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Weekend Box Office 💰 December 20 - 22, 2024 : 12月20日~22日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第5位に初登場の「ホームステド」は、いわゆる「キリスト教の信者の方向けの宗教映画」を製作してることで知られるエンジェル・スタジオの新作です。今週はじめの月曜日の先行上映と、実質的に初日の水曜日と翌木曜日の売り上げを公表せず、それらを名目上の初日の金曜日の成績に追加することで、封切り成績を水増しして、ご覧のように上位ランキングに浮上しています。

とにもかくにも、あの手この手を使って、封切り成績を膨らませて、興行ランキングの上位に登場すれば、当たり前の話として、タイトルを目立たせることができ、興行記事でも大きく採りあげてもらえるため、さらなる集客へとつなぐことができる…という狙いか…と理解すれば、「興行成績はもう厳密な数字のお話」ではなく、単に「宣伝の手練手管」のうちのひとつか…となるため…、


以前から言っているように「興行成績のニュースはフェイク・ニュース」になってしまいますし、興行成績の結果が、すなわち作品の評価であるかのように間違った受けとめ方をされて、そのあとの映画館の動員はもちろんのこと、配信市場や、Blu-ray などのセールスに悪影響を与える可能性を懸念すると…、

Netflix をはじめとする配信サービス各社は、言わば興行成績に相当する作品ごとの視聴の数を公表せず、秘匿して、それでまかり通っているんだから、映画館の封切りも興行成績を公表しなくてもよいのでは…と考えられ、例えば、クリント・イーストウッド監督の「陪審員 2番」のように数字が公表されない作品もあらわれ始めました(第三者の調べの推測ではヒットしています)。そんな興行成績をめぐる状況や…、

実際のところ、いまの年末に映画ファンのあいだで話題のヒット作は、映画館では上映されていないタロン・エッジャートン主演の Netflix 配信のアクション・スリラー「キャリーオン」ですから、映画鑑賞の主流がいよいよ、映画館から配信サービスに移ってしまった感もなくはありません…。よって、そうした映画の状況の一切合切を考慮すると…、

映画の興行記事って、もはや、わざわざ時間と手間ひまをかけて作る価値がある?!、読者の側にしても、まだ読む価値がある?!は、やや疑問…となってしまうため、興行記事は今年2024年末をもって、事実上の終わりとし、新年2025年からは単にランキングの結果だけを伝えるにとどめ…、

特筆に値するヒット作があれば、それに関してのみ、個別に記事を作る形式に変えることにしたいと思います。そうなるのも時代の移り変わり、世の中の移り変わりか…と承知し、ご理解いただければと願います。


製作するのに大金を必要とする映画はイチかバチかの大博打!!、だから「ボックス・オフィス・ウォッチャー」という黒字か赤字か?!、成績を吟味する「映画の楽しみ方のひとつ」が生まれたわけですが、近年のひたすら手堅く儲けることや効率のよさばかりを追求して、商業主義に偏った見かけ倒しの「その場限りの娯楽」の「あとに何も残らない」退屈な映画のつまらない作られ方からしても、「ボックス・オフィス・ウォッチャー」という映画の趣味はもう居場所がないですね…。


第1位 (初) 「ソニック・ザ・ヘッジホッグ 3」(1億2,200万ドル)

$62,000,000−(3,761館/$16,485)−$62,000,000

RT の評論家の支持率 86 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (初) 「ムファサ: ザ・ライオン・キング」(2億ドル超)

$35,000,000−(4,100館/$8,537)−$35,000,000

RT の評論家の支持率 58 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A-


第3位 (2) 「ウィキッド: Part I」(1億5,000万ドル)

$13,500,000−(3,296館/$4,096)−$383,916,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A


第4位 (1) 「モアナ 2」(1億9,300万ドル)

$13,100,000−(3,600館/$3,639)−$359,068,328

RT の評論家の支持率 65 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A-


第5位 (初) 「ホームステド」(???ドル)

$6,066,710−(1,886館/$3,217)−$6,066,710

RT の評論家の支持率 40 % / Metacritic スコア 41 / 出口調査の CinemaScore B


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 December 6 - 8, 2024 : 12月6日~8日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「モアナ 2」(1億9,300万ドル)

$52,000,000−(4,200館/$12,381)−$300,039,013

RT の評論家の支持率 65 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A-

第2位 (2) 「ウィキッド: Part I」(1億5,000万ドル)

$34,850,000−(3,885館/$8,970)−$320,509,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A

第3位 (3) 「グラディエーター 2」(3億ドル超)

$12,450,000−(3,440館/$3,619)−$132,743,000

RT の評論家の支持率 71 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore B

第4位 (4) 「レッド・ワン」(2億5,000万ドル超)

$7,003,917−(3,150館/$2,223)−$85,785,481

RT の評論家の支持率 33 % / Metacritic スコア 34 / 出口調査の CinemaScore A-


第5位 (初) 「プシュパ 2」(5,905万ドル)

$4,800,000−(1,245館/$3,855)−$9,300,000


RT の評論家の支持率 -- % / Metacritic スコア -- / 出口調査の CinemaScore --

アッル・アルジュン主演の2021年に封切られたボリウッドのクライム・アクション映画のヒット作「プシュパ」の題名どおり「2」の続編です…!!

🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 November 29 - December 1, 2024 : 11月29日~12月1日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

約8年前の2016年に大ヒットしたディズニーのアニメ映画「モアナ」の「キャラクター・グッズなどの販促の CM ?!」として作られ始めた Disney+ の配信シリーズを「ダイジェスト化?!」し、「劇場公開映画のふり」をして封切られた「モアナ 2」もまた…、

第1位 (初) 「モアナ 2」(1億9,300万ドル)

$135,500,000−(4,200館/$32,262)−$221,000,000

RT の評論家の支持率 65 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A-

先週にふれた「続編とシリーズものばっかりのハリウッド映画の終わりの断末魔」ですから、実際のところ「新作」という言葉の本当の意味にあたいする「新作映画ではない」ため、特筆する必要はないと思われるので、記事は書きません。それにしても、Disney+ 会員の方としては、サブスクの会費を払っているのに、そもそもは同配信サービス限定のはずの「配信コンテンツ」を観るために映画館に出かけなければならないのか…😔と…、


このディズニーが仕掛けた「二重払い」に疑問を持たれるかもしれませんし、ディズニーランドが高すぎて、遊びに行けない子どもたちが「ディズニーなんて大嫌いだ…」と憎しみを抱き始めた「重役の時給100万円に相当する高額報酬」を維持するために「ディズニーは富裕層だけの特権」になりつつある「尊大な商業主義」と同じ…と思われるかも…。

第2位 (1) 「ウィキッド: Part I」(1億5,000万ドル)

$80,000,000−(3,888館/$20,576)−$262,426,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (2) 「グラディエーター 2」(3億ドル超)

$30,700,000−(3,580館/$8,575)−$111,208,000

RT の評論家の支持率 71 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore B


第4位 (3) 「レッド・ワン」(2億5,000万ドル超)

$12,896,000−(3,432館/$3,758)−$76,056,000

RT の評論家の支持率 33 % / Metacritic スコア 34 / 出口調査の CinemaScore A-



$3,275,000−(1,779館/$1,841)−$32,000,049

RT の評論家の支持率 89 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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