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Weekend Box Office 💰 October 25 - 27, 2024 : 10月25日~27日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

さしものヴェノムも大谷翔平選手の人気には太刀打ちできなかったか…と、同選手が所属するロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースが激突!!のプロ野球の頂上決戦のワールド・シリーズの熱戦が続いていて、全米の特に男性はいま野球に夢中で、映画なんて、あとまわし…

…と、メジャー・リーグが映画興行の観客動員の足を引っ張っているらしい…現状を踏まえると来月11月の…と言っても、もう来週の火曜日に迫った5日に投票が行われる大統領選挙の予想される結果として、アベンジャーズのキャプテン・カーマラが勝利し、敗北するであろうトランプ容疑者が、またしても狂信者の民兵のトランプ軍の出動を促し、ケイリー・スペニーちゃん出演の今年2024年最大の問題作「シビル・ウォー」が現実になるのでは…?!の恐ろしい可能性を踏まえて…、

その不安の選挙後…の11月8日全米公開からの前倒しを決めて、大統領選挙前の10月25日に改めた製作・配給のソニピは、プロ野球の日程のことは考えなかったのか…?!という手抜かりになってしまいますが…、


トム・ハーディ主演の「ヴェノム」シリーズが幕を閉じる最終章の完結編にあたる「ザ・ラスト・ダンス」の封切り成績が、当初に期待されたシリーズ史上最大のいきなり1億ドル突破の大ヒットから大きく後退した予想の7,000万ドル前後から、さらに小さくなった直前予想の6,500万ドルにも届かなかった約5,100万ドルのガッカリ…の結果を、ソニピが公表しましたから…、

第1位 (初) 「ヴェノム: ザ・ラスト・ダンス」(1億2,000万ドル)

$51,000,000−(4,131館/$12,346)−$51,000,000


RT の評論家の支持率 36 % / Metacritic スコア 41 / 出口調査の CinemaScore B-

第1作めの「ヴェノム」の封切り成績の約8,026万ドル(4,250館)から飛躍した第2作め「レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(2021年)が叩き出した同成績の約9,003万ドル(4,225館)が最高潮の人気のピークだったことになる「ヴェノム」シリーズは、あろうことか、これで観納め…のはずの完結編「ザ・ラスト・ダンス」が不発?!と言われても仕方のない感じだけに…、

前述のようなプロ野球や選挙とは無関係に、ヒーロー映画のブームは峠を越して、マーベルの人気はもう下火なんだ…というご指摘を受けてしまいそうですし、この「ザ・ラスト・ダンス」のように、まさかのあのヒーローやキャラたちが並行世界を超えて、続々と登場する!!のカメオ出演の大盤振る舞い?!を欠いてしまうと、もうヒーロー映画は以前のように大ヒットはしないのか?!と並行世界のファン・サービスが翻って、ジャンルをダメにしていったことも、あらためて問題視されそうです…。しかしながら…、

製作費に目を転じると第1作めの約1億1,600万ドル、第2作めの約1億1,000万ドルから、この「ヴェノム」シリーズは図に乗って、映画のスケールを大きく増したりすることはせず、第3作めも約1億2,000万ドルに抑えられているため、その約1億2,000万ドルの製作費に対して、国内の封切り成績が約5,100万ドルというのは、まったく順当な結果の立派!!であり、コミックヒーロー映画への過度な期待を慎むと、むしろ大成功!!と讃えられて然るべきなのでは…?!に加えて…、


世界最大の映画市場の中国の観客は「毒液」が大好き!!ですから、その中国で約4,600万ドルの封切り成績を稼いだのを含めた諸外国の売り上げの総額は、いきなり 1億ドルを突破!!の約1億2,400万ドルの大ヒット!!に国内の数字を足した世界総額の封切り成績は約1億7,500万ドル!!

よって、「ヴェノム」シリーズの完結編「ザ・ラスト・ダンス」は、国内では野球や選挙の悪影響を受けて、やや苦戦し、ガッカリ…の不発か?!のように思われますが、世界規模で見ると大成功のいきなり黒字確定!!と言えそうな国内外が明暗を分けた結果に…というのが実際の事情のようですから、必ずしもヒーロー映画のジャンルはもう終わり…だとは言えませんし、この「ヴェノム」シリーズも本当に終わりではないかもしれません…?!、なお、肝心の映画の出来栄え…

…については、完結編なんだから、もっとド派手なほうがよかった…と、「ザ・ラスト・ダンス」は地味すぎる…といったリアクションも言われていますが、封切り興行の出口調査では観客の約7割が支持をし、およそ半数の観客が周囲にもお薦めしたい!!と回答なので、これが初監督のデビュー作にあたる新人のケリー・マーセル監督には、ひとまず及第点が与えられて、これまでの脚本家の仕事に加え、これからは監督としても活躍されるのかもしれませんね…!!


第2位 (1) 「スマイル 2」(2,800万ドル)

$9,400,000−(3,624館/$2,594)−$40,714,000


RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 67 / 出口調査の CinemaScore B

前作「スマイル」(2022年)は薄気味悪い笑顔のイメージがバズったことで、公開2週めの集客減が約−18%だけ!!の驚異の動員持続力でしたが、その前作よりおもしろい!!と、まさかの大絶賛どころか…、


「パワー・レンジャーズ」(2017年)や「チャーリーズ・エンジェル」(2019年)、「アラジン」(2019年)といった、これまでのどの代表作よりもナオミ・スコットの演技力が高評価されているものの、先週の大成功の封切りから約6割の観客を失ってしまった「スマイル 2」ですが…、

垂直落下のいきなり消える…もあり得るジャンルのホラー映画としては大健闘!!と、さらに笑顔が増えそうな公開2週めの成績となっています…!!


第3位 (初) 「コンクレイヴ」(2,000万ドル)

$6,500,000−(1,753館/$3,708)−$6,500,000

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 79 / 出口調査の CinemaScore B+

封切り興行の観客のおよそ半数近くが、55歳前後の熟年の世代…だそうですから、さしずめ日本のおじさんだったら、選挙の駆け引きってのは根比べなんだよ…とかダジャレの親父ギャグを言ってしまいそうな…

いわゆるローマ法王が死去したのを受けて、そのカトリック教会のトップの首長の座を我がものにせんとする後任候補の選挙戦のスキャンダラスな内幕をテーマにしたミステリ・スリラー映画の「コンクレイヴ」または「コンクラーヴェ」を、第1位の「ヴェノム 3」でもふれたように…、


アメリカ大統領選挙の投票を目前にしたタイミングに全米公開したフォーカス・フィーチャーズ、つまりユニバーサル映画が公表した封切り成績は、1,000万ドルに満たない約650万ドルですから、いきなり沈没か…と思われそうですが、スクリーンの数が約1,753館と公開規模が控えめなことや、前述のように主にアラフォーから50代以上の大人の観客をターゲットとした宗教がらみの教皇選挙の映画…という地味な印象を踏まえると、むしろ、初登場第3位!!の結果は驚きのヒット!!


…と称賛できそうな「コンクレイヴ」は、ケイト・ウィンスレットが主演女優の故マイケル・アプテッド監督の戦争スリラー「エニグマ」(2001年)や、ユアン・マクレガー主演のロマン・ポランスキー監督の政治スリラー「ザ・ゴースト・ライター」(2010年)などの原作者として、映画好きに知られる英国の作家兼政治評論家のロバート・ハリスが、2016年に発表した同名小説の映画化。

「ザ・メニュー」(2022年)のレイフ・ファインズ、「スポットライト」(2015年)のスタンリー・トゥッチ、「インターステラー」(2014年)などのジョン・リスゴー、「かぼちゃ大王」(1993年)のセルジオ・カステリット、そして、「ワイルド・アット・ハート」(1990年)のイザベラ・ロッセリーニといった観応えの役者たちを集めて、メガホンをとったのは「西部戦線異状なし」(2022年)が絶賛されたエドワード・ベルガー監督だけに…、

出口調査では約9割に近い観客が満足をして、約6割以上の観客が周囲にも鑑賞を薦めたいと回答の高評ですから、様々な映画賞をめぐって、この秋から始まる賞獲りのレースでは常に候補作にあげられるのは必至だろう…と期待をこめて、予想されています…!!


第4位 (2) 「ザ・ワイルド・ロボット」(7,800万ドル)

$6,500,000−(3,427館/$1,897)−$111,368,000

RT の評論家の支持率 98 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (5) 「ウィ・リヴ・イン・タイム」(???ドル)

$4,848,132−(2,964館/$1,636)−$11,760,401

RT の評論家の支持率 80 % / Metacritic スコア 61 / 出口調査の CinemaScore --

マーベル・デビューを飾った「ブラック・ウィドウ」(2021年)でも、エレーナの少女時代を演じる子役のヴァイオレット・マクグロウちゃんと役作りについて、真剣に話しあい、子どもエレーナと大人エレーナが同一人物に観えるように演技の打ち合わせをしていたピューだったら当然…

…と受けとめるブラック・ウィドウのファンの方もいるかもしれませんが、今年2024年公開の最も泣いてしまう映画の第1位!!などと言われる恋愛映画の感動作「ウィ・リヴ・イン・タイム」で、幼い娘のエラ役を演じてくれた子役のグレース・デラニーちゃんから、わたしがだいしゅきなのは「パディントン」よ…🧸と、顔合わせの時に言われたのを参考にして…、

夫のトバイアス役のアンドリュー・ガーフィールドと打ち合わせて、グレースちゃんの撮影初日にパディントンのぬいぐるみをプレゼントすることで、本当のパパとママのように大好きになってもらえるように役作りの努力をしていたママのやさしいアルマとエラちゃんです…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 October 18 - 20, 2024 : 10月18日~20日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

ホラー映画なのに笑顔が絶えない?!のミスマッチなアイディアが大ウケして、おととしの2022年の秋に大ヒットになった前作「スマイル」は、約2,261万ドル(3,650館)の封切り成績を稼いで、国内の成績は最終的に大台の1億ドルを突破した約1億594万ドルにまで達しましたし…、

同じく2022年ながら、夏に封切られたスコット・デリクソン監督のホラー映画の傑作「ブラック・フォン」は約2,363万ドル(3,150館)の封切り成績を稼いで、国内の成績は最終的に1億ドルを目前とした約9,012万ドルでしたから…、

第1位 (初) 「スマイル 2」(2,800万ドル)

$23,000,000−(3,619館/$6,355)−$23,000,000


RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 67 / 出口調査の CinemaScore B

来年2025年には「スカイダンスつまり昔はパラマウント映画」などと書くことになりそうなパラマウント映画の重役たちが、よっしゃ!!、1億ドル目指せるぞ!!と思わず、両手が握りこぶしになったかもしれない「スマイル 2」の封切り成績の約2,300万ドルを、業務提携している製作会社のスカイダンスと合併し、スカイダンス側が舵を取って、経営の立て直しを目指すパラマウント映画が公表しました…!!とは言え…、


前作は約1,700万ドルの安い製作費だったのに対し、ナオミ・スコット(この「2」にカメオ出演してくれたドリュー・バリモアが製作総指揮の「チャーリーズ・エンジェル」2019年)が演じる主人公のスカイ・ライリーを歌姫のスーパースターに設定したことで、物語の規模を増し、ディズニー映画の「アラジン」(2019年)でも知られたナオミの歌とダンスも楽しめるミュージカルの要素もチョイ足しされた続編の…


「スマイル 2」の製作費は約2,800万ドルにまで膨らんでいますから、仮りに最終的に前作と同等の1億ドル前後の巨額を稼いでも、実際の儲けは前作にはおよばず、減少するはずですが…、

しかしながら、同じく続編にミュージカルを追加した「ジョーカー 2」が、今年2024年公開映画のワースト第1位!!と罵られ、ミュージカル化に失敗し、観客が映画の途中で帰ってしまう…のとは裏腹に、架空の歌姫ながらスカイ・ライリーの魅力がもてはやされている「スマイル 2」は…


前作から引き続き連投したパーカー・フィン監督の映画作りの腕が増して、前作よりも面白いし、本当によく出来たホラー映画!!と讃えられ、出口調査のスコアも前作の “ B- ” から上昇した “ B ” が与えられ、封切り興行の観客の 7割以上が満足をして、支持していますから…、

その好評の口コミに支えられて、客足を維持し、本当に前作同様の 1億ドル突破の成功を目指せるかもしれないので、ホラー映画なのに笑顔が絶えない?!なんて、突飛なアイディアが連続して、ウケるはずないよ…、どうせ二番煎じだろう…と「2」の出来栄えを疑って、あなどっていた方も、まずは試しに実際にご覧になられてみてはいかがでしょう…!!、なお、この封切り成績の…


上出来の結果からすると、いずれはスカイダンスつまり今はパラマウント映画が「スマイル 2」の驚きの結末から続く第3弾の大作?!の製作決定を発表するのは、まず間違いないはずです…!!


第2位 (2) 「ザ・ワイルド・ロボット」(7,800万ドル)

$10,100,000−(3,829館/$2,638)−$101,717,000

RT の評論家の支持率 98 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (1) 「テリファー 3」(200万ドル)

$9,307,881−(2,762館/$3,370)−$36,215,033

RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 61 / 出口調査の CinemaScore B

スラッシャー映画やスプラッター映画が大好き!!のマニアにだけウケればいい!!と割り切った独立系の配給会社が封切った製作費たった約200万ドルのいわゆる超低予算のインディーズ映画が、まさかの初登場第1位!!


…を飾った先週のセンセーショナルなデビューが、映画興行の歴史に残るインディーズがメジャーを倒した下剋上の大逆転の大事件!!ともてはやされ、デヴィッド・ハワード・ソーントン演じるホラー・キャラクターの恐怖のピエロのアート・ザ・クラウン(↑)への世間の関心が高まり…、


これまでマニア向けのカルト映画だった「テリファー」シリーズが認められた大勝利!!に、主演女優のローレン・ラヴェラも感激!!(↓)の「テリファー 3」の公開 2週めは、さすがに…


同じホラー・ジャンルの話題作「スマイル 2」が封切られたことで、第3位に後退ですが、しかし、ホラー映画にありがちの公開 2週めの垂直落下の転落で、アッという間に消え失せる…とはならず、集客減を半減の約−51%に抑えていますから、ピエロの映画を観るなら、今年2024年公開サイテー映画のワースト第1位!!とブーイングの「ジョーカー 2」ではなく、「テリファー 3」を観ろ!!の口コミが、さらに拡がっているようですね…!!



$5,000,000−(3,251館/$1,538)−$283,973,000

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B+


わずか計5館だけの先週の限定公開での封切り大ヒット!!のおかげで、映画の格付けサイト Rotten Tomatoes の観客の支持率がほぼ満点の 99%!!

…にまで急上昇し、ジャーナリストたちも★★★★★ 5つの満点の感激レビューを熱く語る(↓)ことで、あらためて…、

第5位 (18) 「ウィ・リヴ・イン・タイム」(???ドル)

$4,185,758−(985館/$4,250)−$4,506,030


RT の評論家の支持率 80 % / Metacritic スコア 61 / 出口調査の CinemaScore --

この秋に映画通が絶対に観るべき映画の第1位!!のように言われるわけが、おのずと理解されるピューとアンドリュー・ガーフィールド共演の今年2024年公開映画の最も泣ける映画の第1位!!とも言われる恋愛映画の珠玉の感動作「ウィ・リヴ・イン・タイム」が…、


スクリーンの数を約985館にまで増やした!!とは言え、小規模な全米公開にしかすぎないのに、それでも第5位にまで赤丸急上昇です!!、相性抜群のブラック・ウィドウスパイダーマンの両者にとって、それぞれの代表作はもう過去のブームになりつつあるマーベルのヒーロー映画から、このより素敵な「ウィ・リヴ・イン・タイム」に変わりそうかも…!!😅


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 October 11 - 13, 2024 : 10月11日~13日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

今年2024年公開映画の最も泣ける映画の第1位!!に位置づけられそうな前評判だけに、あなたは絶対に泣く!!、ピューとアンドリュー・ガーフィールドの名演技を観て、泣かずにはいられないはず!!をアピールしたいらしい配給の A24 が…、


ニューヨークとロサンゼルスの AMC 系の計5館だけの限定公開での封切り興行にやって来てくれた観客に、どうぞ、これで涙と鼻水をぬぐってください!!と特製の「大丈夫じゃなくても大丈夫」ティッシュを配布したことも話題の…

ジョン・クローリー監督(シアーシャ・ローナンちゃん主演「ブルックリン」2015年)の恋愛映画の珠玉の感動作「ウィ・リヴ・イン・タイム」の封切り成績は約22万5,911ドルでした…!!

ウィ・リヴ・イン・タイム」(???ドル)

$225,911−(5館/$45,182)−$225,911


RT の評論家の支持率 80 % / Metacritic スコア 61 / 出口調査の CinemaScore --

1 館あたり平均の売り上げは約4万5,182ドルですから、この週末に最も映画館の座席を埋めた映画はどれですか?!という見方においては第1位!!の幸先のよいデビューを飾っています…!!


インディーズのフィルムメイカー、つまり短篇の自主製作映画作りに取り組んでいたデイミアン・レオーネ監督が、2008年に発表した「ザ・ナインス・サークル」からのスピンオフとして、2011年に発表した「テリファー」を発展させた長編の商業映画のデビュー作「オール・ハロウズ・イヴ」(2013年)から、あらためてスピンオフした…

「テリファー」の長編映画化(2016年)が、スラッシャー映画やスプラッター映画と呼ばれる過激なジャンルのホラー映画が大好きのマニアにウケて、カルト映画に祭りあげられようとしていることに着目した独立系のエンタメ企業のシネヴァースが…、


同社グループの傘下におさめたホラー映画サイトの代表と言える Bloody Disgusting を通じて、続編の「テリファー 2」(2022年)の製作・配給に乗りだし、Bloody Disgusting を愛読しているホラー映画オタクにだけウケればいい!!と、あえて世間を無視して、割り切ることで、お金を使わずに済む宣伝に取り組んだことが逆に功を奏して…、


本当にホラー映画の好きな人だけが観ている「テリファー」はスゴいらしい!!の口コミに拍車がかかり、ついに「いまマニアのあいだで話題のカルト映画」として認知されたことから、前述の…

これまでの経緯のとおり、恐怖のピエロのアート・ザ・クラウン(デヴィッド・ハワード・ソーントン)ばっかり描いてきた…!!とも言えそうなデイミアン・レオーネ監督が「テリファー」シリーズを極めた最高傑作!!として、大絶賛の第3作めは…、

第1位 (初) 「テリファー 3」(200万ドル)

$18,300,000−(2,514館/$7,279)−$18,300,000


RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 61 / 出口調査の CinemaScore B

製作費はたった約200万ドルの超低予算映画ですから、いきなり黒字確定の約1,830万ドルの封切り成績を稼いで、まさかの初登場第1位!!に君臨し、製作費が 2億ドル超の巨額の今週第3位の別のピエロを垂直落下の転落に追い込み、葬った!!と、独立系配給会社のインディーズ映画が、ハリウッドのメジャー・スタジオのブロックバスター超大作を倒した下剋上の大逆転!!が、映画興行史上の大事件?!のひとつとして、話題が拡がっています…!!

実際のところ、やや不評だった前作「2」から続けて、ローレン・ラヴェラが演じる “ ファイナル・ガール ” つまり “ 最後まで生き残るヒロイン ” のシエンナ・ショウが活躍する第3作めは、25歳以下の観客の約6割ちょっとが、「テリファー」行こうぜ…!!と仲間を誘い、グループで鑑賞するイベントのテリファー祭り化!!したことで、当日券が爆売れ!!し、インディーズがメジャーを倒す下剋上の大逆転につながったようですが…、


果たして、その勢いがどこまで持続するのか?!、ホラー映画にありがちの公開2週めの垂直落下の集客減が怖いものの、スラッシャーやスプラッターのジャンルでは、まずあり得ないと言えそうなレベルの好評価の出口調査のスコア “ B ” を獲得している「テリファー 3」は、封切り興行の観客の約8割が支持し、約6割が周囲にも鑑賞を薦める!!と回答ですから…、

仮りに映画館の興行の寿命は早々と衰えたとしても、この後の配信市場では息の長い人気のロングセラーのヒット作になりそうですね…!!、なお、言うまでもなく、次の「テリファー 4」の製作は当然もう決定済み!!、シリーズのファンの方はお楽しみに…!!


第2位 (2) 「ザ・ワイルド・ロボット」(7,800万ドル)

$13,450,000−(3,854館/$3,490)−$83,737,000


RT の評論家の支持率 98 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore A

今年2024年公開アニメ映画のベスト①!!あるいは今年2024年公開映画のベスト①!!と言われる超絶賛の「ザ・ワイルド・ロボット」は製作費の約7,800万ドルに対し、世界総額の興行成績が…


その約2倍に近い約1億4,846万ドルにまで達し、クリス・サンダース監督が連投する予定の続編の第2作めの製作に向けての構想が、すでに「公式」に始まっていることを、同監督が明らかにしてくれています…!!


第3位 (1) 「ジョーカー 2」(2億ドル超)

$7,055,000−(4,102館/$1,720)−$51,611,000

RT の評論家の支持率 33 % / Metacritic スコア 45 / 出口調査の CinemaScore D



$7,050,000−(3,408館/$2,069)−$275,617,000

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B+


いわゆるバック・シンガーのコーラスをつとめている優れた歌唱力を持ちながらも無名の歌手たちにスポットを当て、音楽業界をテーマにした「20フィート・フロム・スターダム」つまり「バックコーラスの歌姫たち」(2013年)のヒットで知られるドキュメンタリー映画の創り手のモーガン・ネヴィル監督が…、

第5位 (初) 「ピース・バイ・ピース」(1,600万ドル)

$3,800,000−(1,865館/$2,038)−$3,800,000


RT の評論家の支持率 81 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore A

ユニバーサル映画のアニメの人気作「怪盗グルー」シリーズ第2作め(2013年)の主題歌「Happy」の大ヒットで、映画ファンには知られているはずのファレル・ウィリアムスの音楽伝記映画を得意の実写のドキュメンタリーや、エルたんが主演女優のボブ・ディランの音楽伝記映画「ア・コンプリート・アンノウン」(12月25日全米公開)のような劇映画ではなく、LEGO アニメ化する…!!


…というユニークな切り口から取り組んだ「ピース・バイ・ピース」を約1,865館で上映の控えめな規模の全米公開したフォーカス・フィーチャーズつまりユニバーサル映画が公表した封切り成績は約380万ドルでした!!、製作費も約1,600万ドルと控えめの「ピース・バイ・ピース」の出口調査の評価は観客の 8割以上が支持する好評の “ A ” のスコアとなっています…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Billy's footnotes 💬 Day 283


今年2024年も残すところ、あと約3か月を切りましたが、このあと年内に封切られる映画のうち、絶対に必見の1本!!に位置づけて、差し支えないはずの…

フローレンス・ピューとアンドリュー・ガーフィールドが共演の恋愛映画の感動作「ウィ・リヴ・イン・タイム」を、この週末の10月11日に北米で限定公開で封切る配給の A24 が…、


出会って間のないふたりだけに、妙に気恥ずかしい朝に、男のお決まり?!のように、そそくさと帰ろうとするトバイアス(アンドリュー・ガーフィールド)に向かって、アルマ(ピュー)が…


「どうして…?」「何かすることあるの?」と尋ね、特に用事はないんだけど…と応じたスパイダーマンに、ブラック・ウィドウが「私だって何もすることないんだから…」と、彼を引きとめずにはいられないキュートな本編シーンを披露してくれました…!!



リーチャー=アラン・リッチソンの相棒のクールなニーグリー=マリア・ステンを主人公に据えるスピンオフの配信シリーズの製作が正式に決定!!した Amazon Prime Video で、いま最も人気の「リーチャー」が…、

来年2025年のうちにリリースされる予定のシーズン ③ の成否の結果を待つまでもなく、早くも次のシーズン ④ に進むことが正式に決定!!を、同シリーズを製作する Amazon MGM がプレス発表しました…!!ということは、原作の…


リー・チャイルド作の小説シリーズ第7作め「宿敵」(2003年出版)を下敷きにしたシーズン ③ の出来栄えが、「リーチャー」ファンを充分に満足させる申し分のない完成度だ!!と、製作者らが自信を持ったに違いありませんから、Amazon Prime 会員の方はお楽しみに…!!



ロバート・エガース監督(「ザ・ウィッチ」2015年)が、ヴァンパイア映画の古典「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922年)をリメイクした新しい「ノスフェラトゥ」の短めの新しい予告編を…


南米ブラジルのユニバーサル映画がリリースしたので、チラとご覧ください!!、全米公開は12月25日にメリー・クリスマス・ロードショー!!の予定ですから、同日全米公開のエルたん最新作の音楽伝記映画「ア・コンプリート・アンノウン」と対決する興行バトルです…!!


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Billy's footnotes 💬 Day 258


映画通の方にとっては、この秋に絶対に映画館で観たい新作はこれ1本だけ!!に違いない…

恋愛映画の珠玉の感動作「ウィ・リヴ・イン・タイム」が、フローレンス・ピュー演じるアルマとアンドリュー・ガーフィールド扮するトバイアスの主人公のカップルたちが初めて出会った…


…のは、アルマの運転するクルマがトバイアスを跳ね飛ばした!!の交通事故の時ですから、厳密には二度目の出会いながら、お互いに名乗りあい、本当に知りあったのは、この時が初めての愛の始まりの本編シーンを披露してくれました…!!、アンドリュー・ガーフィールドによれば…、


難病に侵されるアルマ役のピューの真に迫った名演技を最も間近で凝視していた撮影監督のスチュアート・ベントレーさんが、お芝居だとわかっているのに、胸を打たれて、涙がとまらなくなり、しばらく現場を離れ、泣いていた…だけに、あらかじめ号泣するかもしれない…😭と覚悟のうえで、映画館にお出かけ頂きたい「ウィ・リヴ・イン・タイム」は、北米で来月の10月11日から限定公開で封切りの予定です…!!

「デューン」シリーズの現在シナリオ執筆中の第3作め「砂漠の救世主」では、ヴィルヌーヴ監督がプリンセス・イルーランつまりピューに準主役のような大きな役割りを与えるつもりらしいのも、彼女の実力からすると当たり前かもしれませんね…!!



ブラジリアン柔術の格闘家の猛者として知られるだけに、総合格闘技のリングに参戦してもおかしくないトム・ハーディ選手が、「ヴェノム」シリーズの主人公のエディ(トム・ハーディ)の役に…


…に扮して登場してくれたシリーズ第3弾の完結編「ザ・ラスト・ダンス」が、総合格闘技の団体の UFC とコラボした CM です!!、二心同体の相棒ヴェノム(トム・ハーディ)と一緒に追われる身となってしまい逃亡中の切羽詰まったエディが…、


UFC のプロモーターのデイナ・ホワイト氏のオフィスに忍び込み、当座の逃亡資金が必要だから、ファイトマネーを稼ぎたい!!、リングに立たせてくれ…!!と直談判したところ当然、断られてしまったものの、たまたま通りがかったバンタム級の世界王者 ショーン・オマリー選手を相手に、トム・ハーディ選手が格闘の腕前を発揮することに…!!といったオチとなっています…!!

演技の実力が「本物」のみならず、格闘の実力も「本物」のトム・ハーディ主演の「ヴェノム」の完結編「ザ・ラスト・ダンス」は来月の10月25日から全米公開!!

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Watch ▶ the Trailer for John Crowley's Romantic Drama 'We Live in Time' starring Florence Pugh and Andrew Garfield


マーベルのヒーローのドクター・ストレンジとして知られる英国を代表する名優のベネディクト・カンバーバッチが仕掛け人のプロデューサーをつとめて…、

ともに同じく英国を代表する名優と同時に、マーベル・ファミリーの仲間のブラック・ウィドウとして知られるピューと、アメイジング・スパイダーマンのアンドリュー・ガーフィールドを…

主人公のアルマ(ピュー)とトバイアス(アンドリュー)に起用して、アンドリュー・ガーフィールドの初期の代表作のTV映画「ボーイ A」(2007年)を手がけた…ということは、つまり、シアーシャ・ローナンちゃん主演の「ブルックリン」(2015年)でも知られるジョン・クローリー監督…


…にメガホンを託した恋愛映画の感動作「ウィ・リヴ・イン・タイム」の予告編を、北米の配給権を取得した A24 が初公開してくれました!!、今夏の終わりの 9月5日に開幕する第49回 トロント国際映画祭でお披露目される新作のうち最も期待大!!のひとつの…


「わたしたちは時を生きる」は、ブラック・ウィドウのエレーナのクルマがスパイダーマンをはね飛ばしちゃったよ!!のトンデモない事故を運命のイタズラのキッカケにして、めぐり逢ったらしいアルマとトバイアスが瞬く間に恋に落ちて結ばれ、やがて、愛らしい娘までもうけたものの…、

どうやらアルマが難病に侵されたらしいことで、時間の限りを知ったふたりが、ともに歩んできた型破りな愛の道のりを一瞬も逃すことなく、愛おしむ物語…として伝えられていますから…

「わたしたちは時を生きる」という題名らしい「ウィ・リヴ・イン・タイム」は、北米では今秋の映画通向けの必見作として、10月11日から限定公開での封切り!!、ご覧のようにピューとアンドリュー・ガーフィールドの相性はバッチリ!!ですから、シネマティック・ユニバースでも、このふたりが出逢って、一緒に戦うシーンが観たい…!!と思わずにはいられませんね…!!


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Billy's footnotes 💬


マーベルからお叱りをうけたくないの!!、だから、あなたの質問への答えは、まったく何かあるし、お答えしたいんだけれど、でも、私はしないの!!

…と「キャプテン・マーベル」(2019年)、「アベンジャーズ: エンドゲーム」(2019年)、「シャンチー」(2021年)、「ミズ・マーベル」(2022年)、そして、現在公開中の「ザ・マーベルズ」に続く、キャプテン・マーベルが次に登場する第6作めは…?!と芸能情報番組のエンタテインメント・トゥナイトで尋ねられたブリーが、どうやら、すでにマーベルでの次回作は決まっているらしいことをほのめかしてくれました…!!


ひと足早く感謝祭、つまりサンクスギビング・デーの連休に入ったギレルモ・デル・トロ監督が、スキー旅行に出かけました…!!みたいなお写真ですが、そうではなくて…、

スパイダーマンのアンドリュー・ガーフィールドを主演に迎える Netflix 製作・配信のモンスター映画の最新作「フランケンシュタイン(仮題)」を撮影するロケ地を求めて、カナダに出かけたり(↑)、ロンドンに出かけたり(↓)…のロケハンの旅の記念写真を披露してくれました…!!

来春の2024年2月頃に撮影を開始するクランクイン予定の「フランケンシュタイン」の共演者は、同じくマーベルの月光騎士のオスカー・アイザック、「パール」(2022年)のミア・ゴス、「アリタ: バトル・エンジェル」(2019年)のクリストフ・ヴォルツといった顔ぶれです…!!


Amazon Prime Video が、同配信サービス初の劇場公開映画の大ヒットを叩き出した「ロッキー」シリーズ通算第9作め「クリード 3」(2023年)のマイケル・B・ジョーダン監督が引き続き…、

続編の「クリード」第4作めのメガホンもとる連投が内定した…!!と、製作者のアーウィン・ウィンクラーが明らかにしました…!!、続報をお楽しみに…!!(via Deadline

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