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Watch ▶ the Trailer for Greg Berlanti's Rom-Com 'Fly Me to the Moon' starring Scarlett Johansson and Channing Tatum


いまから約2年前の2022年春にお伝えした初代ブラック・ウィドウのスカーレット・ジョハンソンが仕掛け人のプロデューサーをつとめて、彼女とは長年の親友の間柄の同じく初代のキャプテン・アメリカのクリス・エヴァンズと共演する宇宙開発をテーマにした企画の「プロジェクト・アルテミス」は…、


現実に進められている「アルテミス計画」が、月を人類の宇宙拠点として、商業地に開拓し、さらに火星にも人類を送る壮大な宇宙進出プロジェクトであるのにくわえて、Apple スタジオつまり Apple TV+ が、巨額の約121億6,000万円を投じて、映画の企画を買いあげたことから…、

宇宙開発をテーマにして、アクションの見せ場を盛り込んだスペース・アドベンチャーのブロックバスター映画の超大作に違いない!!と、マーベル・ファンはもとより映画ファンが大きな期待を抱きましたが…、


実際に出来あがった映画は確かに宇宙開発がテーマだったものの、過去の1960年代の冷戦下を舞台にして、当時のソ連を相手に宇宙開発を競っていたアメリカの航空宇宙局つまり NASA が、威信を保つために宣伝のエキスパートのケリー=スカーレット・ジョハンソンを雇い入れたことから…、

アポロ11号を絶対に月面着陸させろ…!!の重大な使命を託されていた打ち上げ責任者のコール=チャニング・テイタムはシッチャカメッチャカになるばかりか、万一の失敗の事態に備えて、あろうことか、政府は月面着陸のフェイクの映像をでっち上げろ!!と、ケリーに命じることに…!!


…と、スペース・アドベンチャーのアクションものかと思われた「プロジェクト・アルテミス」の題名を改めた配信映画の「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」が、言わば他愛のないロマコメだったことが、Apple TV+ から映画館への配給を託されたソニピが初公開した予告編によって、まったく明らかになりました…!!


チャニング・テイタムのファンの方にとっては、よかったものの、当初に予定された初代キャップのクリスが降板したことで、マーベル・ファンの方はガッカリのロマコメ「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」は、ソニピの今夏の勝負作として、7月12日から全米公開!!、メガホンをとったのは、いわゆるアローバースの DC ヒーローのテレビシリーズの仕掛け人として、大成功をおさめたグレッグ・バーランティ。共演者は「ジョン・ウィック」の配信シリーズ「ザ・コンチネンタル」などのコリン・ウッデル、「ヴェノム」シリーズのウディ・ハレルソンほか…です。

iPhone をはじめとする Apple 製品のユーザーのみなさんとしては、こんな他愛のないロマコメ映画の企画に約121億6,000万円も投じる余裕があるなんて、企画を売ったスカーレット・ジョハンソンは大儲けだろうけれど、その前に製品を値下げしろよ…と、腑に落ちないかもしれませんね…。

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Billy's footnotes 💬 Day 99


サノスの娘のアリアナ・グリーンブラットちゃんの最新作「ボーダーランズ」の新しい写真!!

イーライ・ロス監督の同名人気ゲームの映画化は今夏8月9日から全米公開です…!!




シネマコン版のポスター!!という言い方もできるのかな?!と思いますが、北米で今日の週明け月曜日(4月8日)から木曜日(11日)にかけて、例年通りラスベガスのシーザーズ・パレスで開催される映画館関係者(社)のための新作映画の見本市シネマコンでのプレゼンが明日に控えてる…

ディスカバリーつまり昔はワーナーが、アニヤ・テイラー=ジョイ主演の「マッドマックス」伝説の最新作「フリオーサ」(5月24日全米公開)の新しいポスターを披露してくれました…!!


なお、シネマコンで披露される予告編などは、あくまでも映画興行関係者(社)に向けての営業のためですから、それが同時に一般に公開される可能性は乏しくなっています…。


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🧡 Pretty Girls 🍒 roa_yi2024



Photo Credit: @roa_yi2024. All Rights Reserved.

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🟡 April 8, 2024 (Mon)


バージニア州ハリソンバーグのクールな壁画のアート♟


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Weekend Box Office 💰 April 5 - 7, 2024 : 4月5日~7日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

「西遊記」の孫悟空の元ネタ?!とも言われるインドの猿神 ハヌマーンの神話から原案を構想し、脚本を共同執筆したプロデューサーの若き名優デヴ・パテルが、自らの主演作として、実際に製作を進めるにあたり、ウルヴァリンのヒュー・ジャックマンを共演者に迎えた…

SF 映画「チャッピー」(2015年)のニール・ブロムカンプ監督にメガホンをとってほしいと打診したところ、デヴの熱意が込められた企画だけに当の本人が監督をしてはどうかと言われ、断られた経緯から初監督に挑むことになったアクション・スリラーの復讐映画「モンキー・マン」は…、


当初に予定した2020年はじめの撮影開始が、当時のコロナ禍の悪影響をうけ、見送らざるを得なくなり、製作費の約1,000万ドルの出資者(社)らが撤退しようとしたため、いったんは製作中止に陥りそうになった危機を乗り越えて、約1年後の翌2021年の春に撮影を終え、完成のメドがついたところで…、


“ インドを舞台にした「ジョン・ウィック」” の娯楽に徹した作品だとカン違いしていた Netflix が約3,000万ドルの値をつけ、買い上げてくれたので、監督・主演のみならず製作者のデヴ・パテルは出資者(社)らの投資を無事に回収できたのかなと思われますが、しかしながら…、

実際に出来あがった映画は単に娯楽に徹したものではなく、いま世界中で社会問題になっている「貧富の格差」を含めたインドの階級社会を痛烈に批判し、その社会体制を維持している政治への怒りが込められた社会派の側面を持っていたため、“ インドが舞台の「ジョン・ウィック」” なのに当の映画大国のインドでは配信できそうにない…

…と難色を示した Netflix が二の足を踏んで、あろうことかオクラ入りのピンチを迎えてしまった「モンキー・マン」を観た同じく社会派の側面を持つホラー映画の達人のジョーダン・ピール監督(「アス」2019年)が、映画の出来栄えに感銘をうけ、デヴ・パテル初監督の主演作を埋もれさせてはいけない!!、この重要なアクション映画は世に送り出されるべき!!と思ったことから…、

第2位 (初) 「モンキー・マン」(1,000万ドル)

$10,150,000−(3,029館/$3,351)−$10,150,000


RT の評論家の支持率 87 % / Metacritic スコア 71 / 出口調査の CinemaScore B+

自分がホームグラウンドにしているユニバーサル映画に掛けあって、Netflix から約1,000万ドルの安値で買い取ることができた「モンキー・マン」を “ あのジョーダン・ピール監督がプロデュースのインドを舞台にした「ジョン・ウィック」” と宣伝し、全米公開したユニバーサル映画が公表した封切り成績は約1,015万ドルでした…!!、よって、映画館側の取り分を差し引くと…、


とにもかくにも「コンテンツ」が欲しいだけだから、映画の内容をよく調べもせず買い取る Netflix に払った約1,000万ドルの半分位を、ユニバーサル映画は回収できたことになるばかりか、10代の後半から30代半ばあたりまでの男性の観客に好評を博して、支持されている「モンキー・マン」は、このあとの配信市場でのヒットが予想できそうですし、仮りにインド公開を見送ったとしても、そのほかの海外市場からの売り上げだけでも、映画の権利を安く手に入れたユニバーサル映画が最終的に黒字の利益をあげるのは、もはや火を見るよりも明らかなので…、

厳密に言えば製作そのものではなく、あくまでも「劇場公開の仕掛け人」としてのプロデューサーにあたる大恩人のジョーダン・ピール監督について、「絨毯の下で踏みつけにされてたものを、暖炉のうえの飾りつけにしてくれたんだ!!」と語るデヴ・パテルの熱意の企画は実り、初監督に成功したことで、これからは創り手としても期待されそうですし、これまでの演技派の若き名優の位置づけのみならず、これからはアクション映画のヒーローとしての活躍も楽しみですね…!!

…と、今年2024年公開映画のベスト①にあげる人もいそうな「モンキー・マン」の紆余曲折の経緯を振り返ると、だから、ニール・ブロムカンプ監督とは名コンビの「チャッピー」のチャッピーのシャールト・コプリーが出演しているのか…!!というのも理解できたのでは…!!


第1位 (1) 「ゴジラ x コング : ザ・ニュー・エンパイア」(1億3,500万ドル)

$31,700,000−(3,948館/$8,029)−$135,038,000

RT の評論家の支持率 55 % / Metacritic スコア 47 / 出口調査の CinemaScore A-


第2位 (初) 「モンキー・マン」(1,000万ドル)

$10,150,000−(3,029館/$3,351)−$10,150,000

RT の評論家の支持率 87 % / Metacritic スコア 71 / 出口調査の CinemaScore B+



$9,000,000−(3,835館/$2,347)−$88,864,000

RT の評論家の支持率 42 % / Metacritic スコア 46 / 出口調査の CinemaScore B+


第4位 (初) 「ザ・ファースト・オーメン」(3,000万ドル)

$8,363,000−(3,375館/$2,478)−$8,363,000

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore C

「ローマの休日」(1953年)や「アラバマ物語」(1962年)といった映画史上の至極の名作で知られる伝説的な名優の故グレゴリー・ペックと、同じく名作「酒とバラの日々」(1962年)で知られる美人女優の故リー・レミックが演じたソーン夫妻が、悪魔の息子を養子に迎えてしまう…!!


…という1976年公開のホラー映画の大ヒット作「ザ・オーメン」の前日譚の「はじまりの物語」を求めていた映画ファンは特にいなかったようですから、「不必要なプリクエール」などと罵られていた「オーメン」シリーズの通算第6作めにあたる「ザ・ファースト・オーメン」の…

メガホンを託されたアーカーシャ・スティーヴンソン監督は、「不必要なプリクエール」や今さら「オーメン」なんて古臭い…と誰も期待しない向かい風に立ち向かって、意外にもよいホラー映画を作った…!!と逆転の好評価を獲得しましたが…、


いかんせん、「オーメン」の「はじまりの物語」に関心を抱く観客は案の定、少ないわけですし、尼さんの主人公が恐ろしい陰謀に直面する!!という物語が似ているだけに、映画の見た目もよく似ている今週は第9位にまで転落のエッチなお姉さんのシドニー・スウィーニー製作・主演のトンデモ・ホラー映画「イマキュレト」がウケて、話題になったばかりなので、せめて…


公開時期を遅らせるべきだったディズニーが、20世紀スタジオ製作の製作費が約3,000万ドルの「ザ・ファースト・オーメン」を全米公開した封切り成績は、当初の予定通り Disney+ オリジナルの配信映画にしておけばよかったと後悔したくなるような沈没の約836万ドルでした…。よって…、

ネタバレになるため、詳しくは書きませんが、「オーメン」の単に「はじまりの物語」のみならず、冒頭でふれた悪魔の息子の物語と並行する別の物語の展開をほのめかした新シリーズの第1作めに想定されていたらしい「ファースト」の続編の「セカンド」や「サード」が作られるかどうか?!は何とも言えませんね…。


第5位 (4) 「カンフー・パンダ 4」(8,500万ドル)

$7,850,000−(3,398館/$2,310)−$166,057,000

RT の評論家の支持率 70 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A-


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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