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Billy's footnotes 💬 Day 173


いったい誰がメガホンをとるのか?!、その創り手の名前すら、いまだ伝えられていないマーベルのコミックヒーロー大集合映画「アベンジャーズ」の第5作めですが…、

過去の代表作で演じた当たり役を振り返り語ってくれた Netflix の宣伝ビデオ(↓)の約4分11秒めのところで、ドクター・ストレンジのベネディクト・カンバーバッチが来年の2025年に撮影をする予定のスケジュールが入っていることを明らかにし、「嵐を巻き起こすだろう…」と言ったことが、マーベル・ファンの期待を高める「アベンジャーズ 5」の新しい話題となっています…!!




「ハロウィン」シリーズの復活に成功したユニバーサル映画が、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督を引き続き起用して、「ハロウィン」に続け!!とばかりに「エクソシスト」の復活に挑んだものの、昨2023年秋の全米公開が不発に終わった「ビリーバー」が、Amazon Prime Video の視聴無料のラインナップに追加されました…!!

視聴はコチラ ➡️ https://amzn.to/3xi4rA9


故ウィリアム・フリードキン監督のオカルト映画の代名詞「エクソシスト」(1973年)の「正統な続編」!!の宣伝文句にそって、悪魔祓い映画の決定版の復活!!に期待を抱いたひとには絶不評でしたが、このホラー映画はどんな作品?!と予備知識を持たずに、まっさらに観たひとたちからは、まぁまぁ面白かったよ…!!と、それなりに好評だった正反対のリアクションのギャップは、どういうことなのか…?!


絶不評の沈没映画だけに、映画館には出かけなかった…と観逃していた Prime 会員の方は試しに「ビリーバー」をチラとご覧になられてもよいかも…ですし、悪魔にとり憑かれる少女キャスリン役の新人オリヴィアちゃんは、いまのところ、次のお仕事が未定…ですから、仮りにこの「ビリーバー」が最初で最後の出演作になってしまうかも…としたなら、美少女映画のお好きな方にとっては貴重な作品です。なお、予定された続編「デシーバー(欺くもの)」と題名未定の第3作め…


…の製作はともに取り消されて、キャンセルとなり、ホラー映画の達人のマイク・フラナガン監督を起用して、「エクソシスト」の復活をイチからやり直し、再スタートをする「過激な悪魔祓い」の新しい「エクソシスト」が再来年の2026年春の3月13日全米公開を目指して、企画が進められていますから、あらためて、乞うご期待です…!!


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Watch ▶ the Trailer for Joshua John Miller's Meta Horror 'The Exorcism' starring Russell Crowe and Ryan Simpkins


「正統な続編」と言い張った「ビリーバー」(2023年)が大失敗に終わったオカルト映画の代名詞「エクソシスト」(1973年)で、悪魔祓いに挑んだカラス神父の役を演じた故ジェイソン・ミラー(↓ 写真)の息子の1974年生まれの俳優兼監督のジョシュア・ジョン・ミラーが…、

幼いころに父から聞かされて、トラウマになった「エクソシスト」撮影時に現実にあったとされる恐ろしい逸話をもとにして、タイッサ・ファーミガ主演の「ファイナル・ガールズ」(2015年)でも組んだ相棒の M.A.フォーティンと一緒に脚本を執筆して、共同監督し…、


ローマ法王庁公認の悪魔祓いの実話の映画化として、話題になった「ポープ'ズ・エクソシスト(ヴァチカンのエクソシスト)」(2023年)のラッセル・クロウを起用して、お父さんの故ジェイソン・ミラーをモデルにした俳優のアンソニー・ミラー役を演じてもらい…、

弟が「アイアンマン 3」(2013年)や「インシディアス」シリーズで知られるタイ・シンプキンスだから、ライアンお姉ちゃんと書くライアン・シンプキンスを起用し、主人公の俳優のアンソニー・ミラー役のラッセル・クロウの娘役のリー役つまりジョシュア監督自身を投影した役どころを演じてもらったホラー映画の…

そもそものタイトルは「エクソシスト」の物語の舞台のジョージタウンにちなんで、「ザ・ジョージタウン・プロジェクト」でしたが、それを「エクソシズム」に変えたほうが、「エクソシスト」の関連作だとわかりやすいし、ラッセル・クロウ主演だけに「ポープ'ズ・エクソシスト」の関連作とカン違いさせることもできて、宣伝の売り込みには有効になるね!!と考えたらしい配給のヴァーティカル・エンタテインメントが、予告編を初公開してくれました!!、映画の物語としては…、


どうやら芸能人あるあるとして、過去に薬物の問題を抱えたらしい父ちゃん(ラッセル・クロウ)が撮影を始めた「エクソシスト」みたいなホラー映画の現場で、おかしな言動をするようになったのは、また薬物に手を出して、ラリっているのか、それとも縁起の悪いホラー映画なんか撮影するからバチが当たって、本当に得体のしれないものにとり憑かれたのか…?!

…と、ライアンお姉ちゃんが戸惑うことになる「エクソシズム」は、北米では初夏の6月7日に限定公開での封切り!!


ジェームズ・キャメロン監督の「アバター」シリーズで知られるサム・ワーシントン、ディズニー映画の実写版「ザ・リトル・マーメイド」(2023年)に主演したハリー・ベイリーのお姉ちゃん…

…のクロエつまり R&B の姉妹デュオ Chloe x Halle のお姉ちゃんのほうとして知られるクロエ・ベイリーたちが共演しているのも見どころとなっています…!!


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Weekend Box Office 💰 October 27 - 29, 2023 : 10月27日~29日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。


$78,000,000−(3,675館/$21,224)−$78,000,000

RT の評論家の支持率 26 % / Metacritic スコア 33 / 出口調査の CinemaScore A-


「ファイブ・ナイツ・アット・フレディー'ズ」の封切り成績については、Disney+ のオリジナル映画の傑作なのに、同配信サービスがサッサと削除してしまい、抗議が殺到したことで、Amazon Prime Video など他社の配信サービスでのレンタルが始まった「クレーター」(2023年)に出演していた子役パイパー・ルビオちゃん(↓)、または上 ↑ の🔗文字のリンクをタップしてください!!

ディズニーは「クレーター」を使って、よそで稼ぐのではなく、Disney+ に戻さなければならないのでは…?!



$14,700,000−(3,773館/$3,896)−$149,364,861

RT の評論家の支持率 100 % / Metacritic スコア 84 / 出口調査の CinemaScore A+

ハロウィンの仮装として、テイラー・スウィフトそのまんまではなく、2019年の夏にリリースされたアルバム「Lover」のジャケットになることにした女の子 💞(via atodaso


第3位 (2) 「花殺し月の殺人」(2億ドル)

$9,000,000−(3,632館/$2,478)−$40,679,000

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 89 / 出口調査の CinemaScore A-

どちらも歴史的な実話を題材にしたとは言え、内容はまったく違うのに、上映時間が長い!!ことから並べて語られがちのクリス監督の約3時間1分の「オッペンハイマー」の公開2週めの集客減が約−43%だったのに対して…、


スコセッシ監督の約3時間26分の「花殺し月の殺人」は約−61%の集客減となっています。興行的には今年2023年を代表する大ヒット作のひとつの「オッペンハイマー」が「花殺し月の殺人」を勝るのは間違いありませんが、ともに3時間越えの両映画は、これからの様々な映画賞の話題でも比較されることになるんでしょうね。


第4位 (初) 「アフター・デス」(???ドル)

$5,060,815−(2,645館/$1,913)−$5,060,815


RT の評論家の支持率 57 % / Metacritic スコア 22 / 出口調査の CinemaScore A-

お年寄りや深刻な病いを患っている方々の死への恐怖を和らげるのは宗教の役割のひとつでしょうから、そういう意味においては臨死体験を採りあげるのは納得のキリスト教の信者向けドキュメンタリー映画「アフター・デス」が、ジョン・シナ主演の初登場第7位のアクション・コメディ映画「フリーランス」=封切り成績は約206万ドル(2,057館)よりもヒットして、第4位に初登場。


「アフター・デス」つまり死後の世界か…、ちょっと興味あるなと思われるホラー好きの方もいるかもしれませんが、あくまでも宗教映画なのはお忘れなく…!!


第5位 (3) 「エクソシスト: ビリーバー」(3,000万ドル)

$3,100,000−(2,717館/$1,141)−$59,365,830

RT の評論家の支持率 23 % / Metacritic スコア 39 / 出口調査の CinemaScore C


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 October 20 - 22, 2023 : 10月20日~22日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

テイラー・スウィフト・プロダクションズが自主製作したコンサート映画つまりドキュメンタリーの「エラス・ツアー」は、イベント上映の特別興行として封切られた作品ですから、先週の初登場第1位のあと、月火水(16日〜18日)はお休みをして、この週末に向けて、あらためて封切り!!

…と観客動員が週末に集中するだけあって、週末興行ランキングでは、その週末限定の強みが発揮されるに加えて、先週ふれたように鑑賞料金が割高ですから、2週連続の第1位の王座連覇!!は…


$31,000,000−(3,855館/$8,042)−$129,788,501


RT の評論家の支持率 100 % / Metacritic スコア 84 / 出口調査の CinemaScore A+

当たり前か…と思われそうですが、いまの時点での国内の売り上げの総額が約1億2,979万ドル!!


…というのは、今春に封切られた見た目は大人の DC ヒーローの続編「シャザム 2」の最終的な成績の約5,764万ドルを軽く飛び越えて、今夏に公開された同じく DC ヒーロー「ブルー・ビートル」の同成績=約7,224万ドル、それぞれ今年2023年のホラー映画ヒット作「ナン 2」=約8,531万ドル、「メーガン」=約9,504万ドル、「スクリーム 6」=約1億816万ドルを震えあがらせたばかりか、「ワイルド・スピード 10」の約1億4,596万ドル、「クリード 3」の約1億5,625万ドルに迫りそうですから、今年の全米公開映画を代表する大ヒット作!!のひとつになるのは間違いありません!!

ただし、ニュースやワイドショーの話題にも採りあげられているように…、


あまりにも熱狂するファンたちの歌声や声援の叫び声が第2位の「花殺し月の殺人」を上映している隣りのスクリーンにまで聞こえてしまい、スコセッシ監督とディカプリオの約3時間26分もある実録犯罪ものウエスタン大河映画の超大作をどっぷり楽しもうと思っていたのに…!!のはた迷惑はもちろんのこと、テイラーの歌とパフォーマンスを大きなスクリーンで存分に味わいたい!!とやってきたテイラー・ファンの方にとっても残念な状況を踏まえると、とにもかくにも映画館推しのクリス・ノーラン監督は映画館を満席にしている「エラス・ツアー」の大ヒットを称賛していますが、果たして、映画館にとって、本当によかったのか…?!の意見は賛否が分かれています…。


第2位 (初) 「花殺し月の殺人」(2億ドル)

$23,000,000−(3,628館/$6,340)−$23,000,000

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 89 / 出口調査の CinemaScore A-

Apple オリジナル・フィルムズつまり配信サービスの Apple TV+ が、パラマウント映画と組んで、映画館への配給事業に乗り出した「花殺し月の殺人」は、前述のように上映時間が約3時間26分もある長尺つまり映画館の座席の回転率がよくないだけに、全米公開前日の先週の木曜日(19日)の絶対に前夜とは言えない、お昼の午後2時に前夜祭興行をスタートした…

…という封切りの経緯を踏まえると週末3日間…ではなく、実際のところは週末4日間のトータルのオープニング成績じゃないの…?!と指摘されても仕方がありませんが、パラマウント映画が公表した成績が約2,300万ドルだったことから…、


娯楽色の強いサイコ・スリラーだった「シャッター・アイランド」(2010年)が記録した同成績の約4,106万ドル(2,991館)とは比べようもありませんが、2013年12月25日のクリスマスの水曜日が初日だった上映時間が約3時間の「ザ・ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」の週末3日間の売り上げの約1,841万ドル(2,537館)を超えて、あくまでも見た目の数字としては名優ジャック・ニコルソンがギャングの親分を演じた上映時間=約2時間31分のリメイク映画「ザ・ディパーテッド」(2006年)の約2,689万ドル=現在の約4,105万ドルに相当(3,017館)に近い金額を稼いだのは…、


前述のように座席の回転率がよくないことに加え、俳優組合のストの影響を受けて、出演者たちがテレビやイベントに登場するなどの宣伝はできない…といった悪条件下での封切りを踏まえると、週末3日間ではなく実際は週末4日間だとしても、スコセッシ監督とレオの名コンビの作品としては、ひとまず成功!!よりも、むしろ、よくヒットしたなぁ!!という驚きを抜きに讃えることはできませんから、テイラー・スウィフト vs.スコセッシ監督とレオの対決の勝敗は順位はさておき、後者の名コンビの勝利と言えそうかも…!!、ただし…、

マーベル級の製作費!!とお伝えした巨額の約2億ドルを踏まえると、封切り成績がいきなりの1億ドル突破!!じゃなくて、たったの約2,300万ドルか…と即死の沈没デビューとして受けとめられ、巨額赤字の大失敗…の結末にたどり着きそうですが、しかし、そもそも「花殺し月の殺人」のような地味な映画が巨額製作費を回収する望みは薄いわけですから、iPhone で稼いでる Apple としては、ハナから儲けよりも、スコセッシ監督とレオの名コンビの何十年先でも鑑賞に堪える映画史上の傑作を自社の財産にして、独占配信のライブラリーに加えたい…!!という長期的な視野の投資だったのでは…?!


第3位 (2) 「エクソシスト: ビリーバー」(3,000万ドル)

$5,600,000−(3,323館/$1,685)−$54,161,950

RT の評論家の支持率 23 % / Metacritic スコア 39 / 出口調査の CinemaScore C



$4,450,000−(3,364館/$1,323)−$56,064,127

RT の評論家の支持率 81 % / Metacritic スコア 51 / 出口調査の CinemaScore A


10月31日のハロウィンもまだなのに、もうクリスマスかよ…ッ!!、ディズニーは気が早すぎ!!といったツッコミの声もあるようですが、ハロウィン・タウンを舞台にして、ハロウィンをテーマにしたヘンリー・セリック監督の代表作「ザ・ナイトメア・ビフォア・クリスマス」は…、

第5位 (--) 「ザ・ナイトメア・ビフォア・クリスマス」(2,400万ドル)

$4,100,000−(1,650館/$2,485)−$4,100,000

RT の評論家の支持率 95 % / Metacritic スコア 82 / 出口調査の CinemaScore --

1993年のハロウィンの話題作として、同年10月13日に初公開されましたから、タイトル通りクリスマスもテーマになっているとは言え、ハロウィンに観るのは間違いではないクリスマス映画を前述の1993年から今年2023年は祝🎉30周年のアニバーサリー・イヤー!!だけに、映画館に帰ってきたジャックとサリーが第5位に登場!!、公開30周年を祝して、お見事なハロウィンの飾りつけのディスプレイを手作りしたシカゴのケヴィンさんのニュースをお楽しみください…!!



🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 October 13 - 15, 2023 : 10月13日~15日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

あのオカルト映画の代名詞「エクソシスト」(1973年)の「正統な続編」のつもりだし、それらしく不吉な13日の金曜日に封切りたかった公開2週めの第2位「ビリーバー」が、「アベンジャーズ」級の前売り鑑賞券の売れ行きのスゴさに恐れをなして、公開を先週末(6日)に前倒しするハメになった敵前逃亡が話題になった…

悪魔も敵わない無敵のテイラーが、2018年に起ちあげた製作会社のテイラー・スウィフト・プロダクションズがインディーズ製作したコンサート映画、つまりドキュメンタリー「エラス・ツアー」の配給を、配給会社として請けおうことに成功した映画館チェーン大手の AMC シアターズが公表した推定の封切り成績は、前売りの勢いから予想された、いきなり大台の1億ドルを突破!!ではなくて…、

第1位 (初) 「テイラー・スウィフト : エラス・ツアー」(2,000万ドル)

$97,000,000−(3,855館/$25,162)−$97,000,000


RT の評論家の支持率 100 % / Metacritic スコア 84 / 出口調査の CinemaScore A+

少し足りない約9,700万ドルでしたが、「ジョーカー」(2019年)の封切り成績の約9,620万ドル(4,374館)や、「ヴェノム 2」(2021年)の同成績=約9,003万ドル(4,225館)などを飛び越して、10月公開映画史上最大の封切りヒットを叩き出した新記録の達成!!ですが、しかしながら…、


この大ヒットにはわけがあって、AMC シアターズは「エラス・ツアー」をイベント上映の特別興行として取り扱い、地域差はあるでしょうが、通常の鑑賞料金は 20ドル=約2,990円、IMAX などのプレミアム上映は 25ドル=約3,739円といった割高の料金設定(AMC の今年2023年の第1四半期の鑑賞料金の平均値は11.87ドル=約1,775円)をしていますし、また、同映画館チェーン会員の特典の割引きなども適用されません。と、つまり顧客単価が高いわけですから、老若男女を問わず愛されるテイラーの人気が絶大であり、アメリカの国民的歌手なのは間違いありませんが、実際の観客動員の数としては、前述の「ジョーカー」や「ヴェノム 2」のほうが上まわっているのかもしれませんね…。


第2位 (1) 「エクソシスト: ビリーバー」(3,000万ドル)

$11,000,000−(3,684館/$2,986)−$44,927,000


RT の評論家の支持率 23 % / Metacritic スコア 39 / 出口調査の CinemaScore C

悪魔にとり憑かれる少女キャスリン役の新人オリヴィアちゃんの怖い写真よりも、ふつうの素敵な写真のほうをご覧ください…!!



$7,000,000−(3,707館/$1,888)−$49,886,716

RT の評論家の支持率 81 % / Metacritic スコア 51 / 出口調査の CinemaScore A


第4位 (3) 「Saw X」(1,300万ドル)

$5,700,000−(3,058館/$1,864)−$41,429,120

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 60 / 出口調査の CinemaScore B


第5位 (4) 「ザ・クリエイター」(8,000万ドル)

$4,300,000−(2,960館/$1,453)−$32,405,744

RT の評論家の支持率 67 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore B+


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 October 6 - 8, 2023 : 10月6日~8日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (初) 「エクソシスト: ビリーバー」(3,000万ドル)

$27,200,000−(3,663館/$7,426)−$27,200,000

RT の評論家の支持率 23 % / Metacritic スコア 39 / 出口調査の CinemaScore C


「エクソシスト」の封切り成績については、上 ↑ の 🔗 文字のリンク、または下 ↓ のマーベルの大ヒット作「ブラック・パンサー」のリディア・ジュエットちゃんと新人のオリヴィア・マーカムちゃん(Netflix「マチルダ・ザ・ミュージカル」2022年)の仲よしコンビをタップして下さい!!



$11,750,000−(4,027館/$2,918)−$38,867,000

RT の評論家の支持率 81 % / Metacritic スコア 51 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (2) 「Saw X」(1,300万ドル)

$8,150,000−(3,262館/$2,498)−$32,554,793

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 60 / 出口調査の CinemaScore B


ホラー映画の公開2週めの集客は、初公開の1週めから垂直落下に近い7割減でもおかしくないし、ましてや同じホラー映画ジャンルの話題作が封切られたとなれば、いきなり興行の寿命が終わっても仕方がないのに…、


末期ガンに侵された初代の殺人鬼ジグソウ(トビン・ベル)の絶望を描いたところが、人間ドラマとして高評価された「Saw」シリーズの第10作めの公開2週めの集客減は約−55%ですから、「エクソシスト」が封切られた影響をまったく何も受けていない!!と言えるため、「Saw」VS「エクソシスト」の対決はジグソウの圧勝!!と讃えられるかもしれません…!!


第4位 (3) 「ザ・クリエイター」(8,000万ドル)

$6,099,000−(3,680館/$1,657)−$24,929,046

RT の評論家の支持率 67 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore B+

既存の人気映画や原作に依存しない真のクリエイターが、自らの創作意欲を発揮した今どき貴重なオリジナル・ストーリーの独立した作品であることに加えて、そもそも自主製作映画の「モンスターズ」(2010年)からキャリアを出発したギャレス・エドワーズ監督が、その原点に立ち返って、ふつうのデジタル一眼カメラのように小型の SONY の安いシネマカメラ FX3 を採用し…、


最低限の少人数のスタッフだけで、照明機材を使わずに自然光に頼る自主製作映画みたいなゲリラ的な撮影を敢行したことで、ブロックバスターな見た目ほどには製作費がかかっていない賢い映画の作り方が、ハリウッドの映画スタジオはもとより、各方面のクリエイターから注目されている「ザ・クリエイター」ですが…、


そうした映画のクリエイティブな価値の高さとは裏腹に肝心の集客が伴っていない現状からすると、いくら安上がりにできるとしても、新進のクリエイターがオリジナル映画を創ることの困難は変わらず、ひたすら既存の過去の人気タイトルの焼き直しのくり返しばかりの不毛が続くのか…となると、特にギャレス・エドワーズ監督を支持しているわけではない映画好きの方にとっても不幸になる「ザ・クリエイター」の不発ですね…。


第5位 (5) 「ザ・ブラインド」(???ドル)

$3,126,536−(1,314館/$2,379)−$10,486,997

※キリスト教の信者の方向けの宗教映画です。
RT の評論家の支持率 -- % / Metacritic スコア -- / 出口調査の CinemaScore --


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Terribly Reviewed 'The Exorcist: Believer' Disappoints at the Box Office 💰


上 ↑ の🚩文字のリンク、または下 ↓ のポスターをタップしてください…!!


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Billy's footnotes 💬


「スター・ウォーズ」の映画を連発したことで飽きられてしまい、ついにヒットしなくなった自業自得の失敗のくり返しとして、マーベルの映画と配信シリーズを無理矢理に連発したことで、作品の質と価値が低迷し、ついに人気を失墜させてしまったディズニーは、マーベル作品の数を減らす方針を公式に明らかにしていますが…、

マーベル配信シリーズの第1作め「ワンダヴィジョン」の大成功に有頂天になり、魔女のアガサを主人公にしたスピンオフの配信シリーズ「ダークホールド・ダイアリーズ」(2024年配信予定)を製作し、いまは仕上げの作業を進めている同社が、「ワンダヴィジョン」からの別のスピンオフとして企画したポール・ベタニー扮するヴィジョンを主人公にする「ヴィジョン・クエスト」の製作を見合わせて、「ワンダヴィジョン」からのさらに別のスピンオフとして企画したワンダの息子の双子たちを主人公にする「チルドレン'ズ・クルセイド」の中に「ヴィジョン・クエスト」の物語を取り込んで、ふたつのスピンオフを合体させて、ひとつの配信シリーズにする案を検討しているらしいことが、いまの時点ではまったくのウワサでしかありませんが、話題になっています…!!

「チルドレン'ズ・クルセイド」は、ヤング・アベンジャーズの同名コミックを下敷きにしたもので、スカーレット・ウィッチと同じ現実を自在に変えるパワーを受け継いだ息子のビリーが、その自分のパワーを制御できないことから、双子の兄弟トミーと一緒に母のワンダを探すことに…!!といったお話です。


この週末の10月6日(金)に全米公開されるオカルト映画の代名詞「エクソシスト」(1973年)の正統な続編と言い張っている注目の話題作「ビリーバー」のレビューが解禁されて、映画の格付け サイト Rotten Tomatoes に登場した支持率の初期値は、ご覧の残念な結果となっています…😅

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'The Exorcist' director William Friedkin died at the age of 87 🪦 オカルト映画の代名詞「エクソシスト」のウィリアム・フリードキン監督が死去。享年87歳。


先に CIA のThreads速報しましたが、現地のロサンゼルスでは今日の週明け月曜日の8月7日に、オカルト映画の代名詞と言われる「エクソシスト」(1973年)の大ヒットで知られたウィリアム・フリードキン監督がお亡くなりになられた訃報が伝えられ、同監督の妻であり…、

パラマウント映画の代表や、現在はディズニー傘下の20世紀スタジオの前身の20世紀FOXの重役をつとめるなどしたハリウッドの大物のシェリー・ランシングさんが代理人を通じて、夫のフリードキン監督の死を公式に認めました…。死亡の状況や死因などの詳細は伝えられていませんが、享年は87歳の高齢ですから、おのずと察せられなくもありません…。


故ジーン・ハックマン主演の「ザ・フレンチ・コネクション」(1971年)や、故ロイ・シャイダー主演の「恐怖の報酬」(1977年)といった70年代のアメリカ映画を代表する傑作をいくつも手がけたフリードキン監督は、前述の「エクソシスト」の「正統な続編」を宣伝文句とするデヴィッド・ゴードン・グリーン監督の「ビリーバー」が、今秋10月13日全米公開の予定ですから、果たして、オリジナル映画の創り手はどんな感想を述べるのか…?!と期待していた映画通の方にとっては、新しい「エクソシスト」を観届けてほしかったのに…と悔やまれるタイミングの訃報です…。故人のご冥福をお祈りください…。

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4K Ultra HD Re-release Trailer for William Friedkin's Horror Classic 'The Exorcist' ■ 半世紀ぶりの「正統な続編」の「ビリーバー」の賛否が問われているオカルト映画の代名詞「エクソシスト」が、祝・公開50周年記念の 4K Ultra HD 発売の新しい予告編をリリース ! !


司教の姪っ子だった敬虔なカトリック教徒の母に育てられ、やはり信心深いカトリック教徒だった原作者の故ウィリアム・ピーター・ブラッティ(2017年没・享年89歳)は、ウィリアム・フリードキン監督の映画化は神の存在よりも、むしろ悪魔の存在のほうを強く印象づけた…と受けとめて、映画の出来栄には、やや不満だったものの…


全世界で思いがけない大ヒットを叩き出し、オカルト・ブームを巻き起こした「エクソシスト」のその後の続編は勝手になかったものとし、ユニバーサル映画が「正統な続編」と言い張るリブートの新トリロジー第1作め「ビリーバー」が、今秋10月13日全米公開!!、そして、第2作め「デシーバー(欺くもの)」の全米公開が早くも再来年の2025年春の4月18日に決定!!


…したことで、あらためて注目のタイミングを逃さず利用したい他社のディスカバリーが、同社が権利を持つ「エクソシスト」の 4K Ultra HD を全米で来月9月19日発売!!に向けて、新しい予告編を披露したので、正統な続編?!の「ビリーバー」の予告編と観比べてみてください…!!


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First Trailer for David Gordon Green's 'The Exorcist: Believer' starring Lidya Jewett and Olivia Marcum 😱


上 ↑ の🚩文字のリンク、または下 ↓ の恐怖の悪魔憑き美少女タッグに抜擢されたリディアちゃんとオリヴィアちゃんをタップしてください…!!


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Three Scary Posters for David Gordon Green's 'The Exorcist' Sequel 'Believer' ■ オカルト映画の代名詞「エクソシスト」の復活だけど、アレレ、ちっとも怖くないよ 🥱 の退屈な前評判の最新作「ビリーバー」が恐ろしいポスターを初公開 ! !


「エクソシスト」に勝負を賭けた NBC ユニバーサルは巨額の約4億ドル=約441億4,500万円超もの投資を取り返すことができるのか…?!、先々月の5月に、ニューヨークで催したテスト試写の…



観客の評価が、上映時間が長すぎだし、ちっとも怖くない退屈…の絶不評だったウワサが拡がり、すでにホラー映画ファンの方は期待を失ってしまったかもしれない「エクソシスト: ビリーバー」を配給するユニバーサル映画が、計3点のポスターを初公開してくれましたが、いわゆる…


ショッキング・コンテンツに相当すると思われるため、CIA の Threads にアップしました…!!


ジョン・カーペンター監督の「ハロウィン」(1978年)の “ 正統な続編 ” にあたるものと銘打って、ジェイミー・リー・カーティスを主演に復帰させた復活トリロジーは大ヒットしたものの、肝心の内容の評価は尻すぼみ…だった感のあるデヴィッド・ゴードン・グリーン監督がまたしても…、

ウィリアム・フリードキン監督のオカルト映画の代名詞「エクソシスト」(1973年)の “ 正統な続編 ” に挑んだ「エクソシスト: ビリーバー」は、今秋のハロウィンの話題作として、10月13日から全米公開!!、レスリー・オドム Jr.(「グラス・オニオン」2022年)が演じる主人公のお父さんが、悪魔にとり憑かれた子どもを救う術を求めて、かつて娘リーガン=リンダ・ブレアが同じように悪魔にとり憑かれた過去を持つ母のクリス=エレン・バースティンにたどり着くことに…!!

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♦ The Exorcist by Neil Fraser






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David Gordon Green's 'The Exorcist' sequel pauses production due to a health issue ■「ハロウィン」復活トリロジーのデヴィッド・ゴードン・グリーン監督が、オカルト映画の代名詞の「エクソシスト」を復活させる新トリロジー第1作めが出演者の健康上の理由から製作休止 ! !


…の見出しから映画ファンがまず気になるのは、1973年に公開されるや、全世界を悪魔祓いの恐怖に叩き込んだウィリアム・フリードキン監督のオリジナル映画の大ヒット作「エクソシスト」で…

悪魔にとり憑かれた少女リーガン=リンダ・ブレアのお母さんクリス役(↓)を演じ、この新しい続編にも出演するエレン・バースティンが現在90歳だけに、やっぱり高齢の彼女が…!!

…と、クリス・ノーラン監督の「インターステラー」(2014年)では、マシュー・マコノヒーの娘役を演じて、存在感を発揮してくれた大女優の健康のはずですが、万が一の場合に備えて、エレンの出演シーンは先々月10月末のクランクインを待たず、先行して、今春のうちに撮り終えていますから、製作休止の理由になった病人は高齢のエレンではなく、自分の子どもが悪魔にとり憑かれたことから、かつて娘が悪魔にとり憑かれた経験者のクリスのもとを訪ねる新しい主人公のタナー役に起用されたレスリー・オドム Jr.(「ワン・ナイト・イン・マイアミ」2020年)だそうです…。


レスリー・オドム Jr.の健康がどう問題なの?!の詳細は伝えられていませんが、そもそも年末年始はお休みだけに、その冬休みの始まりをくり上げ、休暇の期間を長くする体裁をとったことから、実際のところ、映画の製作に特に大きな支障はきたしておらず、来月の新年2023年1月中に撮影を再開する予定とのこと(via Deadline)。ただし、仮りにレスリー・オドム Jr.の復帰が遅れた場合、製作のブラムハウスとユニバーサル映画は新年秋の10月13日に予定した全米公開のスケジュールを見直す必要に迫られるかもしれません?!、「ハロウィン」シリーズ復活に成功したデヴィッド・ゴードン・グリーン監督が、次は「エクソシスト」をどう復活させるのか?!、ホラー映画好きの方はお楽しみに…!!



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