Posts

Showing posts with the label The Crow

Weekend Box Office 💰 August 23 - 25, 2024 : 8月23日~25日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (2) 「映画ならではの内容の感動ではなく、ファンが望んだヒーローに扮して、あのスターが登場!!とか、あのキャラクターがまさかの復活!!といった必ずしも必要とは言えないカメオ出演を売りの客寄せパンダにして、カンタンに濡れ手に粟の金儲けを狙うカメオ商法の流行について、DC スタジオのガン社長つまり「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」シリーズのガン監督が「カメオポルノ」つまり言わば「カメオ中毒」と苦言を呈して、眉をひそめ、日本を舞台にした「ザ・ウルヴァリン」とウルヴァリンの物語の終わりの完結編「ローガン」で知られるマンゴールド監督は、映画は本来はひとつの物語を描くものなのに、ユニバースがクロスオーバー!!とか言って、物語が終わることなく、ダラダラと引っぱって継続されたり、終わったはずなのに再開したり、死んだはずの人物が「並行世界の別の…」とか言い張る口実で、あろうことか生き返って、とどのつまり金儲けのためにまた働き始めるご都合主義の矛盾のモヤモヤと底なしの金への執着の強欲、そして、過去の映画への裏切りなどについて、それらは映画の「物語の死」を意味する…と語り…と、えッ?!、そもそもヒーロー映画とは無関係のスコセッシ監督たち古参の高齢のひとたちだけでなく、マーベルの過去の傑作を手がけたヒーロー映画の名監督たちがマーベルを否定して、背を向け始めたのか…?!も深刻な問題だけど、あの宣伝の下ネタはひどすぎる…アタマがおかしい変態としか思えない…となり、まともな映画ファンはもちろん、マーベル大好きだったひとたちも、マーベル・シネマティック・ユニバースにさようなら…となってしまった映画」(2億ドル超)

$18,300,000−(3,840館/$4,766)−$577,203,366

RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (1) 「エイリアン: ロミュラス」(8,000万ドル)

$16,200,000−(3,915館/$4,138)−$72,639,383

RT の評論家の支持率 81 % / Metacritic スコア 64 / 出口調査の CinemaScore B+

いま「時のひと」のケイリー・スペニーちゃんが主演の「エイリアン」シリーズの復活作「ロミュラス」の公開2週めの集客減は約−61%ですから、公開順に言えば前作の「コブナント」(2017年)の2週めの集客減=約−71%を大きく超えたものの、さらに前作の「プロメテウス」の約−59%には僅差とは言え、残念ながら及びませんでしたし、いまの2週めの時点での売り上げも…、


約7,264万ドルの「ロミュラス」は、約5,744万ドルの「コブナント」には勝ったものの、やはり、約8,937万ドルを稼いでいた「プロメテウス」には負けてしまっていますから、最終的には「エイリアン」史上最もヒットした第1位に位置づけられている「プロメテウス」に次ぐ、2番めのヒット作に落ち着くことになるかもしれませんね。なお、全世界の興行成績の総額としては…、


早くも2億ドルを突破した約2億2,544万ドル!!ですから、製作費の約8,000万ドルは回収できたも同然だけに、その海外での売り上げを予想外に押しあげてくれた「ロミュラス」がお気に入り!!の中国の観客に向けて、フェデ・アルヴァレズ監督が感謝のメッセージを発したのも当然か…!!となっています…!!

そして、下 ↓ はゼノモーフと戦い疲れたらしく、爆睡中💤のレインです…🤭

ハリウッドの女優なのに身長は約155cm のちっちゃめだから、立ちっぱなしの疲れた足を肘かけにあげると、ソファにピッタリはまって、寝れるサイズのケイリー・スペニーちゃんです💕


第3位 (3) 「イット・エンズ・ウィズ・アス」(2,500万ドル)

$11,850,000−(3,839館/$3,087)−$120,824,000

RT の評論家の支持率 59 % / Metacritic スコア 54 / 出口調査の CinemaScore A-


第4位 (初) 「ブリンク・トゥワイス」(2,000万ドル)

$7,323,661−(3,067館/$2,388)−$7,323,661


RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 66 / 出口調査の CinemaScore B-

おととしの2022年のクリスマスに、ソニピが年末年始の勝負作として、大々的に公開したナオミ・アッキー主演の故ホイットニー・ヒューストンの生き様を描いた音楽伝記映画の「アイ・ウァナ・ダンス・ウィズ・サムバディ」の封切り成績はトンデモない沈没の約470万ドル(3,625館)。

チャニング・テイタムがスカーレット・ジョハンソンのお相手をつとめた Apple TV+ の配信映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を今夏の勝負作のひとつとして、大々的に公開したソニピが稼ぐことができた封切り成績は、1,000万ドルにも満たない約940万ドル(3,356館)の沈没…。

…でしたから、そのともに前作が沈没のナオミ・アッキーとチャニング・テイタムを主演にして、「ザ・バットマン」(2022年)のキャットウーマンとして知られるゾーイ・クラヴィッツが初監督に挑んだデビュー作のいわゆる Amazon Prime Video の劇場公開映画にあたる「ブリンク・トゥワイス」を封切った Amazon MGM が公表した封切り成績の約732万ドルは、まぁ、そんなものか…と妙に納得できてしまうかもしれない「アイ・ウァナ・ダンス・ウィズ・サムバディ」と「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の中間でしたが、ただし…、


「アイ・ウァナ・ダンス・ウィズ・サムバディ」と「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」のどちらも、けして絶不評ではなかったように、ゾーイ・クラヴィッツ監督は新人監督にありがちの複数のやや多い登場人物のさばき方には難が観受けられるものの、サイコ・スリラー映画として、ジャーナリストから一定の評価を得られていますし、出口調査でも約4分の3の観客が支持しているので、Amazon Prime Video の配信が始まったら、試しにご覧になれば…などと書けば…、

Amazon Prime Video の劇場公開映画だから遅かれ早かれ、プライム会員の方は自宅にいながら、追加料金なしで楽しめる…とわかり切っているので、映画館でヒットしないのは当たり前の配信に向けての宣伝活動の封切りか…と考えると、こうした映画興行ランキングにはもう、あまり意味や価値がありませんね…。


ソニピが封切った第5位の「ザ・フォージ」は、キリスト教の信者の方向けの宗教作品ですから、ふつうの映画サイトでは採りあげられないため、いきなり第8位に飛んで…


ハリウッド版「攻殻機動隊」の「ゴースト・イン・ザ・シェル」(2017年)で知られるルパート・サンダース監督が、「It(イット)」シリーズのビル・スカルスガルドを主演に起用し、いわくつきのダークヒーローを復活した…

第8位 (初) 「ザ・クロウ」(5,000万ドル)

$4,600,000−(2,752館/$1,672)−$4,600,000


RT の評論家の支持率 21 % / Metacritic スコア 29 / 出口調査の CinemaScore B-

「ザ・クロウ」はご覧のように映画館で封切らないほうがよかったかも…の即死ですから、配給のライオンズゲートは同名人気ゲームの映画化「ボーダーランズ」に続けて、今夏の勝負作が不発…の痛すぎる結果だけに、今年2024年のサマーシーズンは完璧に惨敗に終わった悪夢の夏…となっています…。



🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。

Billy's footnotes 💬 Day 187


日本語では「山椒は小粒でもピリリと辛い」、英語では「小さな頭でも大きな知恵が詰まってる」などと、ことわざに言われますが…、

製作費が約1億1,000万ドル超のブロックバスター映画だった前作のハリウッド版「攻殻機動隊」の「ゴースト・イン・ザ・シェル」(2017年)とは違って、その半額以下の約5,000万ドルだけに…、


コミックヒーロー映画に期待されるド派手なアクションの見せ場をたたみ掛けたりとかできるわけもない新しい「ザ・クロウ」は、ルパート・サンダース監督によれば、原作コミックに寄り添い、暴力にまみれた暗黒の世界観を描くことにつとめた「インディーズ映画の匠の小品」つまり、いわゆる「シネマ・スペシャリテ」であって、見てくれだけの魂の抜け殻みたいな量産型のハリウッド映画ではないそうですが、しかし…、

そうした「インディーズ映画」の取り組み方こそが、とても退屈な映画…と言われているダメダメの前評判のわけか…?!と考えることもできそうなビル・スカルスガルド主演の「ザ・クロウ」は、今夏終わりの来月8月23日から全米公開の予定です…!!

🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。

Watch the Trailer for Rupert Sanders' 'The Crow' starring Bill Skarsgård and FKA twigs.


ハリウッド版「攻殻機動隊」の「ゴースト・イン・ザ・シェル」(2017年)で知られるルパート・サンダース監督を起用して、ジェームズ・オバー作の同名コミックをあらためて映画化したライオンズゲートの公式のあらすじによれば…

固い絆で結ばれていたエリックとシェリーは、シェリーの暗黒の過去の魔物どもが、彼女の居場所を突きとめたことで、無惨にも殺されてしまうのだったが…、


真実の愛を救うチャンスを与えられたエリックは、生者と死者の世界を行き来しながら、ふたりを惨殺した魔物どもを葬って、間違いを正すための容赦ない復讐を始めることに…!!


…と紹介された新しい「ザ・クロウ」は、初夏の6月7日から全米公開!!、1994年公開の映画化の第1作めでは、故ブルース・リーの息子の故ブランドン・リーが演じたダークヒーローに起用されたのは、同じく過激アクションを売りにした主演作の「ボーイ・キルズ・ワールド」が、北米では来月の4月26日から限定公開のビル・スカルスガルド。ヒロインのシェリーは歌手の FKA Twigs。

共演者は、「ワンダーウーマン」(2017年)のダニー・ヒューストン。Apple TV+ の配信シリーズ「ファウンデーション」のラウラ・ビルン、Netflix の「1899」(2022年)のイザベラ・ウェイ、「トムとクロエとジェリー」(2021年)のジョーダン・ボルジャーといった顔ぶれです…!!


🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。

Billy's footnotes 💬 Day 59


「メイズ・ランナー」シリーズのウェス・ボール監督が「猿の惑星」シリーズの再開を託された…

最新作「キングダム・オブ・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」(5月10日全米公開)で、失われた人間の文明を復刻して、自分のものにするため、賢い女性のノヴァ=フレヤ・アラン(Netflix の「ザ・ウィッチャー」シリーズ)を利用しようとする暴君のシーザー(ケヴィン・デュランド)がふんぞり返っているスタンディー!!



故ブルース・リーの息子の故ブランドン・リーが撮影中に事故死をした現実の悲劇により、映画通ならずとも一般に知られている同名のダークヒーロー映画(1994年)の原作にあたるジェームズ・オバー作のコミックを…

スカーレット・ジョハンソンのお母さん役のあの存在感のある女優は誰?!と、桃井かおりさんが絶賛されたハリウッド版「攻殻機動隊」の「ゴースト・イン・ザ・シェル」(2017年)で知られるルパート・サンダース監督を起用し…、


キング原作ホラー「It(イット)」シリーズの恐怖のピエロのペニーワイズ、つまりビル・スカルスガルド(「ボーイ・キルズ・ワールド」北米4月26日限定公開)を主演に迎え、再映画化した新しい「ザ・クロウ」の主人公のザ・クロウことエリック・ドレイヴンと、ヒロインのシェリー役の歌手の FKA Twigs の写真を配給のライオンズゲートが初公開してくれました…!!

アナ・デ・アルマス 2049 主演の「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ映画「バレリーナ」が失敗し、あろうことか全米公開を約1年間延期するハメにおちいってしまい、その穴埋めのため急遽、封切られることになった経緯からすると…

これもあまり期待できそうにないかも…と、やや不安視される「ザ・クロウ」は「バレリーナ」の代打として、いきなり初夏の6月7日全米公開です…!!



Trailer for Jane Schoenbrun's A24 Horror 'I Saw the TV Glow' starring Brigette Lundy-Paine and Justice Smith
🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。

Billy's footnotes 💬


故ブルース・リー(享年32歳)の息子の故ブランドン・リー(享年28歳)が撮影時に銃で撃たれて死んでしまった…という恐ろしい事故があったことから、どうしてもリメイク映画の企画が暗礁に乗りあげて、頓挫し続けた「ザ・クロウ」(1994年)は呪われている… 😱



…と言われていましたが、スカーレット・ジョハンソンが主演したハリウッド版「攻殻機動隊」の「ゴースト・イン・ザ・シェル」(2017年)で知られるルパート・サンダース監督が、ホラー映画の大ヒット作「It(イット)」シリーズの恐怖のピエロ=ビル・スカルスガルドを主演にした新しい「ザ・クロウ」の北米での配給権をライオンズゲートが取得し、ついにようやく来年2024年に全米公開される予定になりました…!!

製作費が約5,000万ドルの新しい「ザ・クロウ」の配給権を手に入れるために、ライオンズゲートは高額の数千万ドル台のお金を支払ったそうですが、思惑どおりの大ヒットになるのか?!、仮りに興行が沈没したなら、やっぱり呪われている… 😱 のオチになりそうですね…!!😅

🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。