*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。
ホラー映画なのに笑顔が絶えない?!のミスマッチなアイディアが大ウケして、おととしの2022年の秋に大ヒットになった前作「スマイル」は、約2,261万ドル(3,650館)の封切り成績を稼いで、国内の成績は最終的に大台の1億ドルを突破した約1億594万ドルにまで達しましたし…、
同じく2022年ながら、夏に封切られたスコット・デリクソン監督のホラー映画の傑作
「ブラック・フォン」は約2,363万ドル(3,150館)の封切り成績を稼いで、国内の成績は最終的に1億ドルを目前とした約9,012万ドルでしたから…、
$23,000,000−(3,619館/$6,355)−$23,000,000
来年2025年には「スカイダンスつまり昔はパラマウント映画」などと書くことになりそうなパラマウント映画の重役たちが、よっしゃ!!、1億ドル目指せるぞ!!と思わず、両手が握りこぶしになったかもしれない「スマイル 2」の封切り成績の約2,300万ドルを、業務提携している製作会社のスカイダンスと合併し、スカイダンス側が舵を取って、経営の立て直しを目指すパラマウント映画が公表しました…!!とは言え…、
前作は約1,700万ドルの安い製作費だったのに対し、ナオミ・スコット(この「2」にカメオ出演してくれたドリュー・バリモアが製作総指揮の「チャーリーズ・エンジェル」2019年)が演じる主人公のスカイ・ライリーを歌姫のスーパースターに設定したことで、物語の規模を増し、ディズニー映画の「アラジン」(2019年)でも知られたナオミの歌とダンスも楽しめるミュージカルの要素もチョイ足しされた続編の…
「スマイル 2」の製作費は約2,800万ドルにまで膨らんでいますから、仮りに最終的に前作と同等の1億ドル前後の巨額を稼いでも、実際の儲けは前作にはおよばず、減少するはずですが…、
しかしながら、同じく続編にミュージカルを追加した「ジョーカー 2」が、今年2024年公開映画のワースト第1位!!と罵られ、ミュージカル化に失敗し、観客が映画の途中で帰ってしまう…のとは裏腹に、架空の歌姫ながらスカイ・ライリーの魅力がもてはやされている「スマイル 2」は…
前作から引き続き連投したパーカー・フィン監督の映画作りの腕が増して、前作よりも面白いし、本当によく出来たホラー映画!!と讃えられ、出口調査のスコアも前作の “ B- ” から上昇した “ B ” が与えられ、封切り興行の観客の 7割以上が満足をして、支持していますから…、
その好評の口コミに支えられて、客足を維持し、本当に前作同様の 1億ドル突破の成功を目指せるかもしれないので、ホラー映画なのに笑顔が絶えない?!なんて、突飛なアイディアが連続して、ウケるはずないよ…、どうせ二番煎じだろう…と「2」の出来栄えを疑って、あなどっていた方も、まずは試しに実際にご覧になられてみてはいかがでしょう…!!、なお、この封切り成績の…
上出来の結果からすると、いずれはスカイダンスつまり今はパラマウント映画が「スマイル 2」の驚きの結末から続く第3弾の大作?!の製作決定を発表するのは、まず間違いないはずです…!!
$10,100,000−(3,829館/$2,638)−$101,717,000
$9,307,881−(2,762館/$3,370)−$36,215,033
スラッシャー映画やスプラッター映画が大好き!!のマニアにだけウケればいい!!と割り切った独立系の配給会社が封切った製作費たった約200万ドルのいわゆる超低予算のインディーズ映画が、まさかの初登場第1位!!
…を飾った
先週のセンセーショナルなデビューが、映画興行の歴史に残るインディーズがメジャーを倒した下剋上の大逆転の大事件!!ともてはやされ、デヴィッド・ハワード・ソーントン演じるホラー・キャラクターの恐怖のピエロのアート・ザ・クラウン(↑)への世間の関心が高まり…、
これまでマニア向けのカルト映画だった「テリファー」シリーズが認められた大勝利!!に、主演女優のローレン・ラヴェラも感激!!(↓)の「テリファー 3」の公開 2週めは、さすがに…
同じホラー・ジャンルの話題作「スマイル 2」が封切られたことで、第3位に後退ですが、しかし、ホラー映画にありがちの公開 2週めの垂直落下の転落で、アッという間に消え失せる…とはならず、集客減を半減の約−51%に抑えていますから、ピエロの映画を観るなら、今年2024年公開サイテー映画のワースト第1位!!とブーイングの「ジョーカー 2」ではなく、「テリファー 3」を観ろ!!の口コミが、さらに拡がっているようですね…!!
$5,000,000−(3,251館/$1,538)−$283,973,000
…にまで急上昇し、ジャーナリストたちも★★★★★ 5つの満点の感激レビューを熱く語る(↓)ことで、あらためて…、
$4,185,758−(985館/$4,250)−$4,506,030
この秋に映画通が絶対に観るべき映画の第1位!!のように言われるわけが、おのずと理解される
ピューとアンドリュー・ガーフィールド共演の今年2024年公開映画の最も泣ける映画の第1位!!とも言われる恋愛映画の珠玉の感動作「ウィ・リヴ・イン・タイム」が…、
スクリーンの数を約985館にまで増やした!!とは言え、小規模な全米公開にしかすぎないのに、それでも第5位にまで赤丸急上昇です!!、相性抜群の
ブラック・ウィドウと
スパイダーマンの両者にとって、それぞれの代表作はもう過去のブームになりつつあるマーベルのヒーロー映画から、このより素敵な「ウィ・リヴ・イン・タイム」に変わりそうかも…!!😅
🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。
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