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Weekend Box Office 💰 February 7 - 9, 2025 : 2月7日~9日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

'Olivia Holt' と名前をサインした紙を持たなくても、顔を見ればわかるオリヴィアではなくて、ほんとうはこっそりと、うしろのジョシュ・ルーベン監督を写したかったらしいイタズラ的な写真からしても、オリヴィアがいれば、みんな愉快になっちゃう、いつものように楽しい現場!!

…だったんだろうなとうかがえるオリヴィア主演のロマコメなのに、ホラー・スラッシャー映画の「ハート😍アイズ」を全米公開したソニピが公表した封切り成績は、約850万ドルでした…

第2位 (初) 「ハート😍アイズ」(1,800万ドル)

$8,500,000−(3,102館/$2,740)−$8,500,000


RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B-

…と書けば、先週の初登場第2位から、今週はもう第5位にまで転落してしまったソフィー主演の「コンパニオン」の今ひとつ…の封切り成績の約930万ドル(3,285館)よりも少ないじゃないか…


…と、ガッカリ…の感がしないでもありませんが、しかし、現地ニュー・オーリンズのシーザーズ・スーパードームでは今日の日曜日の2月9日に、スポーツのイベントのうち、全米が最も注目して、熱狂する NFL 頂上決戦の第59回のスーパー・ボウルの試合が開催されるため、この週末はそもそも映画館に観客がやって来ませんよ…と閑古鳥が鳴く閑散のタイミングですから、その圧倒的に不利のハンデを抱えながらも…、

少なくとも800万ドルは稼いでほしい…できれば、1,000万ドル前後なら、ありがたい…の期待値に対して、約850万ドルの封切り成績は、かろうじて、どうにか想定の範囲内におさまったことで、オリヴィアはひとまず、集客の要の主演女優のノルマを果たした!!と、前向きに評価することができそうですし…、

ロマコメのお笑いと血しぶきをあげるスラッシャー映画!!という両極端の要素を巧みに交えて、優れた娯楽作を作った手腕が注目されて、これからの活躍が期待されるジョシュ・ルーベン監督の「ハート😍アイズ」は、評論家と観客のどちらからも好評を博して…、

18歳から30代半ばまでの若い観客が約7割を占めた封切り興行の出口調査のスコアは、ホラー映画としては上出来の “ B- ” が与えられて、観客全体の約7割が支持をしていますから、このあとの配信市場では口コミに支えられて、ロングセラーのヒット作になりそうだけに…、

製作費の約1,800万ドルを回収して、黒字になるのでは…?!と推測すると、やっぱりオリヴィアは何をやっても、ホームランは打たないけれど、とりあえず出塁した結果は残していく器用だから、仕事が先につながっていく…、そこが現在27歳のオリヴィアが、10歳のときから地味に売れ続けているわけの、けして裏切らない安定だよね!!と、とりあえず、いつものように成功!!と言ってあげられそうなのに対して…、


今夏の誕生日がくれば、54歳だから、オリヴィアの2倍も長く人生を生きていることになるキー・ホイ・クァンが、ついにようやく、初めての主演!!の大役を与えられたアクション・コメディの「ラブ・ハーツ」を封切ったユニバーサル映画が公表した封切り成績は、約580万ドルでした…

第3位 (初) 「ラブ・ハーツ」(1,800万ドル)

$5,800,000−(3,055館/$1,899)−$5,800,000


RT の評論家の支持率 19 % / Metacritic スコア 35 / 出口調査の CinemaScore C+

…から、「ハート😍アイズ」とほぼ同じ規模の製作費の約1,800万ドルが使われた「ラブ・ハーツ」に想定された期待値が少なくとも800万ドル、できれば、1,000万ドル前後なら、ありがたい…と、つまり「ハート😍アイズ」とまったく同じ…を踏まえると、前述のように最低限のノルマを果たしたオリヴィアとは違って…、

残念ながら、キー・ホイ・クァンは主演スターの役割を果たすことができなかった…という気の毒になりますが、この「ハート😍アイズ」と「ラブ・ハーツ」、どちらもバレンタイン・デーにちなんだ集客を目指した両映画が明暗をわけたのは…、


「ハート😍アイズ」の観客の男女比が五分五分に対して、「ラブ・ハーツ」は男性のほうが、やや多いこと。18歳から30代半ばの若年層の観客が約7割のオリヴィアに対して、キー・ホイ・クァンは同年齢層が約5割にまで低下し、25歳以上の観客が多くなること。つまり…、

「エヴリスィング・エヴリウェア・オール・アット・ワンス」(2022年)の成功で復活を果たし、若者からも支持されているとは言え、やっぱり、「インディアナ・ジョーンズ」の第2作め「魔宮の伝説」(1984年)と「グーニーズ」(1985年)といった過去の子役時代の大ヒット作でこそ知られるキー・ホイ・クァンのファンは、本人と同様に年齢層が高めの男性か…となると…、

アクション映画を好む男性は同時にスポーツ観戦も好む傾向にありがち…となり、前述のように、いわゆるスーパーボウル・サンデーですから、アクション・コメディ「ラブ・ハーツ」は「ハート😍アイズ」よりも不利になり、ロマコメのホラー・スラッシャー映画のほうは、もう今どきスーパーボウルに熱狂なんて…と冷めている、どちらかと言うとオタク志向の若い観客を狙っただけに、「ハート😍アイズ」のほうが「ラブ・ハーツ」よりもヒットするのは当たり前か…と思うと…、

マイノリティのアジア系のキー・ホイ・クァンはあらかじめ勝ち目のない勝負をさせられたみたいで、何だか、可哀想な気がしないでもありませんが、だからと言って、スーパーボウルを避けて、別のタイミングに封切っていたら、ヒットした?!となると、残念なことに出口調査のスコアが、この映画を選んで失敗だった…の域に入る “C+” の「ラブ・ハーツ」は、周囲に鑑賞を薦めたい…と回答が約4割ですから、半数以上の観客がお薦めできません…

…の失敗作と見なされた不評を踏まえると、むしろ、ヒットしそうにない映画だから、不発の沈没が当たり前のタイミングに、敗戦処理投手的に捨てられたか…と考えると、ウケている「ハート😍アイズ」とは違って、口コミを期待することもできそうにないため、キー・ホイ・クァンが主演を任されるのは、これが最初で最後になってしまうかも…?!、う〜ん、現実はきびしいですね…。


第1位 (1) 「ドッグ・マン」(4,000万ドル)

$13,700,000−(3,887館/$3,525)−$54,102,000

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 64 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (初) 「ハート😍アイズ」(1,800万ドル)

$8,500,000−(3,102館/$2,740)−$8,500,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B-


第3位 (初) 「ラブ・ハーツ」(1,800万ドル)

$5,800,000−(3,055館/$1,899)−$5,800,000

RT の評論家の支持率 19 % / Metacritic スコア 35 / 出口調査の CinemaScore C+


第4位 (3) 「ムファサ: ザ・ライオン・キング」(2億ドル超)

$3,924,000−(2,945館/$1,332)−$235,206,192

RT の評論家の支持率 58 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A-


第5位 (2) 「コンパニオン」(1,000万ドル)

$3,020,000−(3,285館/$919)−$15,487,000

RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore B+


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 January 31 - February 2, 2025 : 1月31日~2月2日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

謎の民泊ホラーの監督作「バーバリアン」(2022年)が大ウケしたことから、創り手として一躍、注目を集めた俳優のザック・クレッガー(ダコタ・ジョンソンと共演したエッチ系の青春コメディ「デート・アンド・スイッチ(邦題「僕達のヴァージン白書」)」2014年など)が、仕掛け人のプロデューサーをつとめ、新人のドリュー・ハンコック監督(↓ 写真)にメガホンを託した SF ホラーのブラックな恋愛コメディ?!「コンパニオン」を封切ったディスカバリーつまり昔はワーナーが公表した…

オープニング成績は約950万ドルですから、う〜ん…今ひとつ、パッとしないなぁ…と思われそうですが、そもそも予想されてたのは、700万ドルから1,000万ドルのあいだの低い期待値でしたから、製作費も安い約1,000万ドルの「コンパニオン」は、ほぼ想定通りの結果を出したわけか…と言えることになりますし…、

第2位 (初) 「コンパニオン」(1,000万ドル)

$9,500,000−(3,285館/$2,892)−$9,500,000


RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore B+

どうして、この映画を選んだんですか…?!の出口調査の問いに対して、封切り興行の観客の4人にひとり、つまり約25%の観客が、ソフィーの主演作だから!!と回答だけに、ケイリー・スペニーちゃん「シビル・ウォー」2024年)と並んで、いま要注目の女優はソフィー・サッチャー!!

…というのが、TV シリーズ「イエロージャケッツ」の大ヒット!!もあり、世間に浸透してきたかもしれないソフィー現在24歳の前作にあたる A24 ホラー「ヘレティク」(2024年)の封切り成績は約1,083万ドル(3,362館)、さらに前作のキング原作ホラー「ザ・ブギーマン」(2023年)の同成績は約1,236万ドル(3,205館)でしたから…、


「コンパニオン」の宣伝プロモーションが、ネタバレを避けるために、映画の内容をややボヤかすしかなかったハンデを踏まえると、前2作から、やや劣りはしたものの、ほぼ同等と言える数字を稼いだことで、主演女優のソフィーはノルマを果たした!!と讃えられそうですし…、

25歳以下の女性の9割以上、つまり若い女性の観客のほぼ全員が支持をし、25歳以上のアラサーの男女の観客の8割以上が支持をして、総合のスコアの “ B+ ” よりも、ワンランク高い “ A- ” を与えた出口調査の絶賛からすると、これから…

実際に映画を観たひとたちのお薦めの口コミが拡がって、映画館の動員は好調を維持するかもしれませんし、配信市場ではロングセラーのヒット作になるのでは?!と期待できそうですから、出足の封切り成績の今ひとつ…はすぐに取り返して、すでにほぼ確定の黒字を伸ばす大成功に発展するかもしれませんね…!!

なお、念のためですが、この「コンパニオン」に興味を持たれた方は、展開のくわしいネタバレを食らうまえに、できるだけ早く、自分の目で映画をお楽しみください…!!


第1位 (初) 「ドッグ・マン」(4,000万ドル)

$36,000,000−(3,885館/$9,266)−$36,000,000


RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 64 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (初) 「コンパニオン」(1,000万ドル)

$9,500,000−(3,285館/$2,892)−$9,500,000

RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore B+


第3位 (2) 「ムファサ: ザ・ライオン・キング」(2億ドル超)

$6,113,000−(3,180館/$1,922)−$229,510,210

RT の評論家の支持率 58 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A-


第4位 (3) 「ワン・ノブ・ゼム・デイズ」(1,400万ドル)

$6,000,000−(2,306館/$2,602)−$34,450,000

RT の評論家の支持率 97 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A-


第5位 (1) 「フライト・リスク」(1,000万ドル)

$5,600,000−(3,161館/$1,772)−$20,907,918

RT の評論家の支持率 21 % / Metacritic スコア 38 / 出口調査の CinemaScore C


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Billy's footnotes 💬 Day 25, 2025


Behind the scenes photos from the set of 'Companion' starring Sophie Thatcher 📸

映像化の権利を持つドイツの映画スタジオのコンスタンティン・フィルムが、性懲りもなく、またまた「バイオハザード」シリーズを仕切り直す新作映画を作る同じ話のくり返しの焼き直しには、あまり感心はしないし、特に興味も持てないけれど、その新しい「バイオハザード」のメガホンをとる創り手が、この前評判の高い SF ホラー映画「コンパニオン」をプロデュースした仕掛け人のザック・クレッガー監督(「バーバリアン」2022年)だけに、もしも仮りに…

ソフィー(「ザ・ブギーマン」2023年、「ヘレティク」2024年)が「新・バイオハザード」の主演に起用されたなら、話は変わる!!、絶対に観たい!!という映画通の方が確実にいるはずの…、


ソフィー主演の「コンパニオン」の共演者のハーヴェイ・ギレンが披露してくれた同映画撮影時の思い出のお写真です!!、DC ヒーロー映画の「ブルー・ビートル」(2023年)や、Amazon Prime Video の「リーチャー」シーズン ① などで、ご存知の方が多いはずのハーヴェイ・ギレンは、下 ↓ の写真の左端の撮影者です…!!

プロデューサーのザック・クレッガー監督が、新人のドリュー・ハンコック監督にメガホンを託した「コンパニオン」は、いよいよ来週末の1月31日から全米公開!!




Behind the Scenes Look at Christopher Landon's AirDrop Thriller 'Drop' starring Meghann Fahy 📲😱

例えば、ソーシャル・メディアを通じて、どこの誰ともわからない未知の人物から、いきなり誹謗中傷されたり、薄気味の悪いメッセージを送りつけられるなどしたことがもとで…、

自分でも知らないうちに…、そして、望んでもいないのに、誰かとつながってしまうネットの底知れない世界にたじろいで、スマホが怖い…などと思ったりもする現代人の心を蝕むテクノロジーの闇…とでもいった社会問題のテーマが…、


誰が放ったのか?!がわからない AirDrop(エアドロップ)のメッセージを通じて、主人公のヴァイオレット=メーガン・フェイヒーが、謎の脅迫者に支配され、操られてしまう物語に託されているらしいクリストファー・ランドン監督(「ハッピー・デス・デイ」シリーズ)のスリラー映画の最新作「ドロップ」(今春4月11日全米封切り)が、メイキング映像を含めたプロモ・ビデオをリリースしてくれました…!!、予告編と紹介記事はコチラ(Day 22)です!!


The state of the internet these days is full of lies 🤥💻

キアヌ・リーブス主演の「ジョン・ウィック」の第4作め(2023年)を観ました!!、シリーズはこれで終わりなの?!、それとも、さらに続きの第5作めが作られるの…?!

…などと思われた映画好きの方が「ジョン・ウィック 5」を検索してみたところ、う〜ん…なんだ、これは…?!、フェイクのウソ情報ばっかりじゃないか…!!と呆れてしまった…!!という投稿のお写真です。「ジョン・ウィック 5」という現実には存在しておらず、いまのところ期待が寄せられてるだけ…の架空の映画について検索したから、フェイクのウソ情報が極端に目立ってしまった…

…の事情もあるとは思いますが、いわゆる生成系の AI が広く使われるようになったことの悪影響も重なって、ソーシャル・メディアはもとより、いまのネットは真偽が曖昧の情報が溢れかえってしまい、出どころが確かの「公式のプレス発表」ですら、ウソだったり…😔と、なにも鵜呑みにできないご時世だけに、今さら言うまでもありませんが、お気をつけください…。

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Billy's footnotes 💬 Day 23, 2025


New Posters for Drew Hancock's 'Companion' starring Sophie Thatcher 💔

ソフィー「ザ・ブギーマン」2023年、「ヘレティク」2024年)の主演作だったら、きっと面白いに違いない…!!と期待していた映画通の方にとっては納得かもしれませんが…、

映画の格付けサイト Rotten Tomatoes でのジャーナリストの支持率が現時点で、37件のレビューに基づいて、89%の高い数値を与えられ、少なくともホラー映画のジャンルにおいては、今年2025年を代表する傑作のひとつにあげられるだろう…!!

…と満点に近い高い評価を与えているジャーナリストたちが、配給のディスカバリーのいわゆる「公式にネタバレの宣伝」が、この映画の価値を台無しにしている…と苦言を呈し、もしも予告編などをまだ観ていないひとは、そのまま何も観ずに映画館に出かけたほうがいい…!!

…と薦めずにはいられないらしいドリュー・ハンコック監督の長編デビュー作「コンパニオン」の新しいポスターです!!、今月1月末の31日から全米公開!!




Watch ▶ the First Clip from Valentine’s Day Slasher Horror 'Heart Eyes' starring Olivia Holt 😍

バレンタイン・デーの夜に、パートナーとデートだなんて、幸せな連中はみんな殺してやる!!


…というおひとり様のひがみ?!🤭みたいな連続殺人鬼のハート😍アイズに襲われたオリヴィアが危機一髪!!の本編シーンを初公開した、いま風のロマコメ「ハート😍アイズ」は当然、来月2月のバレンタイン・デーのデート映画として、7日から全米公開!!



Watch ▶ US Trailer for Paola Cortellesi's Italian massive hit 'There's Still Tomorrow' with Paola Cortellesi in the lead role 🇮🇹

おととしの2023年に、国際的に最も高い評価を与えられて、年間ベスト①の最高傑作に位置づけられたと言えるのは、クリス・ノーラン監督の「オッペンハイマー」などではなく、このイタリア発の白黒の女性映画だったかもしれない…!!

…と、ご存知の映画通の皆さんが、海外市場での公開を待ちわびている「ゼア'ズ・スティル・トゥモロー」つまり「まだ明日がある」が、北米でようやく今春の3月7日に限定公開での封切りが決定し、リリースした US 版の新しい予告編をご覧ください…!!


「これが私の人生設計」(2014年)などの女優のパオラ・コルテッレージが、自らの祖母と、祖母のお母さん、つまり、ひいおばあちゃんたちの生き様を参考にして、脚本を共同執筆し、自ら主演すると同時に、メガホンをとって、初監督に挑戦した監督デビュー作の「まだ明日がある」は…


第二次大戦後の連合国軍の監視下におかれた 1946年5月のローマを舞台にして、いまで言う家庭内暴力に耐えながら、家事と子育てに加え、仕事にも励む献身的な妻にして、母のデリア=パオラ・コルテッレージは、長女のマルセラ=マーナ・マッジョーラ・ヴェルガーノの婚約をよろこぶことができず、娘を自分と同じ行き止まりの女の人生に追い込むだけだ…と思ったことから大胆な行動に出ることに…!!といった展開に重ねあわせ、当時のイタリアの王政つまり独裁が崩壊し、国民投票の結果、共和国に生まれ変わった戦後のイタリアの再生のテーマが描かれているそうです!!

前述の「オッペンハイマー」や、ニンテンドーのアニメ映画「スーパー・マリオ」、マーベルの「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー Vol.3」といったハリウッド映画の特大ヒット作を寄せつけずに圧倒して、イタリアでは、2023年の年間興行成績の第1位!!に昇りつめる国民的支持の超特大のヒットを叩き出したことでも知られる「まだ明日がある」は、いずれ要チェックの映画として、あなたの鑑賞予定のリストに加えておいてもよいかもしれませんね…!!

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Billy's footnotes 💬 Day 9, 2025


Watch ▶ the New Trailer for Drew Hancock's Sci-Fi Horror Thriller love Story 'Companion' starring Sophie Thatcher 💔

ちまたの話題の AI、つまり人工知能を持つアンドロイドが、人生経験を積んだ学習の成果として、まさかの「自我」に覚醒し、自分たちを「娯楽または快楽の道具」として、もて遊ぶ人間の残酷性に疑問と不満を抱いて、もうヤラレっぱなしはゴメンだ!!と反抗する展開から、果たして、アンドロイドと人間のどちらが本当に「ひと」と言えるのか?!、「人間らしさ」とは?!、「ひと」の定義をあらためて問う…

…といったところが、テレビシリーズにもなった「ウエストワールド」や、美女型人工知能の甘美な恐怖を描いた「エクス・マキナ」(2015年)といったアンドロイドまたはロボットの覚醒と反乱を描いた SF スリラーの作品に共通しがちのテーマのように解釈できそうですから…、

プロデュースを手がけた仕掛け人のザック・クレッガー監督(「バーバリアン」2022年)からメガホンを託された新人のドリュー・ハンコック監督が、マスコミの取材に応じて語った…

いま観られている他のロボットの映画とは違うんだ。この映画では人工知能の AI は間違った方向に暴走するのではなく、AI が正しいんだよ…!!


…の発言は、同監督が「いま観られている他のロボットの映画」として、タイトルをあげた恐怖のお友だちロボットの「メーガン」(2023年)との比較においては確かに納得できますが、しかし、冒頭のように「ウエストワールド」や「エクス・マキナ」などでは、すでに「ひとよりも AI のほうが正しいのでは?!」といったテーマは描かれているため…、

いまのホラー映画の世界を代表するヒロインのいわゆる「スクリーム・クイーン」と言えば、彼女で決まり!!と、ホラー映画のマニアのみなさんが認めるソフィー「ザ・ブギーマン」2023年、「ヘレティク」2024年)が演じるヒロインのアイリスは、人間の女性とは違い、男性からのどんな希望も拒否せずに受け入れてくれる快楽奉仕のロボットだった…!!の設定が明らかにされた…


「コンパニオン」の新しい予告編を観て、なんだ…、「ウエストワールド」のパクリの焼き直しみたいなものか…と、もしかすると、ちょっとガッカリしたオタク映画のファンの方もいらっしゃるのかもしれませんが、昨2024年末(Day 362)にもお伝えしたように…、

この「コンパニオン」には、さらにもうひとひねりを加えた深みがあるそうですから、ドリュー・ハンコック監督が自ら執筆したオリジナル脚本は、いったい、どんな展開になだれ込むのか?!、いずれにしろ、ソフィーが主演を引き受けたのなら、きっと観る価値があるに違いないぞ!!と、ホラー映画のマニアの方はもちろん、映画通は期待せずにはいられないはずの「コンパニオン」は今月1月末の31日から全米公開!!、ネタバレにはお気をつけください…!!



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Billy's footnotes 💬 Day 362


Drew Hancock's 'Companion' hits theaters January 31 💔🔥😱

クロエ・イースト、ヒュー・グラントたちと共演した「ヘレティク」が、今年2024年公開のホラー映画の傑作のひとつとして、同ジャンルの年間ランキングにあげられるのはもちろんのこと、ジャンルの枠を超えて…、

今年に封切られた総ての映画のうちのトップ10 に含める評論家やジャーナリストたちもいる高評価を獲得したソフィーは、謎の民泊ホラー「バーバリアン」(2022年)のザック・クレッガー監督がプロデュースしてくれた、やっぱり謎の SF ホラーの恋愛映画?!の主演作「コンパニオン」が…


新年2025年のお正月も終わりの1月31日から全米公開!!、なお、共演者のジャック・クエイドによれば、予備知識を持たず、何も知らないほうが圧倒的にサプライズを楽しめるから…、


これからリリースされる新しい予告編や宣材などは一切合切、もう何も目にしないほうがいい!!と語っているので、ソフィーの新作に当然、期待する映画通の方はネタバレには要注意です…!!


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Watch ▶ the Teaser Trailer for Drew Hancock's Sci-Fi Horror Thriller 'Companion' starring Sophie Thatcher


映画通がいま要注目の女優のソフィーつまり、ひとの良さげな見た目とは裏腹のサイコ親父に扮したヒュー・グラントと対決する A24 ホラーの「ヘレティク(異端者の意味)」が、今秋の話題作のひとつとして、11月15日から全米公開のソフィー・サッチャーが…、

謎の民泊ホラーが話題になった「バーバリアン」(2022年)のザック・クレッガー監督を仕掛け人として組んだことで、ホラー好きは色めきたってしまう謎の SF ホラーの恋愛映画?!の最新作「コンパニオン」を…


新年2025年最初の全米公開映画の 1本めとして、1月10日に封切る予定のニュー・ライン・シネマが、物語のあらすじや設定などは何も紹介せずに、映画の内容を伏せたまま、最も最初の先行版の予告編を披露してくれました…!!


「バーバリアン」をご覧になられた方は、「民泊ホラー」を売りとしながらも、「民泊」は、あくまでも物語の発端にしかすぎず、実際の展開は予告編から受けた印象とは、かなり異なっていた!!のよくも悪くも裏切られたサプライズに面食らったはずですから、果たして、どんな思いがけない展開が待ち受けているのか?!、乞うご期待の「コンパニオン」のメガホンを、プロデューサーのザック監督から託されて、実際に映画を作ったのは新人のドリュー・ハンコック監督。ソフィーの共演者は…、

Prime Video の人気シリーズ「ザ・ボーイズ」のジャック・クエイド、笑顔の絶えないホラー映画の続編「スマイル 2」が今月10月18日に全米公開のルーカス・ゲイジ、「ミッシング」(2023年)のミーガン・スリ、そして、撮影が先ごろ無事に終了を迎えた「ジュラシック・ワールド」シリーズギャレス・エドワーズ監督作「リバース」(2025年7月2日全米公開)が楽しみなルパート・フレンドといった顔ぶれ!!、キング原作ホラーの「ザ・ブギーマン」(2023年)も面白かったソフィーの新作をお楽しみに…!!


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