Weekend Box Office 💰 June 10 - 12, 2022 : 6月10日~12日の全米映画ボックスオフィスTOP5
*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。
第1位 (初) 「ジュラシック・ワールド : ドミニオン」(1億8,500万ドル)
$143,370,000−(4,676館/$30,661)−$143,370,000
第2位 (1) 「トップガン: マーベリック」(1億7,000万ドル)
$50,000,064−(4,262館/$11,732)−$393,344,000
公開3週めだし、「ジュラシック・ワールド」の第3作め「ドミニオン」が封切られた!!というのに、客足を大きく落とすことはなく、先週との比較で集客減を約-44%に抑えたトム・クルーズは、ハリウッド版「ゴジラ」の「キング・オブ・ザ・モンスターズ」(2019年)のオープニング成績の約4,778万ドル(4,108館)を上まわった約5,000万ドルを売り上げていますから…、
公開3週めなのに怪獣王を倒したトム・クルーズは、恐竜の影響を受けることは実質的になかったと言えそうですし、国内の売り上げの総額が早くも約3億9,334万ドルに達したことで…、
第3位 (2) 「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルティバース・オブ・マッドネス」(2億ドル)
$4,884,000−(3,765館/$1,297)−$397,806,858
今年2022年最大ヒット作の頂点に位置している第3位「ドクター・ストレンジ 2」の約3億9,781万ドルを追い抜いて、今年最初の4億ドル台に…ということは、パンデミック前にさかのぼり…、
2019年の夏に同じくパイロットが主人公だった「キャプテン・マーベル」が記録した約4億2,683万ドルの追撃を狙うことになりますから、その続編「ザ・マーベルズ」(2023年7月28日全米公開)のマーベルたちのひとりのイマンちゃんはド新人なのに、雲の上の人だった大スターのトム・クルーズを追い抜き返すためにガンバらなければならないの…?!というオチになりますね…!!
第4位 (3) 「ザ・ボブ'ズ・バーガーズ・ムービー」(???ドル)
$2,338,000−(3,425館/$683)−$27,086,540
第5位 (4) 「ザ・バッド・ガイズ」(8,000万ドル)
$2,250,000−(2,416館/$931)−$91,527,445
🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。
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