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Weekend Box Office 💰 November 4 - 6, 2022 : 11月4日～6日の全米映画ボックスオフィスTOP5

Sunday, November 06, 2022

🚩 Category: Box Office

＊各数字は週末成績－(公開館数/平均売上げ)－トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。

映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「ブラック・アダム」(1億9,500万ドル)

$18,520,000−(3,985館/$4,647)−$137,365,701

★RT の評論家の支持率 40 % / Metacritic スコア 41 / 出口調査の CinemaScore B+

この「One Piece Film: Red」を配給するソニピ傘下のクランチロールが、今夏8月下旬に全米公開した同じく東映アニメの「ドラゴン・ボール・スーパー: スーパー・ヒーロー」の封切り成績が、2,000万ドルを突破した約2,112万ドル（3,018館）の初登場第1位！！だったのに対して…、

第2位 (初) 「One Piece Film: Red」(？？？ドル)

$9,475,251−(2,367館/$4,003)−$9,475,251

★RT の評論家の支持率 95 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore A

尾田栄一郎さん原作のアニメは、その半額にも満たない1,000万ドルを切った約948万ドルの結果ですから、日本国内では少年ジャンプでの1997年連載開始からもう四半世紀も続いてる長寿の人気作とは言え、さらに昔の80年代から世界で愛され、ハリウッド版実写映画も作られた鳥山明さん原作アニメには、ちょっと及ばなかったのかな…といった感もありますが…、

ガイジンつまり自分らと同じアメリカ人の声優による吹き替えではなく、田中真弓さんや名塚佳織さんといった日本の声優によるオリジナルの日本語すなわちオタク界の世界共通語でも楽しむことができる「One Piece Film: Red」は、スクリーンの数が 2,367館と少なめ…の中規模の全米公開ですから、仮りに「ドラゴン・ボール」と同じ 3,000館を超える規模で封切られていたら、もっと大きな金額を稼いだのは間違いありませんから、必ずしもウタの人気が今ひとつだった…とは言えないですね…！！

第3位 (2) 「チケット・トゥ・パラダイス」(6,000万ドル)

$8,510,000−(4,066館/$2,093)−$46,734,120

★RT の評論家の支持率 55 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A-

第4位 (4) 「スマイル」(1,700万ドル)

$3,999,925−(3,046館/$1,313)−$99,107,000

★RT の評論家の支持率 74 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore B-

公開4週めの「ハロウィン・エンズ」が先週の第5位から今週は第9位にまで順位を下げた…というのに、無名の新人監督によるホラーの小品は公開6週めながら、先週と同じ上位ランキングの第4位の位置をキープした！！ばかりか…、

国内の売り上げが、まさかの大台の1億ドル突破！！が目前の約9,911万ドルだけに薄気味悪い笑いがとまらないホラー映画は諸外国の興行成績のトータルが約1億380万ドルに達したことで、全世界総額の成績は、2億ドルを超えてしまいました！！、ジョーダン・ピール監督のホラーだけに注目度が高かった今夏の話題作「ノウプ」の世界総額の実績は約1億7,082万ドルでしたから、新人パーカー・フィン監督の笑顔のアイデアが、いかにウケているかがよくわかりますね…！！

第5位 (3) 「プレイ・フォー・ザ・デビル」(？？？ドル)

$3,875,000−(2,980館/$1,300)−$13,643,710

★RT の評論家の支持率 20 % / Metacritic スコア 32 / 出口調査の CinemaScore C+

🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 October 28 - 30, 2022 : 10月28日～30日の全米映画ボックスオフィスTOP5

Sunday, October 30, 2022

🚩 Category: Box Office

＊各数字は週末成績－(公開館数/平均売上げ)－トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。

映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「ブラック・アダム」(1億9,500万ドル)

$27,700,000−(4,402館/$6,293)−$111,138,667

★RT の評論家の支持率 40 % / Metacritic スコア 41 / 出口調査の CinemaScore B+

第2位 (2) 「チケット・トゥ・パラダイス」(6,000万ドル)

$10,000,000−(3,692館/$2,709)−$33,731,570

★RT の評論家の支持率 55 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A-

最も不人気ジャンルのロマコメながら、まっとうな映画ファンが観たいと思うような話題作がほかにない…という事情もありますが、ケイトリン・ディーヴァーがジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーの大物たちと共演したロマコメが…

公開2週めの客足のおとろえの集客ダウンを約−39％に抑える人気ぶりを発揮した大健闘から、ロマコメというジャンルそのものがダメなのではなく、魅力のある役者を集めて、キャスティングさえ良ければ、ヒットするんじゃないの…？！と、あらためてロマコメの価値が見直されています！！

第3位 (初) 「プレイ・フォー・ザ・デビル」(？？？ドル)

$7,025,000−(2,980館/$2,357)−$7,025,000

★RT の評論家の支持率 20 % / Metacritic スコア 32 / 出口調査の CinemaScore C+

ハロウィンは映画よりも仮装パーティで盛りあがろうぜ！！となるため、秋のホラー・シーズンの集客を狙うホラー映画は早めに公開して、ハロウィンのネタにされるウケを目指さなければなりませんから、もろにハロウィンの週末に封切るのは苦戦するかもしれないこと…。

ホラー映画なのに視聴制限のレイティングが大人向け R 指定ではなく、実質的に制限なしに等しい PG-13 だから、つまり児童でも観ることができる家族向け？！のホラー映画かよ…。そして…、

ホラー映画なら、「スマイル」とシリーズ完結編の「ハロウィン・エンズ」もやってるじゃん！！、どうせなら話題になってる映画を観ようよ！！といった主に3点の事情から、ジャクリーン・バイヤーズ（TVシリーズ「サルベーション」）扮する修道女が悪魔と対決する悪魔祓い界も女性の人材を活用？！の「プレイ・フォー・ザ・デビル」の封切り成績は、たった約703万ドルのパッとしない1,000万ドルにも満たない結果でしたが、あらかじめヒットは期待していなかった配給のライオンズゲートとしては想定通りの成績とのことです…！！

第4位 (3) 「スマイル」(1,700万ドル)

$5,050,000−(3,221館/$1,568)−$92,387,230

★RT の評論家の支持率 74 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore B-

自主製作映画の薄気味悪い短編ホラーに目をつけて、長編化を持ちかけたパラマウント映画の試みはまったく大正解だったようで、新人パーカー・フィン監督の製作費が約1,700万ドルのデビュー作は国内の興行成績が、まさかの1億ドル突破がもう確実！！、アメリカでバカウケなんだって！！の口コミが拡がったことで、世界総額の成績は 2億ドルが視野に入った約1億8,599万ドル！！

第5位 (4) 「ハロウィン・エンズ」(3,000万ドル)

$3,830,000−(3,419館/$1,120)−$60,323,710

★RT の評論家の支持率 41 % / Metacritic スコア 45 / 出口調査の CinemaScore C+