Weekend Box Office 💰 January 24 - 26, 2025 : 1月24日~26日の全米映画ボックスオフィス
*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。
映画界のひとたちと映画通、つまり世間よりも一歩先を行きたい玄人が将来に期待している女優のカリーナ・リャン(リメイク版「バッド・ジーニアス」2024年)が出演してることも含めて、この週末に全米公開された映画のうち最も要注目作の…
スティーヴン・ソダーバーグ監督の実験的なホラー映画「プレゼンス」つまり「存在」は、スクリーンの数が約1,750館と少ないこともあり、残念ながら上位に浮上することはできず、封切り成績はたったの約342万ドルだけ…の初登場第6位ながら、製作費はもっと少ない約200万ドルですから、赤字におちいることはなさそうですが…、
評論家やジャーナリストからは絶賛の一方、フツーの観客からは、ホラー映画というよりも、家族についてのドラマ映画に幽霊の要素を追加したか…などと退屈に受けとめられてしまい、出口調査のスコアは、こんな映画を選んで、失敗だった…という後悔の ' C+ ' となっています。よって、このあとの配信市場でも…
万人ウケの大衆的なヒットはあまり期待できそうにありませんが、映画通の方からは支持されて、いずれカルト人気の作品になるのかもしれません。
第1位 (初) 「フライト・リスク」(1,000万ドル)
$12,000,000−(3,161館/$3,796)−$12,000,000
第2位 (1) 「ムファサ: ザ・ライオン・キング」(2億ドル超)
$8,700,000−(3,420館/$2,544)−$221,073,045
第3位 (2) 「ワン・ノブ・ゼム・デイズ」(1,400万ドル)
$8,000,000−(2,675館/$2,991)−$25,091,000
第4位 (4) 「ソニック・ザ・ヘッジホッグ 3」(1億2,200万ドル)
$5,500,000−(3,097館/$1,776)−$226,096,000
第5位 (6) 「モアナ 2」(1億9,300万ドル)
$4,300,000−(2,550館/$1,686)−$450,040,500
第6位 (初) 「プレゼンス」(200万ドル)
$3,415,000−(1,750館/$1,951)−$3,415,000
🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。
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