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Weekend Box Office 💰 September 22 - 24, 2023 : 9月22日~24日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「ザ・ナン 2」(3,850万ドル)

$8,400,000−(3,536館/$2,376)−$69,222,020

RT の評論家の支持率 45 % / Metacritic スコア 48 / 出口調査の CinemaScore C+

「エクスペンダブルズ 4」の特攻部隊を返り討ちにして、3週連続の第1位を達成した恐怖の尼さん=製作費は約3,850万ドルは、世界総額の興行成績が約2億422万ドルに達したことで、メガホンを託されたマイケル・チャベス監督としては、自身の前作と同時にカンジュアリング・ユニバースの前作でもある本流シリーズの第3作め「ザ・デビル・メイド・ミー・ドゥ・イット」つまり…


「悪魔が私にやらせた」(2021年)の世界総額の興行成績=約2億27万ドルを超えて、自己ベストを更新したことになりますが、ただし、恐怖の尼さんの前作(2018年)が記録したカンジュアリング史上最大ヒットの世界総額の成績=約3億6,339万ドルには残念ながら、届きそうにないですね…。


全米公開の初日(22日)に先がけて、前日の木曜日(21日)の夕方の午後6時にスタートした前夜祭興行の売り上げが、元マッドマックスのメル・ギブソンを悪役にして、もう約9年前の2014年に封切られた前作「3」の前夜祭興行の成績=約87万5,000ドルに及ばない、ややガッカリの…

第2位 (初) 「エクスペンダブルズ 4」(1億ドル)

$8,300,000−(3,518館/$2,359)−$8,300,000


RT の評論家の支持率 16 % / Metacritic スコア 29 / 出口調査の CinemaScore B-

約75万ドルだったものの、それでも前作の封切り成績の約1,588万ドル(3,221館)と同等の金額を稼いでくれるはずと期待されていた「エクスペンダブルズ 4」でしたが、ライオンズゲートが公表した封切り成績が、あろうことか恐怖の尼さんのもう息切れ…の公開3週めの成績=約840万ドルに僅差の10万ドル少ない約830万ドルだったことで、スタローン隊長にとって最後の男祭りは初登場第1位を飾ることができず、シリーズ即死に近い敗北のデビューとなってしまいました…。


約3,483万ドル(3,270館)の封切り成績を稼いで、国内の売り上げが大台の1億ドル突破を果たした約1億307万ドルだった第1作め(2010年)に勢いづいて、すかさず作られた第2作め(2012年)の封切り成績が約2,859万ドル(3,316館)にまで低下し、最終的な国内の売り上げも約8,503万ドルにとどまった男祭りは、さらに続きの前作の第3弾の封切り成績が前述のように第1作めの半額以下にまで転落のばかりか、国内の成績は、その第1作めの封切り成績と大して変わらない約3,932万ドルの沈没だったものの、諸外国ではそこそこヒットし、海外から約1億7,014万ドルを稼いだことで、どうにか第4作めに到った下り坂の経緯を踏まえると…、


本国の北米ではもう明らかに男祭りが飽きられているため、「エクスペンダブルズ 4」も海外市場に希望を託すしかなさそうですが、主役の座がスタローン隊長から右腕のジェイソン・ステイサムに譲られたシリーズは、さらに次の第5作めに進むことができるのか?!、なお、ジャーナリストからは酷評の第4作めですが、シリーズのファンの方や、アクション映画好きの方々は前作と同等の大して変わらない内容と受けとめたものの、CG の質がダメダメの低すぎる点については、チープな映画に成り下がった…と、ため息をついてしまっているようです…。


第3位 (2) 「ア・ホーンティング・イン・ヴェニス」(6,000万ドル)

$6,300,000−(3,305館/$1,906)−$25,352,729

RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore B


第4位 (3) 「イコライザー 3」(7,000万ドル)

$4,725,000−(3,270館/$1,445)−$81,261,243

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (5) 「バービー」(1億4,500万ドル)

$3,200,000−(2,634館/$1,215)−$630,450,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 80 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 September 15 - 17, 2023 : 9月15日~17日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

ディスカバリー、つまりワーナーは推定の数字を多めに公表のあと、実際の売り上げは減る傾向に対し、ディズニーは逆に推定の数字は控えめに公表のあと、実際の売り上げは増える傾向にある…

第1位 (1) 「ザ・ナン 2」(3,850万ドル)

$14,730,000−(3,743館/$3,935)−$56,523,000


RT の評論家の支持率 45 % / Metacritic スコア 48 / 出口調査の CinemaScore C+

…のパターンの違いを踏まえると、第1位と第2位の作品の順序は実際は逆さまかもしれませんが、先週の初公開から約−55%の観客を失ったものの、垂直落下になりがちのホラー映画の公開2週めとしては少なめの集客減に抑えることができた「ザ・ナン 2」が、わずか約23万ドルの僅差ながら…


ケネス・ブラナー監督が自ら名探偵ポアロに扮して、主演を兼ねたアガサ・クリスティー原作シリーズがホラーの領域に踏み込んだ第3作め「ア・ホーンティング・イン・ヴェニス」とのホラー映画対決?!を制して、ひとまず「全米2週連続の第1位」と宣伝できる実績をモノにしました…!!

…と書けば、タイッサ・ファーミガとストーム・リードちゃんの若い尼ちゃんらに負けた名探偵のポアロは「オリエント急行殺人事件」(2017年)のデイジー・リドリー、前作「ナイル殺人事件」(2022年)のガル・ガドットに匹敵する目玉キャストのヒロインとして、元ブラック・ウィドウのスカーレット・ジョハンソンと現ブラック・ウィドウのフローレンス・ピュー、「ソー」シリーズのナタリー・ポートマンテッサ・トンプソンあたりのマーベルのヒロインを起用すべきだったんじゃないの…?!などとツッコミを食らいそうですが…、

第2位 (初) 「ア・ホーンティング・イン・ヴェニス」(6,000万ドル)

$14,500,000−(3,305館/$4,387)−$14,500,000


RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore B

不振の Disney+ の配信シリーズ「アメリカン・ボーン・チャイニーズ」のミシェル・ヨーと、Hulu / Disney+ の配信シリーズ「オンリー・マーダーズ・イン・ザ・ビルディング」のティナ・フェイを目玉キャストにした「ハロウィーン・パーティー」(1969年出版)の映画化のオープニング成績の約1,450万ドルは、前作「ナイル殺人事件」の不発の同成績の約1,289万ドル(3,280館)からは持ち直したものの…、

「オリエント急行殺人事件」の封切り成績の約2,868万ドル(3,341館)と比べると、ほぼ半額か…の引き続き残念な結果となっていますが、製作費が1億ドル突破のブロックバスターだった前作の挫折を踏まえ、「ア・ホーンティング・イン・ヴェニス」の製作費は約6,000万ドルにまで縮小されましたから、世界総額の封切り成績としては、その小さくなった映画の規模に見合う約3,720万ドルを稼いだ第3作めが大きな痛手を被ることはないかも…ですが、それにしても…、


多彩な容疑者たちの顔ぶれのアンサンブル・キャストが見どころの真犯人探しの謎解きモノとしては、やはり、出演者たちが連日のようにテレビやイベントに登場しての宣伝活動が興行の成否を分ける重要だというのに、前作は主演男優に起用したアーミー・ハマーの私的な女性スキャンダルが人肉を食べたかもしれないスキャンダルに発展して、充分に宣伝することができず、この第3作めは脚本家と俳優の両組合のストライキのせいで、宣伝活動は出来ず…の不運続きだけに…

作品そのものは一定の好評を維持しているのに売れない名探偵ケネス・ブラナー監督はお気の毒…と言うしかありませんが、しかし、そもそもストになったのは、ディズニーを含めた大手映画スタジオが創り手と出演者に正当な報酬を支払わず、上から目線で支配しようとするブラック企業化した腐敗が原因ですから、興行不振も配信不振も身から出たサビの自業自得…かもしれませんね…。


第3位 (2) 「イコライザー 3」(7,000万ドル)

$7,235,000−(3,528館/$2,051)−$73,679,930

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A



$4,700,000−(3,678館/$1,278)−$18,572,000

RT の評論家の支持率 28 % / Metacritic スコア 34 / 出口調査の CinemaScore B


第5位 (5) 「バービー」(1億4,500万ドル)

$3,965,000−(3,012館/$1,316)−$626,122,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 80 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 September 8 - 10, 2023 : 9月8日~10日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

映画の格付けサイト Rotten Tomatoes の支持率を左右する評論家やジャーナリストに認定されている書き手の一部が、宣伝会社からワイロを受けとって、ウソの称賛をねつ造したフェイクの肯定評を投稿していたインチキの実態がマスコミに暴露されましたから、あくまでも参考に…と以前より言ってきたように、支持率はひとつの目安でしかない…と、あらためて理解し、鵜呑みはしないでください…😔

第1位 (初) 「ザ・ナン 2」(3,850万ドル)

$32,600,000−(3,728館/$8,745)−$32,600,000

RT の評論家の支持率 45 % / Metacritic スコア 48 / 出口調査の CinemaScore C+


「ザ・ナン 2」の封切り成績については、上 ↑ の🔗文字のリンク、または下 ↓ の恐怖の尼さんがいっぱい 😱 の写真をタップしてください…!!


第2位 (1) 「イコライザー 3」(7,000万ドル)

$12,100,000−(3,965館/$3,052)−$61,845,408

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A



$10,000,000−(3,650館/$2,740)−$10,000,000

RT の評論家の支持率 28 % / Metacritic スコア 34 / 出口調査の CinemaScore B

デヴィッド・フィンチャー監督がメガホンをとって、ジョディ・フォスターを主演に迎え、娘役のクリステン・スチュワートちゃん当時12歳がカワイイ!!と大注目されたアイドル誕生?!のスリラー映画「パニック・ルーム」が封切られた約21年前の…と書けば、すごい昔の話ですね…!!と実感できそうな…


2002年春に公開されるや、えッ?!、ギリシャ系ヒロインの結婚をめぐるギリシャ系家族の騒動を描いた小品のインディーズ映画なのに、ギリシャとは無関係のトム・ハンクスとリタ・ウィルソンの仲よし夫婦が仕掛け人のプロデューサーなの?!というミスマッチが話題になっただけでなく、トム・ハンクスとメグ・ライアンが共演をした「めぐり逢えたら」(1993年)と「ユー・ガット・メール」(1998年)が大好きな人たちが、うんうん!!、トム・ハンクスの作品だ!!と納得するロマコメだったことで、社会現象的なブームを巻き起こし、「スパイダーマン」「ロード・オブ・ザ・リング」「スター・ウォーズ」、そして、「ハリー・ポッター」に次いで、2002年の全米公開映画の興行成績の年間ランキング第5位=約2億4,144万ドルを稼ぐ驚きの特大ヒット作に発展した…


「マイ・ビッグ・ファット・グリーク・ウェディング」の原作・脚本・主演を兼ねた才女のニア・ヴァルダロスが、ついに自らメガホンもとった第3作めが、1,000万ドルに届かないだろう…の低い期待値をどうにかクリアして、第3位に初登場!!となっています…!!、プロデューサーは当然、トム・ハンクスとリタ・ウィルソンです…!!


第4位 (初) 「ジャヴァン」(3,800万ドル)

$6,191,506−(813館/$7,616)−$7,555,773

RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア -- / 出口調査の CinemaScore ?


ボリウッドを代表するスターのシャー・ルク・カーンが、社会の腐敗を正す世直しの人助けのために悪事も厭わない過激なヴィジランテの主人公に扮したアクション・スリラー映画「ジャヴァン」、つまり英語にすると「ソルジャー」が、外国語のヒンディー語の作品どころか…、


全米公開とは、ちょっと言い難い813館だけでの封切りなのに、南アジア系、つまりインド・パキスタン系の観客に支持されて、第4位に初登場!!ですから、マーベル初の南アジア系の戦うヒロイン、ミズ・マーベルイマンちゃんが活躍する「ザ・マーベルズ」(今秋11月10日全米公開)も同じく印パの人たちに支持されるとよいのですが…!!


第5位 (2) 「バービー」(1億4,500万ドル)

$5,900,000−(3,281館/$1,798)−$620,511,857

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 80 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 September 1 - 3, 2023 : 9月1日~3日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (初) 「イコライザー 3」(7,000万ドル)

$34,500,000−(3,965館/$8,701)−$34,500,000

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A


そうか!!、そういうことだったのか…!!と結末で感激したいファンの方は、SNS などでのネタバレに要注意の最終章の封切り成績については、上 ↑ の🔗文字のリンク、または下 ↓ のダコタ・ファニングをタップしてください…!!


第2位 (2) 「バービー」(1億4,500万ドル)

$10,649,746−(3,586館/$2,970)−$609,533,746

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 80 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (3) 「ブルー・ビートル」(1億400万ドル)

$7,270,000−(3,316館/$2,192)−$56,574,000

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 61 / 出口調査の CinemaScore B+

そもそも映画館で封切る予定はなかった配信映画だけれど、これはたぶん面白いだろう…!!と、コミックヒーロー映画のファンが期待した「ブルー・ビートル」の国内での成績が約5,657万ドルに達して…、


今春に封切られた「シャザム 2」の国内での最終的な成績の約5,764万ドルを超えるのが確実!!となっていますが、コミックヒーロー映画の面白味がわからないディスカバリーが製作を途中放棄して、スクラップにしたレスリー・グレイス主演の配信映画「バットガール」を完成して、映画館で封切っていたなら、「シャザム 2」と「ブルー・ビートル」はもちろん、「ザ・フラッシュ」よりもヒットしただろう…!!と、コミックヒーロー映画のファンは考えていますね…!!


第4位 (1) 「グラン・ツーリスモ」(6,000万ドル)

$6,550,000−(3,856館/$1,699)−$28,660,546

RT の評論家の支持率 60 % / Metacritic スコア 46 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (4) 「奥本海黙」(1億ドル)

$5,520,000−(2,543館/$2,171)−$308,551,000

RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 89 / 出口調査の CinemaScore A

パンデミック明け初の…という言い方をしてもよいのかどうか?!は、ちょっと微妙ですが、いずれにしろ、ハリウッドからの超久しぶりのお客さまとして、クリス監督が中国に来てくれた…!!

…というクリス監督大歓迎!!の盛り上がりも影響していそうですが、その世界最大の映画市場で封切られるや、現地の観客から、ほぼ満点の出口調査の絶賛スコアを与えられて、大ヒット!!の「奥本海黙」の世界総額の売り上げが約8億5,298万ドルに達して、「インセプション」(2010年)の約8億2,579万ドルを超えたことで、「ダークナイト・ライズス」(2012年)の約10億8,223万ドル、「ダークナイト」(2008年)の約9億9,873万ドルに次いで、クリス監督史上3番めの大ヒット作!!の位置づけにまで浮上しました…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 August 25 - 27, 2023 : 8月25日~27日の全米映画ボックスオフィスTOP5


日本の映画館でも「映画の日」と銘打ち、鑑賞料金を値引きするサービスデーが実施されているのと同様に、アメリカで今日の日曜日の8月27日は「全米映画の日」として、どこの映画館で、どの映画を、どのような上映形態で観ても、ぜんぶ一律にたったの4ドル、つまり約586円ですから…

多くの映画館が満員御礼となり、売店のコンセッションの売り上げは跳ねあがるでしょうが、肝心のチケット代は大きく値下げされたため、この週末の興行成績の数字は、その「全米映画の日」の影響を受けたものになっているのを念頭に置いて頂きたいのと…、

*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

初登場第1位の PlayStation 製作・ソニピ配給「グラン・ツーリスモ」の封切り成績はフェイクだ…とまでは言わないものの、いわゆる「全米初登場第1位と宣伝したい詐欺」のトリックですから、実際はおそらく「全米映画の日」の恩恵を受けた「バービー」の首位返り咲きが本当だろうと理解したほうがよさそうです…!!

ウルヴァリンのヒュー・ジャックマンが悪役を演じて、2015年の春に全米公開された同じくソニピ作品「チャッピー」の封切り成績が約1,335万ドル(3,201館)の沈没だったことで失脚し、干されていた感のあるニール・ブロムカンプ監督のようやくの復帰作と言える「グラン・ツーリスモ」の封切り成績はフェイクだ…の込み入った事情は…、

「バービー」と「オッペンハイマー」が同時に大ヒット!!のブームが最高潮のタイミングに公開しても見向きされないのは火を見るよりも明らか…に重ねて、全米映画俳優組合のストのせいで、出演者の俳優たちが宣伝活動できない…の二重苦?!から、約2週間前の8月11日全米公開をキャンセルして、この週末の25日(金)封切りに遅らせることにしたソニピは…、


「グラン・ツーリスモ」の出来栄えには自信があったので、俳優たちが宣伝活動できない…を補うための宣伝活動として、複数回の先行特別上映のイベントを催すことで、イチ早く映画を観た観客が SNS を通じて、面白かった!!の口コミを拡げてくれるかも…と、いわゆるバズることを期待したわけですが、その有料の先行特別上映会からの売り上げに…

第1位 (初) 「グラン・ツーリスモ」(6,000万ドル)

$17,300,000−(3,856館/$4,487)−$17,300,000


RT の評論家の支持率 60 % / Metacritic スコア 46 / 出口調査の CinemaScore A

とうてい前夜とは言えない木曜日(24日)の午後2時に上映をスタートした前夜祭興行の売り上げを足した約530万ドルを初日の金曜日の成績に含めてしまいましたから、そのように水増しされた封切り成績の約1,730万ドルから約530万ドルを引くと、週末3日間の本当の成績は約1,200万ドルにまで下がってしまい、実際は第3位の「ブルー・ビートル」にも敗北した第4位の沈没デビューか…

…の結果となり、ニール・ブロムカンプ監督は前述の「チャッピー」=製作費は約4,900万ドルよりも高額の約6,000万ドルを費やした「グラン・ツーリスモ」が、負け犬系のベタなスポ根映画として、観客にはウケて、好評ながら興行的にはまた明らかに敗退…となってしまいます…。

そもそもは初日の金曜日に日付けが変わった真夜中の午前0時1分に始まるものだった前夜祭興行の上映開始が徐々に前倒しされて、「グラン・ツーリスモ」のように木曜日の午後2時頃に始まるのが当たり前の現状からすると、全米公開映画の初日は金曜日ではなく、木曜日が本当では?!、それなのにどうして「初日は金曜日」や、実際は週末4日間の成績なのに「週末3日間」の封切り成績と映画スタジオは言い張り続けて、水増しした「週末3日間の封切り成績」を公表し続けるのか…?!

…と、もう誰もが疑問に思っていて、興行成績のランキングはフェイク・ニュースだ…と言われても仕方ないだけに、フェイク・ニュースまがいは CIA Movie News のメインのサイトには掲載しない方針から、この全米映画ボックスオフィスTOP5 はココに移ったわけですが、大手映画スタジオのお金の流れは不透明で、詐欺めいている…のを踏まえると、脚本家と俳優の両組合がストを決行して、それが長期化し解決できそうにない業界破綻?!も当たり前か…というオチになりますね…!!


第2位 (2) 「バービー」(1億4,500万ドル)

$17,100,000−(3,736館/$4,577)−$594,801,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 80 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (1) 「ブルー・ビートル」(1億400万ドル)

$12,765,000−(3,871館/$3,298)−$46,309,000

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 61 / 出口調査の CinemaScore B+


第4位 (3) 「オッペンハイマー」(1億ドル)

$9,000,000−(2,872館/$3,134)−$300,024,000

RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 89 / 出口調査の CinemaScore A

国内の成績が、ついに3億ドルを突破!!し、「インセプション」(2010年)の約2億9,258万ドルを超えて、「ダークナイト」(2008年)=約5億3,499万ドルと「ダークナイト・ライズス」(2012年)=約4億4,814万ドルに次ぐ、クリス監督史上3番めのヒット作!!


…の位置づけにたどり着いた「オッペンハイマー」は、ディズニーの「ザ・リトル・マーメイド」の約2億9,776万ドルと、ディズニー・マーベルの「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.3」の約3億5,900万ドルとに挟まれた今年2023年の全米公開映画としては、年間ランキングの暫定の第5位となっています…!!



$6,100,000−(3,145館/$1,940)−$98,143,000

RT の評論家の支持率 96 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。

Weekend Box Office 💰 August 18 - 20, 2023 : 8月18日~20日の全米映画ボックスオフィスTOP5


配信と違って、映画館は天気の影響を受けてしまいますから、ハリケーン・ヒラリーの西海岸接近にともない、この週末は出かけずに念のため、災害の備えをしようか…という人たちもいたに違いないことを念頭において、各映画の成績はお手柔らかに見てあげてください…⛈

*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (初) 「ブルー・ビートル」(1億400万ドル)

$25,400,000−(3,871館/$6,562)−$25,400,000

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 61 / 出口調査の CinemaScore B+


「ブルー・ビートル」の封切り成績については、現在28歳だけれど、地元ブラジルの芸能界で子役からキャリアをスタートしたので、芸歴23年!!のギョーカイ大ベテランのヒロイン、ジェニー役のブルーナ・マルケジーニ ↓ をタップするか、上 ↑ の 🔗 文字のリンクをタップして下さい!!


第2位 (1) 「バービー」(1億4,500万ドル)

$21,500,000−(4,003館/$5,371)−$567,132,865

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 80 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (2) 「オッペンハイマー」(1億ドル)

$10,600,000−(3,321館/$3,192)−$285,221,735

RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 89 / 出口調査の CinemaScore A

世界総額の成績が「インターステラー」(2014年)の約6億4,780万ドルを超えて、ついに7億ドルを突破し、約7億1,782万ドルにまで達した「オッペンハイマー」は…、

出演者のひとりのラミ・マレックが、伝説的ロック・バンドのクイーンの故フレディ・マーキュリー役を演じた「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)が記録した伝記映画史上最高の大ヒット!!の世界総額の興行成績の約8億8,221万ドルに次ぐ、歴代第2位!!だけに、果たして、原爆の父の故 J. ロバート・オッペンハイマー博士が故フレディ・マーキュリーを超えるのか…?!


…の期待が寄せられることになりますが、いずれにしろ、ラミ・マレックは伝記映画の歴代興行成績の世界ランキング第1位と第2位の両方に出演した伝記映画の名優ということになりますね…!!



$8,425,000−(3,004館/$2,805)−$88,130,087

RT の評論家の支持率 96 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (初) 「ストレイズ」(4,600万ドル)

$8,300,000−(3,223館/$2,575)−$8,300,000

RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 55 / 出口調査の CinemaScore B+

アフリカ系のマイルス・モラレスが主人公の「スパイダーマン」の並行世界のアニメ映画シリーズのみならず、やはり動物ネタの「コケイン・ベア」が今春の全米公開で大ウケした仕掛け人コンビのプロデューサー、フィル・ロードとクリス・ミラーが…、


クリステン・ウィグとアニー・マモローのコンビが主演したコメディ映画「バーブ・アンド・スター」(2021年)のジョシュ・グリーンバウム監督を起用して、本来であれば子ども向けのはずの「しゃべる犬映画」を大人向けに仕上げた「ストレイズ」を配給したユニバーサル映画としては…


前述の「コケイン・ベア」に続く大ヒットを期待したはずですが、声優にお笑いの大御所ウィル・フェレルはじめ、ジェイミー・フォックス、グレタ・リー、アイラ・フィッシャー、ランドール・パークら豪華な声ぶれをそろえたものの、大人の観客が「しゃべる犬映画」を観るはずもなく…、

そんなに安くはない製作費の約4,600万ドルに対して、封切り成績は沈没のたったの約830万ドルでしたから、ユニバーサル映画は第3位のクリス・ノーラン監督の「オッペンハイマー」の大ヒットが稼いでくれた儲けが、この「しゃべる犬映画」で帳消しか…などと言われても仕方のない結果となっています…。

🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 August 11 - 13, 2023 : 8月11日~13日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「バービー」(1億4,500万ドル)

$33,700,000−(4,178館/$8,066)−$526,309,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 80 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (3) 「オッペンハイマー」(1億ドル)

$18,800,000−(3,761館/$4,999)−$264,269,000

RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 89 / 出口調査の CinemaScore A

映画は映画館で観るもの!!という昔ながらの当たり前にこだわり続けるクリス監督が突きつけた「封切りから100日間は映画館でのみ上映し、配信などしてはいけない!!」の条件について…、

原爆の父の苦悩という地味なテーマの約3時間の長尺のドラマ映画が、果たして、100日間も興行を続けられるのか…?!と疑問した方は少なくなかったのでは…と思われますが、そのユニバーサル映画が引き受けた「100日間上映」の約4分の1に達した本日24日めも「オッペンハイマー」は好調に加えて…、


映画の創り手や出演者の仕事に対して、あろうことか、金なら払わん!!のメジャー・スタジオ側の強欲の理不尽が招いた全米映画俳優組合と全米脚本家組合のストの長期化により、いずれ新作の供給が滞るのは目に見えているだけに、各社が近日公開予定の新作の封切りを延期し、温存し始めると、おのずと旧作の人気作を上映し続けるしかないため、クリス監督の「100日間上映」の条件は皮肉にも容易に達成されるのではないでしょうか…!!、なお、全米脚本家組合に所属している脚本家のクリス監督もストライキ中ですから、次回作の構想などは保留…となっています。



$15,750,000−(3,950館/$3,987)−$72,790,000

RT の評論家の支持率 96 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A


第4位 (2) 「メグ 2 : ザ・トレンチ」(1億2,900万ドル)

$12,700,000−(3,604館/$3,524)−$54,137,000

RT の評論家の支持率 29 % / Metacritic スコア 40 / 出口調査の CinemaScore B-



$6,500,000−(2,715館/$2,394)−$6,500,000

RT の評論家の支持率 48 % / Metacritic スコア 52 / 出口調査の CinemaScore B-

ブラム・ストーカー作の古典ホラー小説「ドラキュラ」(1897年出版)の一部を膨らませて、映画化した「デメテル号の最期の航海」を全米公開した配給のユニバーサル映画が公表した封切り成績は、たったの約650万ドルだけに題名通り、これが最期の航海の沈没になった感のデメテル号の…


舵をとったアンドレ・ウーヴレダル監督が、パンデミック前の2019年夏の同時期に封切った同じくホラー映画「スケアリィ・ストーリーズ・トゥ・テル・イン・ザ・ダーク」のオープニング成績は約2,092万ドル(3,135館)でしたから、そのギレルモ・デル・トロ監督プロデュースが売りだった前作と比べて、「デメテル号」は上映館数が少なめ…に加え、「オッペンハイマー」と「バービー」の大ブーム、ともに公開2週めの「ニンジャ・タートルズ」と「メグ 2」が好調、それにホラー映画を観るなら、「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が「単に良く出来た映画ではない、とてもとても良く出来た映画なんだ!!」と絶賛して、近年のホラー映画の最高傑作のひとつに位置づけた今週第7位の必見「トーク・トゥ・ミー」を観たほうがいい!!、それから…


この週末に Netflix が、ワンダーウーマンのガル・ガドット主演のスパイ・アクションの配信映画「ハート・オブ・ストーン」(↓)をリリースした…!!


…と、ライバルが多過ぎ…の逆風の悪条件が重なった気の毒ながら、宇宙船ではなく帆船を舞台にして、ゼノモーフではなくドラキュラに襲われる乗組員の恐怖を描いた「デメテル号」は、つまり「エイリアン」の亜流か…と受けとめられ、ジャーナリストと観客の両方から不評だけに、沈没は仕方ありませんが、しかし、吸血鬼を変に美化せず、恐ろしいモンスター(↓)として描いたことで、ホラー映画のマニアにはウケているため、一見の価値もないわけではありません…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 August 4 - 6, 2023 : 8月4日~6日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「バービー」(1億4,500万ドル)

$53,000,000−(4,178館/$12,685)−$459,381,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 80 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (初) 「メグ 2 : ザ・トレンチ」(1億2,900万ドル)

$30,000,000−(3,503館/$8,564)−$30,000,000

RT の評論家の支持率 29 % / Metacritic スコア 40 / 出口調査の CinemaScore B-

同日に封切られたディスカバリーの「バービー」とユニバーサル映画の「オッペンハイマー」が同時に大ヒット!!の驚きの大ブームの状況に、これは太刀打ちできそうにない…と判断したらしいソニピが、映画俳優組合のストという、そもそもピンハネをするブラック企業の自分たちが招いた身から出たサビの事態も含めて、「グラン・ツーリスモ」の全米公開を8月11日から25日に約2週間の延期をしたのとは裏腹に…、


どうせ半分は中国資本で作られた中国映画みたいなモノだし、出来栄えの評価も芳しくないから…と軽く扱うことにしたのか?!、自社の「バービー」に海洋アクション映画「メグ」の第2作め「ザ・トレンチ」をブツケたディスカバリーが公表したオープニング成績は約3,000万ドルでしたから、前作の同成績の約4,540万ドル(4,118館)から大きく数字を下げてしまいましたが…、


ウー・ジン(「ウルフ・オブ・ウォー」シリーズ)を国際的なスターとして売り出したい中国側の芸能界の都合から、超巨大なサメとのバトルを生き延びたヒロインのスーイン(リー・ビンビン)は死んだ…とされた設定に、前作のファンが複雑な心境の続編の封切り成績の予想は2,500万ドル前後だったので、ひとまず期待を超えた手堅いヒットを果たした「メグ 2」の世界総額の封切り成績は本国?!の中国で約2,050万ドルを稼いだのを含めて、約1億4,200万ドルとなっています…!!


第3位 (2) 「オッペンハイマー」(1億ドル)

$28,700,000−(3,612館/$7,946)−$228,519,000

RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 89 / 出口調査の CinemaScore A

今年2023年公開映画の最高傑作のひとつ!!の域を超えて、今世紀の最高傑作!!とか、映画史上の最も重要な作品のひとつ!!とまで称賛され始めただけに、今後の様々な映画賞の発表では…

最優秀作品賞 「オッペンハイマー」
最優秀監督賞 クリス・ノーラン
最優秀主演男優賞 キリアン・マーフィー
最優秀主演女優賞 エミリー・ブラント
最優秀助演男優賞 ロバート・ダウニー Jr.

…といった結果をひんぱんに目にするのでは…?!と期待され始めた原爆の父の苦悩を描いた約3時間のシリアスなドラマ映画が、あろうことかマーベルの大ヒット作「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」の第1作め(2014年)と同じペースの公開15日めに超大台の2億ドルを突破!!

いまの時点で国内の成績が約2億2,852万ドルの「オッペンハイマー」は、結末は夢か否か?!の「インセプション」(2010年)の最終的な同成績の約2億9,258万ドルを超えるかも…ですから、「ザ・ダークナイト」(2008年)=約5億3,499万ドル、「ザ・ダークナイト・ライズス」(2012年)=約4億4,814万ドルに次いで、クリス監督史上3番めのヒット作!!に発展するかもしれない…


「オッペンハイマー」の世界総額の成績は約5億5,289万ドルに達していますから、「インターステラー」(2014年)=約6億4,780万ドルに次いで、いまのところクリス監督史上5番めのヒット作!!の位置づけです!!、なお、「インターステラー」より上位の3作品は言うまでもなく、「ザ・ダークナイト・ライズス」、「ザ・ダークナイト」、そして、「インセプション」ですね…!!



$27,950,000−(3,513館/$7,956)−$43,023,000

RT の評論家の支持率 96 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A

「スパイダーマン」の実写映画の製作を他社のディズニーに委託したソニピが、自分たちはアニメ映画の製作に取り組んで、「イントゥ・ザ・スパイダーバース」(2018年)を大成功させたのを見たパラマウント傘下のニコロデオンが、あぁ、その手があったか…!!とばかりに…、


Amazon の過激なヒーローもの「ザ・ボーイズ」シリーズや、ソニピのアニメ映画「ソーセージ・パーティ」(2016年)などをプロデュースして、大ヒットに導いた実績を持つ「ニンジャ・タートルズ」マニアのお笑い芸人セス・ローゲンを仕掛け人に起用し、ソニピが Netflix に転売したアニメ映画の傑作「ザ・ミッチェルズ vs.ザ・マシーンズ」(2021年)を共同監督したジェフ・ロウ監督…


…にメガホンを託した「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の映画の最新作「ミュータント・メイヘム」、つまり「ミュータントの大騒動」を全米公開したパラマウント映画が公表した週末3日間のオープニング成績は約2,795万ドルでしたが、「バービー」と「オッペンハイマー」の2強を警戒して、週の半ばの水曜日を初日にした8月2日からの計5日間の封切り成績としては約4,302万ドルの大成功!!のしてやったりの結果となっています…!!


第5位 (3) 「ホーンテッド・マンション」(1億5,000万ドル)

$8,971,000−(3,740館/$2,399)−$42,021,000

RT の評論家の支持率 41 % / Metacritic スコア 48 / 出口調査の CinemaScore B+


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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