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Weekend Box Office 💰 October 18 - 20, 2024 : 10月18日~20日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

ホラー映画なのに笑顔が絶えない?!のミスマッチなアイディアが大ウケして、おととしの2022年の秋に大ヒットになった前作「スマイル」は、約2,261万ドル(3,650館)の封切り成績を稼いで、国内の成績は最終的に大台の1億ドルを突破した約1億594万ドルにまで達しましたし…、

同じく2022年ながら、夏に封切られたスコット・デリクソン監督のホラー映画の傑作「ブラック・フォン」は約2,363万ドル(3,150館)の封切り成績を稼いで、国内の成績は最終的に1億ドルを目前とした約9,012万ドルでしたから…、

第1位 (初) 「スマイル 2」(2,800万ドル)

$23,000,000−(3,619館/$6,355)−$23,000,000


RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 67 / 出口調査の CinemaScore B

来年2025年には「スカイダンスつまり昔はパラマウント映画」などと書くことになりそうなパラマウント映画の重役たちが、よっしゃ!!、1億ドル目指せるぞ!!と思わず、両手が握りこぶしになったかもしれない「スマイル 2」の封切り成績の約2,300万ドルを、業務提携している製作会社のスカイダンスと合併し、スカイダンス側が舵を取って、経営の立て直しを目指すパラマウント映画が公表しました…!!とは言え…、


前作は約1,700万ドルの安い製作費だったのに対し、ナオミ・スコット(この「2」にカメオ出演してくれたドリュー・バリモアが製作総指揮の「チャーリーズ・エンジェル」2019年)が演じる主人公のスカイ・ライリーを歌姫のスーパースターに設定したことで、物語の規模を増し、ディズニー映画の「アラジン」(2019年)でも知られたナオミの歌とダンスも楽しめるミュージカルの要素もチョイ足しされた続編の…


「スマイル 2」の製作費は約2,800万ドルにまで膨らんでいますから、仮りに最終的に前作と同等の1億ドル前後の巨額を稼いでも、実際の儲けは前作にはおよばず、減少するはずですが…、

しかしながら、同じく続編にミュージカルを追加した「ジョーカー 2」が、今年2024年公開映画のワースト第1位!!と罵られ、ミュージカル化に失敗し、観客が映画の途中で帰ってしまう…のとは裏腹に、架空の歌姫ながらスカイ・ライリーの魅力がもてはやされている「スマイル 2」は…


前作から引き続き連投したパーカー・フィン監督の映画作りの腕が増して、前作よりも面白いし、本当によく出来たホラー映画!!と讃えられ、出口調査のスコアも前作の “ B- ” から上昇した “ B ” が与えられ、封切り興行の観客の 7割以上が満足をして、支持していますから…、

その好評の口コミに支えられて、客足を維持し、本当に前作同様の 1億ドル突破の成功を目指せるかもしれないので、ホラー映画なのに笑顔が絶えない?!なんて、突飛なアイディアが連続して、ウケるはずないよ…、どうせ二番煎じだろう…と「2」の出来栄えを疑って、あなどっていた方も、まずは試しに実際にご覧になられてみてはいかがでしょう…!!、なお、この封切り成績の…


上出来の結果からすると、いずれはスカイダンスつまり今はパラマウント映画が「スマイル 2」の驚きの結末から続く第3弾の大作?!の製作決定を発表するのは、まず間違いないはずです…!!


第2位 (2) 「ザ・ワイルド・ロボット」(7,800万ドル)

$10,100,000−(3,829館/$2,638)−$101,717,000

RT の評論家の支持率 98 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (1) 「テリファー 3」(200万ドル)

$9,307,881−(2,762館/$3,370)−$36,215,033

RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 61 / 出口調査の CinemaScore B

スラッシャー映画やスプラッター映画が大好き!!のマニアにだけウケればいい!!と割り切った独立系の配給会社が封切った製作費たった約200万ドルのいわゆる超低予算のインディーズ映画が、まさかの初登場第1位!!


…を飾った先週のセンセーショナルなデビューが、映画興行の歴史に残るインディーズがメジャーを倒した下剋上の大逆転の大事件!!ともてはやされ、デヴィッド・ハワード・ソーントン演じるホラー・キャラクターの恐怖のピエロのアート・ザ・クラウン(↑)への世間の関心が高まり…、


これまでマニア向けのカルト映画だった「テリファー」シリーズが認められた大勝利!!に、主演女優のローレン・ラヴェラも感激!!(↓)の「テリファー 3」の公開 2週めは、さすがに…


同じホラー・ジャンルの話題作「スマイル 2」が封切られたことで、第3位に後退ですが、しかし、ホラー映画にありがちの公開 2週めの垂直落下の転落で、アッという間に消え失せる…とはならず、集客減を半減の約−51%に抑えていますから、ピエロの映画を観るなら、今年2024年公開サイテー映画のワースト第1位!!とブーイングの「ジョーカー 2」ではなく、「テリファー 3」を観ろ!!の口コミが、さらに拡がっているようですね…!!



$5,000,000−(3,251館/$1,538)−$283,973,000

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B+


わずか計5館だけの先週の限定公開での封切り大ヒット!!のおかげで、映画の格付けサイト Rotten Tomatoes の観客の支持率がほぼ満点の 99%!!

…にまで急上昇し、ジャーナリストたちも★★★★★ 5つの満点の感激レビューを熱く語る(↓)ことで、あらためて…、

第5位 (18) 「ウィ・リヴ・イン・タイム」(???ドル)

$4,185,758−(985館/$4,250)−$4,506,030


RT の評論家の支持率 80 % / Metacritic スコア 61 / 出口調査の CinemaScore --

この秋に映画通が絶対に観るべき映画の第1位!!のように言われるわけが、おのずと理解されるピューとアンドリュー・ガーフィールド共演の今年2024年公開映画の最も泣ける映画の第1位!!とも言われる恋愛映画の珠玉の感動作「ウィ・リヴ・イン・タイム」が…、


スクリーンの数を約985館にまで増やした!!とは言え、小規模な全米公開にしかすぎないのに、それでも第5位にまで赤丸急上昇です!!、相性抜群のブラック・ウィドウスパイダーマンの両者にとって、それぞれの代表作はもう過去のブームになりつつあるマーベルのヒーロー映画から、このより素敵な「ウィ・リヴ・イン・タイム」に変わりそうかも…!!😅


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 October 11 - 13, 2024 : 10月11日~13日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

今年2024年公開映画の最も泣ける映画の第1位!!に位置づけられそうな前評判だけに、あなたは絶対に泣く!!、ピューとアンドリュー・ガーフィールドの名演技を観て、泣かずにはいられないはず!!をアピールしたいらしい配給の A24 が…、


ニューヨークとロサンゼルスの AMC 系の計5館だけの限定公開での封切り興行にやって来てくれた観客に、どうぞ、これで涙と鼻水をぬぐってください!!と特製の「大丈夫じゃなくても大丈夫」ティッシュを配布したことも話題の…

ジョン・クローリー監督(シアーシャ・ローナンちゃん主演「ブルックリン」2015年)の恋愛映画の珠玉の感動作「ウィ・リヴ・イン・タイム」の封切り成績は約22万5,911ドルでした…!!

ウィ・リヴ・イン・タイム」(???ドル)

$225,911−(5館/$45,182)−$225,911


RT の評論家の支持率 80 % / Metacritic スコア 61 / 出口調査の CinemaScore --

1 館あたり平均の売り上げは約4万5,182ドルですから、この週末に最も映画館の座席を埋めた映画はどれですか?!という見方においては第1位!!の幸先のよいデビューを飾っています…!!


インディーズのフィルムメイカー、つまり短篇の自主製作映画作りに取り組んでいたデイミアン・レオーネ監督が、2008年に発表した「ザ・ナインス・サークル」からのスピンオフとして、2011年に発表した「テリファー」を発展させた長編の商業映画のデビュー作「オール・ハロウズ・イヴ」(2013年)から、あらためてスピンオフした…

「テリファー」の長編映画化(2016年)が、スラッシャー映画やスプラッター映画と呼ばれる過激なジャンルのホラー映画が大好きのマニアにウケて、カルト映画に祭りあげられようとしていることに着目した独立系のエンタメ企業のシネヴァースが…、


同社グループの傘下におさめたホラー映画サイトの代表と言える Bloody Disgusting を通じて、続編の「テリファー 2」(2022年)の製作・配給に乗りだし、Bloody Disgusting を愛読しているホラー映画オタクにだけウケればいい!!と、あえて世間を無視して、割り切ることで、お金を使わずに済む宣伝に取り組んだことが逆に功を奏して…、


本当にホラー映画の好きな人だけが観ている「テリファー」はスゴいらしい!!の口コミに拍車がかかり、ついに「いまマニアのあいだで話題のカルト映画」として認知されたことから、前述の…

これまでの経緯のとおり、恐怖のピエロのアート・ザ・クラウン(デヴィッド・ハワード・ソーントン)ばっかり描いてきた…!!とも言えそうなデイミアン・レオーネ監督が「テリファー」シリーズを極めた最高傑作!!として、大絶賛の第3作めは…、

第1位 (初) 「テリファー 3」(200万ドル)

$18,300,000−(2,514館/$7,279)−$18,300,000


RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 61 / 出口調査の CinemaScore B

製作費はたった約200万ドルの超低予算映画ですから、いきなり黒字確定の約1,830万ドルの封切り成績を稼いで、まさかの初登場第1位!!に君臨し、製作費が 2億ドル超の巨額の今週第3位の別のピエロを垂直落下の転落に追い込み、葬った!!と、独立系配給会社のインディーズ映画が、ハリウッドのメジャー・スタジオのブロックバスター超大作を倒した下剋上の大逆転!!が、映画興行史上の大事件?!のひとつとして、話題が拡がっています…!!

実際のところ、やや不評だった前作「2」から続けて、ローレン・ラヴェラが演じる “ ファイナル・ガール ” つまり “ 最後まで生き残るヒロイン ” のシエンナ・ショウが活躍する第3作めは、25歳以下の観客の約6割ちょっとが、「テリファー」行こうぜ…!!と仲間を誘い、グループで鑑賞するイベントのテリファー祭り化!!したことで、当日券が爆売れ!!し、インディーズがメジャーを倒す下剋上の大逆転につながったようですが…、


果たして、その勢いがどこまで持続するのか?!、ホラー映画にありがちの公開2週めの垂直落下の集客減が怖いものの、スラッシャーやスプラッターのジャンルでは、まずあり得ないと言えそうなレベルの好評価の出口調査のスコア “ B ” を獲得している「テリファー 3」は、封切り興行の観客の約8割が支持し、約6割が周囲にも鑑賞を薦める!!と回答ですから…、

仮りに映画館の興行の寿命は早々と衰えたとしても、この後の配信市場では息の長い人気のロングセラーのヒット作になりそうですね…!!、なお、言うまでもなく、次の「テリファー 4」の製作は当然もう決定済み!!、シリーズのファンの方はお楽しみに…!!


第2位 (2) 「ザ・ワイルド・ロボット」(7,800万ドル)

$13,450,000−(3,854館/$3,490)−$83,737,000


RT の評論家の支持率 98 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore A

今年2024年公開アニメ映画のベスト①!!あるいは今年2024年公開映画のベスト①!!と言われる超絶賛の「ザ・ワイルド・ロボット」は製作費の約7,800万ドルに対し、世界総額の興行成績が…


その約2倍に近い約1億4,846万ドルにまで達し、クリス・サンダース監督が連投する予定の続編の第2作めの製作に向けての構想が、すでに「公式」に始まっていることを、同監督が明らかにしてくれています…!!


第3位 (1) 「ジョーカー 2」(2億ドル超)

$7,055,000−(4,102館/$1,720)−$51,611,000

RT の評論家の支持率 33 % / Metacritic スコア 45 / 出口調査の CinemaScore D



$7,050,000−(3,408館/$2,069)−$275,617,000

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B+


いわゆるバック・シンガーのコーラスをつとめている優れた歌唱力を持ちながらも無名の歌手たちにスポットを当て、音楽業界をテーマにした「20フィート・フロム・スターダム」つまり「バックコーラスの歌姫たち」(2013年)のヒットで知られるドキュメンタリー映画の創り手のモーガン・ネヴィル監督が…、

第5位 (初) 「ピース・バイ・ピース」(1,600万ドル)

$3,800,000−(1,865館/$2,038)−$3,800,000


RT の評論家の支持率 81 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore A

ユニバーサル映画のアニメの人気作「怪盗グルー」シリーズ第2作め(2013年)の主題歌「Happy」の大ヒットで、映画ファンには知られているはずのファレル・ウィリアムスの音楽伝記映画を得意の実写のドキュメンタリーや、エルたんが主演女優のボブ・ディランの音楽伝記映画「ア・コンプリート・アンノウン」(12月25日全米公開)のような劇映画ではなく、LEGO アニメ化する…!!


…というユニークな切り口から取り組んだ「ピース・バイ・ピース」を約1,865館で上映の控えめな規模の全米公開したフォーカス・フィーチャーズつまりユニバーサル映画が公表した封切り成績は約380万ドルでした!!、製作費も約1,600万ドルと控えめの「ピース・バイ・ピース」の出口調査の評価は観客の 8割以上が支持する好評の “ A ” のスコアとなっています…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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