーザー」つまり「先行版」ですから「チラ見せの予告編」だと言い張っている予告編の初公開にあわせて、最も最初のポスターをリリースしてくれました…!!、この「サンダーボルツ*」について…、


製作・配給のディズニー・マーベルは物語の内容を公式には紹介していませんが、配信シリーズの「ファルコン & ウィンター・ソルジャー」(2021年)と「ブラック・ウィドウ」(2021年)、そして、おととしの2022年秋に大ヒットした「ブラック・パンサー 2」の「ワカンダ・フォーエバー」にも登場した女版のニック・フューリーみたいな謎めいた仕掛け人のヴァル(ジュリア・ルイス=ドレイファス)が…、


ブラック・ウィドウのエレーナ(フローレンス・ピュー)と、そのエレーナのお義父さんにあたるレッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)、前述の「ブラック・ウィドウ」の悪役タスクマスター(オルガ・キュリレンコ)、「アントマン 2」(2018年)の悪役のザ・ゴースト(ハナ・ジョン=カーメン)、それから、キャプテン・アメリカになりそこねた U.S. エージェントつまりジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)たちを寄せ集め…、

DC の「スーサイド・スクワッド」みたいな「裏アベンジャーズ」の悪役特攻部隊の「サンダーボルツ*」を結成し、ある暗殺の極秘任務を託すのですが、しかし、それが絶体絶命の罠と言えるものだったことから、エレーナたちが反旗をひるがえして、自分たちよりも、さらにもっと悪い黒幕に立ち向うことに…!!

…といった物語の展開に、予告編の中では「自分はボブだ…」とだけ名乗っている謎の新キャラクターながら、マーベル・ファンの誰も彼もが、その「ボブ」は超人に生まれ変わる血清を与えられたボブ・レイノルズつまりヒーローのセントリーの初登場!!だと確信しているボブ(ルイス・プルマン)とウィンター・ソルジャーのバッキー(セバスチャン・スタン)が絡むことになるらしい…


…と憶測されている「サンダーボルツ*」のメガホンを託されたのは、シーズン②には、いま最高の女優のケイリー・スペニーちゃん「エイリアン: ロミュラス」大ヒット公開中)が登場することで、期待が高まっている Netflix のコメディ・ドラマ「ビーフ」をプロデュースしたジェイク・シュライアー監督(「ペーパータウンズ」2015年)。「裏アベンジャーズ」の全米公開は来年2025年夏の全米映画興行のサマーシーズン開幕映画にあたる5月2日の予定です…!!、エレーナのファンの方はお楽しみに…!!


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Weekend Box Office 💰 September 20 - 22, 2024 : 9月20日~22日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。


$26,000,000−(4,172館/$6,232)−$226,848,000

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B+


第2位 (初) 「トランスフォーマーズ・ワン」(7,500万ドル)

$25,000,000−(3,978館/$6,285)−$25,000,000

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore A

昨2023年の夏に公開した実写の映画としては、第7作めの「ライズ・オブ・ザ・ビースツ」の興行成績が振るわなかった「トランスフォーマー」シリーズが、元ピクサーのジョシュ・クーリー監督(「トイ・ストーリー 4」2019年)を起用して…、


いまから約38年も前の1986年に公開した「ザ・トランスフォーマーズ: ザ・ムービー」以来となる超久しぶりにアニメ映画に取り組み、オートボットのリーダーのオプティマス・プライムと、宿敵の悪のディセプティコンのボスのメガトロンは若い頃は、まさかの親友だった…!!という始まりの物語の秘話を…、


「ソー」シリーズの雷神ヘムジー、「エターナルズ」(2021年)のブライアン・タイリー・ヘンリー、「ブラック・ウィドウ」(2021年)のナットのスカーレット・ジョハンソンといったマーベルのキャストを声の出演者に起用して、描いた「トランスフォーマーズ・ワン」は…、


同じくマーベルの戦うヒロイン、ホークアイのヘイリー・スタインフェルドちゃんが主演し、シリーズ最高傑作と言われたスピンオフ映画「バンブルビー」(2018年)と同等か、それ以上かも!!の高評を博しただけあり、出口調査では観客の9割以上が満足をして、スコアは満点に近い “ A ” が与えられていますが、封切り成績としては…、

4,000万ドルを超えるのでは?!の期待を裏切って、約2,500万ドルしか稼ぐことができなかった、やっぱり振るわない結果となっていますが、1億ドル超どころか、2億ドルを超える巨額が投じられることもあった実写のブロックバスター映画の大作とは違って…、

公称の製作費は約7,500万ドルの控えめですから、同じく製作費が控えめの約1億ドルだった前述の「バンブルビー」以来の黒字を稼いでくれるかもしれませんし、「トランスフォーマー」のアニメ映画はおもしろい!!の口コミが拡がって、動員を持続する可能性もありそうです…!!


第3位 (2) 「スピーク・ノー・イーヴル」(1,500万ドル)

$5,900,000−(3,375館/$1,748)−$21,455,000

RT の評論家の支持率 85 % / Metacritic スコア 66 / 出口調査の CinemaScore B+



第4位 (初) 「ネヴァー・レット・ゴー」(2,000万ドル)

$4,500,000−(2,667館/$1,687)−$4,500,000

RT の評論家の支持率 63 % / Metacritic スコア 55 / 出口調査の CinemaScore C+

アレクサンドル・アジャ監督(「クロール」2019年)が、ハル・ベリーを主演に迎えたホラー映画「ネヴァー・レット・ゴー」を封切った配給のライオンズゲートとしては、当初の目論見の…


1,000万ドル前後には届かずとも、せめて 800万ドルは稼いでほしい期待値でしたが、実際の封切り成績は残念ながら約450万ドルの沈没でした…。思いがけない展開は、それなりに楽しめるし…、


ハル・ベリー扮する母ちゃんの正気を疑う双子の息子を演じた子役のパーシー・ダッグス 4世くんとアンソニー・B・ジェンキンスくんらの演技は観応えがある!!といった好意的な声もありますが、出口調査では…、

観客の支持は、せいぜい約6割にとどまり、スコアは金返せレベルの “ C+ ” ですから、よって本当にホラー好きのマニアの観客の多くは、このアジャ監督の新作ではなく、以下 ↓ のデミ・ムーア主演の評価の高い「ザ・サブスタンス」のほうを選んだのかもしれませんね…。


…というわけで、第5位のマーベルは飛ばして、第6位に初登場したのが、その…

第6位 (初) 「ザ・サブスタンス」(1,750万ドル)

$3,100,000−(1,949館/$1,591)−$3,100,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 77 / 出口調査の CinemaScore B

80年代を代表する人気映画のひとつであり、青春映画史上の最高傑作に位置づけられる「セント・エルモス・ファイアー」(1985年)や「きのうの夜は」(1986年)、思いがけない超特大のヒットを叩き出した「ゴースト」(1990年)(↓)に…、


トム・クルーズ、ジャック・ニコルソンと共演の「ア・フュー・グッドメン」(1992年)、そして、「G.I.ジェーン」(1997年)などで、セクシーな美人女優として…、


80年代から90年代にかけて、一世を風靡したデミ・ムーア現在61歳が、もう50代のババアだから…と番組から降ろされ、落ち目になったエアロビ界のかつてカリスマのインストラクターに扮し…、


チヤホヤされた若い頃のピチピチの自分に戻りたい…と願ったことから、闇市場に出まわる怪しい新薬に手を出してしまう…!!と果敢に自虐的な役どころに挑戦し、いま若くて、ピチピチのハリウッド版「デスノート」(2017年)のミサミサのマーガレット・クアリー現在29歳と共演し、見事に復帰を果たした「ザ・サブスタンス」は…、

今年2024年5月に開催された第77回めのカンヌ国際映画祭のプレミア上映で、いわゆる “ ボディ・ホラー ”、つまり人体が変貌する恐怖をネタにしたホラー映画としては、 デヴィッド・クローネンバーグ監督の「ザ・フライ」(1986年)以来の傑作のカルト作ではないか…!!と大絶賛を博し、メガホンをとったフランス映画界のコラリー・ファルジャ監督(「リベンジ」2018年)が自ら執筆したシナリオに脚本賞まで与えられたものの…、

ホラー映画としては、上映時間がやや長過ぎ…の約2時間20分もあるトンデモ展開(事前に何も知らないほうがよいと思います)のグロテスクなボディ・ホラーに難色…を示して、公開を見送ることにしたユニバーサル映画に代わって、配給権を取得した英国の配信サービスの Mubi が、2,000館を切った約1,949館の控えめな全米公開に踏み切った結果の封切り成績は約310万ドルだけ…の言わば沈没…ですが…、


とかく見た目ばっかり重要視されがち…の女性をめぐる様々な問題を提起した作品ながら、デミ・ムーアと同世代のおばさんではなく、そうした女性への見方について、最も考えてみなければならないかもしれない18歳から30代半ばまでの青年層の男性の観客を最も多く集めただけでなく、出口調査によれば、約8割に近い観客が支持をして、納得していますから、 “ ボディ・ホラー ” の体裁をとった創り手たちの狙いは、まんまとドンピシャだった…!!と言えそうですし…、

前述のように大手の配給会社が難色…の「ザ・サブスタンス」の劇場公開にあえて挑んで、異色作の存在を知ってもらい、話題を拡げることができた宣伝効果を踏まえると、配信サービスの Mubi としては、このあとの本番?!の配信市場でのロングランのヒットが期待できるのでは…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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