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Weekend Box Office 💰 January 31 - February 2, 2025 : 1月31日~2月2日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

謎の民泊ホラーの監督作「バーバリアン」(2022年)が大ウケしたことから、創り手として一躍、注目を集めた俳優のザック・クレッガー(ダコタ・ジョンソンと共演したエッチ系の青春コメディ「デート・アンド・スイッチ(邦題「僕達のヴァージン白書」)」2014年など)が、仕掛け人のプロデューサーをつとめ、新人のドリュー・ハンコック監督(↓ 写真)にメガホンを託した SF ホラーのブラックな恋愛コメディ?!「コンパニオン」を封切ったディスカバリーつまり昔はワーナーが公表した…

オープニング成績は約950万ドルですから、う〜ん…今ひとつ、パッとしないなぁ…と思われそうですが、そもそも予想されてたのは、700万ドルから1,000万ドルのあいだの低い期待値でしたから、製作費も安い約1,000万ドルの「コンパニオン」は、ほぼ想定通りの結果を出したわけか…と言えることになりますし…、

第2位 (初) 「コンパニオン」(1,000万ドル)

$9,500,000−(3,285館/$2,892)−$9,500,000


RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore B+

どうして、この映画を選んだんですか…?!の出口調査の問いに対して、封切り興行の観客の4人にひとり、つまり約25%の観客が、ソフィーの主演作だから!!と回答だけに、ケイリー・スペニーちゃん「シビル・ウォー」2024年)と並んで、いま要注目の女優はソフィー・サッチャー!!

…というのが、TV シリーズ「イエロージャケッツ」の大ヒット!!もあり、世間に浸透してきたかもしれないソフィー現在24歳の前作にあたる A24 ホラー「ヘレティク」(2024年)の封切り成績は約1,083万ドル(3,362館)、さらに前作のキング原作ホラー「ザ・ブギーマン」(2023年)の同成績は約1,236万ドル(3,205館)でしたから…、


「コンパニオン」の宣伝プロモーションが、ネタバレを避けるために、映画の内容をややボヤかすしかなかったハンデを踏まえると、前2作から、やや劣りはしたものの、ほぼ同等と言える数字を稼いだことで、主演女優のソフィーはノルマを果たした!!と讃えられそうですし…、

25歳以下の女性の9割以上、つまり若い女性の観客のほぼ全員が支持をし、25歳以上のアラサーの男女の観客の8割以上が支持をして、総合のスコアの “ B+ ” よりも、ワンランク高い “ A- ” を与えた出口調査の絶賛からすると、これから…

実際に映画を観たひとたちのお薦めの口コミが拡がって、映画館の動員は好調を維持するかもしれませんし、配信市場ではロングセラーのヒット作になるのでは?!と期待できそうですから、出足の封切り成績の今ひとつ…はすぐに取り返して、すでにほぼ確定の黒字を伸ばす大成功に発展するかもしれませんね…!!

なお、念のためですが、この「コンパニオン」に興味を持たれた方は、展開のくわしいネタバレを食らうまえに、できるだけ早く、自分の目で映画をお楽しみください…!!


第1位 (初) 「ドッグ・マン」(4,000万ドル)

$36,000,000−(3,885館/$9,266)−$36,000,000


RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 64 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (初) 「コンパニオン」(1,000万ドル)

$9,500,000−(3,285館/$2,892)−$9,500,000

RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore B+


第3位 (2) 「ムファサ: ザ・ライオン・キング」(2億ドル超)

$6,113,000−(3,180館/$1,922)−$229,510,210

RT の評論家の支持率 58 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A-


第4位 (3) 「ワン・ノブ・ゼム・デイズ」(1,400万ドル)

$6,000,000−(2,306館/$2,602)−$34,450,000

RT の評論家の支持率 97 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A-


第5位 (1) 「フライト・リスク」(1,000万ドル)

$5,600,000−(3,161館/$1,772)−$20,907,918

RT の評論家の支持率 21 % / Metacritic スコア 38 / 出口調査の CinemaScore C


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 January 24 - 26, 2025 : 1月24日~26日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

映画界のひとたちと映画通、つまり世間よりも一歩先を行きたい玄人が将来に期待している女優のカリーナ・リャンリメイク版「バッド・ジーニアス」2024年)が出演してることも含めて、この週末に全米公開された映画のうち最も要注目作の…

スティーヴン・ソダーバーグ監督の実験的なホラー映画「プレゼンス」つまり「存在」は、スクリーンの数が約1,750館と少ないこともあり、残念ながら上位に浮上することはできず、封切り成績はたったの約342万ドルだけ…の初登場第6位ながら、製作費はもっと少ない約200万ドルですから、赤字におちいることはなさそうですが…、


評論家やジャーナリストからは絶賛の一方、フツーの観客からは、ホラー映画というよりも、家族についてのドラマ映画に幽霊の要素を追加したか…などと退屈に受けとめられてしまい、出口調査のスコアは、こんな映画を選んで、失敗だった…という後悔の ' C+ ' となっています。よって、このあとの配信市場でも…

万人ウケの大衆的なヒットはあまり期待できそうにありませんが、映画通の方からは支持されて、いずれカルト人気の作品になるのかもしれません。


第1位 (初) 「フライト・リスク」(1,000万ドル)

$12,000,000−(3,161館/$3,796)−$12,000,000

RT の評論家の支持率 21 % / Metacritic スコア 38 / 出口調査の CinemaScore C


第2位 (1) 「ムファサ: ザ・ライオン・キング」(2億ドル超)

$8,700,000−(3,420館/$2,544)−$221,073,045

RT の評論家の支持率 58 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A-


第3位 (2) 「ワン・ノブ・ゼム・デイズ」(1,400万ドル)

$8,000,000−(2,675館/$2,991)−$25,091,000


RT の評論家の支持率 97 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A-


第4位 (4) 「ソニック・ザ・ヘッジホッグ 3」(1億2,200万ドル)

$5,500,000−(3,097館/$1,776)−$226,096,000

RT の評論家の支持率 86 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (6) 「モアナ 2」(1億9,300万ドル)

$4,300,000−(2,550館/$1,686)−$450,040,500

RT の評論家の支持率 65 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A-


第6位 (初) 「プレゼンス」(200万ドル)

$3,415,000−(1,750館/$1,951)−$3,415,000


RT の評論家の支持率 86 % / Metacritic スコア 78 / 出口調査の CinemaScore C+


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 January 17 - 19, 2025 : 1月17日~19日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

反トランプの勇敢な女優のキキ・パーマー(「ハスラーズ」2019年、「ノープ」2022年)と歌手の SZA を主人公の相棒コンビに迎えて、新人ローレンス・ラモント監督が初の長編映画のメガホンを握った相棒コメディ「ワン・ノブ・ゼム・デイズ」は、まったく期待されていませんでしたが…、

第1位 (初) 「ワン・ノブ・ゼム・デイズ」(1,400万ドル)

$11,600,000−(2,675館/$4,336)−$11,600,000


RT の評論家の支持率 97 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A-

出口調査では、25歳以下の若い女性たちの97%以上…つまり、ほぼ全員が支持する大ウケの共感を集めて、まさかのいきなり初登場第1位の大逆転!!、北米で明日の週明けの月曜日(20日)が、 公民権運動の指導者の故キング牧師を讃える祝日のマーチン・ルーサー・キング・Jr.・デーですから、アフリカ系の女性たちが主人公の映画には絶好の連休のタイミングに加えて…、

ホワイトハウスの政権交代の節目にキキ・パーマーの主演作が封切られて、想定外の絶賛のヒットなのか…!!というのもナイスなコメディ映画は…、

SZA のボーイフレンドが家賃のお金を持ち逃げしたことから、住まいを追い出されては大変!!のルームメイト同士のキキ・パーマーと SZA が、家主から定められた午後6時のタイムリミットまでに、どうにかして家賃の1,500ドル=約23万4,427円を工面しようと悪戦苦闘する物語です!!の…


…一方、初登場第1位のヒットが期待されていた「狼男」の現代化「ウルフ・マン」は、その現代化が裏目に出て、現実的に取り組み過ぎたせいで、「狼男」の映画らしい魅力が失われてしまったばかりか、単にホラーとしても、まったく怖くない…と苦笑されて、嫌われ、あえなく沈没…。ただし…

「狼男」とは無関係の近年の健康や衛生をめぐる社会問題の「感染」をネタにしたドラマの映画としては、それなりによく出来たタイムリーな作品として、前向きに認めている見方もあります。


第2位 (2) 「ムファサ: ザ・ライオン・キング」(2億ドル超)

$11,530,000−(3,555館/$3,243)−$205,828,338

RT の評論家の支持率 58 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A-


第3位 (初) 「ウルフ・マン」(2,500万ドル)

$10,550,000−(3,354館/$3,145)−$10,550,000

RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 51 / 出口調査の CinemaScore C-



第4位 (3) 「ソニック・ザ・ヘッジホッグ 3」(1億2,200万ドル)

$8,600,000−(3,306館/$2,601)−$216,498,000

RT の評論家の支持率 86 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (1) 「デン・オブ・スィーブズ 2 : パンテラ」(4,000万ドル)

$6,600,000−(3,008館/$2,194)−$26,175,028

RT の評論家の支持率 62 % / Metacritic スコア 60 / 出口調査の CinemaScore B+


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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