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Weekend Box Office 💰 July 19 - 21, 2024 : 7月19日~21日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

おととしの2022年の夏の特大ヒット作「トップガン: マーベリック」(2022年)のハングマン役が好評を博して、人気者になったグレン・パウエルは続くロマコメの「エニワン・バット・ユー」が昨2023年末から今年にかけての年末年始に、巨額を投じた宣伝ではなく、この映画は面白い!!の口コミのおかげで、まさに「真の大ヒット作」へと発展しましたが…、

「エニワン・バット・ユー」が大ウケしたのは、お相手をつとめたヒロインのエッチなお姉さんのシドニー・スウィーニーのおかげでしょ…!!という見方もされてしまうため、果たして、「トップガン 2」で共演したトム・クルーズのあとに続く、アメリカをシンボライズする次世代のスターのように見なされ始めたグレン・パウエルは、その将来への期待が込められた評価に見合う真の映画スターなのかどうか…?!、彼の真価が試されるのは、このブロックバスター映画の大作だろう…

…という意味において、大いに注目されていた「ツイスターズ」の封切り成績は当初の予想では、とどのつまり昔の人気映画の焼き直しのいわゆる「懐かシネマ」にしか過ぎないから、せいぜい、4,000万ドル前後から、よくても5,000万ドルだろう…と、低めの数字が言われていましたが…、

第1位 (初) 「ツイスターズ」(1億5,500万ドル超)

$80,500,000−(4,151館/$19,393)−$80,500,000


RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A-

配給のユニバーサル映画がアナウンスした封切り成績が、予想の4,000万ドルのまさかの2倍!!の約8,050万ドルの大ヒット!!だったことで、どうやら、グレン・パウエルの人気は「ホンモノ」のようだ!!と、あらためて、真の映画スターとして見なされることになりそうだ!!と同時に…


ヒロインのケイト役を演じたデイジー・エドガー=ジョーンズも、前述の「トップガン 2」と一緒に、おととし2022年の夏にヒットした前作「ザリガニの鳴くところ」に続く、2打席連続のホームラン!!ですから、彼女の映画女優としての株も赤丸急上昇になりそうですし…、

ヘレン・ハントと故ビル・パクストンが共演して、いまから約28年前の1996年に封切られたオリジナル映画の「ツイスター」を映画館で観たことがないに違いない25歳以下の女性の観客から圧倒的に支持され、ほぼ満点の絶賛評価を博するブロックバスター映画の超娯楽作を創りあげたことで、「ミナリ」(2020年)のリー・アイザック・チョン監督の創り手としての位置づけも大きく変わりそうな…


「ツイスターズ」が叩き出した封切り成績の約8,050万ドルについて、オリジナル映画「ツイスター」の同成績の記録=約4,106万ドル(2,414館)を大きく上まわったどころか、ディザスター映画の巨匠のローランド・エメリッヒ監督が、いまから約20年前の2004年の夏に記録した「ザ・デイ・アフター・トゥモロー」の封切り成績の約6,874万ドル(3,425館)をも超えたことで、ジェイク・ジレンホールに代わって、グレン・パウエルが新たにディザスター映画史上最大の封切りヒットを放った映画スターの王座についた…!!と、大げさに伝えているマスコミが少なくありませんが…、

お金の価値の移り変わりを考慮して、「ツイスター」の封切り成績の約4,106万ドルを、いまのお金の価値に換算すると約8,205万ドルになりますし、「デイ・アフター・トゥモロー」の封切り成績の約6,874万ドルは約1億1,442万ドルに相当しますから、昔は映画チケットの鑑賞料金が今ほど高価ではなく、安かったことも踏まえると、実際のところ「ツイスターズ」が前作「ツイスター」や「デイ・アフター・トゥモロー」の大ヒットの動員を本当に超えたの…?!は、かなり疑問になるため…、


昔の映画と比べるのではなく、ともに今春に大ヒットした「ゴジラ x コング : ザ・ニュー・エンパイア」の封切り成績の約8,001万ドル(3,861館)と、「デューン 2」の同成績の約8,251万ドル(4,071館)と同等の封切り大ヒットだから、その両映画の実績にもとづくと、リー・アイザック・チョン監督は巨額の製作費の約1億5,500万ドル超に対して、国内の興行成績が最終的に 2億ドルを突破!!

…するかもしれない可能性がいきなり視野に入ったことで、リー監督は初めてのブロックバスター映画を黒字の勝利で飾ることになりそうだから、ルーカスフィルムは同監督の希望を受け入れて、配信シリーズの「マンダロリアン」「スケルトン・クルー」(今年後半配信予定)のみならず、「スター・ウォーズ」の本流の劇場公開映画のメガホンを託してみてはどうか?!と言われることになりそうですね…!!


第2位 (1) 「デスピカブル・ミー 4」(1億ドル)

$23,800,000−(4,112館/$5,788)−$259,460,000

RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (3) 「インサイド・アウト 2」(2億ドル超)

$12,800,000−(3,625館/$3,531)−$596,375,604

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A


第4位 (2) 「ロングレッグス」(1,000万ドル以下、恐らくは500万ドル以下)

$11,700,000−(2,850館/$4,105)−$44,650,532

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 78 / 出口調査の CinemaScore C+

映画通の間では、「この夏最も話題の作品」に昇りつめた怪優ニコラス・ケイジの新しい代表作「ロングレッグス」の公開2週めの集客減の割り合いは約−48%ですから…、


先週の封切り成績の記事で比較にあげた「スマイル」(2022年)が公開2週めに発揮した驚異の動員持続力の約−18%の集客減と比べると、かなり見劣りしてしまうばかりか、同じく配給の Neon が今春に封切ったエッチなお姉さんのシドニー・スウィーニー製作・主演のトンデモ・ホラー映画「イマキュレト」の約−39%にも負けてしまっていますが…、


キング原作ホラーの特大ヒット作「IT(イット)」(2017年)の公開2週めの集客減は約−51%でしたし、ホラーではありませんが、「ロングレッグス」のまえに話題が盛りあがった今年2024年最大の問題作のケイリー・スペニーちゃん出演「シビル・ウォー」の公開2週めの集客減は約−56%でしたから、マイカ・モンローが大健闘しているのは間違いありません!!、いずれにしろ…、

ホラー映画にありがちのいきなり 7割以上もの観客を失う垂直落下式の墜落…とはならず、「この夏最も話題の映画」の口コミにそって、動員をしっかりと維持した大成功!!とあらためて称賛することができそうです…!!



$6,100,000−(2,913館/$2,094)−$127,636,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore B+


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 July 12 - 14, 2024 : 7月12日~14日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「デスピカブル・ミー 4」(1億ドル)

$44,650,000−(4,449館/$10,036)−$211,102,000

RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (初) 「ロングレッグス」(公称は 1,000万ドル以下、恐らくは500万ドル以下)

$22,600,000−(2,510館/$9,004)−$22,600,000

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 78 / 出口調査の CinemaScore C+

イタリア映画の歴史に遺る…のみならず、世界の映画人にいま現在も大きな影響を与え続けている異才の故フェデリコ・フェリーニ監督がメガホンをとり、今から約59年も昔の1965年に封切られたファンタジックなコメディ映画「魂のジュリエッタ」(↓ 予告編)…


…の「悪夢のディズニー」と、かつて例えられたフェリーニ監督らしい奇妙奇天烈の摩訶不思議なイメージからインスピレーションを得て、連続殺人鬼は男でも女でもなく、同時にどちらでもある両性具有あるいは半陰陽のキャラクターにしたい!!と思った仕掛け人のプロデューサーでもある怪優ニコラス・ケイジが自らに課した役作りにもとづいて…、

グラム・ロックに傾倒していた…の設定が与えられたそうですから、欧米で言えば故デヴィッド・ボウイさん、日本で言えば故忌野清志郎さんのような男性だけれど、アーティストがメイクをしているのが当たり前の音楽ジャンルだけに、メイクをする連続殺人鬼…


…の異様な見た目を託された特殊メイクのアーティスト、ハーロウ・マクファーレーン(「デッドプール 2」2018年)は、映画の物語の始まりの1970年代から80年代頃にかけてのオレゴン州の田舎なんかで、選択的形成外科手術つまり美容整形をくり返し何度も受けて、とり返しのつかない状況になったら、どんな顔になってしまうのか…?!の恐ろしいコンセプトから新しいホラー・キャラクターを創造することにした「ロングレッグス」が…


まさかのこの夏、最も話題の映画に躍り出た!!だけに、当初に予定した限定公開ではなく、やや小規模ながらも、2,510館で上映の全米公開に踏み切った Neon が公表した封切り成績は期待値の 1,000万ドル以下の900万ドル前後だろう…を大きく超え、その2倍以上を稼いだ、やっぱり、まさかの驚きの約2,260万ドルでした…!!、よって…、

笑顔が絶えない異色のホラー映画!!として、おととしの2022年公開映画を代表する話題作に躍り出た「スマイル」の封切り成績の約2,261万ドル(3,650館)と、ほぼ同じ金額を稼いだことになるため、「ロングレッグス」は「スマイル」の思いがけないサプライズの大ヒットを再現した!!


…と言えることになりますが、その「スマイル」の製作費が約1,700万ドルだったのに対し、「ロングレッグス」の製作費は1,000万ドル以下…とだけ、あいまいに公称されて、具体的な金額は明らかにされてないものの、恐らくは 500万ドル以下のかなり低予算では…?!と推定されているので、仕掛け人のプロデューサーのニコラス・ケイジは、いきなり製作費を回収の大儲けじゃないか!!の大成功だけに、今年2024年最も商業的に成功した映画の第1位に躍り出る可能性がありそうな…

「ロングレッグス」の封切り成績の約2,260万ドルは、2017年創業の歴史の浅い配給会社の Neon にとっては、エッチなお姉さんのシドニー・スウィーニーが仕掛け人のプロデューサーをつとめ、自ら主演して、話題騒然になったトンデモ・ホラー映画「イマキュレト」が今春3月の全米公開で叩き出した…などと大げさには言えない Neon 史上最大の封切り大ヒット…と言うよりは小ヒットの約534万ドル(2,354館)の記録を大きく更新して、新たに同社史上最大の封切り大ヒット作の頂点に昇りつめた…!!どころか、この封切りの週末の3日間だけで…、

「イマキュレト」の最終的な国内での売り上げの約1,576万ドルを超えた「ロングレッグス」は、ポン・ジュノ監督の「パラサイト」(2019年)が記録した Neon 史上最大ヒットの約5,337万ドルをも超えて、新たに Neon を代表する看板タイトルに位置づけられるのではないでしょうか…?!


大手の焼き直しばっかりの量産型ハリウッド映画にはもう、うんざり…、真に「新しい」意味での新作映画を観せてくれ!!と思う18歳から30代半ばまでのいまの若い観客たちが座席の7割以上を占める「ロングレッグス」は、ホラー映画のお決まりとして、出口調査のシネマスコアは “ C+ ” と低め…ですが、おおむね約7割の観客が支持していることを踏まえると…、


今年2024年最も最恐のホラー映画の必見作!!、ホラー映画の歴史に残る新たな傑作の誕生!!などと、これまでにお伝えしてきた前評判を大きく裏切ることはなく、観客は一定の支持を示して、ホラー映画の新たな定番を受け入れていますから、まるで超能力者それとも霊能力者みたいな鋭いカンのよさを買われて、未解決事件を託され、連続殺人鬼のロングレッグスとは何者なのか?!の謎解きに挑むことになった主人公の FBI 捜査官のリー・ハーカー役のマイカ・モンローと…、

その問題の連続殺人鬼を演じた仕掛け人のニコラス・ケイジ、そして、創り手のオズ・パーキンス監督(「グレーテルとヘンゼル」2020年)の株はこれから赤丸急上昇は間違いありませんね…!!


第3位 (2) 「インサイド・アウト 2」(2億ドル超)

$20,748,000−(3,815館/$5,439)−$572,592,077

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A



$11,800,033−(3,378館/$3,493)−$116,229,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore B+


第5位 (初) 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」(1億ドル)

$10,000,000−(3,356館/$2,980)−$10,000,000

RT の評論家の支持率 68 % / Metacritic スコア 52 / 出口調査の CinemaScore A-

自らプロデュースも手がけたヒロインの初代ブラック・ウィドウのスカーレット・ジョハンソンは40代目前の現在39歳。お相手のチャニング・テイタム(「マジック・マイク」シリーズ)も、もう44歳のしっかりとオジサンだけに、観客のおよそ半数が45歳以上…

…とロマコメにしては、観客の年齢層が高め…の Apple TV+ の配信映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の配給を請け負ったソニピが公表した封切り成績は、低めの期待値の1,200万ドルにすら届かなかった約1,000万ドルでした…。


巨額の1億ドルを超える製作費が投じられた!!とロマコメなのに、ブロックバスター映画の大作にあたるばかりか、スカーレット・ジョハンソンとチャニング・テイタムの2大スター共演!!にもかかわらず、同日に封切られたインディーズ映画のいわゆる低予算ホラー「ロングレッグス」に完敗か…の見た目はかなりガッカリの「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の沈没ですが…、


封切り興行の観客全体の9割近くが支持をし、女性の観客に限れば、9割を超える…とつまり、ほぼ全員が好意的に受けとめた好評ですから、創り手のグレッグ・バーランティ監督は失敗どころか…むしろ、お手柄を讃えられて、然るべきですが、しかし、それでも不入りなのは…、

前述のように、この「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」は劇場公開映画ではなく、Apple TV+ の配信映画なので、せいぜい 2〜3週間もすれば、配信リリースされて、iPhone でも観ることができるため、どうして、わざわざ安くもない鑑賞料金を払って、映画館に出かけるの…?!の事情ですから、要するにハナから大ヒットなど期待されてはおらず、のちの配信リリースに向けてのあくまでも「宣伝活動」としての映画館での封切りですね…。


このように映画館での封切りはもう「興行」ではなく、配信の「宣伝活動」の「イベント」の意味に変わりつつある側面を否めないため、もはや興行成績の数字に頓着しても仕方がないので、この毎週続けてきた興行成績の記事も今年2024年いっぱいで終わりかなぁ…と考えざるを得ない「時代の移り変わり」ですが、ただし…


それでも「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の観客のうち約3割は Apple TV+ のサブスク会員ですから、すぐに配信で観ることができるとわかっていても、映画はやっぱり映画館の大きなスクリーンで鑑賞したい!!と、昔ながらの劇場体験を大切に思う映画ファンの方々がいてくれるらしいのは、ありがたい救いと言えそうです…。


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 July 5 - 7, 2024 : 7月5日~7日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

人気キャラクターのミニオンたちを世に送り出したアニメ・スタジオのイルミネーションのまさに代表作「怪盗グルー」の本流シリーズとしては第4作めですが、スピンオフのプリクエール「ミニオンズ」シリーズを含めると通算第6作めにあたる…

第1位 (初) 「デスピカブル・ミー 4」(1億ドル)

$75,000,000−(4,428館/$16,938)−$122,620,000


RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A

「デスピカブル・ミー 4」を独立記念日の連休の目玉映画として封切ったユニバーサル映画が公表した週末3日間のオープニング成績は約7,500万ドル、初日の水曜日つまり独立記念日7日4日の前日の3日からの計5日間を通しての売り上げは、いきなり大台の1億ドルを突破した約1億2,262万ドルの特大ヒットでした…!!から…


不振の今夏の全米映画興行は「インサイド・アウト 2」に続けて、子どもたちから「観たい!!」とせがまれたら仕方がないアニメ映画に救われた格好ですが、しかし、実際のところは…、


ジョーイ・キングちゃんが声優の新キャラクター、ポピーが活躍して、人気のヒーロー映画の要素を追加した「デスピカブル・ミー 4」の封切り成績の約7,500万ドルは、前作「3」(2017年)の同成績=約7,243万ドル(4,529館)こそ超えたものの、「ミニオンズ」の第1作め(2015年)の約1億1,572万ドル(4,301館)と、その続編の「ミニオンズ」の第2作め(2022年)の約1億701万ドル(4,391館)と比べると見劣りしてしまいますし…、

本流の「怪盗グルー」の第2作め(2013年)が、同じく独立記念日の前日に公開され、週末の3日間に約8,423万ドル(3,997館)を稼ぎ、計5日間のトータルは約1億4,307万ドルの特大ヒットだったのを振り返ると、つまり「怪盗グルー」と「ミニオンズ」をあわせたシリーズ全体での位置づけとしては、第4作め又は通算第6作めは下から数えたほうが早い史上4番めの封切りヒットでしかない…


…という実態を踏まえると、第1作めが世に出た2010年から、もう15年近くにもなる旧いシリーズですから、さすがに飽きられてきたのかな…といった感じがしないでもありませんが、封切り興行の観客全体の8割以上が支持をして、ターゲットの12歳以下の児童に限れば、9割以上だけに、ほぼ全員が面白かった…!!と大絶賛の出口調査の結果なので、ミニオンズたちの騒動はまだまだ続きそうですね…!!


第2位 (1) 「インサイド・アウト 2」(2億ドル超)

$30,000,000−(3,760館/$7,979)−$533,823,699

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A



$21,000,000−(3,688館/$5,694)−$94,356,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore B+


第4位 (初) 「マキシーン」(???ドル)

$6,705,038−(2,450館/$2,737)−$6,705,038

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore B

CIA では成人向けの「18禁」の「ポルノ」の要素を含む作品の紹介を差し控えているのに加えて、この「X」シリーズに主演するミア・ゴスが、エキストラの出演者を愚弄し、暴力をふるった虐待疑惑の人格問題が言われていることもあり、採りあげていない第3作めの「マキシーン」を…

独立記念日の連休に公開した配給の A24 が公表した封切り成績は、たったの約671万ドルでした。とは言え、ともに一昨年の2022年に封切られた第1作め「X」の同成績は約428万ドル(2,865館)、第2作めのプリクエール「パール」は約313万ドル(2,935館)でしたから、そうした低い水準ながら、「マキシーン」はとりあえず、シリーズ最大の封切りヒットの記録を更新した…ことにはなっています。ただし…、


エリザベス・デビッキ、リリー・コリンズ、ジャンカルロ・エスポジート、ケヴィン・ベーコン、そして、ソフィー・サッチャーまで出演してる!!と、創り手のタイ・ウェスト監督がメジャーなキャストを増した豪華な顔ぶれの「マキシーン」は、製作費の具体的な金額を公表していないものの、「X」と「パール」がどちらも低予算のたった100万ドルで作られたのとは違い、製作費の規模を拡大したのは間違いありませんから、その元手を考慮すると、シリーズ最大の封切りヒット!!だからと言っても、そんなによろこぶことはできないかもしれませんし…、


この「マキシーン」の封切り興行の観客の約4割が、18歳から24歳の青年層に占められた、つまりソーシャル・メディアを利用する頻度の高い若者にウケていることから、ソーシャル・メディアを利用して稼ぎたいだけの映画垢が積極的に「X」シリーズを採りあげて、ネタにし「煽る」ため、優れた内容のヒットしている話題の人気作か…!!と焦って、カン違いしそうになりますが…、

出口調査では、周囲に「マキシーン」の鑑賞を薦めますか?!に「イエス」と回答は約6割弱ですから、そんなに必見の映画ではなさそうですし、要は低予算ホラーのお決まりとして、若者向けにエロと残酷描写を売りにし、手堅く稼ぎたいローリスク・ローリターンのパターンか…となりそうですね。なお、「X」トリロジーという書き方や言い方もされますが、「X」のタイトルのブランド化に成功した商売だけに、さらに続く第4作めが検討されているため、3部作とは限らないので、「X」シリーズのほうが適切のように思われます。



$6,550,000−(2,644館/$2,477)−$177,359,000

RT の評論家の支持率 64 % / Metacritic スコア 54 / 出口調査の CinemaScore A-


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

🔄 Please reload the individual page when content won't show. / コンテンツが表示されない時は投稿のページを個別に再読み込みしてください。

Weekend Box Office 💰 June 28 - 30, 2024 : 6月28日~30日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「インサイド・アウト 2」(2億ドル超)

$57,400,000−(4,440館/$12,928)−$469,306,043

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A

この第2作めから新たに登場したネガティブな感情キャラのひとりの「エムバラスメント」つまり「みっともないと恥ずかしく、気おくれする羞恥心」の声に起用されたポール・ウォルター・ハウザー(クリント・イーストウッド監督の「リチャード・ジュエル」のリチャード役のひと)が…、

そのお見事な声の演技が「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」シリーズのグルートの声優のヴィン・ディーゼルに匹敵するものとして、マスコミの取材で讃えられるや、あんな奴と一緒にしないでくれ!!と気おくれすることなく、発言したことが…、


以前からよくないウワサになっていたヴィン・ディーゼルの大物気取りの傲慢を裏づける同業者からの証言として、大きく採りあげられ、物議をかもした…という変な理由から、あらためて注目のピクサーのアニメ映画が強敵の「ア・クワイエット・プレイス」の第3弾を僅差で下して、初登場から3週連続の首位連覇を達成となっています!!、ちなみに「ワイルド・スピード」の現場で、ヴィン・ディーゼルと衝突し、その傲慢ぶりを告発したドウェイン・ジョンソンつまりザ・ロックも同じく傲慢の大物気取りのカン違いがやり玉にあげられて、現在は「ウザい俳優」の第1位!!みたいな状況ですから、どっちもどっち…のようですね…。



$53,000,000−(3,708館/$14,293)−$53,000,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore B+

撮影を開始する予定の「初日」が公式発表された朗報を先週真ん中の水曜日(Day 178)にお伝えした「ファンタスティック・フォー」(来年2025年夏7月25日全米公開予定)のヒーローのひとりのヒューマン・トーチとして、シネマティック・ユニバースに参戦する前に知っておいたほうがいい心得を、彼女が教えてくれたことで、マーベル入りへの不安を払拭できました…!!

…と共演者のジョセフ・クインが感謝のコメントを語っていた「ブラック・パンサー」シリーズの戦うヒロインなのに、ネコ科が苦手のルピタ・ニョンゴによれば…、

「初日」はまず、2匹のネコちゃんたちと一緒に同じ部屋にいることに耐えながら、ネコちゃんたちを連れてきてくれた女性から、ネコちゃんのお決まりの行動の意味の習性について学びました。そして、翌日の2日めに、恐る恐るですが、指1本の先だけで、ネコちゃんに触れてみることに挑戦したんです…。


…とのことで、「ア・クワイエット・プレイス」シリーズの前2作品を手がけたジョン・クラシンスキー監督からメガホンを託されたマイケル・サルノスキ監督(「ピッグ」2021年)が自ら執筆した脚本を読むなり、この映画は絶対に自分がやりたい!!と熱望したものの、主人公のサムがネコを連れている設定だったことから、挫けてしまい、マイケル監督にネコ以外のイヌとかほかの動物に変えてください!!、わたし、ネコだけはダメなんです…!!


…とお願いするも即座に却下されてしまい、マイケル監督があくまでも「ネコ映画」にこだわったことから、これまでのネコが苦手の人生を一変し、ネコ系に生まれ変わる決意をかためて、前述のようなネコ恐怖症を治療するセラピーを受けた結果、いまではペットの愛猫ヨーヨーとの暮らしを投稿するネコのインスタグラマー?!にすらなっちゃったよ…!!

…と、映画の内容は恐ろしいものの、主人公のサム役を獲得するためにルピタ・ニョンゴが挑んだ役作りの裏話の微笑ましさが、ネコ好きの共感も集めた「ア・クワイエット・プレイス」シリーズの「始まりの物語」のネコ映画「デイ・ワン」つまり「初日」を封切った配給のパラマウント映画が公表した封切り成績は、予想されていた期待値の4,000万ドル前後を大きく超えたばかりか…、


第1作め(2018年)の封切り成績=約5,020万ドル(3,508館)と第2作めの同成績=約4,755万ドル(3,726館)をも超えて、まさかのシリーズ最大封切りヒットの新記録を更新した約5,300万ドルでした!!、シリーズ通算第3作めとは言え、前2作品を観ていなくても、まったく楽しめる独立した前日譚であることや、大都会のニューヨークを舞台にしたことで、アクションの見せ場のスケールと迫力が増したこと、それから思いがけず、同じくニューヨークが舞台だった…


モンスター映画の大ヒット作「クローバーフィールド」(2008年)の正統な続編を望むファンたちが、「ア・クワイエット・プレイス」ではなく、これって別バージョンのもうひとつの「クローバーフィールド」だよね!!とウケてくれたことなどに加えて、前2作品もそうでしたが…、

マイケル・サルノスキ監督が単にモンスター・ホラーの見せ場のハラハラで、観客の目を楽しませるだけ…の娯楽作ではなく、赤の他人同士なのに協力して、サバイバルを強いられるハメになった主人公のサム(ルピタ・ニョンゴ)とエリック(ジョセフ・クイン)の人物像をおろそかにせず、人間ドラマとしての観応えを兼ね備えながら…、

さらに同監督がこだわったネコのフロド役に起用されたシュニッツェルと代役のニコの名演がよいアクセントになった「デイ・ワン」は…、


そもそもエミリー・ブラントが演じる「お母さん」を主人公とする「女性映画」の側面を持つ「ア・クワイエット・プレイス」にふさわしく、封切り興行の観客全体の約3割を占める25歳以上の大人の女性たちの約8割以上から支持された…!!の出口調査の結果だけに、ルピタ・ニョンゴが演じた主人公サムへの女性たちの厚い共感の口コミが拡がって、当日券が爆売れしたことが、前述のように予想を大きく超える結果を叩き出す成功につながったように分析できそうです…!!



$11,000,000−(3,334館/$3,299)−$11,000,000

RT の評論家の支持率 40 % / Metacritic スコア 46 / 出口調査の CinemaScore B-

「アメリカの良心」や「アメリカの道徳」、つまり、「アメリカン・ウェイ」を体現するシンボルの名優として見なされているだけに、ザック・スナイダー監督がスーパーマンのお父さん役に起用したのは、まったくの大正解だったケヴィン・コスナーは…、

のちに「ロビン・フッド」(1991年)と「ウォーターワールド」(1995年)でも、名コンビを組むことになるケヴィン・レイノルズ監督の才能が認められた出世作の「ファンダンゴ」(1985年)を同じく出世作として、頭角をあらわし、ブライアン・デ・パルマ監督の「アンタッチャブルズ」(1987年)が大ヒットになったことで、押しも押されもせぬアメリカのシンボルのスターになったわけですが…、


そのケヴィン・コスナーが自ら監督した西部劇の主演作「ダンスズ・ウィズ・ウルブス」(1990年)や、1994年公開のローレンス・カスダン監督の西部劇の主演作「ワイアット・アープ」よりも前の今から約36年も昔の1988年に企画した…と書けば、その約3年前の1985年に封切られた同じくローレンス・カスダン監督の西部劇映画史上の傑作の準主演作「シルバラード」の脚本を共同執筆した同監督の兄のマーク・カスダンが原案者に名前を連ねているのも納得できる…


ケヴィン・コスナーが私財を投じて、製作・共同脚本・監督・主演をかね、自らの西部劇の集大成となるライフワークの大河映画を実現した「ホライズン : アメリカン・サーガ」シリーズ全4作品のうちの始まりの物語の「第1章」を全米公開した配給のニュー・ライン・シネマ、つまりディスカバリーつまり昔はワーナーが公表した封切り成績は一見すると、かなりガッカリ…の感が否めない約1,100万ドルでした…。

シエナ・ミラー(「21 ブリッジス」2019年)、サム・ワーシントン(「アバター」シリーズ)、イザベル・ファーマン(「エスケープ・ルーム 2」2021年)、ジェナ・マローン(「レベル・ムーン」2023年)、アビー・リー(「マッドマックス」2015年)、そして、ケヴィン・コスナーとは「JFK」(1991年)で共演した間柄のマイケル・ルーカー(「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」シリーズ)といった顔ぶれを集めて…、

いわゆる西部開拓時代のうちの南北戦争の前後の頃を舞台とし、多彩な登場人物を通して、西部開拓史を描く「ホライズン」シリーズは、日本映画で言えば、お侍さんの時代劇だけに、封切り興行の観客の約半数が55歳以上の高齢…ということは、前述の80年代から90年代にかけてのケヴィン・コスナーの絶頂期をよく知っている世代の昔からのファンのみなさんか…と理解できそうですが…、


ご年配の観客は若者とは違って、封切りに焦って、駆けつけたりはせず、マイペースにゆっくりとやって来る傾向や、続編「第2章」が再来月8月16日全米公開ですから、それまでに観ればいいや…と思うひとたちもいるでしょうから、封切り成績の約1,100万ドルのガッカリ…はあくまでも「一見すると…」という書き方となっていますし…、

「第1章」から「第4章」をあわせて、1億ドルを超える巨額製作費のうちの半分を自ら出資した…と言われてるケヴィン・コスナーも、この「ホライズン」シリーズはいきなり大ヒットして、即座に投資を回収するタイプの作品ではなく、全4作品をあわせて、長期的に世代を超えて、いつまでも観続けられる西部劇の決定版!!として、取り組んだでしょうから、第1作めの封切り成績だけで、成功か失敗か?!いきなり判断するのは早計の無粋ですね。ケヴィン・コスナーのファンの方としては全4作品が、いずれ配信リリースされたら、ミニシリーズのようにイッキ観するのが楽しみではないでしょうか…!!



$10,335,000−(3,312館/$3,120)−$165,250,000

RT の評論家の支持率 64 % / Metacritic スコア 54 / 出口調査の CinemaScore A-


第5位 (初) 「カルキ 2898 AD」(7,200万ドル)

$5,475,000−(1,049館/$5,219)−$5,475,000

RT の評論家の支持率 72 % / Metacritic スコア 69 / 出口調査の CinemaScore --

超富裕層が資源を搾取して、贅沢三昧の空に浮かぶ逆さピラミッドの楽園に暮らす一方、その他の人たちは生きることの困難を強いられてる終末世界化した暗黒の超未来の2898年を舞台にして…、


神に相当する支配者のヤスキンが生きながらえるための人体実験として、女性が身ごもった胎児のカルキをめぐる攻防を描いたボリウッド映画のSFアクション大作「カルキ・シネマティック・ユニバース」の第1作め「カルキ 2898 AD」が第5位に初登場!!、未来を変える力を持つ胎児の名前…


…のカルキは、ヒンドゥー教のヴィシュヌ神の化身のひとつであり、新しい時代を到来させる同名の救世主の名前を引用したものとなっています。メガホンをとったのは、伝記映画「マハナティ(伝説の女優サーヴィトリ)」(2018年)のナーグ・アシュウィン監督。Amazon が配信権を取得していますから、いずれ Prime Video に登場するのかもしれません…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Billy's footnotes 💬 Day 177


いま最もカッコいい女子は誰?!と言えば、彼女の名前が真っ先にあがりそうなケイリー・スペニーちゃん(現在は「ナイブズ・アウト 3」撮影中)が主演だから期待できる…

「エイリアン」シリーズ復活の最新作「ロミュラス」(今夏8月16日全米公開)のケイリー・スペニーちゃんとゼノモーフがにらめっこの宣伝プロモーション用の新しいお写真です…!!



えッ?!、どこだよ、これ??、物語の舞台のニューヨークじゃないだろ…!!と、フツーのアメリカ人には意味がわからない謎?!🤭の「新宿ポスター」でも話題の…


モンスター・ホラー映画の大ヒット作「ア・クワイエット・プレイス」シリーズの始まりの物語を描いた「デイ・ワン」つまり「初日」が、今週末の6月28日(金)の全米公開に向けて、最終版の新しい予告編をリリースしてくれたので、チラとご覧ください…!!


この「ア・クワイエット・プレイス」シリーズの原案者のスコット・ベックとブライアン・ウッズの監督コンビが、本日初公開してくれたソフィー・サッチャー最新作のホラー映画「ヘレティク」の予告編は、下 ↓ の 🔗 リンク先です…!!



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Watch the New Trailer for Michael Sarnoski's 'A Quiet Place' Prequel 'Day One' starring Lupita Nyong'o and Joseph Quinn 🤫


ソニピつまりソニー・ピクチャーズの傘下…となれば、要するに日本の Sony の傘下に入るかもしれないため、現実にそうなると「ディスカバリーつまり昔はワーナー」と同様に「ソニパラつまり昔はパラマウント映画」という言い方かなぁ…?!


…と、ぼくビリーが考え中のパラマウント映画が、モンスター・ホラー映画「ア・クワイエット・プレイス」シリーズの「始まりの物語」を描いた「デイ・ワン」つまり「初日」の新しい予告編を披露してくれました…!!


シリーズ前作の「2」(2020年)から続けて、ジャイモン・フンスーが出演していますから、その「2」で紹介された例の島にたどり着く結末になるのか…?!などと、過去にさかのぼって、以前の物語を描く「プリクエール」のどうしようもない宿命として、オチが容易に予想できてしまう問題にどう対処したのか?!が気になる「デイ・ワン」の創り手は、ニック・ケイジ主演の「ピッグ」(2021年)が高評されたマイケル・サルノスキ監督。

「ブラック・パンサー」シリーズのルピタ・ニョンゴが演じるサムと、同じくマーベルの「ファンタスティック・フォー」(2025年7月全米公開)のジョセフ・クインが起用されたエリックたちが、物音を聴きつけて、襲ってくるエイリアンのクリーチャーから逃げまどうサバイバルは…、

人類が敗北したあと…の言わば終末世界だった前2作とは違い、「初日」ですから、まだ日常生活がふつうに営まれていた大都会のニューヨークを舞台にすることで、アクションの見た目のスケールと迫力を増したことが主な売りのようですね…!!、全米公開は来月末の6月28日からです…!!

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