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Billy's footnotes 💬 Day 254


身代金を要求する極めて不審な手紙が家の中で見つかった…とされたことから当然、誘拐されたと思われた当時6歳ながら、美少女コンテスト優勝常連の女の子(↓ 写真)が、実は家の地下室で、手首を縛られて、口をテープでふさがれ、毛布でグルグル巻きの絞殺体として、見つかった…

…という今から約28年前の1996年のクリスマスに発生し、いくつもの不審な状況から、家族のうちの誰かが幼い美少女を殺したのでは?!の疑惑が言われて、世間の関心を集め、日本でも「ジョンベネちゃん事件」と呼ばれ、マスコミを連日騒がせた故ジョンベネ・パトリシア・ラムジーちゃん殺害事件を、パラマウント映画の配信サービス Paramount+ がドラマ化する「ジョンベネ・ラムジー(仮題)」のタイトルロールの故ジョンベネちゃんの役に…、


Amazon Prime Video の大ヒット作「リーチャー」のアラン・リッチソンが主演し、娘のために命をかけるお父さん役を演じた実話の映画化「オーディナリー・エンジェル」つまり「あなたの身近にいる天使たち」(2024年)で、肝臓移植を必要とする難病の娘役を演じて、本当に天使のようにカワイイ!!と注目を集めたエミリー・ミッチェルちゃん、つまり、「プリシラ」(2023年)では、ケイリー・スペニーちゃんの娘役だった子役のエミリー・ミッチェルちゃんが起用されました!!

実の親のくせに、あろうことか、美少女の娘を惨殺したのでは?!と疑われ、全世界から非難された両親を演じるのは、犯罪実話の映画化の傑作「キャン・ユー・エヴァー・フォアギブ・ミー」(2018年)のメリッサ・マッカーシーと、ディストピア映画の最高傑作のひとつの「チルドレン・オブ・メン」(2006年)のクライブ・オーウェン。そのほかの共演者はギャレット・ヘドランド、オーウェン・ティーグ、アリソン・ピルといった演技達者の面々。いまだ未解決のまま、迷宮入りにおちいっている「ジョンベネちゃん事件」は、どういう経緯から疑惑が山盛りになり、混乱していったのか?!、奇妙すぎる現実の事件に興味のある方や、美少女大好きの方はお楽しみに…!!

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Weekend Box Office 💰 March 1 - 3, 2024 : 3月1日~3日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

昨2023年の秋に予定していた全米公開を取り消し、この週末まで延期したのは、昨年に長期化した俳優組合のストの悪影響を受けて、「スパイダーマン」シリーズのゼンデイヤ、ブラック・ウィドウピュー、そして、エルビス・プレスリーつまりオースティン・バトラーといった人気のキャストたちが宣伝活動をできないから…という理由でしたが…、


昨年末の12月半ばに映画館に登場して以来、もう公開12週めというのに、この週末も TOP10 圏内の第8位に位置しているロングセラーの実績からすると、ファミリー向け大ヒット作「ウォンカ」を先に封切り、ティモシー・シャラメという新しいスターをより世間に認知してもらえたのも功を奏したかもしれない「デューン」の後編「Part 2」の封切り成績は…

第1位 (初) 「デューン : Part Two」(1億9,000万ドル)

$81,500,000−(4,071館/$20,020)−$81,500,000


RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 79 / 出口調査の CinemaScore A

製作費が巨額の約1億9,000万ドル超の今年2024年最初のブロックバスター映画の大作だけあって、今年最大のオープニング・ヒット!!を叩き出した約8,150万ドルでした…!!と書けば…、


なんだ…いきなり大台の1億ドル突破じゃないのか…、「デューン 2」が撤退した昨年秋に公開された製作費たったの約2,000万ドルの同名のホラー・サバイバル・ゲームの映画化「ファイブ・ナイツ・アット・フレディー'ズ」の同成績の約8,000万ドル(3,675館)とあまり変わらないじゃないか…と、期待はずれの肩すかしを食らったような気になる方もいるかもしれませんが…、

封切り興行の観客全体の約8割近くが25歳以上であり、25歳から40代半ばまでの観客が半数以上を占めて、25歳以下の若い女性は 1割もいない…という出口調査の結果を踏まえると、冒頭でふれたゼンデイヤ、ピュー、オースティン・バトラー、そして、ティモシー・シャラメといった若いスターたちの人気よりは、本格志向のヴィルヌーヴ監督の「デューン」の世界に酔いしれたい…!!という大人の観客からマニアックに支持されている向きが窺えるわけですから…、

「ファイブ・ナイツ・アット・フレディー'ズ」の実績と同等の結果を鑑みると昨年秋に封切っても、やっぱり同じような成績だったのでは…?!といった公開延期にともなう宣伝費の無駄使いが気になったりもしますが、ゲームのプレイヤーのマニアにだけウケればいいとハナから小さな市場向けを割り切ったホラー・サバイバル・ゲームの映画化の興行の寿命は、その狙いにそって、せいぜい 2週めまで…だったのに対して…、


ソーシャル・メディアのネタバレなんか見ない大人の観客は封切り興行に焦って、駆けつけたりはしない傾向や、封切り成績の半分近くを IMAX などのプレミアム上映の売り上げが占めていることを踏まえると、そうしたプレミアム上映の割高のチケット代に見合う自分のお気に入りの席を利用できるまで待ちます…という人が少なくなさそうな「デューン 2」は、高額のチケットがジワジワと売れ続けるロングセラーになるのでは…?!と期待できそうですから、マーベルのヒーロー映画のような大爆発の封切りヒットでなかったのは、今ひとつの出足…ではなく、映画の性質と観客の鑑賞の傾向にそった必然かもしれません。そして、そうした…

ヴィルヌーヴ監督の砂漠の惑星の映像美を存分に楽しみたい観客が、昔ながらのふつうの上映ではなく、IMAX シアターなどを好む傾向からすると、そうしたプレミアム上映をより長く利用できるタイミングを狙い、映画の潜在的な集客力をフルに引き出すために公開延期したのであれば、納得かもしれませんね。なお、封切り成績が約4,101万ドル(4,125館)だった2021年公開の前作は配信と同時封切りの「配信映画」の扱いだったことが物議をかもした経緯があるため、後編はいきなり封切り成績が 2倍近くに飛躍した…!!などと、声高に比較するのはためらわれます…。


第2位 (1) 「ボブ・マーリー : ワン・ラブ」(7,000万ドル)

$7,430,000−(3,390館/$2,192)−$82,771,000

RT の評論家の支持率 43 % / Metacritic スコア 43 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (3) 「オーディナリー・エンジェルス」(???ドル)

$3,850,000−(3,020館/$1,275)−$12,561,122

RT の評論家の支持率 80 % / Metacritic スコア 58 / 出口調査の CinemaScore A+

この週末に NBC テレビの長寿コメディ番組「SNL」つまり「サタデー・ナイト・ライヴ」に登場し、「わたしはシドニー・スウィーニーです。みなさん、わたしを「エニワン・バット・ユー」か「ユーフォリア」で観たことがあるかもしれないけれど、でも絶対に「マダム・ウェブ」は観てないわよね!!」といった自虐的なジョークが苦笑を誘って、ウケた大人気の…

シドニー出演作なのに沈没の第4位のソニー・マーベルの戦うヒロイン映画をはさんで…、


第4位 (4) 「マダム・ウェブ」(8,000万ドル)

$3,200,000−(3,116館/$1,027)−$40,442,000

RT の評論家の支持率 13 % / Metacritic スコア 27 / 出口調査の CinemaScore C+

第3位と第5位は共にキリスト教の信者の方向けの作品ですが、子役のエミリー・ミッチェルちゃんがかわいい実話の映画化「オーディナリー・エンジェルス」は…、

神父が登場して、神と悪魔について語り、必死に祈りはじめる展開がお決まりの悪魔祓いのホラー映画より宗教色が薄いと冗談が言われていること、Amazon Prime Video の配信シリーズの大ヒット作「リーチャー」のアラン・リッチソンが主演であることなどから、フツーの映画サイトでも紹介されるのに対して、「ザ・チョーズン」は採りあげられません…。


第5位 (初) 「ザ・チョーズン シーズン 4 : エピソード ⑦〜⑧」(???ドル)

$3,154,905−(2,204館/$1,431)−$3,915,535

RT の評論家の支持率 -- % / Metacritic スコア -- / 出口調査の CinemaScore --


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 February 23 - 25, 2024 : 2月23日~25日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

CIA はキリスト教の信者の方向けの宗教の映画は紹介しませんが、Amazon Prime Video を代表する配信シリーズの大ヒット作「リーチャー」の主人公のタフガイ、ジャック・リーチャーとして人気のアラン・リッチソンが主演をつとめ、第3位に初登場したライオンズゲート配給の…

実話の映画化「オーディナリー・エンジェルス」つまり「あなたの身近にいる天使たち」は、特に優れた映画ではないものの、宗教映画の創り手のジョン・ガン監督(「ジーザス・レボリューション」2023年)は、あくまでも実在の人物と彼らの生き様を描くことに焦点を当て、神さまについては、ほとんど、ふれられておらず、アラン・リッチソンとヒラリー・スワンクの演技が観客の目を惹きつけることで、宗教とは無関係のふつうのドラマ映画として、一般の映画ファンの鑑賞に耐えられる程度の出来栄えには仕上がっている…

…などと評され、映画に登場する実在の人物がキリスト教徒だから、そこにこじつけて、宗教映画に見せかけることで、製作費をねん出したのかな…?!とも考えられる「ふつうの映画」だと受けとめることが出来そうですし、リーチャーの主演作なら観たい!!というファンの方は多いと思うので、例外的に紹介すると封切り成績は約650万ドルの「オーディナリー・エンジェルス」は…、


今から約30年前の1994年のケンタッキー州のルイビルを舞台にして、ヒラリー・スワンク(「ミリオン・ダラー・ベイビー」2004年)演じる酒びたりの美容師シャロンが、妻に先立たれた男やもめのエド=アラン・リッチソンが、母=ナンシー・トラヴィス(「スリー・メン・アンド・ア・ベイビー」1987年)の助けを借りながら、ふたりの娘を育てるため懸命に働いてはいるものの、次女のミシェルが肝臓移植を必要とする病いを患っていることで、その医療費の負担が重くのしかかり、シンパパのエドは苦境に立たされている…


…といった悲しい現実に心を突き動かされ、エドを助けるためのチャリティのキャンペーンを始めることで、自分自身も酒びたりの人生から立ち直ろうとし、そうしたシャロンの善意を困惑しながらも受け入れたエドに、待ちに待った娘ミシェルが臓器提供を受けられる機会の朗報が届けられるのですが、折しも運悪く歴史的な大寒波の猛吹雪に襲われてしまう…!!の展開から、リーチャーですから当然、エドはタイムリミットの12時間のうちに娘を病院まで送り届ける命がけのドライブに飛び出していく…!!

宗教映画は信仰の側面を別にして、物語の内容にのみ着目をすれば、いわゆる「泣ける話」が多いため、その手の感動実話を好む観客層の中高年の女性に向けて宣伝されていることで、ヒラリー・スワンクがポスターに大きく登場していますが、アラン・リッチソンのファンの方も充分に楽しめるらしい「オーディナリー・エンジェルス」で…、

まさに天使のような娘のミシェル役のエミリー・ミッチェルちゃんは、そのカワイさだけあって、「プリシラ」(2023年)では、素敵なケイリー・スペニーちゃんの娘役、つまり…

Amazon Prime Video の配信シリーズ「ザ・ターミナル・リスト」(2022年)などの女優ライリー・キーオのお母さんとしても知られた故リサ・マリー・プレスリーの役でした!!、なお、出口調査のシネマスコアが、これより上はない最高の “ A+ ” になっていますが、神さまが絡むと観客の多くが無条件に最高の評価をつけるため、けして信じてはいけません…!!


第1位 (1) 「ボブ・マーリー : ワン・ラブ」(7,000万ドル)

$13,500,000−(3,597館/$3,753)−$71,189,000


RT の評論家の支持率 43 % / Metacritic スコア 43 / 出口調査の CinemaScore A

昨2023年は労使が罵りあいを続けて、脚本家と俳優の両組合のストが長期におよび、映画やドラマを製作する本来の仕事をろくにしなかったため、今年2024年は劇場公開映画が不足する興行不況に見舞われる自業自得…の予想どおりに振るわない今年公開の映画としては年間興行ランキングの…


いまのところ第1位の「ミーン・ガールズ」の記録=約7,213万ドルに対して、先週の初登場第1位に続けて、今週も第1位の連覇を果たしたレゲエの神さまの音楽伝記映画は、その売りあげの総額が早くも約7,119万ドルに達したことで、ひとまず年間興行ランキングでも第1位の王座に登りつめそうですが、「ミーン・ガールズ」と「ボブ・マーリー」のどちらの映画も、次の週末の3月1日に「デューン」の後編「Part 2」が映画館に登場したら、即座にサンドワームに呑み込まれてしまいそうですね…!!



$11,575,000−(1,949館/$5,939)−$11,575,000


RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア -- / 出口調査の CinemaScore B+


第3位 (初) 「オーディナリー・エンジェルス」(???ドル)

$6,500,000−(3,020館/$2,152)−$6,500,000

RT の評論家の支持率 80 % / Metacritic スコア 58 / 出口調査の CinemaScore A+



第4位 (2) 「マダム・ウェブ」(8,000万ドル)

$6,000,000−(4,013館/$1,495)−$35,446,000

RT の評論家の支持率 13 % / Metacritic スコア 27 / 出口調査の CinemaScore C+

製作費が安価の約2,500万ドルのロマコメ「エニワン・バット・ユー」が昨2023年末から息の長いヒットを続けて、世界総額の興行成績が2億ドルを突破!!のシドニー・スウィーニーとソニピとしては…、

シドニーがスパイダーウーマンのコスチュームを身に着けずに、いつものセクシー女優として、肌の露出度高めの映画を作ったほうが儲かったじゃないか…と後悔したくなるようなマーベルのヒーローものとは思えない公開2週めにして、早くも興行の寿命が尽きた感…の「マダム・ウェブ」は、いきなり第4位にまで垂直落下しています…。


第5位 (4) 「マイグレーション」(7,200万ドル)

$3,000,000−(2,434館/$1,233)−$120,446,000

RT の評論家の支持率 69 % / Metacritic スコア 58 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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