Posts

Showing posts with the label Harrison Ford

Weekend Box Office 💰 February 14 - 16, 2025 : 2月14日~16日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

北米で明日の週明けの月曜日(2月17日)は、大統領の日の祝日ですから、14日のバレンタイン・デーから始まった週末は、お休みが1日多い連休のロング・ウィークエンドです!!、よって、観客動員は明日を含めた4日間に分散されるため、週末3日間の興行成績だけを見ると、ちょっと少なくても仕方がないか…ともなる連休途中の事情を承知して頂いたうえで、まず、この週末の…

興行成績について、特筆しなければならないサプライズは、オリヴィアです!!、先週の初登場の第2位から新作2本に圧されて、今週第3位の「ハート😍アイズ」は順位こそ下がったものの、先週の封切り興行よりも約2割の動員を増して、逆に売りあげはアップしています!!と書けば…、

第3位 (2) 「ハート😍アイズ」(1,800万ドル)

$10,000,000−(3,102館/$3,224)−$21,531,000


RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B-

バレンタイン・デーをテーマにしたロマコメだから、まさにバレンタイン・デーがやってきた週末の連休に観客を集めるのは別に不思議ではない…とも言われそうですが、ロマコメなのに血しぶきをあげるホラー・スラッシャー映画!!ですから、ホラー映画としては、お決まりの公開2週めの垂直落下として、7割近い観客を失っても当たり前…のセオリーや、マーベルのコミックヒーローのブロックバスター映画が封切られたのに、観客を奪われず、むしろ増えたの…?!という大逆転を踏まえると、わざわざ映画館に出かけて、お金を払うんだから、面白い映画を観ないと損だ!!


…といった賢明な観客が、不評のキャプテン・アメリカよりも、大ウケのオリヴィアのほうを選ぶ正しい選択をしてくれたのかなぁ…と思えなくもありませんし、「ハート😍アイズ」は面白い!!の口コミが拡がっているのは、もう間違いないのでは…!!、そして、製作費が約1,800万ドル…

…のジョシュ・ルーベン監督作は国内の興行だけで、2,000万ドル以上を稼ぐことができれば、その控えめなコストを回収し、黒字になるのは確実ですから、公開2週めにして、そのボーダーラインを超えた約2,153万ドルを売りあげているオリヴィアは、主演女優のノルマを立派に果たした実績をまた残したことになりますから…、

マーベルの TV シリーズの主演作「クローク & ダガー」(2018年〜19年)、TV シリーズの主演作「クルーエル・サマー」(2021年)、Prime Video の配信映画の主演作「トータリー・キラー」(2023年)、そして、ブロードウェイの舞台に進出したミュージカルの主演作「シカゴ」(2023年)

…と、4打席も連続して、地味に好評価の堅実なヒット!!に重ね、「ハート😍アイズ」も成功!!の5打席連続ヒット!!ですから、そもそもディズニーの看板娘のアイドルだけに歌って踊れるオリヴィアは、今のところ、あまり目立っていないけれど、でも実際のところは最も信頼できる安定した実力に強運を兼ね備えた主演女優のひとりかもしれない!!と、もっともっと彼女が注目されてもよいのでは…!!


…と、マーベルの戦うヒロインのタンディを圧倒することができなかったキャプテン・アメリカのアンソニー・マッキーの主演作「ブレイブ・ニュー・ワールド」の封切り成績の約8,850万ドルは冒頭でふれたように連休の途中…の事情もあり、いきなり大台の1億ドル超えは果たせず…、


$88,500,000−(4,105館/$21,559)−$88,500,000


RT の評論家の支持率 51 % / Metacritic スコア 42 / 出口調査の CinemaScore B-

シネマティック・ユニバースの過去の作品で言えば、「ドクター・ストレンジ」シリーズの第1作め(2016年)の同成績=約8,506万ドル(3,882館)や、「ブラック・ウィドウ」(2021年)の約8,037万ドル(4,160館)、「スパイダーマン」の第2作め「ファー・フロム・ホーム」(2019年)=約9,258万ドル(4,634館)あたりと同等の特に大ヒットではないけれど、だからと言って、沈没の不発でもない…と、つまりマーベル作品としては平凡な並のヒットの出足…といった位置づけですが…、

タイトルの「キャプテン・アメリカ」とは裏腹に、物語の主軸は約17年昔の2008年に公開された「インクレディブル・ハルク」の後日談に、事実上の打ち切りになった「エターナルズ」(2021年)の後始末?!めいた要素を追加したものであり…、


キャプテン・アメリカのドラマではないピントはずれだし、劇場公開映画のブロックバスター大作というよりは、下手なテレビ映画や配信シリーズのダイジェストを観ているような安っぽさ…などと酷評されていますから、出足の封切り成績は、ひとまず、まぁまぁ…だったものの、動員を継続できるのか…?!は疑問されています。そして…、

ディズニーが公表した製作費の約1億8,000万ドルに、撮り直しの諸経費と宣伝費を上乗せした総額のコストは恐らく3億ドルを超えているだろう…と、ウワサされている巨額を取り返すためには世界総額の興行成績が少なくとも、8億ドルを突破しなければなりませんが、残念ながら…、

そこまでの大ヒットを叩き出せる魅力も見どころもない…とされる「キャプテン・アメリカ 4」は、ビジネスとしては失敗…の赤字映画になりそう…と予想されていますから、いまのキャプテン・アメリカが本当にアベンジャーズのリーダーでいいの?!というツッコミも、また言われそうですね。


第2位 (初) 「パディントン・イン・ペルー」(9,000万ドル)

$13,000,000−(3,890館/$3,342)−$13,000,000

RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A

地元の英国では昨2024年の秋に封切られた「くまのパディントン」シリーズの第3作め「パディントン・イン・ペルー」を、大統領の日の祝日を含めた週末の勝負作として、ファミリー向けに全米公開した配給のソニピが公表した封切り成績は約1,300万ドルでした…!!、もう約10年前の…


2015年1月半ばに全米公開された第1作めの封切り成績は約1,897万ドル(3,303館)、2018年の同じく1月半ばに映画館に登場した第2作めの同成績は約1,100万ドル(3,702館)でしたが…、


お金の価値の変化のインフレ率に応じて、それぞれの成績を換算すると、第1作めは現在のお金にすると約2,549万ドルを稼いでいたことになりますし、第2作めは約1,408万ドルを売りあげていたことになります。よって、第3作めの封切り成績の約1,300万ドルは、第1作めのほぼ半分…ということになりますし、第2作めからも、やや後退しているわけですが、しかしながら…、

北米で明日の祝日の月曜日に映画館に出かけよう!!というファミリーも当然いるはずですから、明日の大統領の日の売りあげの見込みを含めた週末4日間の成績としては、恐らく約1,600万ドル前後になるのでは…と予想されてる第3作めの封切り成績は、実際のところ第2作めを超えそうだ!!と評価することができるかもしれません。なお、前述のように諸外国ではもう、とっくに公開された「パディントン・イン・ペルー」は世界総額の成績としては、1億ドルを超えた約1億897万ドルを稼いでいるため、すでにヒット作となっています…!!


第3位 (2) 「ハート😍アイズ」(1,800万ドル)

$10,000,000−(3,102館/$3,224)−$21,531,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B-


第4位 (1) 「ドッグ・マン」(4,000万ドル)

$9,730,000−(3,334館/$2,918)−$66,816,000

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 64 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (初) 「ナタ 2」(8,270万ドル)

$7,300,000−(660館/$11,061)−$7,300,000

RT の評論家の支持率 -- % / Metacritic スコア -- / 出口調査の CinemaScore --

少年ジャンプに連載(1996年〜2000年)された藤崎竜さん作の同名コミックや、1979年に公開されたアニメ映画の「ナーザの大暴れ」の原作としても知られる中国の明の時代に世に出たとされる神怪小説の古典「封神演義」を元ネタにし、2019年に大ヒットになった「ナタ(哪吒之魔童降世)」の続編です…!!、世界最大の映画市場の中国では先月1月末に、いわゆる旧正月の目玉映画…


…として封切られるや、瞬く間にトンデモない大動員を集めて、アメリカのドルで言えば、約13億7,000万ドルを超える巨額を稼いで、ニンテンドーのアニメ映画「スーパー・マリオ・ブラザーズ・ムービー」(2023年)の世界総額の興行成績=約13億5,915万ドルを追い抜いてしまい、今のところアニメ映画史上では第3番め!!の超ウルトラ特大ヒット作!!にまで急上昇したどころか…、

史上第1位のディズニー・ピクサー作品「インサイド・アウト 2」が昨2024年の夏に稼いだ記録の約16億9,886万ドルをも突破して、アニメ映画史上の最大ヒット作の頂点に新たに君臨するのは、まず間違いがないだろう…と言われています…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。

Billy's footnotes 💬 Day 7, 2025


Watch ▶ the Full Trailer for Josh Ruben’s Valentine’s Day Slasher Horror 'Heart Eyes' starring Olivia Holt and Mason Gooding 😍

今週はじめの日曜日(Day 5)に、視聴制限のレイティングが大人向けの R 指定を与えられたことも含めて、告知しておいたオリヴィア・ホルト主演の最新作「ハート😍アイズ」の…

全長版の新しい予告編を、配給のソニピがリリースしてくれたので、ぜひ、ご覧ください…!!


「ハッピー・デス・デイ」シリーズや、キャスリン・ニュートン主演の「フリーキー」(2020年)のメガホンをとり、アマイア・ミラーちゃん主演の「マイ・ベスト・フレンズ・エクソシズム」(2022年)をプロデュースした実績からも、ホラー・コメディを大変に得意としている…


クリストファー・ランドン監督がシナリオを共同執筆して、仕掛け人のプロデューサーをつとめ、「ウェアウルヴズ・ウィズイン」(2021年)などのジョシュ・ルーベン監督にメガホンを託した「ハート😍アイズ」は…

シアトルの街を舞台に、バレンタイン・デーになると出現し、カップルばかりを狙う絵文字の「😍」みたいなマスクを被った連続殺人鬼のハート・アイズ・キラーの標的に選ばれ、つけ狙われてしまったオリヴィアとメイソン・グッディング(「Y2K」2024年)の恐怖の一夜を描いた物語ですが…、


オリヴィアがキアナン・シプカちゃんと共演した同じくホラー・コメディ「トータリー・キラー」(2023年)でも連続殺人鬼に立ち向かったように、オリヴィアはやっぱり、殺人鬼を退治する対決に挑むようですね…!!

共演者には、前述の「ウェアウルヴズ・ウィズイン」から続けて、ジョシュ監督に起用されたミカエラ・ワトキンス、「ラン・スウィートハート・ラン」(2020年)などのジジ・ズンバド、「ファイナル・デスティネーション」(2000年)のデヴォン・サワ、そして、「ザ・テキサス・チェーンソー・マサカー: ザ・ビギニング」(2006年)のジョーダナ・ブリュースターといった面々が登場する「ハート😍アイズ」は当然、今春のバレンタイン・デーのデート映画として、来月2月7日から全米公開!!、ホームランは打たないけれど、空振りもしない…と当たり外れのない安定のオリヴィアですから、きっと楽しめるはずです…!!




'Captain America: Brave New World' tie-in ad with Tide 🫧

Disney+ のマーベル配信シリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021年)は「近年の狂った政治」をテーマのひとつにしていましたから、その続編では、ハリソン・フォードが演じるサンダーボルト大統領を悪役として、アンソニー・マッキーの2代目のキャップが、その大統領が変身した赤いモンスターと戦うというのは…、


血色よく健康そうに見せかける若作りのため、顔をオレンジ色に塗りたくってるフェイクの日焼けを揶揄して、「オレンジ色の狂人」などと言われる「狂った政治」の元凶の問題人物が、また大統領になってしまうのか…という「アメリカは終わった…」の絶望的な現実を皮肉にも反映してしまったように観えてしまう「キャプテン・アメリカ」シリーズの第4作め「ブレイブ・ニュー・ワールド」(2月14日全米公開)が、洗剤のタイドとタイアップした CM です…!!



Christopher Abbott's Wolf Man transformation scene from 'Wolf Man' officially revealed 😱

昨日の月曜日(Day 6)に発売をお知らせした前売り鑑賞券がサッパリ売れていないのかな…?!

だから注目を集めるため、捨て身の宣伝に出たのか…と憶測してしまいますが、リー・ワネル監督が「狼男」を現代化した「ウルフ・マン」を配給するユニバーサル映画が、大きな見どころのはずのクリストファー・アボット(「哀れなるものたち」2023年)が演じるブレイクが狼男に変身する本編シーンを披露しましたが…、


何だよ…これって公式にネタバレじゃないか…💢と不愉快に思い、実際に映画を観るまでは狼男の姿を目にしたくない…という方は、下↓の動画を再生してはいけませんし、「ウルフ・マン」の公式の宣伝プロモーションにも要注意です…!!


🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。

Billy's footnotes 💬 Day 348


芸能レポーターのジョシュ・ホロウィッツのネットの番組「Happy Sad Confused」にゲスト出演した元キック・アスと元クイックシルバー、そして、現在はクレイヴン・ザ・ハンターのアーロン・テイラー=ジョンソンが…、

ディズニーの本家マーベル・シネマティック・ユニバースの本流に復帰をして、あらためて超高速ヒーローのクイックシルバーを演じる可能性について、ジョシュから尋ねられ…、


「何もかもが明るみに出てるわけではないからね」と意味深に発言したことから、えッ?!…ということは明るみに出ていない水面下の話し合いとか何かがあるわけ?!、もしかして、お姉ちゃんのスカーレット・ウィッチのワンダつまりリジーと、弟のクイックシルバーのピエトロつまりアーロン・テイラー=ジョンソンの姉弟が一緒に帰ってくるの…?!

…というのが話題になっているシネマティック・ユニバースが、来春の新年2025年2月14日全米公開の「キャプテン・アメリカ」シリーズの第4作め「ブレイブ・ニュー・ワールド」の…


新しいデジタル・スポットとポスターをリリースしたので、チラとご覧ください…!!



🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。

Billy's footnotes 💬 Day 205


卡莉·史派妮ちゃんが主演だから楽しみな「异形」シリーズ復活の劇場公開映画の…

最新作「夺命舰」の中国本土向けの大陸版ポスター!!、香港では来月8月15日公開!!ですが…


中国本土では全米と同じく翌日の8月16日公開なんですね!!、中国では、いったい、どれだけのヒットになるのか…?!も気になります…!!


怪優ニコラス・ケイジとマイカ・モンロー共演の「ロングレッグス」を「この夏最も話題の映画」に位置づける宣伝に大成功し、全米で現在、同ホラー映画の観客動員が絶好調の Neon が…


来月8月9日に全米公開する次のホラー映画の話題作「カッコウ」の新しい予告編を披露してくれたので、チェックしておいてください…!!、現在は「ブレードランナー 2049」(2017年)の続編にあたる Amazon Prime Video 配信シリーズの主演作「2099」を撮影中の…


ハンター・シェイファーが演じる主人公グレッチェンが、お父さん=マートン・チョーカシュと、その父が再婚した新しいお母さん=ジェシカ・ヘンウィック、義理の妹=ミラ・リューちゃんたち家族と一緒に、アメリカを離れて、ドイツのアルプスで暮らすことになったのですが…、

父の上司のケーニヒ氏=ダン・スティーヴンス(↑)は恐ろしいたくらみを隠し持っていた!!の展開から、ハンターが奇妙な女性のモンスターと遭遇する恐怖を物語る「カッコウ」を手がけたのはドイツ出身のティルマン・シンガー監督(「ルス」2018年)。ホラー好きの方はお楽しみに…!!



「キャプテン・アメリカ」シリーズ第4作めのアンソニー・マッキー主演の「ブレイブ・ニュー・ワールド」(2025年2月14日バレンタイン全米公開)が、直接の前作にあたる…


Disney+ の配信シリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021年)から引き続き登場の「もうひとりのキャプテン・アメリカ」のアフリカ系の超人戦士アイゼイア・ブラッドレー(カール・ランブリー)が、ハリソン・フォード演じるサンダーボルト大統領に銃口を向けて、引き金を引くことに…!!


…という先々週末の金曜日(7月12日)に初公開された予告編の約44秒めに観られた暗殺シーンの描写を削除し、微妙に再編集して、更新したバージョンの予告編をリリースしました。「次は狙いを外すなよ!!」という世間の本音を包み隠さず、ありのまま言ってのけたような毒舌のジョークが暴力賛美にあたるとして、物議をかもし、ジャック・ブラックのバンド Tenacious D が活動休止に追い込まれてしまった現実の事件に配慮したものと思われます…。

🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。

Watch ▶ the Trailer for Julius Onah's 'Captain America: Brave New World' starring Anthony Mackie and Harrison Ford 🇺🇸


初代ホークアイのジェレミー・レナーと共演したキャスリン・ビグロー監督の男映画の傑作「ザ・ハート・ロッカー」(2009年)で注目されたアンソニー・マッキーが、初代キャップのスティーヴ(クリス・エヴァンズ)の相棒のファルコンとして初登場した「キャプテン・アメリカ」シリーズの第2作め「ザ・ウィンター・ソルジャー」が封切られたのは、2014年の春でしたから…、

その初登場から約10年を経て、星条旗のシールドを受け継いだ 2代目のキャップとして、いよいよ本格的に活躍する「キャプテン・アメリカ」シリーズの第4作め「ブレイブ・ニュー・ワールド」の予告編を、製作・配給のディズニーが、ようやく公けに初公開してくれました…!!、公けに…


…というのは、この「ブレイブ・ニュー・ワールド」の予告編は映画興行関係者(社)に向けて…と、つまり映画館の関係者を対象とした新作映画の見本市 シネマコンのステージで、今春に披露された予告編を手直ししたものですから、すでに内容は知っていた方もいるかも…ですが…、


おととしの2022年春に惜しくも亡くなられた名優の故ウィリアム・ハートさんの代役として、ハリソン・フォードが新たに演じる「サンダーボルト」の異名で知られる軍人サディアス・ロス将軍が政界進出に成功し、大統領選に勝利するや、ホワイトハウスに招かれた2代目キャップのサムは…

第二次大戦を舞台としていたシリーズ第1作め「ファースト・アベンジャー」(2011年)では、初代キャップのスティーヴは米軍の軍人だったように、2代目のキャップもあらためて、アベンジャーズではなく、本来の米軍のヒーローとして活躍してほしい!!と持ちかけられるのですが、しかし…

サムが星条旗のシールドを継承するまでの物語を描いた配信シリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021年)に登場した「もうひとりのキャプテン・アメリカ」と言えるアフリカ系の超人戦士のアイゼイア・ブラッドレー(カール・ランブリー)が、あろうことか、サンダーボルト大統領の暗殺を試みたことから、厄介な立場に追い込まれたサムと相棒の二代目ファルコンのホアキン・トレス=ダニー・ラミレス(「トップガン 2」2022年)が、一連の出来事の背景に秘められた陰謀の存在を暴くことになる本流の物語と同時に…、

アンジェリーナ・ジョリーをはじめとする超人戦士の活躍を描いて、2021年に封切られた「エターナルズ」が残した謎にも取り組むらしい…

…とも言われてる「キャプテン・アメリカ 4」の「ブレイブ・ニュー・ワールド」のメガホンを託されたのはジュリアス・オナ監督(「ルース」2019年)。


「スター・ウォーズ」の配信シリーズ「ザ・マンダロリアン」の悪役モフ・ギデオンとして知られるジャンカルロ・エスポジートが、新たに始まる「X-Men」シリーズの新しいプロフェッサー X を演じればよいのでは?!、きっと当たり役になるだろう!!と「X-Men」に起用してほしい!!のマーベル・ファンの声の高まりを受けとめたのか?!、ディズニーが…

残念ながら「X-Men」ではなく、この「ブレイブ・ニュー・ワールド」の悪役のひとりに起用してしまった人材の無駄使い?!も話題になっている公開延期くり返し…の「キャプテン・アメリカ 4」は来年2025年春の2月14日のバレンタイン・デーにこそ、本当に全米公開したいつもりです!!

なお、メインの悪役はもうネタバレが拡がって、万人が既知の情報の当たり前になってしまっていますが、ハリソン・フォードのサンダーボルト大統領が変身する赤いハルクですね…!!


🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。

Billy's footnotes 💬 Day 110


いまのところ上映時間は約2時間20分ぐらいらしい…?!とウワサされている「マッドマックス」伝説の最新作「フリオーサ」のジョージ・ミラー監督の相棒として…、

「マッドマックス」シリーズの製作を手がけてきたプロデューサーのダグ・ミッチェルによれば、実に約15分間もの長きにおよぶ壮大なひとつのアクション・シーンを撮影するため、約200人ものスタントマンの大群を連日使って、そのシーンだけに計78日間も費やした…!!


…とのことで、そうした驚きの撮影裏話の逸話などを含めた「フリオーサ」特集号を来週の木曜日の4月25日に米英で発売するイギリスの映画マガジン トータル・フィルムが、アニヤ・テイラー=ジョイのヤング・フリオーサの新しい写真を披露してくれました…!!

第77回めのカンヌ国際映画祭の超目玉作として、世界初公開のプレミア上映される「フリオーサ」は、来月5月末の24日から全米公開の予定です…!!



来月5月14日(火)から25日(土)にかけて開催される今年2024年の第77回めのカンヌ国際映画祭の公式ポスターは、1980年開催の第33回めのグランプリにあたるパルム・ドールを受賞した…

「影武者」の故黒澤明監督が、村田喜代子さん作の芥川賞受賞の文学「鍋の中」(1987年)を原作として、「プリティ・ウーマン」(1990年)が世界中で大ヒットになったばかりだけに…、


当時ハリウッドの頂点にいたスターのリチャード・ギアと組んだことが驚きの話題になった1991年公開の「ラプソディー・イン・オーガスト(八月の狂詩曲)」を引用したトリビュートでした!!



日本のマクドナルドは「ドラえもん」や「名探偵コナン」といった日本の人気キャラクターを宣伝プロモーションに採用していますから、果たして、低迷のマーベル・シネマティック・ユニバースとタイアップするのかどうか…?!

…はわかりませんが、来年2025年春の2月14日(金)のバレンタイン・デーに全米公開される予定の「キャプテン・アメリカ」シリーズの第4作め「ブレイブ・ニュー・ワールド」とタイアップするハッピーセットのおもちゃの写真です…!!

🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。

Weekend Box Office 💰 July 14 - 16, 2023 : 7月14日~16日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。


$56,200,000−(4,327館/$12,988)−$80,004,000

RT の評論家の支持率 96 % / Metacritic スコア 81 / 出口調査の CinemaScore A


「ミッション: インポッシブル 7」の封切り成績については、上 ↑ の 🔗 文字のリンク、または下 ↓ のポスターをタップしてください…!!


第2位 (3) 「サウンド・オブ・フリーダム」(1,450万ドル)

$27,000,000−(3,265館/$8,270)−$85,498,581

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 60 / 出口調査の CinemaScore A+

キリスト教の信仰をテーマにした宗教映画ながら、児童を拉致しては国境を越えて、いわゆる児ポの製作者や小児性愛者など…つまりロリコンに売り渡す人身売買組織の撲滅に取り組んでいる実在の人物の役にジム・カヴィーゼル(「パッション・オブ・ザ・クライスト」2004年)が扮した…

犯罪実話の映画化の題材は興味深い「サウンド・オブ・フリーダム」は先週の初登場第3位から、ひとつ浮上し、トータルの売り上げが早くも約8,550万ドルに達していますから、どうやら1億ドル突破の大ヒットになりそうだけに、えッ、ちょっと待って!!、DC ヒーロー映画の「シャザム 2」=国内の最終的な成績が約5,764万ドルや、ホラー映画のヒット作「スクリーム 6」=約1億816万ドル、お友だちロボットの恐怖が話題になった「メーガン」=約9,504万ドルなどよりも、ロリコン退治の神さま映画のほうがヒットになるの…?!という今夏の驚きの異変です…!!


第3位 (1) 「インシディアス: ザ・レッド・ドア」(1,600万ドル)

$13,000,000−(3,188館/$4,078)−$58,086,000

RT の評論家の支持率 37 % / Metacritic スコア 45 / 出口調査の CinemaScore C+




$12,000,000−(3,865館/$3,105)−$145,359,865

RT の評論家の支持率 68 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore B+


第5位 (4) 「エレメンタル」(2億ドル)

$8,700,000−(3,235館/$2,689)−$125,289,287

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。

Weekend Box Office 💰 July 7 - 9, 2023 : 7月7日~9日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

もう約12年も前の2011年に第1作めが封切られた「インシディアス」シリーズが、ランバート家の恐怖の物語を描いた続編の第2作めと同時に、この「ザ・レッド・ドア」の前作にあたる「チャプター 2」は、2013年公開でしたから…、

自分はもう「インシディアス」シリーズはやり終えて、とっくに過去のものになった…と思っていたパトリック・ウィルソンは第5作め(※第3作め第4作めはプリクエールの別の物語)への出演依頼を断るつもりだったそうですが、しかしながら、監督業に進出したい…と機会を窺っていた希望を当然、知っていた代理人から、ジョシュ・ランバートの役をあらためて演じるだけではなく、君が監督を兼ねてはどうか…?!と「インシディアス 5」を監督デビュー作にする提案を持ちかけられたことで、出演辞退するはずの考え方が一転し…、

撮影に取りかかる前に出演した「ムーン・フォール」(2022年)と「アクアマン 2」の現場でも、実は「インシディアス 5」の構想を練って、脚本の書き直しに取り組むなど、自分が希望する父と息子の絆の物語をどう描けばよいのか?!と、父と娘の絆を描いた現代版「炎の少女チャーリー」の「ファイアースターター」(2022年)の脚本家スコット・ティームズと密に打ち合わせしていた経緯をジャーナリストのブライアン・デイヴィッズの取材に応じて語った新人監督のパトリック・ウィルソンの努力が実を結び…、

第1位 (初) 「インシディアス: ザ・レッド・ドア」(1,600万ドル)

$32,650,000−(3,188館/$10,242)−$32,650,000


RT の評論家の支持率 37 % / Metacritic スコア 45 / 出口調査の CinemaScore C+

あろうことか、先週初登場第1位「インディアナ・ジョーンズ 5」の首位連覇を阻止して、想定外の初登場第1位に輝いた「ザ・レッド・ドア」が稼いだ封切り成績の約3,265万ドルは、前述のシリーズの人気がピークだった「チャプター 2」が記録した約4,027万ドル(3,049館)に次いで、2番めの封切りヒット!!ですから…、


ディズニーの今夏の勝負作「インディアナ・ジョーンズ 5」と、次の金曜日の7月14日から全米公開のパラマウント映画の今夏の勝負作「ミッション: インポッシブル」第7作め「デッド・レコニング Part 1」とに挟まれて、とうていヒットしそうにない封切りのタイミングを選んだことからも特に期待はせず、諦らめ気味?!だった製作・配給のソニピとしては、いきなり製作費の約1,600万ドルを取り返すメドがついた、うれしい大誤算となっています!!、なお、父と息子の絆が焦点のホラー映画ですが、お母さん役すなわち妻役のローズ・バーン(↓)も当然、出演しています…!!


現在80歳の後期高齢者のハリソン・フォードが当たり役の冒険王をあらためて演じる…!!というアクション映画としては、えッ、何を言ってるの…?!と疑問されても仕方のない売り込みの…


$26,500,000−(4,600館/$5,761)−$121,205,329

RT の評論家の支持率 68 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore B+

「ザ・ダイヤル・オブ・デスティニー」に製作費と宣伝費をあわせた推定のコストの約4億5,000万ドル、つまり約639億3,861万8,926円もの巨額を投じたからには、世間の当たり前の見方に反し、大ヒット!!を確信していたに違いないディズニー・ルーカスフィルムの読みは、やっぱりハズレだったらしく、「インディ・ジョーンズ 5」は今夏最大どころか、今年2023年最大の興行的失敗作の巨額赤字映画になるかもしれません…。過去の人気映画の価値を台なしにしかねない映画の懐メロ「懐かシネマ」のノスタルジー商法は、そろそろ、やめてはどうか…と思います…。


メル・ギブソンが監督した「ザ・パッション・オブ・ザ・クライスト」(2004年)の神さまのキリスト役で知られるジム・カヴィーゼルが主演をつとめて、人身売買をテーマにしたミニシリーズの「ヒューマン・トラフィッキング」(2005年)などのミラ・ソルヴィーノが共演した…

第3位 (初) 「サウンド・オブ・フリーダム」(1,450万ドル)

$18,219,879−(2,952館/$6,172)−$40,207,249


RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 60 / 出口調査の CinemaScore A+

「サウンド・オブ・フリーダム」は一見すると、アクション・スリラー映画めいていますが、実際はキリスト教の信者の方向けの信仰をテーマにした宗教映画ですから、CIA をはじめフツーの映画サイトでは採りあげられない作品です。しかしながら、ジム・カヴィーゼル演じてる実在の人物の主人公ティム・バラード氏は、そもそもは国土安全保障省の捜査員として、ネットを通じて、児童をたぶらかしては性的餌食にするロリコンの小児性愛者の摘発に取り組んでいたものの…、


正規の法的執行機関では限界があり、国境を越えて、拉致した児童を人身売買する組織に太刀打ちし切れない…と、業を煮やした挙げ句、ヴィジランテの組織の O.U.R.(オペレーション・アンダーグラウンド・レイルロード)を起ち上げた人ですから、そうした犯罪実話は興味深いのですが…、

強引なおとり捜査や、明らかに越権すぎる国外に出向いての活動のほか、ロリコンを捕まえているのに、ロリコン大王の元大統領のトランプ容疑者とつながっていたり、根拠のない陰謀論を煽る…などする O.U.R. には疑問の目も向けられているため、うさん臭い側面もある…と承知して、うかつに感動や支持をしたりしてはいけません…。


第4位 (2) 「エレメンタル」(2億ドル)

$9,600,000−(3,650館/$2,630)−$109,191,880

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A



$8,000,000−(3,023館/$2,646)−$357,668,000

RT の評論家の支持率 95 % / Metacritic スコア 86 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。