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Billy's footnotes 💬 Day 316


クロエ・イースト(「ザ・フェイブルマンズ」2022年)と一緒にダブル主演をつとめて、先週末に全米公開された A24 ホラーの「ヘレティク」が高評価を博し、興行的にも幸先のよいスタート


…を切ったソフィーは、ケイリー・スペニーちゃんと同様に映画通が注目の女優だけに、次の主演作もまた興味深い謎の SF ホラーの恋愛映画?!「コンパニオン」(来年2025年1月31日全米公開)です!!、予告編はコチラ!!






並行世界をネタにして、あのガンダムが…じゃなくて、あのマーベルのヒーローやヒロインたちが「もしも…」「…だったら」の物語を描いたアニメの配信シリーズ「What If...?」の…


シーズン ③ 全8話を来月12月の22日の日曜日から29日の日曜日にかけて、連続8日間毎日1話配信のメリー・マーベル・クリスマス!!を決行する Disney+ が予告編を初公開してくれました…!!

2代目のホークアイのケイト・ビショップ(声優はもちろんヘイリー・スタインフェルドちゃん)とシャンチー(声優はシャンチーのシム・リュウ)は西部劇の世界で共演するようですね…!!


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Watch ▶ the Teaser Trailer for Christopher McQuarrie's 'Mission: Impossible – The Final Reckoning' starring Tom Cruise, Hayley Atwell and Simon Pegg


昨2023年の夏に封切られた前作の「ミッション: インポッシブル」シリーズ第7作め「デッド・レコニング Part 1」の全米興行成績は約1億7,264万ドル。その国内の売り上げを含めた世界総額の成績は約5億6,664万ドルの大ヒット!!だけに大成功!!と言いたいところですが…、

コロナ禍の悪影響をもろに受け、撮影の休止と再開をくり返したせいで、製作費が約3億ドルに近い驚がくの巨額に膨らんでしまったため、まさかの赤字におちいったばかりか、同時期に公開されたクリス監督の「オッペンハイマー」の全米興行成績は約3億2,610万ドル、いわゆる児ポの製作者や小児性愛者に児童を売り渡す人身売買組織の撲滅に挑んだ実話を描いた「キリスト教の信者向けの宗教映画」の「サウンド・オブ・フリーダム」の同成績は約1億8,418万ドル!!と…、

いまの観客は「スパイ大作戦」の「ミッション: インポッシブル」よりも「原爆の父」の「実話」や「ロリコン退治」の「実話」のほうに興味を持ってしまい、トム・クルーズのスーパースターとしての存在感が薄れてしまったことから、結論としては…


「失敗」に位置づけられてしまう「デッド・レコニング Part 1」の続編の「デッド・レコニング Part 2」ですよ!!と売り込んでも、もうダメだ…と思ったらしい製作・配給のパラマウント映画がタイトルから「Part 2」を取り除き、「ザ・ファイナル・レコニング」に改めた「ミッション: インポッシブル」シリーズ第8作めの予告編を初公開してくれました…!!と書けば…、


タイトルに「最終章」を連想させる「ファイナル」が入ったことで、いまから約28年も昔の1996年に第1作めが世に出た「ミッション: インポッシブル」シリーズも、ついに終わりか…と早合点して当然ですが、主人公のイーサン・ハントを演じるトム現在62歳は、これからさらに20年も先の80代の後期高齢者になっても、「ミッション: インポッシブル」の絶体絶命スタントを続けると公言していますし、創り手のクリストファー・マッカリー監督も、さらに第9作め、第10作め…と、シリーズは終わることなく続くものとして語っています。しかしながら…、

昨2023年に長期化し、ハリウッドの機能を半ば止めてしまった脚本家と俳優の両組合のストの影響を受けて、またしても撮影を休止せざるを得なくなった「デッド・レコニング Part 2」つまり「ザ・ファイナル・レコニング」の製作費は、前作よりも巨額の4億ドルにまで膨らんでしまった…かもしれない「ウワサ」が業界メディアを通じて、まことしやかに伝えられ、もはや製作費を回収できるとは見込めず、巨額赤字を覚悟のパラマウント映画はもう「ミッション: インポッシブル」をやめたいらしいという「ウワサ」ですから、それが本当だとしたらタイトルの「ファイナル」は、「最終章」を覚悟したわけか…

…と解釈できそうですが、さて、「ミッション: インポッシブル」シリーズは、この第8作めで終わるのか?!、それとも「ファイナル」だから「最終章」か…!!と早合点した観客が映画館に駆けつける巻き返しに成功し、第9作めへ続くのか?!、シリーズの命運を左右する答えが出る全米公開日は来年2025年初夏の5月23日です!!、CIA のご愛読者のみなさんは、トム・クルーズ現在62歳は「ミッション: インポッシブル」を続けるべきか、やめるべきか?!、どのようにお考えになられるでしょう…?!


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Photo Credit: @nooping_kanyanat. All Rights Reserved.

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Weekend Box Office 💰 November 8 - 10, 2024 : 11月8日~10日の全米映画ボックスオフィスTOP5


ボブ・ディランと言えば、その伝説的なシンガーソングライター、そして、ノーベル文学賞を受賞した詩人の役に扮したティモシー・シャラメ(「ウォンカ 2」の製作に向けて、脚本の執筆が進められています)とエルたんが共演した音楽伝記映画の「ア・コンプリート・アンノウン」(12月25日全米メリー・クリスマス・ロードショー)が楽しみですが…、


ボブ・ディランが役者として、バイオレンス映画の神さまの故サム・ペキンパー監督(1984年没)の西部劇(↑)「パット・ギャレット・アンド・ビリー・ザ・キッド(邦題「ビリー・ザ・キッド / 21才の生涯」)」(1973年)に出演し、同映画に提供した名曲「Knockin' on Heaven's Door」つまり「天国への扉」を…、


ミュージシャンとしても活動している主演女優のソフィーが、彼女なりのアレンジで、この映画のために歌ってくれた「ヘレティク」版カバーの「天国への扉」(↓)の聴き応えも話題の…


天国ではなく、ヒュー・グラント演じるサイコ親父のリードさんの家のドアをノックしてしまったドアの選択の誤りから始まる恐怖を描いた異色のサイコ・ホラー映画を、いわゆる “ A24 ホラー ” の最新作として、全米公開した配給の A24 が公表した封切り成績は…、


第3位 (初) 「ヘレティク」(推定1,050万ドル)

$11,016,055−(3,221館/$3,420)−$11,016,055


RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore C+

予想されていた1,000万ドル前後の期待値に応じることができた約1,102万ドルでしたから、大統領選挙の話題に阻まれて、宣伝が浸透せず難しかった状況に重ねて、その選挙の結果が絶望的な悪夢だったことで、良識のあるひとたちは落ち込み、とても映画どころではない現状を踏まえると…

ソフィーとクロエ・イーストのモルモン教の宣教師コンビは大健闘!!と讃えられそうですし…、

スクリーンの数の違いがあるとは言え、A24 ホラーの昨2023年のヒット作「トーク・トゥ・ミー」の封切り成績=約1,043万ドル(2,340館)と同等だったことも大健闘だ!!と言えそうですし…、

評論家やジャーナリストといった知識人あるいは教養人たちが絶賛!!の一方、30代前後が約4割の大多数を占めた封切り興行の観客の出口調査のスコアは、ガッカリ…の金返せレベルの “ C+ ” と正反対の評価に…とつまり、その異色さゆえに賛否両論の是非が問われ、話題にされて、口コミが拡がり、息の長いロングセラーになる…という炎上商法?!めいていますが、ひとつの新しいカルチャーを創生していく A24 ホラーの必勝パターンに入っていますから…、


原案を提供したモンスター・ホラー映画「ア・クワイエット・プレイス」シリーズが大ヒット!!のスコット・ベックとブライアン・ウッズの監督コンビ(アダム・ドライヴァーとアリアナ・グリーンブラットちゃん共演の SF サバイバル映画「65」2023年)たちが、そもそも安い推定の製作費の約1,050万ドルを回収して、黒字を稼ぐのは間違いないのでは…!!、それにしても…、

出口調査の評価が絶不評なんだから、失敗作なんじゃないの…?!と思われる方もいるかもしれませんが、ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴといった都会の洗練された人たちは別として、地方のアメリカ人はバカばっかり!!と世界があざ笑った大統領選挙の愚かな結果から、かくなるうえは同じく A24 作品のケイリー・スペニーちゃん熱演!!の「シビル・ウォー」

…の結末を現実にするしかないんじゃないの…?!とまで切羽詰まっていきそうな状況を踏まえると、マンハッタンの独立系の配給会社 A24 の作品の全米の評価はどうして、いつも真っ二つになるのか?!、実際のところ映画通をうならせる優れた作品が多いのに、どうして、一般の観客の評価は低いのか?!の事情や、「シビル・ウォー」がどうして「今年2024年最大の問題作」なのか?!のわけも、あらためて、ご理解いただけたのでは…?!



*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「ヴェノム: ザ・ラスト・ダンス」(1億2,000万ドル)

$16,225,000−(3,905館/$4,155)−$114,819,000

RT の評論家の支持率 36 % / Metacritic スコア 41 / 出口調査の CinemaScore B-

前述のように大統領選挙から被る様々な悪影響に配慮して、映画スタジオの各社が作品を出し惜しみした…の事情もありますが、トム・ハーディ主演「ヴェノム」シリーズが3週連続の第1位!!をキープした3連覇は、この「ザ・ラスト・ダンス」が初めての新記録達成!!となっています!!



$11,100,000−(3,020館/$3,675)−$11,100,000

RT の評論家の支持率 89 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A

いわゆる「キリスト教の信者の方向け」の「宗教作品」だから、ふつうの映画サイトでは紹介されない「ザ・チョーズン」シリーズの創り手のダラス・ジェンキンス監督が…、

児童文学者のバーバラ・ロビンソンの同名代表作(邦訳「悪ガキをほめよう」文研じゅべにーる)を当然、「キリスト教の信者の方向け」に映画化した…と書けば、そもそもクリスマスはキリストの聖誕を祝う祭りなんだから「キリスト教の宗教映画」になるのは当たり前!!と言われそうな…


「ザ・ベスト・クリスマス・ペイジェント・エバー」を全米公開した配給のライオンズゲートが公表した封切り成績は、1,000万ドル以下の低い期待値を超えた約1,110万ドルでした…!!から…、


教会のお説教を通じて、映画を宣伝または布教し、鑑賞券を売りさばくことができる「宗教作品」は、いい金儲けになるぜ…!!のパターンのわけですが、そうした容易に稼ぐことができる「宗教作品」の儲けをより大きくするために、創り手たちが娯楽度を増して、宗教色を薄める…

…という本末転倒のひたすらカネ目当てか…の状況に入っていますから、この「ザ・ベスト・クリスマス・ペイジェント・エバー」も「宗教作品」として、ふつうの映画サイトでは、ほぼ採りあげられないものの、単にファミリー向けのクリスマス映画のコメディとして、お楽しみになられてもよいのかもしれませんが、ただし…、

「宗教作品」のお決まりとして、出口調査の高評価のスコア “ A ” を信じてはいけませんし、全米の観客は宗教に肯定的な作品には容易に高い評価を与えるが、「ヘレティク」のように宗教を疑問し、否定的な作品には容易に低い評価を与える…の傾向を踏まえると、神の名を掲げて、差別や暴力を肯定している共和党が大統領選挙に勝利し、神を否定してはいませんが、政治と宗教はもちろんのこと、宗教と科学や現実のデータを混同したりしない現代的に都会的な民主党が敗れ、アメリカ人は感情的なバカばかり!!と世界が腹を抱え、あざ笑っているのも理解できるかもしれません…。


…と、いみじくも、共に宗教をネタにしながら、異なる取り組み方の2本の新作映画への観客の評価が、大統領選挙の結果に比例したかのような皮肉の偶然について、複雑な思いのする週末のランキングとなっています…。


第3位 (初) 「ヘレティク」(推定1,050万ドル)

$11,016,055−(3,221館/$3,420)−$11,016,055

RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore C+


第4位 (2) 「ザ・ワイルド・ロボット」(7,800万ドル)

$6,650,000−(3,051館/$2,180)−$130,888,000

RT の評論家の支持率 98 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (3) 「スマイル 2」(2,800万ドル)

$5,000,000−(2,822館/$1,772)−$60,540,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 67 / 出口調査の CinemaScore B


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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🧡 Pretty Girls 🍒 amarah.louisee



Photo Credit: @amarah.louisee. All Rights Reserved.

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