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Weekend Box Office 💰 August 11 - 13, 2023 : 8月11日~13日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「バービー」(1億4,500万ドル)

$33,700,000−(4,178館/$8,066)−$526,309,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 80 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (3) 「オッペンハイマー」(1億ドル)

$18,800,000−(3,761館/$4,999)−$264,269,000

RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 89 / 出口調査の CinemaScore A

映画は映画館で観るもの!!という昔ながらの当たり前にこだわり続けるクリス監督が突きつけた「封切りから100日間は映画館でのみ上映し、配信などしてはいけない!!」の条件について…、

原爆の父の苦悩という地味なテーマの約3時間の長尺のドラマ映画が、果たして、100日間も興行を続けられるのか…?!と疑問した方は少なくなかったのでは…と思われますが、そのユニバーサル映画が引き受けた「100日間上映」の約4分の1に達した本日24日めも「オッペンハイマー」は好調に加えて…、


映画の創り手や出演者の仕事に対して、あろうことか、金なら払わん!!のメジャー・スタジオ側の強欲の理不尽が招いた全米映画俳優組合と全米脚本家組合のストの長期化により、いずれ新作の供給が滞るのは目に見えているだけに、各社が近日公開予定の新作の封切りを延期し、温存し始めると、おのずと旧作の人気作を上映し続けるしかないため、クリス監督の「100日間上映」の条件は皮肉にも容易に達成されるのではないでしょうか…!!、なお、全米脚本家組合に所属している脚本家のクリス監督もストライキ中ですから、次回作の構想などは保留…となっています。



$15,750,000−(3,950館/$3,987)−$72,790,000

RT の評論家の支持率 96 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A


第4位 (2) 「メグ 2 : ザ・トレンチ」(1億2,900万ドル)

$12,700,000−(3,604館/$3,524)−$54,137,000

RT の評論家の支持率 29 % / Metacritic スコア 40 / 出口調査の CinemaScore B-



$6,500,000−(2,715館/$2,394)−$6,500,000

RT の評論家の支持率 48 % / Metacritic スコア 52 / 出口調査の CinemaScore B-

ブラム・ストーカー作の古典ホラー小説「ドラキュラ」(1897年出版)の一部を膨らませて、映画化した「デメテル号の最期の航海」を全米公開した配給のユニバーサル映画が公表した封切り成績は、たったの約650万ドルだけに題名通り、これが最期の航海の沈没になった感のデメテル号の…


舵をとったアンドレ・ウーヴレダル監督が、パンデミック前の2019年夏の同時期に封切った同じくホラー映画「スケアリィ・ストーリーズ・トゥ・テル・イン・ザ・ダーク」のオープニング成績は約2,092万ドル(3,135館)でしたから、そのギレルモ・デル・トロ監督プロデュースが売りだった前作と比べて、「デメテル号」は上映館数が少なめ…に加え、「オッペンハイマー」と「バービー」の大ブーム、ともに公開2週めの「ニンジャ・タートルズ」と「メグ 2」が好調、それにホラー映画を観るなら、「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が「単に良く出来た映画ではない、とてもとても良く出来た映画なんだ!!」と絶賛して、近年のホラー映画の最高傑作のひとつに位置づけた今週第7位の必見「トーク・トゥ・ミー」を観たほうがいい!!、それから…


この週末に Netflix が、ワンダーウーマンのガル・ガドット主演のスパイ・アクションの配信映画「ハート・オブ・ストーン」(↓)をリリースした…!!


…と、ライバルが多過ぎ…の逆風の悪条件が重なった気の毒ながら、宇宙船ではなく帆船を舞台にして、ゼノモーフではなくドラキュラに襲われる乗組員の恐怖を描いた「デメテル号」は、つまり「エイリアン」の亜流か…と受けとめられ、ジャーナリストと観客の両方から不評だけに、沈没は仕方ありませんが、しかし、吸血鬼を変に美化せず、恐ろしいモンスター(↓)として描いたことで、ホラー映画のマニアにはウケているため、一見の価値もないわけではありません…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 August 4 - 6, 2023 : 8月4日~6日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「バービー」(1億4,500万ドル)

$53,000,000−(4,178館/$12,685)−$459,381,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 80 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (初) 「メグ 2 : ザ・トレンチ」(1億2,900万ドル)

$30,000,000−(3,503館/$8,564)−$30,000,000

RT の評論家の支持率 29 % / Metacritic スコア 40 / 出口調査の CinemaScore B-

同日に封切られたディスカバリーの「バービー」とユニバーサル映画の「オッペンハイマー」が同時に大ヒット!!の驚きの大ブームの状況に、これは太刀打ちできそうにない…と判断したらしいソニピが、映画俳優組合のストという、そもそもピンハネをするブラック企業の自分たちが招いた身から出たサビの事態も含めて、「グラン・ツーリスモ」の全米公開を8月11日から25日に約2週間の延期をしたのとは裏腹に…、


どうせ半分は中国資本で作られた中国映画みたいなモノだし、出来栄えの評価も芳しくないから…と軽く扱うことにしたのか?!、自社の「バービー」に海洋アクション映画「メグ」の第2作め「ザ・トレンチ」をブツケたディスカバリーが公表したオープニング成績は約3,000万ドルでしたから、前作の同成績の約4,540万ドル(4,118館)から大きく数字を下げてしまいましたが…、


ウー・ジン(「ウルフ・オブ・ウォー」シリーズ)を国際的なスターとして売り出したい中国側の芸能界の都合から、超巨大なサメとのバトルを生き延びたヒロインのスーイン(リー・ビンビン)は死んだ…とされた設定に、前作のファンが複雑な心境の続編の封切り成績の予想は2,500万ドル前後だったので、ひとまず期待を超えた手堅いヒットを果たした「メグ 2」の世界総額の封切り成績は本国?!の中国で約2,050万ドルを稼いだのを含めて、約1億4,200万ドルとなっています…!!


第3位 (2) 「オッペンハイマー」(1億ドル)

$28,700,000−(3,612館/$7,946)−$228,519,000

RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 89 / 出口調査の CinemaScore A

今年2023年公開映画の最高傑作のひとつ!!の域を超えて、今世紀の最高傑作!!とか、映画史上の最も重要な作品のひとつ!!とまで称賛され始めただけに、今後の様々な映画賞の発表では…

最優秀作品賞 「オッペンハイマー」
最優秀監督賞 クリス・ノーラン
最優秀主演男優賞 キリアン・マーフィー
最優秀主演女優賞 エミリー・ブラント
最優秀助演男優賞 ロバート・ダウニー Jr.

…といった結果をひんぱんに目にするのでは…?!と期待され始めた原爆の父の苦悩を描いた約3時間のシリアスなドラマ映画が、あろうことかマーベルの大ヒット作「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」の第1作め(2014年)と同じペースの公開15日めに超大台の2億ドルを突破!!

いまの時点で国内の成績が約2億2,852万ドルの「オッペンハイマー」は、結末は夢か否か?!の「インセプション」(2010年)の最終的な同成績の約2億9,258万ドルを超えるかも…ですから、「ザ・ダークナイト」(2008年)=約5億3,499万ドル、「ザ・ダークナイト・ライズス」(2012年)=約4億4,814万ドルに次いで、クリス監督史上3番めのヒット作!!に発展するかもしれない…


「オッペンハイマー」の世界総額の成績は約5億5,289万ドルに達していますから、「インターステラー」(2014年)=約6億4,780万ドルに次いで、いまのところクリス監督史上5番めのヒット作!!の位置づけです!!、なお、「インターステラー」より上位の3作品は言うまでもなく、「ザ・ダークナイト・ライズス」、「ザ・ダークナイト」、そして、「インセプション」ですね…!!



$27,950,000−(3,513館/$7,956)−$43,023,000

RT の評論家の支持率 96 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A

「スパイダーマン」の実写映画の製作を他社のディズニーに委託したソニピが、自分たちはアニメ映画の製作に取り組んで、「イントゥ・ザ・スパイダーバース」(2018年)を大成功させたのを見たパラマウント傘下のニコロデオンが、あぁ、その手があったか…!!とばかりに…、


Amazon の過激なヒーローもの「ザ・ボーイズ」シリーズや、ソニピのアニメ映画「ソーセージ・パーティ」(2016年)などをプロデュースして、大ヒットに導いた実績を持つ「ニンジャ・タートルズ」マニアのお笑い芸人セス・ローゲンを仕掛け人に起用し、ソニピが Netflix に転売したアニメ映画の傑作「ザ・ミッチェルズ vs.ザ・マシーンズ」(2021年)を共同監督したジェフ・ロウ監督…


…にメガホンを託した「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の映画の最新作「ミュータント・メイヘム」、つまり「ミュータントの大騒動」を全米公開したパラマウント映画が公表した週末3日間のオープニング成績は約2,795万ドルでしたが、「バービー」と「オッペンハイマー」の2強を警戒して、週の半ばの水曜日を初日にした8月2日からの計5日間の封切り成績としては約4,302万ドルの大成功!!のしてやったりの結果となっています…!!


第5位 (3) 「ホーンテッド・マンション」(1億5,000万ドル)

$8,971,000−(3,740館/$2,399)−$42,021,000

RT の評論家の支持率 41 % / Metacritic スコア 48 / 出口調査の CinemaScore B+


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Trailer for Ben Wheatley's 'Meg 2: The Trench' starring Jason Statham ■ ジェイソン・ステイサムが超巨大なメガシャークと戦う海洋アクション映画「メグ」の第2弾「ザ・トレンチ」の新しい予告編 ! !


来月8月の…と言っても、もう来週末に迫った4日(金)の全米公開に向けて、海洋アクション映画の大ヒット作「ザ・メグ」(2018年)の続編「ザ・トレンチ」が披露した新しい予告編です…!!


スティーヴ・オルテン作の小説「メグ」シリーズをもとにした前作の封切り成績=約4,540万ドル(4,118館)に対して、「ザ・トレンチ」の同成績の予想は今のところ、3,000万ドル前後ですから、この続編のメガホンを託されたベン・ウィートリー監督(「フリー・ファイア」2016年)は前作の実績を超えることはできないかもしれませんが…、


巨大なサメに加えて、いったい、どれだけのタコ焼きを作ることができるのか?!、巨大なタコも登場する映画の荒唐無稽の面白さでは勝るかもしれませんね!!、なお、ジェイソン・ステイサムは新たに主演の位置づけになるらしい「エクスペンダブルズ 4」が、翌9月の22日全米公開の予定ですから、2ヶ月連続の大活躍になりそうです…!!

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First Trailer for Ben Wheatley's 'The Meg 2: The Trench' starring Jason Statham, Sophia Cai, Wu Jing ■ ジェイソン・ステイサムと超巨大なメガシャークの再戦に、中国の映画スターのウー・ジンが加わった米中合作の海洋アクション「メグ 2: ザ・トレンチ」の予告編 ! !


2018年に公開された第1作めを観て、これは面白い!!とエキサイトし、ウケていたベン・ウィートリー監督(「フリー・ファイア」2016年)が、続編を手がけてほしい!!と、まさかのオファーを受けるなり、即座に承諾した「メグ」シリーズの第2作め「ザ・トレンチ」の予告編です…!!


SF作家スティーヴ・オルテン代表作の小説「メグ」シリーズをもとにして、レスキュー・ダイバーの主人公ジョナスに扮したジェイソン・ステイサムが再び、超巨大なサメのメガロドンと対決する「ザ・トレンチ」の共演者は、中国資本による中国市場向けの映画ですから当然…、


中国のスターのウー・ジン(「ウルフ・オブ・ウォー」シリーズ)のほか、「バイオハザード」シリーズのジル・バレンタインとして知られるシエンナ・ギロリー、前作から引き続き登場のクリフ・カーティスとペイジ・ケネディ、そして、前作のヒロイン、スーイン役のリー・ビンビンは出演していないものの、スーインの娘メイイン役を演じた子役のソフィア・ツァイちゃん現在15歳は参戦してる「メグ 2」は、むずかしいことは考えたくない暑い盛りの今夏8月4日から全米公開です!!

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Jason Statham vehicle 'The Meg 2' starts filming soon ■ ジェイソン・ステイサムが巨大なメガシャークと対決する海洋モンスター映画「ザ・メグ」の第2弾の撮影が近日クランクイン ! !


SF作家スティーヴ・オルテン著の同名の小説シリーズを原作の下敷きとして、ジェイソン・ステイサムが、リー・ビンビンらと共演し、メイイン役の子役のソフィア・ツァイちゃんが愛らしかった海洋モンスターのパニック・アクション映画「ザ・メグ」が、沈没予想をくつがえした大ヒットを叩き出したのは、2018年の夏でしたが…

その前作の撮影が終了した2017年1月から数えれば約5年ぶりとなる第2弾の撮影が、来週の月曜日の1月24日に、イギリスのワーナー・ブラザースの撮影所のリーブスデン・スタジオで始まるクランクインの予定を、映画やテレビの製作情報を伝えている KFTV がレポートしてくれました!!


「フリー・ファイア」(2016年)や「レベッカ」(2020年)などのベン・ウィートリー監督がメガホンをとる「メグ 2 : トレンチ」の詳細は伏せられていますが、来週から撮影が始まるとなれば、続編の物語のあらすじや共演者の顔ぶれなども追って、伝えられそうですね…!!


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