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Weekend Box Office 💰 July 26 - 28, 2024 : 7月26日~28日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

宣伝プロモーションにおいて、とてもじゃないが、ここには書けない極めて下品かつ低俗の下ネタがほのめかされ、その常軌を逸した下ネタに対して、不満と疑問の声があがった時点から…

第1位 (初) 「ひどい下ネタがトラウマになり、映画の題名だけでも吐きそうになる人のため、何も書かない映画」(2億ドル超)

$205,000,000−(4,210館/$48,694)−$205,000,000

RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A

成人向けの「18禁」の「ポルノ」の要素を含んだ作品の紹介は差し控える…の独自の決まりにもとづいて、この映画を採りあげるのをストップしたため、興行記事も書きません。大変に残念…


…ですが、その下ネタがトラウマになり、映画が封切られても、もう楽しめないし、写真や動画も吐きそうになるから観たくない…という方々の事情を鑑みて、彼女の地元のトロントでのプレミア上映に登場してくれたイマンちゃんの写真だけアップしておきますが…、

いわゆる「昭和のおじさん」に相当する製作者や主演の出演者たちは、もう時代が違う…と自分らの感覚を疑ったほうがよいかもしれませんし、賢者よりも俗物のほうが多いのは当たり前だから、優秀なひとたちは世の中で秀でることになる…は当たり前の現実を踏まえると、その俗物が多数派が反映されたソーシャル・メディアでウケようと媚びれば媚びるほど、低俗かつ低脳になりがちの自分を見失うリスクについても、誰もが冷静に考えたほうがよいかもしれません。


第2位 (1) 「ツイスターズ」(1億5,500万ドル超)

$35,300,000−(4,170館/$8,465)−$154,931,000

RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A-

この「ツイスターズ」の主演カップルのグレン・パウエルとデイジー・エドガー=ジョーンズが、「ファンタスティック・フォー」の主演カップルだったら、同ヒーロー映画の話題はきっと今よりも盛り上がっていただろうな…


…と様々な意味において、低迷を持続のマーベルについて思うファンの方もいるはずの竜巻の異常気象が題材の作品だけに、今夏の酷暑を踏まえても、環境をもう破壊してはいけませんから、製作の現場では専門家を交えて、細やかな配慮を施したことが紹介(↓)された「ツイスターズ」は…


先週の封切り大ヒット!!からの集客減をまったく妥当の6割以下の約−57%に抑え、動員力を持続したことで、この週末の成績は約3,530万ドルですから、つまり「スパイダーマン」の…

アニメ「イントゥ・ザ・スパイダーバース」(2018年)の封切り成績=約3,536万ドル(3,813館)と同等の金額を公開2週めに稼いだのか!!と考えると、強力なライバル映画を相手に大健闘!!と称えることができそうです!!、ただし、仮りに公開時期を少し遅らせて、強力なライバル映画を回避しておけば、国内の最終的な成績が 3億ドルを突破!!の可能性もあり得たのかも…?!


第3位 (2) 「デスピカブル・ミー 4」(1億ドル)

$14,200,000−(3,610館/$3,934)−$290,972,000

RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A


第4位 (3) 「インサイド・アウト 2」(2億ドル超)

$8,300,000−(3,150館/$2,635)−$613,406,731

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (4) 「ロングレッグス」(1,000万ドル以下、恐らくは500万ドル以下)

$6,765,000−(2,730館/$2,478)−$58,618,928

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 78 / 出口調査の CinemaScore C+

第2位の「ツイスターズ」も大ヒット!!だけに、この夏の注目の女優のひとりと言えるキアナン・シプカちゃん(「トータリー・キラー」2023年)が存在感を発揮してくれた…

「ロングレッグス」は公開3週めにして、国内の売り上げの総額が約5,862万ドルに達したことで、配給の Neon にとっては、これまで同社史上最大ヒット作のポン・ジュノ監督の韓国映画「パラサイト」(2019年)が記録した成績の約5,337万ドルを突破して、ニコラス・ケイジの殺人鬼がついに新たに Neon 史上最大ヒット作!!の王座に昇りつめました…!!


オズ・パーキンス監督(「グレーテルとヘンゼル」2020年)のマイカ・モンロー主演作の製作費は恐らく500万ドルより少ないだろう…と推定され、いったい、どんなホラー映画なのか?!、容易に察することができない謎めいた予告編と不気味なイメージとをソーシャル・メディアに巧みに投稿することで、「ロングレッグス」を「この夏最も話題の作品」にまで押し上げた Neon の宣伝費は、たったの1,000万ドル以下と伝えられていますから…、


実際の映画の製作費と宣伝費を足した総額のコストですら、1,500万ドルも使われていないかも…と考えると、昔から言われてるように映画はやっぱり内容の独創的なアイディアと、それをどう売り込むか?!の知恵次第というのが、あらためて証明された「ロングレッグス」のヒットですね!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 July 19 - 21, 2024 : 7月19日~21日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

おととしの2022年の夏の特大ヒット作「トップガン: マーベリック」(2022年)のハングマン役が好評を博して、人気者になったグレン・パウエルは続くロマコメの「エニワン・バット・ユー」が昨2023年末から今年にかけての年末年始に、巨額を投じた宣伝ではなく、この映画は面白い!!の口コミのおかげで、まさに「真の大ヒット作」へと発展しましたが…、

「エニワン・バット・ユー」が大ウケしたのは、お相手をつとめたヒロインのエッチなお姉さんのシドニー・スウィーニーのおかげでしょ…!!という見方もされてしまうため、果たして、「トップガン 2」で共演したトム・クルーズのあとに続く、アメリカをシンボライズする次世代のスターのように見なされ始めたグレン・パウエルは、その将来への期待が込められた評価に見合う真の映画スターなのかどうか…?!、彼の真価が試されるのは、このブロックバスター映画の大作だろう…

…という意味において、大いに注目されていた「ツイスターズ」の封切り成績は当初の予想では、とどのつまり昔の人気映画の焼き直しのいわゆる「懐かシネマ」にしか過ぎないから、せいぜい、4,000万ドル前後から、よくても5,000万ドルだろう…と、低めの数字が言われていましたが…、

第1位 (初) 「ツイスターズ」(1億5,500万ドル超)

$80,500,000−(4,151館/$19,393)−$80,500,000


RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A-

配給のユニバーサル映画がアナウンスした封切り成績が、予想の4,000万ドルのまさかの2倍!!の約8,050万ドルの大ヒット!!だったことで、どうやら、グレン・パウエルの人気は「ホンモノ」のようだ!!と、あらためて、真の映画スターとして見なされることになりそうだ!!と同時に…


ヒロインのケイト役を演じたデイジー・エドガー=ジョーンズも、前述の「トップガン 2」と一緒に、おととし2022年の夏にヒットした前作「ザリガニの鳴くところ」に続く、2打席連続のホームラン!!ですから、彼女の映画女優としての株も赤丸急上昇になりそうですし…、

ヘレン・ハントと故ビル・パクストンが共演して、いまから約28年前の1996年に封切られたオリジナル映画の「ツイスター」を映画館で観たことがないに違いない25歳以下の女性の観客から圧倒的に支持され、ほぼ満点の絶賛評価を博するブロックバスター映画の超娯楽作を創りあげたことで、「ミナリ」(2020年)のリー・アイザック・チョン監督の創り手としての位置づけも大きく変わりそうな…


「ツイスターズ」が叩き出した封切り成績の約8,050万ドルについて、オリジナル映画「ツイスター」の同成績の記録=約4,106万ドル(2,414館)を大きく上まわったどころか、ディザスター映画の巨匠のローランド・エメリッヒ監督が、いまから約20年前の2004年の夏に記録した「ザ・デイ・アフター・トゥモロー」の封切り成績の約6,874万ドル(3,425館)をも超えたことで、ジェイク・ジレンホールに代わって、グレン・パウエルが新たにディザスター映画史上最大の封切りヒットを放った映画スターの王座についた…!!と、大げさに伝えているマスコミが少なくありませんが…、

お金の価値の移り変わりを考慮して、「ツイスター」の封切り成績の約4,106万ドルを、いまのお金の価値に換算すると約8,205万ドルになりますし、「デイ・アフター・トゥモロー」の封切り成績の約6,874万ドルは約1億1,442万ドルに相当しますから、昔は映画チケットの鑑賞料金が今ほど高価ではなく、安かったことも踏まえると、実際のところ「ツイスターズ」が前作「ツイスター」や「デイ・アフター・トゥモロー」の大ヒットの動員を本当に超えたの…?!は、かなり疑問になるため…、


昔の映画と比べるのではなく、ともに今春に大ヒットした「ゴジラ x コング : ザ・ニュー・エンパイア」の封切り成績の約8,001万ドル(3,861館)と、「デューン 2」の同成績の約8,251万ドル(4,071館)と同等の封切り大ヒットだから、その両映画の実績にもとづくと、リー・アイザック・チョン監督は巨額の製作費の約1億5,500万ドル超に対して、国内の興行成績が最終的に 2億ドルを突破!!

…するかもしれない可能性がいきなり視野に入ったことで、リー監督は初めてのブロックバスター映画を黒字の勝利で飾ることになりそうだから、ルーカスフィルムは同監督の希望を受け入れて、配信シリーズの「マンダロリアン」「スケルトン・クルー」(今年後半配信予定)のみならず、「スター・ウォーズ」の本流の劇場公開映画のメガホンを託してみてはどうか?!と言われることになりそうですね…!!


第2位 (1) 「デスピカブル・ミー 4」(1億ドル)

$23,800,000−(4,112館/$5,788)−$259,460,000

RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (3) 「インサイド・アウト 2」(2億ドル超)

$12,800,000−(3,625館/$3,531)−$596,375,604

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A


第4位 (2) 「ロングレッグス」(1,000万ドル以下、恐らくは500万ドル以下)

$11,700,000−(2,850館/$4,105)−$44,650,532

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 78 / 出口調査の CinemaScore C+

映画通の間では、「この夏最も話題の作品」に昇りつめた怪優ニコラス・ケイジの新しい代表作「ロングレッグス」の公開2週めの集客減の割り合いは約−48%ですから…、


先週の封切り成績の記事で比較にあげた「スマイル」(2022年)が公開2週めに発揮した驚異の動員持続力の約−18%の集客減と比べると、かなり見劣りしてしまうばかりか、同じく配給の Neon が今春に封切ったエッチなお姉さんのシドニー・スウィーニー製作・主演のトンデモ・ホラー映画「イマキュレト」の約−39%にも負けてしまっていますが…、


キング原作ホラーの特大ヒット作「IT(イット)」(2017年)の公開2週めの集客減は約−51%でしたし、ホラーではありませんが、「ロングレッグス」のまえに話題が盛りあがった今年2024年最大の問題作のケイリー・スペニーちゃん出演「シビル・ウォー」の公開2週めの集客減は約−56%でしたから、マイカ・モンローが大健闘しているのは間違いありません!!、いずれにしろ…、

ホラー映画にありがちのいきなり 7割以上もの観客を失う垂直落下式の墜落…とはならず、「この夏最も話題の映画」の口コミにそって、動員をしっかりと維持した大成功!!とあらためて称賛することができそうです…!!



$6,100,000−(2,913館/$2,094)−$127,636,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore B+


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 July 12 - 14, 2024 : 7月12日~14日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「デスピカブル・ミー 4」(1億ドル)

$44,650,000−(4,449館/$10,036)−$211,102,000

RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (初) 「ロングレッグス」(公称は 1,000万ドル以下、恐らくは500万ドル以下)

$22,600,000−(2,510館/$9,004)−$22,600,000

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 78 / 出口調査の CinemaScore C+

イタリア映画の歴史に遺る…のみならず、世界の映画人にいま現在も大きな影響を与え続けている異才の故フェデリコ・フェリーニ監督がメガホンをとり、今から約59年も昔の1965年に封切られたファンタジックなコメディ映画「魂のジュリエッタ」(↓ 予告編)…


…の「悪夢のディズニー」と、かつて例えられたフェリーニ監督らしい奇妙奇天烈の摩訶不思議なイメージからインスピレーションを得て、連続殺人鬼は男でも女でもなく、同時にどちらでもある両性具有あるいは半陰陽のキャラクターにしたい!!と思った仕掛け人のプロデューサーでもある怪優ニコラス・ケイジが自らに課した役作りにもとづいて…、

グラム・ロックに傾倒していた…の設定が与えられたそうですから、欧米で言えば故デヴィッド・ボウイさん、日本で言えば故忌野清志郎さんのような男性だけれど、アーティストがメイクをしているのが当たり前の音楽ジャンルだけに、メイクをする連続殺人鬼…


…の異様な見た目を託された特殊メイクのアーティスト、ハーロウ・マクファーレーン(「デッドプール 2」2018年)は、映画の物語の始まりの1970年代から80年代頃にかけてのオレゴン州の田舎なんかで、選択的形成外科手術つまり美容整形をくり返し何度も受けて、とり返しのつかない状況になったら、どんな顔になってしまうのか…?!の恐ろしいコンセプトから新しいホラー・キャラクターを創造することにした「ロングレッグス」が…


まさかのこの夏、最も話題の映画に躍り出た!!だけに、当初に予定した限定公開ではなく、やや小規模ながらも、2,510館で上映の全米公開に踏み切った Neon が公表した封切り成績は期待値の 1,000万ドル以下の900万ドル前後だろう…を大きく超え、その2倍以上を稼いだ、やっぱり、まさかの驚きの約2,260万ドルでした…!!、よって…、

笑顔が絶えない異色のホラー映画!!として、おととしの2022年公開映画を代表する話題作に躍り出た「スマイル」の封切り成績の約2,261万ドル(3,650館)と、ほぼ同じ金額を稼いだことになるため、「ロングレッグス」は「スマイル」の思いがけないサプライズの大ヒットを再現した!!


…と言えることになりますが、その「スマイル」の製作費が約1,700万ドルだったのに対し、「ロングレッグス」の製作費は1,000万ドル以下…とだけ、あいまいに公称されて、具体的な金額は明らかにされてないものの、恐らくは 500万ドル以下のかなり低予算では…?!と推定されているので、仕掛け人のプロデューサーのニコラス・ケイジは、いきなり製作費を回収の大儲けじゃないか!!の大成功だけに、今年2024年最も商業的に成功した映画の第1位に躍り出る可能性がありそうな…

「ロングレッグス」の封切り成績の約2,260万ドルは、2017年創業の歴史の浅い配給会社の Neon にとっては、エッチなお姉さんのシドニー・スウィーニーが仕掛け人のプロデューサーをつとめ、自ら主演して、話題騒然になったトンデモ・ホラー映画「イマキュレト」が今春3月の全米公開で叩き出した…などと大げさには言えない Neon 史上最大の封切り大ヒット…と言うよりは小ヒットの約534万ドル(2,354館)の記録を大きく更新して、新たに同社史上最大の封切り大ヒット作の頂点に昇りつめた…!!どころか、この封切りの週末の3日間だけで…、

「イマキュレト」の最終的な国内での売り上げの約1,576万ドルを超えた「ロングレッグス」は、ポン・ジュノ監督の「パラサイト」(2019年)が記録した Neon 史上最大ヒットの約5,337万ドルをも超えて、新たに Neon を代表する看板タイトルに位置づけられるのではないでしょうか…?!


大手の焼き直しばっかりの量産型ハリウッド映画にはもう、うんざり…、真に「新しい」意味での新作映画を観せてくれ!!と思う18歳から30代半ばまでのいまの若い観客たちが座席の7割以上を占める「ロングレッグス」は、ホラー映画のお決まりとして、出口調査のシネマスコアは “ C+ ” と低め…ですが、おおむね約7割の観客が支持していることを踏まえると…、


今年2024年最も最恐のホラー映画の必見作!!、ホラー映画の歴史に残る新たな傑作の誕生!!などと、これまでにお伝えしてきた前評判を大きく裏切ることはなく、観客は一定の支持を示して、ホラー映画の新たな定番を受け入れていますから、まるで超能力者それとも霊能力者みたいな鋭いカンのよさを買われて、未解決事件を託され、連続殺人鬼のロングレッグスとは何者なのか?!の謎解きに挑むことになった主人公の FBI 捜査官のリー・ハーカー役のマイカ・モンローと…、

その問題の連続殺人鬼を演じた仕掛け人のニコラス・ケイジ、そして、創り手のオズ・パーキンス監督(「グレーテルとヘンゼル」2020年)の株はこれから赤丸急上昇は間違いありませんね…!!


第3位 (2) 「インサイド・アウト 2」(2億ドル超)

$20,748,000−(3,815館/$5,439)−$572,592,077

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A



$11,800,033−(3,378館/$3,493)−$116,229,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore B+


第5位 (初) 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」(1億ドル)

$10,000,000−(3,356館/$2,980)−$10,000,000

RT の評論家の支持率 68 % / Metacritic スコア 52 / 出口調査の CinemaScore A-

自らプロデュースも手がけたヒロインの初代ブラック・ウィドウのスカーレット・ジョハンソンは40代目前の現在39歳。お相手のチャニング・テイタム(「マジック・マイク」シリーズ)も、もう44歳のしっかりとオジサンだけに、観客のおよそ半数が45歳以上…

…とロマコメにしては、観客の年齢層が高め…の Apple TV+ の配信映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の配給を請け負ったソニピが公表した封切り成績は、低めの期待値の1,200万ドルにすら届かなかった約1,000万ドルでした…。


巨額の1億ドルを超える製作費が投じられた!!とロマコメなのに、ブロックバスター映画の大作にあたるばかりか、スカーレット・ジョハンソンとチャニング・テイタムの2大スター共演!!にもかかわらず、同日に封切られたインディーズ映画のいわゆる低予算ホラー「ロングレッグス」に完敗か…の見た目はかなりガッカリの「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の沈没ですが…、


封切り興行の観客全体の9割近くが支持をし、女性の観客に限れば、9割を超える…とつまり、ほぼ全員が好意的に受けとめた好評ですから、創り手のグレッグ・バーランティ監督は失敗どころか…むしろ、お手柄を讃えられて、然るべきですが、しかし、それでも不入りなのは…、

前述のように、この「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」は劇場公開映画ではなく、Apple TV+ の配信映画なので、せいぜい 2〜3週間もすれば、配信リリースされて、iPhone でも観ることができるため、どうして、わざわざ安くもない鑑賞料金を払って、映画館に出かけるの…?!の事情ですから、要するにハナから大ヒットなど期待されてはおらず、のちの配信リリースに向けてのあくまでも「宣伝活動」としての映画館での封切りですね…。


このように映画館での封切りはもう「興行」ではなく、配信の「宣伝活動」の「イベント」の意味に変わりつつある側面を否めないため、もはや興行成績の数字に頓着しても仕方がないので、この毎週続けてきた興行成績の記事も今年2024年いっぱいで終わりかなぁ…と考えざるを得ない「時代の移り変わり」ですが、ただし…


それでも「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の観客のうち約3割は Apple TV+ のサブスク会員ですから、すぐに配信で観ることができるとわかっていても、映画はやっぱり映画館の大きなスクリーンで鑑賞したい!!と、昔ながらの劇場体験を大切に思う映画ファンの方々がいてくれるらしいのは、ありがたい救いと言えそうです…。


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Billy's footnotes 💬 Day 188


映画通の玄人の方にとっては、この夏、最も気になる映画に違いない「ロングレッグス」の…

北米での7月12日限定公開の封切りまで、ついに1週間を切った主人公の FBI 捜査官リー役の…


マイカ・モンローが披露してくれた撮影時のスナップの記念写真です…!!、レビューの数がやや増えても…、

映画の格付けサイト Rotten Tomatoes での支持率は、いまだに満点の100%!!


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Billy's footnotes 💬 Day 183


ジャーナリストからのレビューは11件だけ…と、数がまだ少ないのですが、それにしても100%!!の満点の支持率を獲得していることもあり…、

今年2024年公開のホラー映画の必見のベスト①!!は、これで恐らく、決まりだろう…!!


…と言われて、映画通のあいだでは話題騒然のニコラス・ケイジが仕掛け人の「ロングレッグス」が、いよいよ来週末に迫った北米での7月12日封切りに向けて、ダメ押しの最終版の予告編を披露してくれました…!!


プロデューサーのニコラス・ケイジが自ら演じた恐ろしい連続殺人鬼を追う主人公の FBI 捜査官の役に起用されたのは、マイカ・モンロー(「イット・フォロウズ」2015年)。メガホンをとったのは、オズ・パーキンス監督(「グレーテルとヘンゼル」2020年)です…!!





ミア・ワシコウスカの少女時代を演じたオーストラリア映画の「ブルーバック」(2022年)などで知られるシドニー出身の現在14歳のとてもキュートなアリエル・ドノヒューちゃんが起用された…

愛娘ライリーのために、彼女が大好きな歌姫のスーパースター、レディー・レイブン(シャマラン監督の愛娘の歌手サレカ)のコンサートにやって来たパパのクーパー=ジョシュ・ハートネット(「オッペンハイマー」2023年)でしたが…、


そのコンサートは謎の連続殺人鬼のブッチャーを捕まえるために、警察が仕掛けた大掛かりな罠のトラップだった…!!


…とのことで、あろうことか、実は殺人鬼だったらしいパパのクーパーは警察はもちろんのこと、娘のライリーに自分の悪行を知られることなく、完全に封鎖されたコンサートの会場から脱出することができるのか?!のサスペンスのハラハラを、 M・ナイト・シャマラン監督が描いた最新作「トラップ」が、新しい予告編を披露してくれました…!!

アリソン・ピル(「ヴァイス」2018年)が共演の「トラップ」は来月の8月2日から全米公開!!、大ドンデン返し?!のオチがお約束のシャマラン監督が、問題の殺人鬼は誰なのか?!の謎を早くも予告編で明らかにしているため、さらに何か別のもっとサプライズのネタを隠し持っているのでは…?!と、シャマラン監督のファンは期待しています!!

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💙 Upcoming Horror Thriller Movie 'Longlegs' actress Maika Monroe🍿


ホラー映画のジャンルに限らず、北米で来月7月に公開される映画のなかでは最も楽しみかも!!と、映画通に期待されている…

仕掛人のプロデューサーのニコラス・ケイジが、おなじみの怪優として、自ら演じた連続殺人鬼を追う主人公の FBI 捜査官リー役に抜擢された謎めいたホラー映画の…


「ロングレッグス」(北米7月12日限定公開)が、メチャメチャ話題になっていることで、注目の的のマイカ・モンローです…!!


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Billy's footnotes 💬 Day 167


ごく普通の善良なお父さんがある日突然、良妻賢母の妻を惨殺したばかりか、罪のない幼い子どもたちの命までを奪った挙げ句、最後は自ら自分を殺した…つまり自殺をしたらしい家族みな殺しの猟奇的な殺人事件は当初、他者を巻き込んで、道連れにする「拡大自殺」かと思われたが…、

現場には共通して、謎めいた暗号で記された手紙が残され、そこには「ロングレッグス」の署名があったことから、およそ約30年近くにもわたって、主に太平洋岸の北西部で、38人あまりが死んだとされる一連の家族みな殺し事件は、どうやら悪魔崇拝者の連続殺人鬼「ロングレッグス」の仕業では…?!


…というのが、怪優ニコラス・ケイジが演じた連続殺人鬼にまつわる新情報として、公式に暗示されたことで、今年2024年公開のホラー映画のなかでは最も恐ろしい作品!!の話題が盛りあがっている「ロングレッグス」の新しいポスターです…!!

オズ・パーキンス監督(「グレーテルとヘンゼル」2020年)が「イット・フォロウズ」(2015年)のマイカ・モンロー(↓)を主人公の FBI 捜査官の役に起用した「ロングレッグス」は、北米では来月7月12日に限定公開で封切りの予定です!!




アマンドラ・ステンバーグちゃん主演の「スター・ウォーズ」の Disney+ 配信シリーズ「ジ・アコライト(The Acolyte)」は、ソーシャル・メディアで酷評されまくっていますが…、


ルークの育ての親のオーウェンさん役で知られるジョエル・エッジャートンが主演して、2008年に封切られた題名の似たホラー映画の「アコライツ(Acolytes)」を「アコライト(The Acolyte)」とカン違いしたひとたち、つまり実際は「アコライト(The Acolyte)」をまったく知らず、もちろん観てもいないだろう…と仮定できるひとたちが…、

映画の格付けサイト Rotten Tomatoes に「スター・ウォーズ」としては失敗…の酷評のレビューを書き込みまくっていたことが指摘され…(現在は問題の書き込みは削除済み)、

「アコライト」へのおびただしい酷評は案の定、単にソーシャル・メディアお決まりの誹謗中傷にしか過ぎず、女性やアフリカ系、アジア人、そして、ジェンダーにとらわれず、男女の性別を決定的に違うものとは思わないひとたちなどへの差別のバッシングだと見なすことができる証拠になるだろう…として、話題になっています…😔



Amandla Stenberg Talks The Acolyte and Crashing a Furry Convention, Plays Star Wars Theme on Violin


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Watch the Full Trailer for Osgood Perkins' Serial Killer Horror 'Longlegs' Starring Maika Monroe and Nicolas Cage


サスペンスの神さまの故アルフレッド・ヒッチコック監督が、いまで言うメンタル・ヘルスの問題に着目して、サイコ映画やサイコ・ホラー映画と呼ばれるジャンルを開拓し、のちのホラー映画に大きな影響をおよぼして、ホラー映画の在り方を変えてしまった…!!と言われてる映画史上最も問題作のひとつの「サイコ」(1960年)に主演…

…したトニパキつまり故トニー・パーキンス、あるいは故アンソニー・パーキンスの息子として、オズ・パーキンス監督(「グレーテルとヘンゼル」2020年)が生まれたのが、1974年でしたから、「サイコ 2」(1983年)では、お父さんの子どもの頃の姿として、リトル・ノーマン・ベイツの役を演じた現在50歳の同監督が、自分の生まれた年を物語の背景にしたのか…!!


…ということになる 1974年の物語を描いて、今年2024年公開のホラー映画のなかでは恐らく、最も恐ろしい作品になるのでは…?!の話題が先行しまくっている「ロングレッグス」が新しい予告編を披露してくれたので、ホラーに限らず映画通の方はチェックしておいてください…!!


ホラー映画好きの方には「イット・フォロウズ」(2015年)で知られるマイカ・モンローが演じる新人ながら有能な FBI 捜査官リー・ハーカーが、連続殺人鬼によるものとされる未解決事件の捜査に駆り出され、オカルトがらみの証拠を見つけたことで、事件の謎が深まると同時に自分と殺人鬼との間には私的なつながりがあるらしいと気づいたリーは、次の一家惨殺のみな殺しを防ぐために急き立てられていく…!!

…と、あらすじでは紹介されてるものの、仕掛け人のプロデューサーを兼ねたニコラス・ケイジが演じた連続殺人鬼は、いったい、どのようにサイコな人物なのか?!などの詳細は伏せられているミステリアスな「ロングレッグス」は、北米では今夏7月12日から限定公開の予定です…!!


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Billy's footnotes 💬 Day 137


今年2024年公開のホラー映画のなかでは最もゾクリとして、身の毛がよだつ第1位!!

…に位置づけられるのでは…?!と前評判が日増しに高まっているオズ・パーキンス監督(「グレーテルとヘンゼル」2020年)の…


マイカ・モンロー(「イット・フォロウズ」2015年)演じるFBI捜査官が、怪優ニコラス・ケイジの連続殺人鬼を追う「ロングレッグス」(北米7月12日限定公開)の新しいポスター!!



Tattler】うわさの無駄口はネタバレだと困るので、読みたい人だけ白文字を反転ハイライト👀

ぼくビリーの Facebook の投稿で先頃お知らせしたように、こいつはどこのどいつなのか?!と、ディズニーが垢の主の個人を特定する身元調査に乗り出した問題人物のうちのひとりが発した怪情報ですから、鵜呑みにはできませんが、ヘイリー・スタインフェルドちゃんが主演のマーベル配信シリーズ「ホークアイ」のシーズン 2 の製作が正式に承認された!!と言い張っているネタが拡散されています。その噂のシーズン 2 は、「ザ・レイド」や「ドレッド」のように、ひとつの建物の中を舞台とし、ジェレミー・レナーのクリントとヘイリー・スタインフェルドちゃんのケイトの師弟コンビが悪戦苦闘するとのことで、クリントの兄弟のバーニーが初登場して、重要な役どころをつとめる…と言われていますが、果たして、本当の話なのかどうか?!は何とも言えません…。



ディズニー作品としては近年の最高傑作に位置づけられる真田広之さん製作・主演の配信シリーズ「将軍」のシーズン「3」の製作決定!!が伝えられました!!と書けば…、

シーズン「2」は?!と言われそうですが、「2」の決定!!は先週末(Day 131)にもう、お伝えしましたね!!、現時点では、プロデューサーの真田広之さん、ジャスティン・マークス、そして、レイチェル・コンドーさんらが…


脚本家たちを人選中。この夏には選び抜いた脚本家たちを集めて、「2」から「3」へと続く物語の構想を練りあげるライターズ・ルームを起ち上げたいとの予定です。続報をお楽しみに…!!

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Billy's footnotes 💬 Day 108



CIA のご愛読者の常連のみなさんには、クロエ・モレッツちゃんの親友のひと!!として知られるマイカ・モンロー(「ザ・フィフス・ウエーブ」2016年「グレタ」2018年)は…


ホラー映画ファンには、「イット・フォロウズ」(2015年)のひと!!として知られるだけに期待をせずにはいられないホラー・スリラー映画の主演作「ロングレッグス」が、またしても新たに謎めいた予告編をリリースしてくれました!!、グリム童話のホラー映画化「グレーテルとヘンゼル」(2020年)のオズ・パーキンス監督の新作で、マイカが演じている主人公は…


FBI 捜査官のリー・ハーカー。その新人ながら有能なリーが連続殺人鬼の未解決事件の捜査に取り組んで、オカルトがらみの証拠を発見したばかりか、殺人鬼との間に私的なつながりを見い出してしまう「ロングレッグス」は、北米では今夏7月12日封切り!!、問題の連続殺人鬼を演じているのは怪優のニコラス・ケイジです…!!



もう約16年昔の2008年に封切られて、大ヒットになったティムール・ベクマンベトフ監督の代表作「ウォンテッド」では、ジェームズ・マカヴォイ演じる主人公ウェスリーの職場の…


同僚であり親友のくせに、ウェスリーを裏切って、ウェスリーの恋人キャシー(クリステン・ヘイガー)とエッチしていたサイテー野郎だけに、キーボードでぶん殴られていたバリー役の…


クリス・プラットが「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」と「ジュラシック・ワールド」の両トリロジーの大成功を経て、ティムール・ベクマンベトフ監督の映画の主役に大出世した!!

…という言い方もできる Amazon Prime Video の劇場公開映画「マーシー」の撮影が始まったクランクインを同監督がアナウンスしてくれました!!、「デューン」シリーズのレベッカ・ファーガソンとホラー映画のトンデモないカルト作「マリグナント」(2021年)が大ウケしたアナベル・ウォーリスが共演の近未来を舞台にした SF アクション映画は、クリスが演じる刑事が濡衣を晴らすために奮闘する物語。いまのところ封切りと配信の日程は未定です。続報をお楽しみに…!!

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