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Weekend Box Office 💰 July 14 - 16, 2023 : 7月14日~16日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。


$56,200,000−(4,327館/$12,988)−$80,004,000

RT の評論家の支持率 96 % / Metacritic スコア 81 / 出口調査の CinemaScore A


「ミッション: インポッシブル 7」の封切り成績については、上 ↑ の 🔗 文字のリンク、または下 ↓ のポスターをタップしてください…!!


第2位 (3) 「サウンド・オブ・フリーダム」(1,450万ドル)

$27,000,000−(3,265館/$8,270)−$85,498,581

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 60 / 出口調査の CinemaScore A+

キリスト教の信仰をテーマにした宗教映画ながら、児童を拉致しては国境を越えて、いわゆる児ポの製作者や小児性愛者など…つまりロリコンに売り渡す人身売買組織の撲滅に取り組んでいる実在の人物の役にジム・カヴィーゼル(「パッション・オブ・ザ・クライスト」2004年)が扮した…

犯罪実話の映画化の題材は興味深い「サウンド・オブ・フリーダム」は先週の初登場第3位から、ひとつ浮上し、トータルの売り上げが早くも約8,550万ドルに達していますから、どうやら1億ドル突破の大ヒットになりそうだけに、えッ、ちょっと待って!!、DC ヒーロー映画の「シャザム 2」=国内の最終的な成績が約5,764万ドルや、ホラー映画のヒット作「スクリーム 6」=約1億816万ドル、お友だちロボットの恐怖が話題になった「メーガン」=約9,504万ドルなどよりも、ロリコン退治の神さま映画のほうがヒットになるの…?!という今夏の驚きの異変です…!!


第3位 (1) 「インシディアス: ザ・レッド・ドア」(1,600万ドル)

$13,000,000−(3,188館/$4,078)−$58,086,000

RT の評論家の支持率 37 % / Metacritic スコア 45 / 出口調査の CinemaScore C+




$12,000,000−(3,865館/$3,105)−$145,359,865

RT の評論家の支持率 68 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore B+


第5位 (4) 「エレメンタル」(2億ドル)

$8,700,000−(3,235館/$2,689)−$125,289,287

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 July 7 - 9, 2023 : 7月7日~9日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

もう約12年も前の2011年に第1作めが封切られた「インシディアス」シリーズが、ランバート家の恐怖の物語を描いた続編の第2作めと同時に、この「ザ・レッド・ドア」の前作にあたる「チャプター 2」は、2013年公開でしたから…、

自分はもう「インシディアス」シリーズはやり終えて、とっくに過去のものになった…と思っていたパトリック・ウィルソンは第5作め(※第3作め第4作めはプリクエールの別の物語)への出演依頼を断るつもりだったそうですが、しかしながら、監督業に進出したい…と機会を窺っていた希望を当然、知っていた代理人から、ジョシュ・ランバートの役をあらためて演じるだけではなく、君が監督を兼ねてはどうか…?!と「インシディアス 5」を監督デビュー作にする提案を持ちかけられたことで、出演辞退するはずの考え方が一転し…、

撮影に取りかかる前に出演した「ムーン・フォール」(2022年)と「アクアマン 2」の現場でも、実は「インシディアス 5」の構想を練って、脚本の書き直しに取り組むなど、自分が希望する父と息子の絆の物語をどう描けばよいのか?!と、父と娘の絆を描いた現代版「炎の少女チャーリー」の「ファイアースターター」(2022年)の脚本家スコット・ティームズと密に打ち合わせしていた経緯をジャーナリストのブライアン・デイヴィッズの取材に応じて語った新人監督のパトリック・ウィルソンの努力が実を結び…、

第1位 (初) 「インシディアス: ザ・レッド・ドア」(1,600万ドル)

$32,650,000−(3,188館/$10,242)−$32,650,000


RT の評論家の支持率 37 % / Metacritic スコア 45 / 出口調査の CinemaScore C+

あろうことか、先週初登場第1位「インディアナ・ジョーンズ 5」の首位連覇を阻止して、想定外の初登場第1位に輝いた「ザ・レッド・ドア」が稼いだ封切り成績の約3,265万ドルは、前述のシリーズの人気がピークだった「チャプター 2」が記録した約4,027万ドル(3,049館)に次いで、2番めの封切りヒット!!ですから…、


ディズニーの今夏の勝負作「インディアナ・ジョーンズ 5」と、次の金曜日の7月14日から全米公開のパラマウント映画の今夏の勝負作「ミッション: インポッシブル」第7作め「デッド・レコニング Part 1」とに挟まれて、とうていヒットしそうにない封切りのタイミングを選んだことからも特に期待はせず、諦らめ気味?!だった製作・配給のソニピとしては、いきなり製作費の約1,600万ドルを取り返すメドがついた、うれしい大誤算となっています!!、なお、父と息子の絆が焦点のホラー映画ですが、お母さん役すなわち妻役のローズ・バーン(↓)も当然、出演しています…!!


現在80歳の後期高齢者のハリソン・フォードが当たり役の冒険王をあらためて演じる…!!というアクション映画としては、えッ、何を言ってるの…?!と疑問されても仕方のない売り込みの…


$26,500,000−(4,600館/$5,761)−$121,205,329

RT の評論家の支持率 68 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore B+

「ザ・ダイヤル・オブ・デスティニー」に製作費と宣伝費をあわせた推定のコストの約4億5,000万ドル、つまり約639億3,861万8,926円もの巨額を投じたからには、世間の当たり前の見方に反し、大ヒット!!を確信していたに違いないディズニー・ルーカスフィルムの読みは、やっぱりハズレだったらしく、「インディ・ジョーンズ 5」は今夏最大どころか、今年2023年最大の興行的失敗作の巨額赤字映画になるかもしれません…。過去の人気映画の価値を台なしにしかねない映画の懐メロ「懐かシネマ」のノスタルジー商法は、そろそろ、やめてはどうか…と思います…。


メル・ギブソンが監督した「ザ・パッション・オブ・ザ・クライスト」(2004年)の神さまのキリスト役で知られるジム・カヴィーゼルが主演をつとめて、人身売買をテーマにしたミニシリーズの「ヒューマン・トラフィッキング」(2005年)などのミラ・ソルヴィーノが共演した…

第3位 (初) 「サウンド・オブ・フリーダム」(1,450万ドル)

$18,219,879−(2,952館/$6,172)−$40,207,249


RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 60 / 出口調査の CinemaScore A+

「サウンド・オブ・フリーダム」は一見すると、アクション・スリラー映画めいていますが、実際はキリスト教の信者の方向けの信仰をテーマにした宗教映画ですから、CIA をはじめフツーの映画サイトでは採りあげられない作品です。しかしながら、ジム・カヴィーゼル演じてる実在の人物の主人公ティム・バラード氏は、そもそもは国土安全保障省の捜査員として、ネットを通じて、児童をたぶらかしては性的餌食にするロリコンの小児性愛者の摘発に取り組んでいたものの…、


正規の法的執行機関では限界があり、国境を越えて、拉致した児童を人身売買する組織に太刀打ちし切れない…と、業を煮やした挙げ句、ヴィジランテの組織の O.U.R.(オペレーション・アンダーグラウンド・レイルロード)を起ち上げた人ですから、そうした犯罪実話は興味深いのですが…、

強引なおとり捜査や、明らかに越権すぎる国外に出向いての活動のほか、ロリコンを捕まえているのに、ロリコン大王の元大統領のトランプ容疑者とつながっていたり、根拠のない陰謀論を煽る…などする O.U.R. には疑問の目も向けられているため、うさん臭い側面もある…と承知して、うかつに感動や支持をしたりしてはいけません…。


第4位 (2) 「エレメンタル」(2億ドル)

$9,600,000−(3,650館/$2,630)−$109,191,880

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A



$8,000,000−(3,023館/$2,646)−$357,668,000

RT の評論家の支持率 95 % / Metacritic スコア 86 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Final Trailer for Patrick Wilson's 'Insidious: The Red Door' ■ 同じ世界観の別の恐怖の物語「スレッズ」が作られる人気ホラー映画「インシディアス」シリーズのランバート家の恐怖トリロジー完結編「ザ・レッド・ドア」が、最終版の新しい予告編をリリース ! !


CIA のご愛読者のみなさんには、マーベルのコミックヒーロー映画「エターナルズ」(2021年)の指鉄砲を発射するキンゴ役で知られるクメイル・ナンジアニと、サメ映画のパニック・スリラー「47 ミータース・ダウン」(2017年)のマンディ・ムーアが演じる両親が…、

まだ幼い小学生の愛娘が亡くなってしまった不幸な過去を変えて、自分たち家族を救済するために霊界の “ ザ・ファーザー ” へと踏み込んでいくことに…!!といった霊界 “ ザ・ファーザー ” が存在する世界観こそ共有するものの、これまでの「インシディアス」シリーズとは別の新たに派生した物語を描く新作「スレッズ : インシディアス・テイル」の撮影開始に向けて、死んでしまう小学生の娘ゾーイちゃん役の子役のオーディションを進めているソニピが…、


「インシディアス」の本流シリーズ通算第5作めのランバート家の恐怖トリロジーの完結編「ザ・レッド・ドア」の最終版の予告編を披露してくれました…!!、この「インシディアス」シリーズの仕掛け人のホラー映画の達人ジェームズ・ワン監督と組んだ別のホラー映画の「ザ・カンジュアリング」シリーズでも主演だけに、ホラー映画の面白みを知り尽くしている役者!!


…と言えそうなパトリック・ウィルソンが初めて自らメガホンをとった自作自演の監督デビュー作「ザ・レッド・ドア」は、タイ・シンプキンスが演じる息子ダルトンが悪魔にとり憑かれたランバート家の恐怖の始まりの第1作め(2011年)のあと、霊界の “ ザ・ファーザー ” が紹介された続編「チャプター 2」(2013年)の結末を経て、あれから…

約10年後…に、大学生に成長したダルトンと父のジョシュ=パトリック・ウィルソンがまたしても恐ろしい目に遭うことになる完結編の物語です…!!、ダルトンのお母さん、つまりジョシュの妻のルネ役のローズ・バーン、霊能力者エリーズ役のリン・シェイらレギュラー・キャストも当然、登場する「ザ・レッド・ドア」は、今夏のホラー映画の話題作として、7月7日から全米公開!!

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First Trailer for Patrick Wilson's 'Insidious: The Red Door' 🚪😱


上 ↑ の🚩文字のリンク、または下 ↓ のポスターをタップしてください…!!


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Patrick Wilson confirms 'Insidious 5' filming begins soon ■ SF ディザスター映画の主演作「ムーンフォール」の全米公開が目前のパトリック・ウィルソンが、ホラー映画の人気シリーズ「インシディアス」の第5作めの撮影が間もなく始まるクランクインを教えてくれた ! !


昨日お伝えしたハル・ベリーが単独主演するかも…?!の「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ映画の話題に続けて、そのハル・ベリーと共演した SF ディザスター映画「ムーンフォール」が…

この週末の2月4日(金)から全米公開だけに、映画ファンが興味を持ちそうな宣伝トークをしなければならないパトリック・ウィルソンが、彼自身がメガホンをとって、映画監督デビューを飾ることになる「インシディアス 5」が、この春撮影開始のクランクインに向けて、現在は撮影に適した場所を探すロケハンにとり組んでいる進行状況を教えてくれました…!!


ヒーロー映画の「アクアマン」シリーズでも組んでいる相棒のホラー映画の達人ジェームズ・ワン監督が連投のメガホンをとって、もう約11年も前の2011年に公開された第1作めと続編(2013年)に主演したパトリック・ウィルソンは、シリーズの原案者リー・ワネル監督が手がけた第3作め(2015年)と、アダム・ロビテル監督に託された第4作め(2018年)は共に過去にさかのぼって、リン・シェイの当たり役になった霊能力者エリーズにスポットをあて、第1作めよりも前の出来事を描いたプリクエールだったため、活躍の出番はありませんでしたから…

言わば「2」以来のシリーズ復帰になるわけですが、そのパトリック・ウィルソン監督が今のところ明らかにしてくれている「インシディアス 5」の内容は、第1作めの結末から約10年後…を舞台として、彼自身が演じる父のジョシュと、現在は20歳の青年のタイ・シンプキンスくん扮する息子のダルトンが再び登場することに…!!だけです。ホラー映画ファンの方は続報をお楽しみに…!!

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