'Black Widow' pirated costing Disney $600 Million ■ 想像を遥かに超えた数の海賊版が出まわった「ブラック・ウィドウ」の公開同時配信の失敗により、ディズニーが被った損害は巨額の約696億8,641万円だった ! !
2022年の映画興行の展望をレポートした業界メディア Deadline のアンソニー・ダレッサンドロによれば…
昨2021年夏の7月9日の全米公開と同時に Disney+ から有料(29.99ドル)のプレミア配信を行ったスカーレット・ジョハンソン主演のマーベルの戦うヒロイン映画「ブラック・ウィドウ」が、その配信のせいで盗まれてしまい、出回った高画質の海賊版が約2,000万回も視聴されたらしい…とのことで…
その約2,000万回の膨大な数の再生が仮りにプレミア配信だったなら…と単純に試算すると、ディズニーが得られたはずの視聴料はおよそ約6億ドル=約696億8,641万円の巨額に値するそうですから、パンデミックの事情を汲み、感染予防のため仕方ない同時配信だった…とは言え、「ブラック・ウィドウ」の全世界総額の興行成績は約3億7,547万ドルだったので…
海賊版による被害額のほうが大きく上まわってしまった現実を踏まえると、ディズニーのみならず、映画スタジオ各社が今後、ブロックバスター大作の勝負映画を封切りと同時配信するとはもう考えられませんし、スカーレット・ジョハンソンが同時配信のせいで興行成績が損なわれ、自分が受け取れるはずの歩合収入が少なくなった…として、ディズニーを告訴(和解成立済み)したのも無理ない…と理解することができそうです…。
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