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Billy's footnotes 💬 Day 356


Recap video of the Every Major Movies released throughout 2024 🎬

YouTuber の Wagman Studios こと、イギリスのロンドンを拠点にして、エンタメ誌などに執筆している映画ライターのジェド・ワグマンさんが、今年2024年に世に出た劇場公開と配信の…

映画のうちから主な計250作品を選んで、「今年の映画」を振り返り、ひとまとめにマッシュアップしてくれた年末恒例のラップアップ・ビデオをお楽しみください…!!


大統領選挙の結果が絶望的だった悲観もあるでしょうが、北米の評論家やジャーナリストたちが、「この映画について考えない日はないと言ったら、嘘になる…」と、今年のトップ10のなかに含めるなどしているケイリー・スペニーちゃんの…


「シビル・ウォー」こそが、やはり「今年の映画」の代表ではないかな…と、そもそもケイリー・スペニーちゃんのことを考えない日はないぼくビリーも考えない日はないと言ったら、嘘になってしまいます…。

人心を乱しがちのソーシャル・メディアの悪影響もあるのかもしれませんが、世直しのための正義の殺人?!の事件が起きたり…とかも含め、とかく残念な世の中になってしまったものですね… 😔




'What If...?' Season 3 debuts tomorrow, December 22 on Disney+ 👀

Disney+ 配信のマーベルの並行世界のアニメ・シリーズ「What If...?」のシーズン ③ は…、


今日が土曜日のアメリカ🍔では明日の日曜日ですが、日本🍙では今日の日曜日の12月22日の夕方の午後5時スタート!!


次の日曜日の29日にかけて、連続8日間毎日1話配信のメリー・マーベル・クリスマスです…!!、ファンの方はお楽しみに…!!

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Billy's footnotes 💬 Day 341


いずれ時間が解決してくれるさ…などと慰めたり慰められたりしますが、ゾンビ感染はやっぱり、例外だったらしく、「時間は何も解決しなかった」あるいは「時は何も癒やさない…」

…と読むことができるキャッチコピーの「Time didn’t heal anything」が添えられたゾンビ映画の傑作「28日後」(2002年)と続編「28週後」(2007年)に続く、シリーズ第3弾の最新作「28年後」の最も最初のポスターを、コロムビア・ピクチャーズつまりソニピが初公開してくれました…!!


…と書けば、「続編やシリーズものばかりの死に体」の何とかのひとつ覚えのハリウッドが、また郷愁につけ込んで、儲けようとする「懐かシネマ」商法の焼き直しかと、うんざりされそうですが、ともにいまの人工知能の問題をイチ早く採りあげた「エクス・マキナ」(2014年)と、ケイリー・スペニーちゃん出演の「Devs」(2020年)、ひたすら愚かな男の性(さが)を描いて、いまだ続く「男性至上主義」の「男のひとりよがりな自惚れのカン違い」を批判した「メン」(2022年)、そして、「いまのアメリカ分断の危機」を採りあげ、今年2024年公開映画のうち最も重要な必見作に位置づけられるケイリー・スペニーちゃん出演の「シビル・ウォー」と、巧みに「いまの時代を切り取る」ことが得意なアレックス・ガーランド監督が、どうして、脚本家としての代表作「28日後」を復活させることにしたのか?!、同監督がどんな「いまの時代」を切り取ったメッセージを発するのか…?!

…と考えると実に興味深い「28年後」は新年2025年夏の話題作として、6月20日から全米公開!!

アレックス・ガーランド監督と共同で執筆した脚本をもとに、メガホンをとったのは「28日後」のダニー・ボイル監督。出演者の顔ぶれは、ジョディ・カマー、アーロン・テイラー=ジョンソン、レイフ・ファインズ、ジャック・オコンネル、そして、キリアン・マーフィが再登場!!に加え、「シビル・ウォー」と同様に「いまのアメリカの病い」の「トランプ狂信」をテーマに含んでいたマーベル配信シリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021年)のエリン・ケリーマンも登場!!

なお、イマンちゃん大活躍「ザ・マーベルズ」(2023年)のニア・ダコスタ監督が起用された続編の第4作め「28年後 Part2: ザ・ボーン・テンプル」の撮影もすでにクランクアップしています!!




…というわけで、前述の英国人つまりガイジンのアレックス・ガーランド監督が「いまのアメリカ分断の危機」を、よそ者だから?!遠慮会釈なしに描いた「大統領選挙の今年2024年」を代表する問題作「シビル・ウォー」が、Amazon Prime Video の視聴無料のリストに追加されたので…、

まさかの観逃していた方はもちろんのこと、映画館に当然お出かけされた方もあらためて、ご覧になられてはいかがでしょう!!、実質的に主人公にあたるジェシー役を演じたケイリー・スペニーちゃんが、女優として憧れ、尊敬し、目標にしてきたのはキルスティン・ダンスト!!、だから…

いわゆる「女だてら」にカメラをかまえて、戦場に乗り込んでいった報道カメラウーマンのリー=キルスティン・ダンストに憧れ、自分もカメラを持って、暴動の現場に飛び込んでいったところ、思いがけず、リーに出会って、リーについていこうとするジェシー=ケイリー・スペニーちゃんが「演技に託した思いは本物」ですし…、


銃声や爆発の大きな音で、ビックリするし、耳を痛めるかもしれないから…と差し出された耳せんを断り、そんなに大きな爆音だったら、からだが自然に反応しないとおかしい…と、演技の臨場感にこだわったケイリー・スペニーちゃんの「女優魂も本物」だけに当然、観応えのある「シビル・ウォー」の冒頭の約7分間を観て、さらに続きを観よう!!と思ったプライム会員の方は、こちらのリンク先 ➡️ https://amzn.to/41lDqIk で、映画本編をお楽しみください…!!


なお、「アメリカの終わり」の始まりの2025年からの大統領は、この映画に出てくるアメリカ独裁者の大統領と同様に「第三期目」どころか、さらに任期を伸ばすつもりですから、シビル・ウォーは現実に起きるのかもしれません…?!😰


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Billy's footnotes 💬 Day 336


世界に衝撃と笑撃を与えたアメリカ大統領選挙の投票の呆れるしかない絶望的な結果からすると、イギリス人のアレックス・ガーランド監督が「いまのアメリカの現実」を観察して、投影しつつ、あくまでも「報道」を主題に「近未来の寓話」として描いた「アメリカ分断の内戦」の物語は…、

これから数年先の近未来に本当に起きるかもしれない…の危機感が、今春の封切り時よりも増しただけに、そもそも「シビル・ウォー」は出来栄えが抜きん出ていることや、実質的に主人公にあたる報道カメラウーマン志望のジェシー役のケイリー・スペニーちゃんをはじめとする出演者たちの名演技、市街戦の迫力に満ちた描写などから、今年2024年公開映画のうち最も重要な必見作!!


…として、今年2024年に観た映画の第1位!!に位置づけたくなる映画ファンのひとが少なくないと思われますが、その様々な意味において、今年の「アメリカ映画」を代表する「シビル・ウォー」のジェシーつまりケイリー・スペニーちゃんに注目して、焦点をあて、映画の全体をダイジェストしたビデオ…は当然、「ネタバレ満載」ですから、すでに「シビル・ウォー」の映画をご覧になられた方だけ、来年2025年からのアメリカはどうなってしまうのか…?!と、あらためて不安と恐怖を抱きながら、お楽しみください…!!、ちなみに…


日本の事例で言えば、さしずめ「オウム真理教」みたいなものか…と言えそうな「トランプ狂信」つまり英語で言うと「トランプ・カルト」にハマっている狂信者や極右翼の思想にかぶれた者たちが武装して集った「トランプ軍」、つまり英語で言うと「トランプ・アーミー」の「民兵」…

…を投影して、モデルにしたらしい「白人男性至上主義」の「差別主義者」の「間違った愛国者」の「過激派」の冷血漢の人物を「即席の代役」として、いきなり引き受けたのに恐ろしい存在感を発揮したジェシー・プレモンス(「アントラーズ」2021年)から…、

出身地を尋問されたジェシー役のケイリー・スペニーちゃんが、彼女自身の出身地のミズーリ州を答えるや、それがウソでない証拠として、ミズーリ州のスローガンの「Show Me State」つまり「やって見せてくれの州」は、どうして、やって見せてくれなのか?!の由来を尋ねられたのに…


答えることができず、困ってしまうやりとりは、シナリオには書かれていなかったジェシー・プレモンスの即興だったから、本当に「Show Me State」の由来を知らないケイリー・スペニーちゃんは彼女自身の回答として、「知らない…」と言うしかなかった「生のリアクション」だそうです!!

そして、そんな自分の生まれ故郷の地元にまつわる由来や歴史なんか知らない現代的な若者のケイリー・スペニーちゃんのことを、「間違った愛国者」のジェシー・プレモンスが「こいつは100%のアメリカ人だ」と言うのも複雑な皮肉の効いた名ゼリフですね…!!



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Weekend Box Office 💰 April 19 - 21, 2024 : 4月19日~21日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

いまのアメリカの現実の「分断の危機」の元凶と言える「トランプ狂信」や「白人男性至上主義」「極右翼」の「間違った愛国者」を連想させる過激派の冷血漢の役どころに扮し、「お前ら、どういう類いのアメリカ人なんだよ?」と、あからさまに「差別」を言ってのけるシーンが、あろうことか遠慮なく予告編で紹介されて、全米にショックを与え、あたかも今秋の大統領選挙に向けて、警告を発したかのような大胆不敵が、観客動員につながるヒットの大きな要因になったばかりか…

第1位 (1) 「シビル・ウォー」(5,000万ドル)

$11,127,753−(3,929館/$2,832)−$44,884,414

RT の評論家の支持率 83 % / Metacritic スコア 77 / 出口調査の CinemaScore B-

実際のところ出番は少ないのに、いまの「壊れたアメリカ」を体現し、観客に強烈な印象を残したことから、「シビル・ウォー」を象徴する登場人物として、「もうひとりの主人公」になった感すらある名優ジェシー・プレモンス(「カインズ・オブ・カインドネス」北米6月21日公開)が…、


そもそもは「幼い子どもたちを家に置き去りにはしない」の夫婦の子育ての取り決めに則り、主演女優の妻のキルスティン・ダンストが撮影のときは主に育児を担当して、現場に同行する…という「子守り」の付き添いだったのに、「間違った愛国者」役の俳優が撮影直前に降板したことで困り果てたアレックス・ガーランド監督に「うちの旦那に頼んだら?」と、キルスティン・ダンストが提案したことから急遽、出演することになった!!という災い転じて福の経緯と、役作りも何もしていないのに見事な演技をしたジェシー・プレモンスの恐るべき力量が話題になっていますが…、


その「処刑」の場面の緊迫感を生々しく描くために、出演者を現実さながらのように孤立させようと考えたアレックス・ガーランド監督が、自分も含めてスタッフは遠ざかり、あえて離れたところから望遠レンズで撮影することにした演出が功を奏したらしく、ジェシー・プレモンスに向かって「俺たち同じアメリカ人じゃないか」と説得を試みるも、前述のように「お前ら、どういう類いのアメリカ人なんだよ?」と言い返されてしまうジャーナリストのジョエル役のヴァグネル・モウラ(「セルジオ」2020年)が…、

ジョゼ・パジーリャ監督(「ロボコップ」2014年)のブラジル映画「エリート・スクワッド」(2007年)が国際的に高評価されたことで、ハリウッド進出に成功し、現在はアメリカに暮らしている自分も「どういう類いのアメリカ人」だかわからない「移民」の「ガイジン」だけに、まるで本当に自分が「差別」されているかのような複雑な心境におちいって、辛いシーンだったが、それ以外のシーンでもアレックス・ガーランド監督は生々しい現実感を俳優たちにぶつけることにしたから、全体を通して、とても厳しい撮影だった…。


…などと語っている今年2024年最大の問題作が、メリッサ・バレラとキャスリン・ニュートンたち人気女優が出演のレディオ・サイレンスの「アビゲイル」を含めた全米公開の新作 3本を抑えて、大手ではない独立系の配給会社の…つまり、大手ではないから「シビル・ウォー」を封切ることができたと言い変えれそうな A24 としては、同社初の2週連続第1位の連覇を達成した快挙です!!、現時点での国内の売り上げの総額は…


約4,488万ドルですから、ケイリー・スペニーちゃんとしては「エイリアン」シリーズだけにヒットしそうな主演作「ロミュラス」の今夏8月16日全米公開を待たずして、この「シビル・ウォー」が「パシフィック・リム 2」(2018年)の最終的な国内成績の約5,987万ドルを超えて、自己ベストを更新するのかも…?!、ちなみに…、

現政権のバイデン・ハリスが言わば「トランプ狂信」と再戦して、再選を目指す格好になるのかもしれない今秋の大統領選挙の11月5日のあと、この「シビル・ウォー」めいた騒動が勃発し、映画どころではなくなってしまうかもしれない現実の「分断の危機」を考慮したソニピは、同社の今秋の勝負作のトム・ハーディ主演の「ヴェノム」シリーズの第3作め「ザ・ラスト・ダンス」の全米公開日を、11月8日から10月25日に前倒ししています…と書けば、そりゃ「シビル・ウォー」観るよな…と、2週連続第1位に納得されたのでは…!!


第2位 (初) 「アビゲイル」(2,800万ドル)

$10,200,000−(3,384館/$3,014)−$10,200,000

RT の評論家の支持率 82 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore B

「ザ・バットマン」(2022年)のマット・リーヴス監督が、クロエ・モレッツちゃんをもとは少年の美少女吸血鬼の役に起用したリメイク・ホラー映画の傑作「レット・ミー・イン」(2010年)の封切り成績の約515万ドル(2,021館)は、現在のお金の価値にすると約731万ドルですし…、

プロデューサーのチャド・ヴィレラと、マット・ベティネッリ=オルピンとタイラー・ジレットの両監督が組んだトリオのユニット “ レディオ・サイレンス ” の映画はおもしろい!!と知れ渡ることになった花嫁(サマラ・ウィービング)の命がけのかくれんぼの死闘を描いた「レディ・オア・ノット」(2019年)の同成績は約802万ドル(2,855館)でしたから、それらの実績を踏まえると…


レディオ・サイレンスが少女吸血鬼との死闘を描いたホラー・アクション「アビゲイル」を配給したユニバーサル映画が公表した封切り成績が約1,020万ドルだったのは、まぁ、そんなものか…とは思えなくはないものの、レディオ・サイレンスの映画はおもしろい!!の口コミは、同ユニットが手がけた…


「スクリーム」シリーズ復活の第5作め(2022年)と第6作め(2023年)の大成功の連続で、さらに強まり、より拡散されましたから、その「スクリーム」から続けて、メリッサ・バレラと組んだ「アビゲイル」に寄せられた大きな期待に対して、作品そのものの出来栄えは、レディオ・サイレンスのブランドを損なうことなく、高評価を獲得し、見事に応じてくれたのに…、

2,000万ドル前後の封切り成績を稼ぐのでは…?!の予想に対しては、その半分の売り上げでしたから、まったく期待ハズレと見なせる残念のわけですが、同じくユニバーサル映画が配給して、同じく高評価を博したデヴ・パテル初監督・主演の「モンキー・マン」=約1,012万ドル(3,029館)と、ほぼ同じ結果だったことや…、


同じくホラー映画の同じく高評価を博した「ザ・ファースト・オーメン」が、沈没の封切り成績の約835万ドル(3,375館)のあと、口コミは拡がっても、動員にはつながらず、即座にランキングから消えていった前例からすると、「アビゲイル」がこれから浮上するとは思えないため…、


映画好きから支持される高評の良い映画を作っても、特に大きな話題の「イベント化」に到らなければ、興行の動員には結びつかず、口コミの効果は配信市場でのセールスに現われる…という鑑賞料金が高過ぎるいまの「映画館での封切りは配信に向けての宣伝活動にしか過ぎない」のパターンに「モンキー・マン」「オーメン」も「アビゲイル」も入ってしまうのかもしれませんね…。


第3位 (2) 「ゴジラ x コング : ザ・ニュー・エンパイア」(1億3,500万ドル)

$9,455,000−(3,658館/$2,585)−$171,617,000

RT の評論家の支持率 55 % / Metacritic スコア 47 / 出口調査の CinemaScore A-



$9,025,000−(2,845館/$3,172)−$9,025,000

RT の評論家の支持率 73 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A-

今日も仕事は大変だったし、疲れたから、ビールでも呑みながら、現実のウサを忘れて、何も考えずに楽しめるアクション映画の痛快娯楽作はないの?!といった方には打ってつけのガイ・リッチー監督の戦争実話をもとにした「ザ・ミニストリィ・オブ・アンジェントゥルマンリィ・ウォーフェア」つまり「紳士にあるまじき卑劣なこともやってのける特別な戦争行為をまかなう野郎ども」の封切り成績は約903万ドルでした…。と書けば…、


今の Amazon Prime Video の顔と言える大ヒット作「リーチャー」シリーズのアラン・リッチソンや「スネーク・アイズ」(2021年)のヘンリー・ゴールディング、「アンビュランス」(2022年)のエイザ・ゴンザレスさんといった人気の出演者を集めて…、

映画の作品としては特に目新しいところはないものの、その変化球ではない直球ド真ん中勝負みたいな映画のあり方が、むしろ良いとして、好評を博した出口調査では観客のほぼ全員に近い約9割が支持をした割りには…、


今ひとつ振るわない封切り成績…と、ガッカリされそうですが、「全米興行成績」は厳密に言えば「北米興行成績」であり、本当は外国のはずのカナダの売り上げを含めていますが、このタイトルの長い映画は、カナダでは Amazon Prime Video オリジナルの配信映画の扱いとなっています…。


よって、仮りにカナダでも映画館で上映されていたなら、リーチャーがゴジラとコングに負けることはなく、第2位「アビゲイル」と同等の封切り成績だったかも?!ですが、前述のようにビールでも呑みながら気楽に鑑賞したい方にとっては、大人の男性向けのアクションものを売りとする Amazon Prime Video のほうがよいのかもしれませんし、やっぱり、アラン・リッチソンの出演作だからアマプラなのか…!!と、ご理解されたのでは…!!


第5位 (初) 「Spy × Family Code: White」(???ドル)

$4,875,000−(2,009館/$2,427)−$4,875,000


RT の評論家の支持率 96 % / Metacritic スコア 66 / 出口調査の CinemaScore A

日本の映画スタジオの東宝が、昨2023年末に日本で封切った遠藤達哉さん原作のアニメ映画を全米公開した配給のクランチロール、つまり昔はファニメーションの要するにソニピが公表した封切り成績は約488万ドルでした。このように…


東宝や東映の作品が全米興行成績の上位ランキングにたやすく食い込めるようになった背景には、鑑賞料金の高騰による映画離れと、大手スタジオのハリウッド映画は過去の映画の焼き直しの同じ映画のくり返し、創り手も出演者も高齢化…といった事情がある…と考えると、第1位の「シビル・ウォー」の「アメリカの終わり」と一緒に「アメリカ映画も終わり」なのかもしれませんね…。

🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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AI-Generated Posters for Alex Garland's Near-Future Dystopianized American Political Thriller 'Civil War' starring Kirsten Dunst, Cailee Spaeny


マーベル配信シリーズの超失敗作「シークレット・インベージョン」(2023年)が、生成系の AI を使ったことが問題視されて、シネマティック・ユニバースからファンが離れるキッカケのひとつになりましたが、マーベルの場合は、そもそも漫画の出版社ですから、どうして作画のアーティストを使わないのか?!、漫画家をバカにするなよ…!!と怒られても仕方のない感があったものの…、

人工知能の AI を採りあげた映画やドラマのお薦めの必見作は?!のお題となれば、美女型人工知能(アリシア・ヴィキャンデル)が登場したアレックス・ガーランド監督の「エクス・マキナ」(2014年)かなぁ、いや、それよりもケイリー・スペニーちゃんが天才少年の男役を演じた名演技も印象深かったアレックス・ガーランド監督のミニシリーズ「Devs」(2020年)じゃないか…?!


…などと映画のオシャベリを楽しむかもしれない映画通の方は、先週末に全米公開されるや、週末興行ランキングの第1位に躍り出たアレックス・ガーランド監督のケイリー・スペニーちゃん出演の問題作「シビル・ウォー」が、いま世間で話題の生成系 AI を使って、アメリカ合衆国の終わりをイメージしたポスター(↑↓)をリリースしたのは…、

前述のように人工知能を採りあげた作品で知られるアレックス・ガーランド監督らしい取り組みと理解して、ほくそ笑み、納得されたかも…ですが、そうではないソーシャル・メディアのユーザーのうち、人工知能の AI に画像を生成させるなんて、人間をないがしろにするんじゃない…!!と、ソーシャル・メディアにありがちの通り一辺倒の正論のツッコミを振りかざしては…、

何でもかんでも、とりあえず怒り出し、すぐムキになる…という、これまたソーシャル・メディアお決まりの短絡的に感情的に子供じみたひとたちが案の定、怒り出し、「シビル・ウォー」があらためて注目の話題にされていることで、物議をかもす問題作「シビル・ウォー」の物議をもっと、かもしたい配給の A24 の巧みな宣伝の罠の思うツボ!!(🤭)となっています…!!が…、


映画通でなくとも賢明な方は、あくまでも「シビル・ウォー」が、あえて大統領選挙の今年2024年に問いかけた「アメリカ分断の危機」の社会問題のテーマのほうにこそ注目をして、現実に内戦が始まるまえに議論をするべき…とご理解されているはずですね…!!

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Weekend Box Office 💰 April 12 - 14, 2024 : 4月12日~14日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

コッポラ監督といえば、お父さんの巨匠フランシスも娘ソフィアもエルたんが大好き!!なのに、どうして、現代最高の演技派女優のエルたんではなく、ソフィア監督は A24 配給の「プリシラ」(2023年)の主人公プリシラ役に、「パシフィック・リム・アップライジング」(2018年)の戦うヒロインのケイリー・スペニーちゃんを選んだの…?!のわけは…、

ケイリー・スペニーちゃんがエルたんに負けず劣らずの女優だから…はもちろんのこと、ソフィア監督の映画の常連のキルスティン・ダンストが、実際に自分が共演して圧倒され、その才能に目を見張ったケイリー・スペニーちゃんを同監督にお勧めしたから…!!でしたが…、

そのキルスティン・ダンストが演じる高名なフォトジャーナリストのリーと、そのリーに憧れて、自分もフォトジャーナリストになりたいと志望するケイリー・スペニーちゃんが演じるジェシー、そして、リーの同僚にあたるジョエル=ヴァグネル・モウラと、報道の古株の大ベテランであり、リーの師匠的な存在のサミー=スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソンの計4名が…、


ケイリー・スペニーちゃんとスティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソンとは、アレックス・ガーランド監督が人工知能を採りあげた必見作「Devs」(2020年)でも共演したニック・オファーマンが演じる現実にはあり得ない第3期めだけに独裁者的な大統領の政権下で、ついに始まってしまった内戦のシビル・ウォーの渦中に問題の大統領を取材するべく、現政権に反旗を翻した分離独立派の軍勢よりも先にホワイトハウスにたどり着こうと急ぐ移動の旅の道中に…、

分断の内戦におちいった合衆国の断末魔を目撃する物語が、ベトナム戦争の渦中に正気を失って、ジャングルの奥地に独裁者よろしく自分の王国を築きあげたカーツ大佐(故マーロン・ブランド)のもとに向かうウィラード大尉(マーティン・シーン)が、その移動の道中に戦争の狂気を目撃する物語だった前述のフランシス・フォード・コッポラ監督の映画史上の問題作「地獄の黙示録」(1979年)を連想させることから、これは…

現代の新しい「地獄の黙示録」だ!!と例えるジャーナリストまでいるだけに、大統領選挙の今年2024年公開の新作映画を1本だけ観る、あるいは1本しか観てはダメとなれば、選ばれるのは恐らくは、このアレックス・ガーランド監督の問題作だろう!!と言えそうな「シビル・ウォー」を…、

第1位 (初) 「シビル・ウォー」(5,000万ドル)

$25,712,608−(3,838館/$6,699)−$25,712,608


RT の評論家の支持率 83 % / Metacritic スコア 77 / 出口調査の CinemaScore B-

単に同社史上最大規模の全米公開への挑戦のみならず、大手の映画スタジオではないインディーズ系の配給会社が取り扱った大人向けの R 指定映画としても史上最大規模の全米公開にあたる挑戦の3,838館で封切った A24 が公表したオープニング成績は、興行アナリストが予想していた上限の2,300万ドルを突破して、A24 史上最大封切りヒットの新記録を樹立した約2,571万ドルでした!!と書けば…、


マーベル原作のヒーロー映画なのに不発だった沈没の「ファンタスティック・フォー」(2015年)の同成績の約2,569万ドル(3,995館)、タイムループのホラー・コメディ「ハッピー・デス・デイ」(2017年)の同成績=約2,604万ドル(3,149館)と大して変わらないじゃないか…と特に大ヒットとは受けとめず、感心しないひともいるかもしれませんが、しかしながら…、

ハリウッドの大手ではないニューヨークの独立系の A24 としては、これまでの同社史上最大封切りヒットの不愉快なホラー映画のカルト作「ヘレディタリィ」(2018年)が記録した約1,358万ドル(2,964館)の数字を大きく上まわり、メジャー・スタジオのディスカバリーつまり昔はワーナーの第2位「ゴジラ x コング」AKA「ゴジラ・スープレックス」から IMAX シアターを奪いとっての言わば独立系がメジャーに勝利した新記録達成!!とも言えるだけに…、

今週の以下 ↓ の第2位から第5位までのメジャー・スタジオが製作・配給の作品は全部がいわゆる焼き直しと言われる過去の人気タイトルの複製や続編であり、新作と謳いながらも実質的には新作ではない…どころか、第3位の「ゴーストバスターズ」は「温故知新のレガシー・シリーズ」などとのたまり、もう高齢者の昔のバスターズのキャストを再び登場させることで、ご年配のひとたちが昔はよかった…若い頃は自分も輝いていた…あぁ、青春時代にかえりたい…と後ろ向きの郷愁を誘う「懐かシネマ」のノスタルジック商法が仇となり、マッケンナ・グレースちゃんが演じる主人公のフィービーの物語に焦点を絞ってほしかった「いまの観客」からは支持されていないことが、興行成績が今ひとつ伸びない理由のようにも言われているのにくわえて…、

現在81歳の後期高齢者のハリソン・フォードが演じる冒険王が復活を果たしたアクション映画!!だなんて、本気で言っているんですか…?!と、世間がディズニーの正気を疑った「インディアナ・ジョーンズ」の第5作め(2023年)が案の定、興行的に沈没して、ディズニーが巨額の赤字を抱え込んだのに続けて、現在81歳の後期高齢者のハリソン・フォードの悪役がキャプテン・アメリカと対決する!!が売り?!の「キャプテン・アメリカ」の第4作め(来年2025年2月14日全米公開)の話題も盛りあがらない…などのように…、

若者がわざわざ、お金を払って、高齢者を観たいと思うだろうか?!とは考えないハリウッド老舗のメジャー・スタジオが「焼き直し」の「懐かシネマ」の「高齢者向け」の「新作ではない新作」を送り出し続け、巨額の宣伝費を使っての「イベント化」で、大衆を煽って集客するという「映画そのものの中身とは無関係の商売」に懲りもせず励むのに対し、前述の「ヘレディタリィ」のアリー・アスター監督のもっと異色の不愉快なホラー映画「ミッドソマー」(2019年)や、ダニエル・シャイナートとダニエル・クワンのコンビのダニエルズ監督の「エヴリスィング・エヴリウェア・オール・アット・ワンス」(2022年)などのとにかく「異色」のこれまでに観たことがないような「真に新しい新作」の「オリジナル映画」にこだわってきた…


…ことで、若者を中心とする「いまの観客」からの支持を地道に集めてきた A24 が同社史上最大の製作費の約5,000万ドルが投じられた「シビル・ウォー」の封切りに成功したのは、ついに時代にマッチした新興の独立系が老舗の大手を超えて、下剋上を果たした!!と、ほぼ同じ内容の大味なブロックバスター映画ばかり…に飽き飽きしていた映画通の方は喝采かもしれませんが、この…

男性の観客が約7割を占め、世代的には18歳から30代半ばまでの青年層の観客が約6割の「シビル・ウォー」が、興行アナリストの予想を超えた封切りヒットを叩き出すことができたのは、創り手のアレックス・ガーランド監督は映画のテーマはあくまでも「報道とは」とし、政治についての見解や表現は差し控えているものの、いまのアメリカが現実に抱えている「分断の危機」の国内の危うい政治状況をあからさまに投影し、同監督は「直近未来の寓話」と言うものの、今秋の大統領選挙の結果次第では来年2025年あるいは再来年の2026年に現実にこうなるかもしれない「アメリカの終わり」の恐怖を描いた今年2024年最もタイムリーな問題作のヤバすぎる映画!!と言われたことで…、


だったら、とりあえず観ておこう…と思ったらしいウォークインの観客が押しかけ、当日券が大量に売れたことで、数字がグングンと伸びたそうですが、だからと言って、口コミが期待できるかと言うと、出口調査では観客の支持は約4分の3にとどまり、周囲に鑑賞を薦めたいと回答したのは、せいぜい半数のため、スコアとしては “ ややガッカリ ” の “ B- ” の評価ですから大成功!!

…と書けば、どうして “ ややガッカリ ” の半数は薦めない “ B- ” が大成功なのか…?!と当然、疑問されますが、前述のブラック・ウィドウのピューが主演した「ミッドソマー」は、さらに低い評価の “ C+ ”、「ヘレディタリィ」は金返せレベルのサイテー評価の “ D+ ” だったように、「焼き直し」の「イベント化」された「懐かシネマ」の「大味なブロックバスター映画」ばかり観ているような「最大公約数的な大衆」の観客が、この映画はよくわからない…、自分にはついていけない…と首を振って理解に苦しんだり、こんな物語は受け入れられない…と憤りを感じる一方、こんなスゴい映画は観たことなかった…!!と圧倒的に賛同するひとたちもいる…と、つまり観客の賛否が「分断」されて、意見が対立し、あえて「万人受けはしない」で、「物議をかもす綱渡り」のところを A24 は狙っていますから…、


大手の「大味なブロックバスター映画」は「封切り前の宣伝がねつ造した話題」がピークだけど、映画の中身で勝負の A24 作品は、封切りから日にちが経つにつれて、カルト映画に発酵し、語られ続け、次第に評価が高まっていく…という「話題は封切りのあとから…」のパターンだよね…!!と心得ている映画通の方は、封切り興行の観客の半数が、う〜ん…と悩んでしまったらしいのはよい手応えだ!!と受けとめて、大成功か!!と思ったに違いないからですね…!!

キルスティン・ダンストは主演女優賞、ケイリー・スペニーちゃんは助演女優賞、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソンは助演男優賞、キルスティン・ダンストの私生活での夫のジェシー・プレモンスも助演男優賞と、それぞれ映画賞の候補になっても不思議ではない「シビル・ウォー」を、あなたはよいとうなづくのか、それともダメだと首を横に振るのか?!、自分はどちらの半数に入るのか、とりあえず試しにご覧になられてはいかがでしょう?!とオチを結ぶと、なるほど、それが「A24 商法」か…!!と、ご理解いただけたのでは…!!

大手の「焼き直し」ですが、ケイリー・スペニーちゃん主演!!だから信頼したい「エイリアン」シリーズの復活作「ロミュラス」は今夏8月16日全米公開!!、予告編はコチラです…!!



第2位 (1) 「ゴジラ x コング : ザ・ニュー・エンパイア」(1億3,500万ドル)

$15,450,000−(3,847館/$4,016)−$157,932,000

RT の評論家の支持率 55 % / Metacritic スコア 47 / 出口調査の CinemaScore A-



$5,800,000−(3,350館/$1,731)−$96,967,000

RT の評論家の支持率 42 % / Metacritic スコア 46 / 出口調査の CinemaScore B+


第4位 (5) 「カンフー・パンダ 4」(8,500万ドル)

$5,500,000−(3,104館/$1,772)−$173,688,000

RT の評論家の支持率 70 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A-


第5位 (6) 「デューン : Part Two」(1億9,000万ドル)

$4,320,000−(2,401館/$1,799)−$272,104,000

RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 79 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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