Weekend Box Office 💰 February 9 - 11, 2024 : 2月9日~11日の全米映画ボックスオフィスTOP5
*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。
NFL 頂上決戦のスーパーボウルがキックオフされる週末は、家族や友人の仲間と一緒に、その試合の生中継をテレビ観戦する集まりのイベントで盛り上がるのが、言わば年中行事だけに…
映画の興行が振るわないのは致し方ありませんが、それにしても、バレンタイン・デー直前のタイミングを狙ったロマコメとしては、ゴスっ娘が美青年の死体を蘇らせる…!!というヲタク向けのクセの強い「リサ・フランケンシュタイン」よりも…、
他愛のない恋愛モノといった位置づけは大きく変わらないものの、働く若い女性の奮闘記のところに共感できる意外に上出来のロマコメ!!と好意的に評価されたカミラ・メンデスが主演の現代版の「プラダを着た悪魔」みたいな Amazon Prime Video の配信映画「アップグレーデッド」(視聴はコチラ ➡️ https://amzn.to/3uwK8gO)が人気を集めて…、
「アップグレーデッド」(???ドル)
この週末にバレンタイン・デー向きのロマコメを観るなら「アップグレーデッド」の口コミの流れになったこともあり、キャスリン主演の「リサ・フランケンシュタイン」は映画館で封切らないほうがよかったのでは…?!と言えるほど惨敗の残念ながら、幸いにして安い製作費=約1,300万ドルの負担が小さいことに救われそうですが…、
ともに女優から、カメラの後ろの創り手に転身をしたゼルダ・ウィリアムズ監督と、カールソン・ヤング監督とでは、才能が認められた後者に軍配があがり、ゼルダ監督は、あの名優の故ロビン・ウィリアムズの娘だからといって、必ずしも親ゆずりの才能に恵まれたわけではない…と、皮肉を言われてしまうかも…。
第1位 (1) 「アーガイル」(2億ドル超)
$6,500,000−(3,605館/$1,803)−$28,814,000
第2位 (初) 「リサ・フランケンシュタイン」(1,300万ドル)
$3,800,000−(3,144館/$1,209)−$3,800,000
第3位 (3) 「ザ・ビーキーパー」(4,000万ドル)
$3,469,404−(3,057館/$1,135)−$54,734,256
第4位 (2) 「ザ・チョーズン シーズン 4 : エピソード ①〜③」(???ドル)
$3,153,495−(1,952館/$1,616)−$12,586,806
フツーの映画サイトでは紹介しないキリスト教の信者の方向けの宗教作品です…。
第5位 (4) 「ウォンカ」(1億2,500万ドル)
$3,125,000−(2,764館/$1,131)−$205,252,000
🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。
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