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Billy's footnotes 💬 Day 12


アダム・ドライヴァーと共演した伝記映画「フェラーリ」(2023年)の演技が高評価を博したペネロピ・クルスが、タイトルロールのフランケンシュタインの花嫁を演じることになった…

マギー・ジレンホール監督の Netflix の配信映画「ザ・ブライド」の撮影が、再来月の3月4日(月)に、ニューヨークでクランクインする予定が伝えられました…!!、フランケンシュタインの花嫁を誕生させてしまうフランケンシュタイン博士の役どころを演じるのは、マギー監督とは「ザ・ダークナイト」(2008年)で共演したバットマンのクリスチャン・ベール!!、同監督の夫のピーター・サースガードが刑事の役をつとめるほか、同監督のデビュー作にあたる前作の「ザ・ロスト・ドーター」(2021年)から引き続き、ジェシー・バックリーも登場するそうです…!!




これから製作される話題の映画、例えば「スーパーガール」などに主演する候補として、彼女たちがカメラテストのオーディションを受けることになった!!などと声高に伝えて、複数の女優たちの名前をあげるパターンの「ネタ」を、CIA はお伝えしません。どうしてか?!と言うと…、

その手の「業界メディアが尤もらしく報じるニュース」の体裁をとった「ネタ」は、ほとんどの場合が、日本の芸能界風に言えば、所属タレントを売り出したい芸能事務所の意向が絡んだ「売名行為の宣伝」だから、その利益をうけない他人には「人生の時間の無駄使い」になるからです。


…というのを承知しておけば、自社の DC 作品のニュースに反応して、コメントしたり、フェイク・ニュースを否定するのが常の DC スタジオのガン社長が、「スーパーガール」のニュースには沈黙し、「フェイク・ニュースだけど、それでも一部に事実が含まれてる場合は否定するのが難しい」と意味深な投稿をされた真意を察することができるかもしれません。

なので、「スーパーガール」のキャスティングのニュースは、まったくフェイクの「ネタ」ではないにしても、「売名行為」につきあって「人生の時間の無駄使い」をしないように、ガン社長お墨つきのはっきり決まった「公式」の結果だけでよいように思います。

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Weekend Box Office 💰 June 23 - 25, 2023 : 6月23日~25日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。


$19,300,000−(3,785館/$5,099)−$317,051,000

RT の評論家の支持率 95 % / Metacritic スコア 86 / 出口調査の CinemaScore A

コミックヒーロー映画疲れ…といった言葉がささやかれ始めて、ヒーローものはもう飽きられた…という見方の人たちもいますが、「アクロス・ザ・スパイダーバース」が公開4週めにして、ピクサーの「エレメンタル」を相手どったアニメ映画バトルの興行対決を制し…、

首位に返り咲いた結果からすると、単にコミックヒーロー映画疲れ…ではなくて、ヒーローものの人気は健在だけど、観客のジャンルを観る目が肥えたことで、作品の中身のクォリティが以前よりも問われている…ということかもしれませんね!!、なお、「アクロス・ザ・スパイダーバース」の現時点の国内の売り上げの約3億1,705万ドルは、雷神ヘムジー主演の「ソー」シリーズの第3作め「ラグナロク」(2017年)の国内での最終的な成績の約3億1,506万ドルを超えています…!!


第2位 (2) 「エレメンタル」(2億ドル)

$18,463,000−(4,035館/$4,576)−$65,514,915

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A



$15,265,000−(4,256館/$3,587)−$87,644,000

RT の評論家の支持率 67 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore B


第4位 (初) 「ノー・ハード・フィーリングス」(4,500万ドル)

$15,100,000−(3,208館/$4,707)−$15,100,000

ジェンが演じる主人公のマディは、バーテンダーと Uber の運転手とを兼業することで、どうにか暮らしをやりくりしていたが、税金の支払いがもとで、大事な商売道具のクルマを差し押さえられてしまう…!!

…の困った始まりから、大学入学が目前なのに世慣れしておらず、自分の殻に閉じこもった息子のパーシー=アンドリュー・バース・フェルドマン(Disney+「ハイスクール・ミュージカル: ザ・ミュージカル」シリーズ)とデートして、息子の殻を破り、一人前の男にしてくれたら、報酬として、クルマを進呈するというヘリコプター・ペアレンツ、つまり過保護な両親(マシュー・ブロデリックとローラ・ベナンティ)からの妙な求人をネットの掲示板で見つけたマディは、これ幸いと飛び乗るのだったが…!!


RT の評論家の支持率 67 % / Metacritic スコア 58 / 出口調査の CinemaScore B+

…といったお話の「ノー・ハード・フィーリングス」つまり「根に持ったりしないでね、恨みっこはなしよ」を意味するタイトルの大人向けエッチ系コメディ映画を封切ったソニピが公表したオープニング成績は約1,510万ドルですから、メガホンをとったジーン・スタプニツキー監督としては、前作の小学生トリオが主人公なのに大人向けだったハレンチなコメディ映画のケッサク「グッド・ボーイズ」(2019年)の封切り成績=約2,140万ドル(3,204館)から数字を大きく下げてしまった残念な結果となっていますが…、


ジャック・ブラックとグウィネス・パルトローが共演し、肥満を笑いのネタにしていたファレリー兄弟監督の「シャロウ・ハル(愛しのローズマリー)」(2001年)なんかがウケた過去とは違い、Twitter に代表されるソーシャル・メディアの差別と誹謗中傷の言いたい放題にうんざり…のご時世だけに、架空の人物とはいえ、ある特定のタイプの人をネタにして、笑いものにするのは無神経に見えてしまい、笑えないどころか、眉をひそめられ、快く思われませんから…、

要するに古臭くて笑えず、スベっている…、才能と時間の無駄使い…などと、ジャーナリストからは絶不評のコメディ映画が、今ひとつヒットしなかったのも当然かもしれませんが、ただし、同性に好かれるジェン主演作だけに、女性の観客の方が若干多い出口調査の評価は 8割以上が満足して、楽しんでいるため、このコメディ映画を観たかった人にはウケたことになるものの…、




そもそもシリアスなドラマ映画の小品を得意とする演技派女優の顔とは裏腹に、素の本人は天然の爆笑キャラのジェンだけに当然、ミスティークが主演の本格的なコメディ映画に期待した映画通の方としては、ジェンはやっぱり前作の「コーズウェイ」(2022年)みたいな人間ドラマに主演したほうがよいと思われるかもしれません…?!



$11,600,000−(3,523館/$3,293)−$122,948,000

RT の評論家の支持率 53 % / Metacritic スコア 42 / 出口調査の CinemaScore A-

さらに続き…の次の第8作めが楽しみな超ロボット生命体のバトルは公開3週めにして、前作にあたるヘイリー・スタインフェルドちゃん主演の「バンブルビー」(2018年)の国内での最終的な売り上げの約1億2,720万ドルに迫った約1億2,295万ドルを稼いでいますから…、

さらに前作のイザベラ・マーセッドちゃんがヒロインだった「ザ・ラスト・ナイト」(2017年)の同じく国内での最終的な成績の約1億3,017万ドルを超えるのも、もはや確実と言えそうです…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 June 16 - 18, 2023 : 6月16日~18日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。


$55,100,000−(4,234館/$13,014)−$55,100,000

RT の評論家の支持率 67 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore B


北米で今日の日曜日の6月18日の父の日と明日の月曜日のジューンティース=アメリカの奴隷制度が終わりを迎えたとされる歴史を振りかえり、自由を讃える国民の祝日をからめた連休のロング・ウィークエンドに家族で楽しめるアニメ映画として…、

傘下のピクサー・アニメーション・スタジオが製作した長編アニメ映画としては、27本めにあたる「エレメンタル」を封切ったディズニーが公表した週末3日間の稼ぎの封切り成績が約2,950万ドルだったことから、ピクサー初期の20世紀の90年代に公開された「トイ・ストーリー」(1995年)と続編の「2」(1999年)、「ア・バグ'ズ・ライフ」(1998年)を除いた21世紀に入ってからの作品としては、最も不発だったスパイダーマンのトムの声の主演作「オンワード」(2020年)の封切り成績の約3,912万ドルを下まわり、ピクサー史上最低のワースト封切り成績を更新してしまいました…。昨2022年の同時期つまり父の日とジューンティースの連休に公開した…

第2位 (初) 「エレメンタル」(2億ドル)

$29,500,000−(4,035館/$7,311)−$29,500,000


RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A

元キャプテン・アメリカのクリスの声の主演作「ライトイヤー」が、2億ドル超えの巨額の製作費に対して、全世界の興行成績の総額が約2億1,877万ドルしか稼げず、不発の失敗に終わった赤字に続く、2年連続の不発になりそうですから、もはやピクサーの人気と魅力は消え失せて、ブランドの価値も失墜したのでは…と言われても仕方のない結果を出した「エレメンタル」は…、


肌の色や文化の違いといった人びとの多様性を、けして、ひとつになることはない火と水のキャラに投影した設定がわかりやすいのはよいけれど、あまりにも発想が単純の幼稚すぎて、目新しさを欠いてしまい、まるで学校の道徳の時間に観させられる教育アニメみたい…などと、そもそも感心されず、物語の焦点も火と水のラブ・ストーリーに絞りきらず、散漫な作品になってしまった…と不評ですが、しかし、出口調査の観客の評価では、85%以上のひとたちが好意的に受けとめ、満足をし、12歳以下の児童に限れば、9割以上が大よろこびの満点に近いスコアの “ A ” ですから…、


映画館に出かけるのはやめて、Disney+ の配信開始を待って、自宅で観よう…!!と当のピクサーの代表の CCO であり、おまけの短編アニメ「カールじいさんのデート」の前日譚にあたる「Up カールじいさんの空飛ぶ家」(2009年)で知られるピート・ドクター監督が、この「エレメンタル」の興行は言わば Disney+ のサブスクを勧める宣伝活動であって、家族そろって映画館に出かけるのは経済的負担が大きいから、映画館には出かけず、Disney+ で観て下さいと、何だか不発をごまかすみたいな苦しい発言をされているので、映画館に出かけてはいけません?!…というディズニー・ピクサーは観客をバカにしているの…?!というオチとなっています。



$27,800,000−(3,873館/$7,178)−$280,383,000

RT の評論家の支持率 95 % / Metacritic スコア 86 / 出口調査の CinemaScore A



$20,000,000−(3,680館/$5,435)−$100,622,000

まだ観ていない人にはネタバレになるため、あえて詳しくは書きませんが、アンソニー・ラモスが演じる主人公ノアに待ち受けていた予想外のまったくサプライズの期待を持たせた幕切れの…


RT の評論家の支持率 53 % / Metacritic スコア 42 / 出口調査の CinemaScore A-

その後…を描いて、「トランスフォーマー」の世界観をもっとアクション映画!!に拡大する続編を引き続き、手がけるにあたって、パラマウント映画と契約更新の交渉を始めたスティーヴン・ケイプル Jr. 監督(「クリード 2」2018年)の「ライズ・オブ・ザ・ビースツ」は…


先週の初公開から約-67%の観客を失ってしまいましたが、国内の成績はひとまず大台の1億ドルを突破しましたし、世界総額の成績は3億ドル目前の約2億7,492万ドルとなっています!!、いずれにしろ、つぎのシリーズ通算第8作めの製作も内定ですから、「トランスフォーマー」ファンの方は引き続き、お楽しみに…!!


第5位 (3) 「ザ・リトル・マーメイド」(2億5,000万ドル)

$11,600,000−(3,480館/$3,333)−$253,559,129

RT の評論家の支持率 67 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Today's Photo - Sunday, October 30, 2022




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