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Weekend Box Office 💰 January 17 - 19, 2025 : 1月17日~19日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

反トランプの勇敢な女優のキキ・パーマー(「ハスラーズ」2019年、「ノープ」2022年)と歌手の SZA を主人公の相棒コンビに迎えて、新人ローレンス・ラモント監督が初の長編映画のメガホンを握った相棒コメディ「ワン・ノブ・ゼム・デイズ」は、まったく期待されていませんでしたが…、

第1位 (初) 「ワン・ノブ・ゼム・デイズ」(1,400万ドル)

$11,600,000−(2,675館/$4,336)−$11,600,000


RT の評論家の支持率 97 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A-

出口調査では、25歳以下の若い女性たちの97%以上…つまり、ほぼ全員が支持する大ウケの共感を集めて、まさかのいきなり初登場第1位の大逆転!!、北米で明日の週明けの月曜日(20日)が、 公民権運動の指導者の故キング牧師を讃える祝日のマーチン・ルーサー・キング・Jr.・デーですから、アフリカ系の女性たちが主人公の映画には絶好の連休のタイミングに加えて…、

ホワイトハウスの政権交代の節目にキキ・パーマーの主演作が封切られて、想定外の絶賛のヒットなのか…!!というのもナイスなコメディ映画は…、

SZA のボーイフレンドが家賃のお金を持ち逃げしたことから、住まいを追い出されては大変!!のルームメイト同士のキキ・パーマーと SZA が、家主から定められた午後6時のタイムリミットまでに、どうにかして家賃の1,500ドル=約23万4,427円を工面しようと悪戦苦闘する物語です!!の…


…一方、初登場第1位のヒットが期待されていた「狼男」の現代化「ウルフ・マン」は、その現代化が裏目に出て、現実的に取り組み過ぎたせいで、「狼男」の映画らしい魅力が失われてしまったばかりか、単にホラーとしても、まったく怖くない…と苦笑されて、嫌われ、あえなく沈没…。ただし…

「狼男」とは無関係の近年の健康や衛生をめぐる社会問題の「感染」をネタにしたドラマの映画としては、それなりによく出来たタイムリーな作品として、前向きに認めている見方もあります。


第2位 (2) 「ムファサ: ザ・ライオン・キング」(2億ドル超)

$11,530,000−(3,555館/$3,243)−$205,828,338

RT の評論家の支持率 58 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A-


第3位 (初) 「ウルフ・マン」(2,500万ドル)

$10,550,000−(3,354館/$3,145)−$10,550,000

RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 51 / 出口調査の CinemaScore C-



第4位 (3) 「ソニック・ザ・ヘッジホッグ 3」(1億2,200万ドル)

$8,600,000−(3,306館/$2,601)−$216,498,000

RT の評論家の支持率 86 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (1) 「デン・オブ・スィーブズ 2 : パンテラ」(4,000万ドル)

$6,600,000−(3,008館/$2,194)−$26,175,028

RT の評論家の支持率 62 % / Metacritic スコア 60 / 出口調査の CinemaScore B+


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 January 10 - 12, 2025 : 1月10日~12日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (初) 「デン・オブ・スィーブズ 2 : パンテラ」(4,000万ドル)

$15,022,909−(3,008館/$4,994)−$15,022,909


RT の評論家の支持率 62 % / Metacritic スコア 60 / 出口調査の CinemaScore B+

ジェラルド・バトラーが主演して、2018年1月に全米でヒットしたクライム・アクション映画の「デン・オブ・スィーブズ」が…、



西ヨーロッパのベルギーの首都ブリュッセルに次ぐ第2の大都市のアントウェルペンで、2003年春の2月15日から16日の週末にかけて、犯行が実行され、アントウェルペン・ダイヤモンド・センターから、1億ドル以上ものダイヤモンドや金銀などの宝飾品が盗まれたことから、「史上最大級の強盗事件」とか「世紀の大強盗」などと、マスコミにはやし立てられた犯罪実話

…をネタに採用して、物語の下敷きにした続編の第2作めです。創り手は前作から引き続き、連投のメガホンを託されたクリスチャン・グーデガスト監督です。


第2位 (1) 「ムファサ: ザ・ライオン・キング」(2億ドル超)

$14,221,527−(3,620館/$3,929)−$189,799,006

RT の評論家の支持率 58 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A-


第3位 (2) 「ソニック・ザ・ヘッジホッグ 3」(1億2,200万ドル)

$11,354,612−(3,582館/$3,170)−$204,869,808

RT の評論家の支持率 86 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A


第4位 (3) 「ノスフェラトゥ」(5,000万ドル)

$6,895,875−(3,082館/$2,237)−$81,903,220

RT の評論家の支持率 86 % / Metacritic スコア 78 / 出口調査の CinemaScore B-



第5位 (4) 「モアナ 2」(1億9,300万ドル)

$6,537,432−(3,170館/$2,062)−$434,892,640

RT の評論家の支持率 65 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A-


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 January 3 - 5, 2025 : 1月3日~5日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (2) 「ムファサ: ザ・ライオン・キング」(2億ドル超)

$23,836,000−(3,925館/$6,073)−$168,600,931

RT の評論家の支持率 58 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A-


第2位 (1) 「ソニック・ザ・ヘッジホッグ 3」(1億2,200万ドル)

$21,200,000−(3,746館/$5,659)−$187,508,000

RT の評論家の支持率 86 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (3) 「ノスフェラトゥ」(5,000万ドル)

$13,200,000−(3,132館/$4,215)−$69,401,000

RT の評論家の支持率 86 % / Metacritic スコア 78 / 出口調査の CinemaScore B-




第4位 (5) 「モアナ 2」(1億9,300万ドル)

$12,397,000−(3,345館/$3,706)−$425,152,483

RT の評論家の支持率 65 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A-


第5位 (4) 「ウィキッド: Part I」(1億5,000万ドル)

$10,200,000−(3,287館/$3,103)−$450,752,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A


第6位 (6) 「ア・コンプリート・アンノウン」(7,000万ドル超)

$8,067,000−(2,835館/$2,846)−$41,696,667

RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A



🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 December 20 - 22, 2024 : 12月20日~22日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第5位に初登場の「ホームステド」は、いわゆる「キリスト教の信者の方向けの宗教映画」を製作してることで知られるエンジェル・スタジオの新作です。今週はじめの月曜日の先行上映と、実質的に初日の水曜日と翌木曜日の売り上げを公表せず、それらを名目上の初日の金曜日の成績に追加することで、封切り成績を水増しして、ご覧のように上位ランキングに浮上しています。

とにもかくにも、あの手この手を使って、封切り成績を膨らませて、興行ランキングの上位に登場すれば、当たり前の話として、タイトルを目立たせることができ、興行記事でも大きく採りあげてもらえるため、さらなる集客へとつなぐことができる…という狙いか…と理解すれば、「興行成績はもう厳密な数字のお話」ではなく、単に「宣伝の手練手管」のうちのひとつか…となるため…、


以前から言っているように「興行成績のニュースはフェイク・ニュース」になってしまいますし、興行成績の結果が、すなわち作品の評価であるかのように間違った受けとめ方をされて、そのあとの映画館の動員はもちろんのこと、配信市場や、Blu-ray などのセールスに悪影響を与える可能性を懸念すると…、

Netflix をはじめとする配信サービス各社は、言わば興行成績に相当する作品ごとの視聴の数を公表せず、秘匿して、それでまかり通っているんだから、映画館の封切りも興行成績を公表しなくてもよいのでは…と考えられ、例えば、クリント・イーストウッド監督の「陪審員 2番」のように数字が公表されない作品もあらわれ始めました(第三者の調べの推測ではヒットしています)。そんな興行成績をめぐる状況や…、

実際のところ、いまの年末に映画ファンのあいだで話題のヒット作は、映画館では上映されていないタロン・エッジャートン主演の Netflix 配信のアクション・スリラー「キャリーオン」ですから、映画鑑賞の主流がいよいよ、映画館から配信サービスに移ってしまった感もなくはありません…。よって、そうした映画の状況の一切合切を考慮すると…、

映画の興行記事って、もはや、わざわざ時間と手間ひまをかけて作る価値がある?!、読者の側にしても、まだ読む価値がある?!は、やや疑問…となってしまうため、興行記事は今年2024年末をもって、事実上の終わりとし、新年2025年からは単にランキングの結果だけを伝えるにとどめ…、

特筆に値するヒット作があれば、それに関してのみ、個別に記事を作る形式に変えることにしたいと思います。そうなるのも時代の移り変わり、世の中の移り変わりか…と承知し、ご理解いただければと願います。


製作するのに大金を必要とする映画はイチかバチかの大博打!!、だから「ボックス・オフィス・ウォッチャー」という黒字か赤字か?!、成績を吟味する「映画の楽しみ方のひとつ」が生まれたわけですが、近年のひたすら手堅く儲けることや効率のよさばかりを追求して、商業主義に偏った見かけ倒しの「その場限りの娯楽」の「あとに何も残らない」退屈な映画のつまらない作られ方からしても、「ボックス・オフィス・ウォッチャー」という映画の趣味はもう居場所がないですね…。


第1位 (初) 「ソニック・ザ・ヘッジホッグ 3」(1億2,200万ドル)

$62,000,000−(3,761館/$16,485)−$62,000,000

RT の評論家の支持率 86 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (初) 「ムファサ: ザ・ライオン・キング」(2億ドル超)

$35,000,000−(4,100館/$8,537)−$35,000,000

RT の評論家の支持率 58 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A-


第3位 (2) 「ウィキッド: Part I」(1億5,000万ドル)

$13,500,000−(3,296館/$4,096)−$383,916,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A


第4位 (1) 「モアナ 2」(1億9,300万ドル)

$13,100,000−(3,600館/$3,639)−$359,068,328

RT の評論家の支持率 65 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A-


第5位 (初) 「ホームステド」(???ドル)

$6,066,710−(1,886館/$3,217)−$6,066,710

RT の評論家の支持率 40 % / Metacritic スコア 41 / 出口調査の CinemaScore B


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Billy's footnotes 💬 Day 120


アニヤ・テイラー=ジョイ主演の「マッドマックス」伝説の最新作「フリオーサ」の…

フランス版の新しいポスターです!!、現地では全米公開(5月24日)より早い5月22日の水曜日に封切り!!ですが、世界初公開のプレミア上映が催されるのは第77回 カンヌ国際映画祭ですから…


世界で最も早く「フリオーサ」を観ることができる最速はフランス!!ということになります!!





最近ではHulu/Disney+のユーモア・ミステリの人気シリーズ「オンリー・マーダーズ・イン・ザ・ビルディング」で、俳優のマシュー・ブロデリックの役を演じて、笑わせてくれたマシュー・ブロデリックが…、

自分がライオンのシンバ役の声優を引き受けたディズニーのアニメ映画「ライオン・キング」(1994年)は、故ウォルト・ディズニーが尊敬して、参考にしていたことで知られる日本の漫画家の故手塚治虫先生の代表作のアニメ化「キンバ・ザ・ホワイト・ライオン」または「ジャングル・エンペラー」つまり日本語で言えば、パンジャ(「ライオン・キング」ではムファサ)の息子レオ(「ライオン・キング」ではシンバ)の名を「キンバ」に変えて、英語の題名に掲げた「ジャングル大帝」を原作とする…

ハリウッド版リメイク映画だと思っていたのに、故手塚先生とは無関係のディズニーのオリジナル作品?!として公開されたことで、全米のメディアがアメリカの恥のパクリ映画と、ディズニーを罵り、「ライオン・キング」は「ジャングル大帝」ですよ!!と小バカにしたことで知られる…


「ライオン・キング」を写実的に CG アニメ化のリメイクしたことで、恥の上塗りみたいになった新しいパクリ映画の実写風アニメ「ライオン・キング」(2019年)のプリクエールにあたる新しい恥の上塗りの「ムファサ」つまり「パンジャ」(日本の「ジャパン」の逆読み)を懲りずに、今年2024年末から来年2025年にかけての年末年始の勝負作…


…として、12月20日から全米メリー・クリスマス公開するディズニーが予告編を初公開したので、チラとご覧ください!!、パクリの恥の上塗りを引き受けたのは、「ムーンライト」(2016年)や「イフ・ビール・ストリート・クドゥ・トーク」(2018年)のバリー・ジェンキンス監督です!!

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