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Showing posts with the label Nicholas Hoult

Billy's footnotes 💬 Day 300


もう半世紀以上も昔の約57年前の1967年に、カナダを代表するシンガーソングライターのジョニ・ミッチェルが発表したオリジナルの「Both Sides, Now」つまり邦題は「青春の光と影」よりも…


ルビーが歌う「Both Sides, Now」が好き!!、彼女の歌声を聴くと、いまでも泣きそうになる…という映画通の方が大勢いるに違いない近年の映画の中では最も幸せな優しい気持ちになれるはずの名作「CODA」(2021年)のルビー、つまり…

エミリア・ジョーンズ(「ウィナー」2024年)が、製作・配給のパラマウント映画が来年2025年秋のサンクスギビングの感謝祭の勝負映画として、11月21日に全米公開する予定のエドガー・ライト監督(「ラスト・ナイト・イン・ソーホー」2021年)の最新作「ザ・ランニング・マン」への出演契約を結んだことが伝えられました…!!、エミリアの役どころは今のところ不明ですが、恐らくは主演女優のヒロインかな…?!と期待したい同 SF ディストピアのアクション映画は…、


アーノルド・シュワルツェネッガーが主演して、1987年に大ヒットした同名映画(邦題は「バトルランナー」)の原作にあたるスティーヴン・キング作の同名小説(1982年出版)をあらためて…、


今夏は「ツイスターズ」が大ヒットになった人気のグレン・パウエルを主人公のシュワちゃん役に起用して、再映画化するものです…!!、エミリアの共演者として、ジョシュ・ブローリンが悪役をつとめるほか、グレン・パウエルとは「ツイスターズ」でも共演した間柄のケイティ・オブライアン、エルたん主演作「ネオン・デーモン」(2016年)のカール・グルスマン、「キャプテン・マーベル」(2019年)のリー・ペイス、そして、エドガー・ライト監督の代表作「スコット・ピルグリム vs. ザ・ワールド」(2010年)の脚本家マイケル・バコールがシナリオを共同執筆だけに?!、スコット・ピルグリムのマイケル・セラが参戦!!も話題になっている「ザ・ランニング・マン」は来年2025年のお正月早々に撮影開始の予定。ルビーの最新作の続報をお楽しみに…!!



自分が裁判の陪審員に選ばれた事件の被害者を本当に殺したのは、実は自分だったのでは…というニッチもサッチもいかない複雑な立場に思いがけず追い込まれてしまい、苦悩して、良心の呵責に苛まれていく主人公「陪審員 2番」の役に抜擢されたニコラス・ホルト(「スーパーマン」2025年夏7月11日全米公開)をはじめ…、

共演者の J.K.シモンズ、トニ・コレット、キーファー・サザーランド、ゾーイ・ドゥイッチたちが口をそろえて、映画界の伝説的存在の人間国宝級のクリント・イーストウッド監督と一緒に仕事ができたことへの光栄を語っている「陪審員 2番」は、同監督が94歳の高齢だけに恐らく、現役最後の仕事…として、クリント・イーストウッドの映画の歴史が幕を閉じる引退作になるのでは…?!と言われて、だったら観なくちゃ!!と映画ファンが期待しているのに…、


来月11月1日に予定した封切りは当然そうだと思われた全米公開ではなく、たったの約50館程度の限定公開にとどめ、その上映の結果の興行成績などは公表しないらしい…という方針が伝えられたことで、クリント・イーストウッド監督に失礼だろ!!の不満や、どうして、そんな取り扱い方をするのか?!、理由を知りたい…と疑問が突きつけられ、やり玉にあげられている配給のディスカバリーつまり昔はワーナーがリリースした「陪審員 2番」の新しいプロモ・ビデオです…!!


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Billy's footnotes 💬 Day 285


20世紀スタジオが検討しているホラー・スリラー映画の興味深い企画「センド・ヘルプ」つまり「救助を送れ」の進展をお伝えした今週初めの日曜日(Day 280)の記事のなかで…、

「ドクター・ストレンジ 2」の「マルティバース・オブ・マッドネス」(2022年)から続き、サム・ライミ監督が連投して、次の「3」も手がけるらしい…?!のウワサが飛び交っている…とふれましたが、映画やテレビの現場で働くプロに向けて製作情報を伝える業界メディアのプロダクション・ウィークリーが「ドクター・ストレンジ 3」の情報を更新し(↓ 写真)、監督のところに「サム・ライミ」の名前を明記したばかりか…、


「2」の結末で現れたシャーリーズ・セロンの魔女クレア(↑)が当然、「3」に再登場するほか、シリーズの第1作め(2016年)では、ベネディクト・カンバーバッチがモーション・キャプチャで演じたダーク・ディメンションの支配者ドーマムゥ(↓)役を新たに演じる候補として…、


「イコライザー」シリーズのデンゼル・ワシントンの名前があがっているらしいことも伝えられ、そのエキサイティングな人選の未確認情報をめぐって、マーベル・ファンのあいだで、話題が盛りあがっています…!!




今夏は「ツイスターズ」が大ヒットのデヴィッド・コレンスウェットを主演に大抜擢した新生 DC ユニバースの第1作め「スーパーマン」の来年2025年夏の7月11日全米公開に向けて、仕上げの作業を進めている DC スタジオのジェームズ・ガン社長が…、

ソーシャル・メディアを通じて、ファンから「スーパーマン」の予告編を今年2024年のうちに観ることができますか…?!と尋ねられた質問の回答は「🤔」の「考え中…」と、トボケていますが、けして否定はしていませんし、そもそも質問に応じたことからしても、ひょっとすると…、


師走の12月のうちに最も最初のチラ見せの先行版の予告編が披露されるかも…?!と期待できそうですね!!、よって、今年の初めに同じ質問を尋ねられ、年内の予告編リリースは考えていない…と答えた時とは違い、映画の製作進行が思っていたよりも順調に早く前進しているのでは…!!

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Watch ▶ the Trailer for Justin Kurzel's True Crime Thriller 'The Order' starring Jude Law, Jurnee Smollett and Nicholas Hoult


いま現在の言い方で言えば「トランプ・カルト」つまり「トランプ狂信」のひと言にまとめられる「白人男性至上主義」「ネオナチ」「極右翼」「国内テロリスト」といった不穏な言葉で表現される危険な思想と行動にとり憑かれた「間違った愛国者」の「民兵」たちが集い…、

1983年秋から翌84年の暮れにかけて活動した実在の同名の反社会的組織を描いて、先月9月に閉幕した第81回 ヴェネツィア国際映画祭のプレミア上映で物議をかもした実録犯罪映画の問題作「ジ・オーダー」の北米での配給権を取得したヴァーティカルが、予告編を初公開してくれました…!!


「間違った愛国者」の「民兵」組織ということは、いま風に言うなら、政権交代を阻むため議事堂を襲撃した「トランプ軍」と同じようなものか…ということになりますが、実際のところは…、


活動資金を手に入れる手段として、銀行強盗をくり返したことで、FBI 捜査官のジュード・ロウ、ジャーニー・スモレット、警察官のタイ・シェリダンたちの注目を集めて…、

組織の実態を追求されることになった「ジ・オーダー」で、頭角をあらわしたカリスマ的な狂信者の実在の故ロバート・ジェイ・マシューズ(1984年没)の役を演じてくれたのは…、

クリント・イーストウッド監督の最後の作品になるだろうと言われている「陪審員 2番」(今秋11月1日全米公開)、ロバート・エガース監督のヴァンパイア・ホラー「ノスフェラトゥ」(12月25日全米公開)、ジェームズ・ガン監督の「スーパーマン」(2025年7月全米公開)と話題の出演作が目白押しの絶好調のニコラス・ホルト!!、メガホンをとったのは、「アサシン・クリード」(2016年)などで知られるジャスティン・カーゼル監督です…!!

この問題作「ジ・オーダー」の北米での封切りは今年末の12月6日限定公開の予定。諸外国では Amazon Prime Video のオリジナル映画として、配信リリースされる予定ですから、Prime 会員の方はお楽しみに…!!


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Billy's footnotes 💬 Day 283


今年2024年も残すところ、あと約3か月を切りましたが、このあと年内に封切られる映画のうち、絶対に必見の1本!!に位置づけて、差し支えないはずの…

フローレンス・ピューとアンドリュー・ガーフィールドが共演の恋愛映画の感動作「ウィ・リヴ・イン・タイム」を、この週末の10月11日に北米で限定公開で封切る配給の A24 が…、


出会って間のないふたりだけに、妙に気恥ずかしい朝に、男のお決まり?!のように、そそくさと帰ろうとするトバイアス(アンドリュー・ガーフィールド)に向かって、アルマ(ピュー)が…


「どうして…?」「何かすることあるの?」と尋ね、特に用事はないんだけど…と応じたスパイダーマンに、ブラック・ウィドウが「私だって何もすることないんだから…」と、彼を引きとめずにはいられないキュートな本編シーンを披露してくれました…!!



リーチャー=アラン・リッチソンの相棒のクールなニーグリー=マリア・ステンを主人公に据えるスピンオフの配信シリーズの製作が正式に決定!!した Amazon Prime Video で、いま最も人気の「リーチャー」が…、

来年2025年のうちにリリースされる予定のシーズン ③ の成否の結果を待つまでもなく、早くも次のシーズン ④ に進むことが正式に決定!!を、同シリーズを製作する Amazon MGM がプレス発表しました…!!ということは、原作の…


リー・チャイルド作の小説シリーズ第7作め「宿敵」(2003年出版)を下敷きにしたシーズン ③ の出来栄えが、「リーチャー」ファンを充分に満足させる申し分のない完成度だ!!と、製作者らが自信を持ったに違いありませんから、Amazon Prime 会員の方はお楽しみに…!!



ロバート・エガース監督(「ザ・ウィッチ」2015年)が、ヴァンパイア映画の古典「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922年)をリメイクした新しい「ノスフェラトゥ」の短めの新しい予告編を…


南米ブラジルのユニバーサル映画がリリースしたので、チラとご覧ください!!、全米公開は12月25日にメリー・クリスマス・ロードショー!!の予定ですから、同日全米公開のエルたん最新作の音楽伝記映画「ア・コンプリート・アンノウン」と対決する興行バトルです…!!


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Watch ▶ the Trailer for Clint Eastwood's Courtroom Drama 'Juror #2' starring Nicholas Hoult, Toni Collette and J. K. Simmons


実際のところ故意ではなく、悪条件が重なった交通事故だったにせよ、被害者を死に至らしめたのは自分かもしれないのだが、偶然にも、その被害者の命を奪ったとされる殺人事件の陪審員に選ばれたのだから、無実かもしれない被告の容疑者= Netflix の「ザ・ナイト・エージェント」シリーズが大ヒットのガブリエル・バッソに有罪を言い渡しさえすれば、自分の過失の罪が問われることはもうない…。だけど…、

本当にそれでいいの?!、裁きの罪から逃れたとしても、ただ沈黙するだけ…を選んで、ひとの道をはずれてしまったら、良心の呵責に苛まれてしまい、あとの人生まともに生きていけるの…?!といった正直に語るべきか、それとも沈黙して、自分のいまの暮らしを守るべきなのか?!の葛藤のジレンマに追い込まれていく主人公の「陪審員 2番」ことジャスティン・ケンプの役どころに…、


悪役のレックス・ルーサーに起用されたジェームズ・ガン監督の新生 DC ユニバースの第1作めにあたる「スーパーマン」(2025年7月11日全米公開)が楽しみなニコラス・ホルト、つまり「X-Men」の旧シリーズのビースト役や「マッドマックス: フューリー・ロード」(2015年)などで活躍の現在34歳の若き名優を迎えて、約60歳も年上の現在94歳の高齢だけに…、

クリント・イーストウッド監督にとっては恐らく、これが映画界での最後の仕事になるのでは…と考えられている現役引退作になるであろう社会派の問題作「ジュラァ #2」つまり「陪審員 2番」を来月11月1日に全米公開する配給のディスカバリーつまり昔はワーナーが、AFI フェスト=第38回のアメリカン・フィルム・インスティチュート映画祭での今月10月27日に予定した世界初お披露目のプレミア上映に向けて、予告編を初公開してくれました…!!、いわゆる法廷ドラマの裁判モノだけに…


約2時間37分もの長尺の上映時間らしい「陪審員 2番」のその他の出演者は、J.K.シモンズ、トニ・コレット、ゾーイ・ドゥイッチ、クリス・メッシーナ、キーファー・サザーランド、セドリック・ヤーブロー、レスリー・ビブ、福山智可子さん、そして、被害者の亡くなった女性のケンドル役を演じているのは、イーストウッド監督の愛娘のフランチェスカ・イーストウッドですね…!!

「真のアメリカン・ヒーローとは…?!を問う」をライフワークとしてきただけに、これまでにも繰り返し、モラルの葛藤を描いてきたイーストウッド監督が最後の最後にあらためて、問いかける良心の呵責をめぐる善悪のジレンマの物語は果たして、どんな選択を選ぶ結末へいたるのか?!、もしも、あなたが陪審員 2番だったら沈黙?!、それとも正直に語りますか?!、振る舞いこそが「あなたという人」の本当の人間性の真価を示すことになる…と承知したうえで、大人の映画通の方は考えてみてください…!!


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Billy's footnotes 💬 Day 274


薄気味悪い笑顔にとり憑かれる恐怖を描いたホラー映画のヒット作「スマイル」(2022年)の続編が、北米で今日の週明け月曜日の9月30日に前売り鑑賞券を発売し、その告知として、特に目新しくもない本編シーン(↓)と…、


新しいポスターを披露してくれました…!!、ピンク・レンジャーのナオミ・スコット(「パワー・レンジャーズ」2017年)が、テイラー・スウィフトみたいな歌姫のスカイ・ライリー役に扮して…


笑顔が絶えないから困ってしまう「スマイル 2」を手がけたのは、前作から引き続き、パーカー・フィン監督。全米公開はハロウィンのホラー・シーズンに突入する来月10月の18日からです…!!



アニヤ・テイラー=ジョイ出世作のホラー映画の傑作「ザ・ウィッチ」(2015年)などで知られるロバート・エガース監督のヴァンパイア映画「ノスフェラトゥ」を、今年2024年から来年2025年にかけての年末年始の勝負作として、12月25日から全米メリー・クリスマス公開を予定している…


配給のフォーカス・フィーチャーズつまりユニバーサル映画が新しい予告編を披露しました!!、ドイツ映画界の名匠ヴェルナー・ヘルツォーク監督のリメイク映画「ノスフェラトゥ」(1979年)の元ネタの古典映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922年)をあらためて、リメイクした新しい…


「ノスフェラトゥ」で、吸血鬼のオルロック伯爵の役を演じてくれたのは、キング原作ホラーの大ヒット作「It(イット)」シリーズの恐怖のピエロのビル・スカルスガルドです…!!

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Watch ▶ the Trailer for Robert Eggers' Vampire Horror 'Nosferatu' starring Bill Skarsgård


ロバート・エガース監督の商業映画のデビュー作にあたるホラー映画史上の傑作「ザ・ウィッチ」(2015年)と、同監督の第3作め「ザ・ノースマン」(2022年)でも組んだ間柄のヤング・フリオーサアニヤ・テイラー=ジョイが、そもそもは主演女優をつとめるはずでしたが…、

Apple TV+ 配信のスコット・デリクソン監督(「ドクター・ストレンジ」2016年)のアクション映画「ザ・ゴージ」のほうを選び、降板したことで、ATJ のファンはもちろん映画通がガッカリ…の魅力をやや失った感のあるヴァンパイア映画「ノスフェラトゥ」の予告編を、配給のフォーカス・フィーチャーズつまりユニバーサル映画が初公開してくれました…!!


近年は「スター・ウォーズ」の配信シリーズ「ザ・マンダロリアン」などで存在感を発揮の役者としてのほうが知られているかもしれないドイツ映画界を代表する名匠のヴェルナー・ヘルツォーク監督が、故クラウス・キンスキーを吸血鬼の役に起用して、1979年に発表した同名のリメイク映画の元ネタの古典映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922年)を…、


ロバート・エガース監督があらためてリメイクをした…つまり、故フリードリヒ・ヴィルヘルム・ムルナウ監督の古典映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」の公式のリメイク映画としては、2本めにあたるハリウッド版の新しい焼き直しの「ノスフェラトゥ」は、ユニバーサル映画の年末年始の勝負作として、12月25日から全米メリー・クリスマス・ロードショー!!

ドラキュラ伯爵の名前を物語の舞台のドイツにあわせて、オルロック伯爵に改名した吸血鬼の役に起用されたのは、「It(イット)」シリーズの恐怖のピエロとして知られるほか、今夏8月23日の全米公開を待たずして、今年2024年のワースト映画かも?!と前評判がサイテーなことで話題の「ザ・クロウ」のダークヒーローのビル・スカルスガルド!!、共演者はニコラス・ホルト、アーロン・テイラー=ジョンソン、エマ・コリンほか…です。

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Weekend Box Office 💰 May 24 - 26, 2024 : 5月24日~26日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

この夏に北米で公開される映画のうち、映画好きが最も気にして、映画館に出かけなれば…!!と期待をしている作品は、ニコラス・ケイジが仕掛人のプロデューサーをつとめて、連続殺人鬼の役を演じ、マイカ・モンローを主人公の FBI 捜査官の役に起用したホラー映画の「ロングレッグス」(7月12日限定公開)なのでは…?!というのは…、

とにかく今年2024年最も恐ろしい映画!!の前評判だけで、予告編を観ても物語の具体的な内容はわからないし、ポスターも謎めいたイメージばっかりだから、いったい何がどう怖いのか?!は、サッパリ見当がつかないし、原作のないオリジナル・ストーリーだから筋書きを調べようもない…


…と、つまり、「ロングレッグス」を配給する Neon の宣伝担当のパブリシストは未知のホラー映画を未知のまま、巧みにもったいつけて、映画好きをジラすことで、その「新作の鮮度」を「新鮮」に保ち続けながら、話題を拡散しているのに対して…、


半世紀近い約45年も昔の1979年に始まった「マッドマックス」シリーズの通算第5作めにあたる「フリオーサ」は、2015年に公開された前作「フューリー・ロード」につながる前日譚のプリクエールとして、「過去の出来事」を描いた作品だから、アニヤ・テイラー=ジョイが演じるヤング・フリオーサは、どのような危機に直面しても生き延びて、シャーリーズ・セロンのインペラトル・フリオーサに成長するのは明らかだし、雷神ヘムジーのデメンタスは滅んで、イモータン・ジョー(「マトリックス」シリーズのラッキー・ヒューム)が栄える筋書きはわかりきっているだけに…、

だったら、物語の展開を伏せる必要はない…という割り切りでしょうか?!、ネタバレお断りの CIA では紹介しませんでしたが、約2時間28分の映画の全体をダイジェストしたような約6分に近い長〜い予告編(↓)をリリースしてしまったら、映画の内容は大体わかった!!、ほかにも「ロングレッグス」とか観たい映画があるので、「フリオーサ」は映画館に出かけずに配信を待とう!!となるのも無理はない約1億6,800万ドル以上の巨額製作費を投じたブロックバスター大作を…、

第1位 (初) 「フリオーサ: ア・マッドマックス・サーガ」(1億6,800万ドル)

$25,550,000−(3,804館/$6,717)−$25,550,000


RT の評論家の支持率 89 % / Metacritic スコア 79 / 出口調査の CinemaScore B+

北米で明日の週明け月曜日の5月27日は「メモリアル・デー(戦没将兵追悼記念日)」の祝日ですから、ふだんの週末よりもお休みが1日多いので、うれしい連休のロング・ウィークエンドの勝負作として全米公開したディスカバリーが公表した週末3日間の封切り成績は、当初に期待されていた約6,000万ドルの半額以下の約2,555万ドルの沈没でした…😱となれば…、

先月4月半ばに全米公開されたケイリー・スペニーちゃんの政治的な問題作「シビル・ウォー」の封切り成績の約2,554万ドル(3,838館)と同等どころか、「スパイダーマン」シリーズの放送部員のアンギャリー・ライスちゃんが主演のミュージカル版「ミーン・ガールズ」が、今年2024年最初のヒット作として稼いだ同成績の約2,864万ドル(3,791館)に、あろうことか、ATJ のフリオーサは負けてしまったのか…!!

…のわけですが、前述のようにメモリアル・デーの連休だけに、映画は明日の祝日に観よう!!という方も少なくないため、封切り成績はいつもの週末3日間ではなく、明日の成績を含めた計4日間の売り上げこそ評価するべきとなり、封切り興行のまだ途中の3日間の数字はやや少なめになっても仕方がない…と、少なめを多め…じゃなくて、大目に見ることもできますが、それにしても…、

前作「フューリー・ロード」の封切り成績の約4,543万ドル(3,702館)に近い4,000万ドルは少なくとも稼ぐだろう!!(ただし約9年前の約4,543万ドルは現在のお金の約5,934万ドルに相当)と予想された「フリオーサ」の同成績が約2,555万ドルは大目に見たりできない少なすぎでは…?!だけに、前述のように予告編や宣伝のプロモ・ビデオが内容を紹介しすぎ…のほかに、いったい、何がよくなかったのか…?!


…が気になりますが、同じくディスカバリーが封切り、約8,251万ドル(4,071館)の封切り成績を叩き出した「デューン 2」のプレミア上映に登場したアニヤ・テイラー=ジョイが単なるゲストではなく、ヴィルヌーヴ監督の映画の出演者だった!!どころか、次の「3」は ATJ が主演なの?!とほのめかしたサプライズは、「フリオーサ」に向けての布石の宣伝活動のひとつだったはずが、「デューンの新ヒロインのアニヤ・テイラー=ジョイ」の話題のほうが「マッドマックスの新ヒロインのアニヤ・テイラー=ジョイ」を上まわってしまった裏腹の逆効果?!…に重ねて…、


昨2023年の第76回カンヌ国際映画祭での世界初お披露目のプレミア上映の結果が期待ハズレの不評だった「インディアナ・ジョーンズ」の第5作めが、そのよくない口コミが拡がったこともあって、興行が不発の惨敗となり、ディズニーが大赤字を抱えるハメに…の二の舞いを避けたい…と根回しをしたのか?!、先々週の水曜日(5月15日)の「フリオーサ」のカンヌでのワールド・プレミアに先がけて、オタク映画のファンからの支持が厚いエドガー・ライト監督や、ゲームのクリエイターの小島秀夫さんたちが、ひと足早く「フリオーサ」を観せてもらった感想の絶賛を語ったことが、「フリオーサ」は昨年の「インディアナ・ジョーンズ 5」と同様に、カンヌでけなされるリスクをはらんだ微妙な出来栄えなのでは?!、だから…、

オタク人気のセレブに前もって、絶賛の口コミを言わせたんだろう…などと裏読みされてしまい、特にエドガー・ライト監督は ATJ とトーマシン・マッケンジーをダブル主演にしたホラー映画の「ラスト・ナイト・イン・ソーホー」(2021年)を手がけた間柄だけに、「フリオーサ」をホメるのは当たり前…として、言葉の信ぴょう性を欠いて、ヤラセめいてしまったことが…、

アイドル大好きの CIA では、リトル・フリオーサに抜擢された美少女アリラ・ブラウンちゃん13歳(「スリー・サゥザンド・イヤーズ・オブ・ロンギング」2022年)も当然紹介していますが、配給のディスカバリーの宣伝やマスコミの映画紹介では、アリラちゃんについて、ほとんど全く、ふれられていないのに、映画の始めはリトル・フリオーサの物語であり、主演のはずの ATJ は半ば近くまで出てこない…ことに観客の一部が呆気にとられ、「マッドマックス」なのにマックス・ロカタンスキーが主人公ではないことへの不満などとも結びついて、エドガー・ライト監督や小島秀夫さんたちは、けして、ウソを言っていないのに、ソーシャル・メディアはウソばっかり!!と決めつけられがちの時代だけに、むしろ足を引っ張る裏腹の逆効果?!のようになってしまったことや…、

「マッドマックス」のファンから特に好まれている第2作め(1981年)=上映時間は約1時間36分と「フューリー・ロード」=上映時間は約2時間が共にシンプルな物語だったのに対して、創り手のジョージ・ミラー監督が「大河映画」と語ったように、長い年月にわたる複数の登場人物の物語の「フリオーサ」は上映時間も前述のように約2時間28分と長め…と、これまでのシリーズの作品とは、やや違うものに仕上げられたのも不発と無関係ではないのかもしれませんし、イマンちゃんが大活躍の「ザ・マーベルズ」(2023年)が、マーベルの戦うヒロイン映画なのに不発だったわけのひとつの女性が主人公の映画を拒否する性差別や、世間の物価高騰と、映画の鑑賞料金も高くなりすぎた経済事情の悪化、それなのにディズニー CEO のボブ・アイガー氏が時給100万円に相当する巨額年俸を得ながら、末端のクリエイターには利益を分配しない映画スタジオの重役たちの搾取と、ハリウッドの映画スタジオが政治的に間違った民族差別の迫害を正しいとする見解を示したことへの世論の反発など諸々が関係しているとは思いますが、それらはさておき、出口調査では…、


観客全体の約7割を占める男性のうちの約9割が支持をし、残りの約3割の女性の観客のうち約8割が好意的に受けとめて、男女をあわせた全体のうちの約7割の観客が周囲に鑑賞をお薦めしたい!!と回答の絶賛!!が現実ですから、冒頭のように結末はわかりきっているから「配信を待とう」と思った方も、映画館で迫力を楽しめるうちに観ておいたほうがよいのかもしれませんし、ヤラセの情報操作や、インフルエンサーとしてのお仕事か…などと疑われたり、カン違いをされるセレブではなく、これから実際に映画を観たフツーの観客のフツーによい口コミが拡がって、次のシリーズ通算第6作めの「マッドマックス」が作られるのを願うばかりです…!!


第2位 (初) 「ザ・ガーフィールド・ムービー」(6,000万ドル)

$24,775,000−(4,035館/$6,140)−$24,775,000

RT の評論家の支持率 37 % / Metacritic スコア 30 / 出口調査の CinemaScore B+

現在はディズニー傘下の20世紀スタジオ、つまり約20年前の当時は20世紀フォックスが、漫画家のジム・デイビス現在78歳が生んだ同名のネコの人気キャラクターをもとにして、2004年に封切った実写とアニメのハイブリッド映画「ガーフィールド: ザ・ムービー」と続編の「ア・テイル・オブ・トゥー・キティーズ」(2006年)では、「ゴーストバスターズ」シリーズのビル・マーレイが声優を担当した…

ふてぶてしいネコのガーフィールドの声に「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」シリーズのクリス・プラットを起用して、お父さんネコの声は同じくマーベルのニック・フューリーとして知られるサミュエル・L・ジャクソン、飼い主のジョン役の声優には「マッドマックス」シリーズの前作「フューリー・ロード」のニコラス・ホルトを迎えて…、


「チキン・リトル」(2005年)のマーク・ディンダル監督にメガホンを託した児童向けアニメ映画「ザ・ガーフィールド・ムービー」を、メモリアル・デーの連休のファミリー向けの勝負作として公開したソニピが公表した週末3日間の封切り成績は「フリオーサ」と同等の約2,478万ドル!!


…でしたから、出口調査では、12歳以下の児童の約9割近くが支持したアニメ映画が、明日の祝日を含めた計4日間の成績では「マッドマックス」を超える可能性もあるだけに、悪役に挑戦した雷神ヘムジーは「ガーディアンズ」のクリスのネコに敗北するかもしれませんが…、

しかし、同じくクリスが声の主演をつとめて、ヤング・フリオーサのアニヤ・テイラー=ジョイがピーチ姫だったユニバーサル・イルミネーションのニンテンドー・アニメ「ザ・スーパー・マリオ・ブラザーズ・ムービー」が、昨2023年の春に叩き出した週末3日間の封切り成績は、いきなり大台の1億ドルを突破した約1億4,636万ドル(4,343館)でしたから…、

そのマリオの大爆発の大ヒット!!と比べると「ガーフィールド」は不発に見えてしまうものの、製作費が約6,000万ドルのネコ映画の世界総額の成績は、早くも1億ドルが目前の約9,108万ドルに達しているため、ソニピが黒字を稼ぐ可能性は高そうだけに「2」が作られるかも…ですね!!


第3位 (1) 「IF(イフ)」(1億1,000万ドル)

$16,100,000−(4,068館/$3,958)−$58,667,000

RT の評論家の支持率 50 % / Metacritic スコア 46 / 出口調査の CinemaScore A



$13,356,000−(3,550館/$3,762)−$122,805,252

RT の評論家の支持率 81 % / Metacritic スコア 66 / 出口調査の CinemaScore B


第5位 (4) 「ザ・フォール・ガイ」(1億5,000万ドル)

$5,920,000−(2,955館/$2,003)−$72,211,000

RT の評論家の支持率 83 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A-


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Billy's footnotes 💬


新年の夏 🍉 のお楽しみ映画のひとつのアニヤ・テイラー=ジョイ主演の「マッドマックス」伝説の最新作「フリオーサ」(2024年5月24日全米公開)がポスターを初公開!!と書けば…、

「フリオーサ」のポスターなら予告編の初公開にあわせて、リリースされたから、これは初公開ではなく、2点めの新しいポスターでは…と指摘したくなる「マッドマックス」ファンの方もいるかもしれませんが、先に披露されたポスターはブラジルのコミコン CCXP の来場者に配布された特典の同コミコン限定版の別モノでしたから、本当の映画ポスターはこれが初公開です…!!


「X-Men」の旧シリーズのハンク・マッコイ、つまりミュータントのビーストとして知られるニコラス・ホルトが、ジェームズ・ガン監督の最新作「スーパーマン : レガシー」(2025年7月11日全米公開)の悪役レックス・ルーサーを演じることが決定!!

…と決定してはいないのに、業界メディアが先走って報じていたニコラス・ホルトが現実に同役に「本当に公式」に「正式に決定」した出演契約の完了を、DC スタジオのガン社長が本日初めて、ついさっきの西海岸の朝の午前9時ごろに、上 ↑ の写真を添えて発表しました!!


アメリカの MPAA にあたる日本の映画審査機関の「映倫」が、ヴィルヌーヴ監督の「デューン」の「Part 2」(新年2024年春3月1日全米公開)の上映時間が前作(2021年)の約2時間35分よりも…

約11分間長い約2時間46分の長尺だった審査結果の「G」(年齢による視聴制限は無しの誰でも鑑賞可)を明らかにしていたことが、ソーシャル・メディアの英語の言語界のいわゆる映画垢で話題になっています…!!



新型コロナが猛威を振るい、外出規制が強いられるなか、ダブリン市内の集合住宅で、30歳前後の男性の腐乱遺体が発見される。さかのぼること56日、独身女性のキアラは謎めいた魅力を持つ男性オリヴァーと出会った。パンデミックのなか、いっそ一緒に暮らそうと、ふたりはオリヴァー宅に住み込むことに…。

…だが、関係が深まるにつれ、彼にはひた隠しにする過去のあることがわかってくる。身元不明の死体が発見された今日と、その56日前からの日々とが交互に綴られ、悲劇の真相が徐々に明かされていく。コロナ禍のいまだからこそ読むべき奇跡のサスペンス小説。

…とのことで、アイルランドのミステリ作家のキャサリン・ライアン・ハワードが、2021年に発表したベストセラー小説「56日間」をもとにして、ホラー映画の達人のジェームズ・ワン監督がプロデュースを手がける配信シリーズ「オブセッション」の企画を、Amazon Prime Video が承認し、製作を進めるそうです…!!

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What to Watch on Streaming 🎬 Taylor Sheridan's 'Those Who Wish Me Dead' starring Angelina Jolie and Finn Little on Amazon Prime Video 🇯🇵 「ウインド・リバー」のテイラー・シェリダン監督が、アンジェリーナ・ジョリーを主演に迎えたアクション・スリラー映画「わたしの死を願う者たち」が、Amazon Prime Video の視聴無料のリストに追加されました ! !


山火事めがけてダイブする消防隊のスモークジャンパーの主人公ハンナに扮し、アンジェリーナ・ジョリーが主演したアクション・スリラー映画「わたしの死を願う者たち(邦題「モンタナの目撃者」)」(2021年)が、Amazon Prime Video の視聴無料のリストに追加されたので、映画館で観逃してしまった方は、この週末にお楽しみになられては?!、視聴はコチラ➡️https://amzn.to/3PG7JU1



ベニチオ・デル・トロ主演の非情な殺し屋映画「シカリオ」シリーズの名脚本家テイラー・シェリダンが、スカーレット・ウィッチのリジーとホークアイのジェレミー・レナーを主演に迎えた監督作「ウインド・リバー」(2017年)に続けて、メガホンをとった「わたしの死を願う者たち」は…

政財界の大物が絡んだ巨悪の不正を暴こうとした父を暗殺者によって殺されたばかりか、自分の命も狙われている少年コナーとめぐり会った主人公のハンナが、少年の身を守ろうと努めることで、過去の消火活動での失敗のトラウマを乗り越えていくのと同時に、今や身寄りを失って、行き場のない少年が見ず知らずのハンナを信じることで、悲しみを乗り越えて、たくましくなっていく姿をあわせて描いた感動的な人間ドラマを核にした…


テイラー・シェリダン監督らしいハードボイルドなタッチのアクション・スリラー映画の娯楽作に仕上がっていますから、近年の映画と言うよりはマンガに近いようなリアリティ皆無のアクション映画にはウンザリの方や、映画はやっぱり昔のほうが面白かった…と、20世紀の終わり、つまり、80年代から90年代にかけての映画は、いまのように複数の作品が複雑に絡んで、世界観を形作っていく…とかもなく、それぞれの作品の独立した物語を疑似体験として楽しむ映画本来のシンプルさがよかった!!などとお考えの方は納得できそうな90年代のアメリカ映画の懐かしい趣きをあわせ持った「映画らしい映画」となっています…!!とは言え…、

映画ファンが必ずしも観ておかなければならない作品ではありませんが、もし約1時間40分の鑑賞時間を費やす余裕があるのであれば、少年コナー役を演じた子役のフィン・リトルくんの名演技に応じたハンナ役のアンジーの存在感をお楽しみになられるのは時間の無駄使いにはならないと思いますし、前述の「シカリオ」は本当に息を呑むスゴい映画だったし、「ウインド・リバー」も傑作だったが、この「わたしの死を願う者たち」は、むしろ愛着を抱いて、好きになれるアメリカ映画のよいお手本であり、あぁ、映画って面白いなぁ…と素直につぶやいて、映画を観る意味を再確認できるような作品だと知っておいてもよいかもしれません…!!

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Weekend Box Office 💰 April 14 - 16, 2023 : 4月14日~16日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

マーベル・ニュー・ジェネレーションのキャスリン・ニュートンが初登場した「アントマン 3」のマーベルなのに、まさかの赤字になりそうな国内の成績の約2億1,291万ドルを軽く飛び超えて…、


$87,000,000−(4,371館/$19,904)−$347,823,700


RT の評論家の支持率 56 % / Metacritic スコア 47 / 出口調査の CinemaScore A

今年2023年全米公開映画の年間最大ヒット作の暫定第1位に躍り出た「マリオ」の公開2週めの成績の約8,700万ドルは、ディズニー・アニメのいわゆるアナ雪の「フローズン 2」(2019年)が記録した約8,598万ドル(4,440館)を更新して、アニメ映画史上最高の公開2週めの史上最大ヒット!!に飛びあがった新記録の達成!!となっています!!、果たして、マーベルの「スパイダーマン」のアニメの第2弾「アクロス・ザ・スパイダーバース」(今夏6月2日全米公開)が、「アントマン 3」の仇討ちをして、マリオに勝利できるのか…?!、乞うご期待ですね…!!


ソニピ製作・配給の「ポープ'ズ・エクソシスト」が、ローマ法王庁公認の悪魔祓いの実話を映画化したシリアスな作品、つまりフツーのホラー映画に対して、ユニバーサル映画が配給の「レンフィールド」は、ニコラス・ケイジの吸血鬼ドラキュラの怪演を売りにしたコメディだけに、それぞれ映画のタイプは異なるものの、どちらもホラー映画なのは変わりありませんから…、

第2位 (初) 「ザ・ポープ'ズ・エクソシスト」(1,800万ドル)

$9,150,000−(3,178館/$2,879)−$9,150,000


RT の評論家の支持率 47 % / Metacritic スコア 44 / 出口調査の CinemaScore ?

どうして、同日にホラー映画を一緒に封切るの?!、ホラー好きの観客を互いに奪いあい、共倒れになるかもしれないから、ソニピとユニバーサルのどちらかが譲って、公開日を変更すべきだったのでは…?!と映画ファンの誰もが思っていた「ポープ'ズ・エクソシスト」と「レンフィールド」のホラー映画同士の興行対決は、やはり、ホラー好きは怖いものを観たいわけですから、お笑いのコメディよりはシリアスなほうが好まれるよね…の当然の理屈に応じて、「法王のエクソシスト」の勝利!!となっていますが…、

どちらの映画の封切り成績も 1,000万ドルを切った不発のパッとしないだけに、要するにどちらのホラー映画もマリオに惨敗…のマリオのひとり勝ちというのが適切な見方のように思われますが…、


第3位 (2) 「ジョン・ウィック: チャプター4」(1億ドル)

$7,925,000−(3,033館/$2,613)−$160,112,705

RT の評論家の支持率 95 % / Metacritic スコア 78 / 出口調査の CinemaScore A


第4位 (初) 「レンフィールド」(6,500万ドル)

$7,770,000−(3,375館/$2,302)−$7,770,000


RT の評論家の支持率 59 % / Metacritic スコア 54 / 出口調査の CinemaScore B-

ともに映画の格付けサイトの Rotten Tomatoes では、お金を払うに値しない腐敗映画に認定された両ホラー映画を観たかった観客の出口調査では、それぞれ約8割前後が満足ですから、つまり似たりよったりか…といった受けとめ方をされそうですが、ただし…、


ジュリアス・エイヴァリー監督(「オーバーロード」2018年)の「法王のエクソシスト」が、ホラー映画らしい安価の製作費の約1,800万ドルに対して、クリス・マッケイ監督(「ザ・トゥモロー・ウォー」2021年)の「レンフィールド」は、そんなに安価ではない約6,500万ドルを使っていますから、パッとしない封切り成績でも前者は容易に黒字になりそうの見込みからすると、やっぱり…

「シャンチー」(2021年)のノラの出演作よりも「ミズ・マーベル」(2022年)のローレル・マースデンちゃんの出演作の方に軍配!!が興行的には適切な評価になりそうですが、しかしながら、前述のようにニコラス・ケイジの吸血鬼ドラキュラの怪演が見ものの「レンフィールド」は将来的には恐らく、カルト映画として崇められ、これから何年先でもマニアに愛好されて、観続けられ、話題にされるだろう…と予想されていますから、映画の作品そのものの寿命の価値としては、即座に忘れられるに違いないベタな悪魔祓いよりも、永遠の命を持つ吸血鬼の勝利かもしれません!!


第5位 (3) 「エア」(9,000万ドル)

$7,720,599−(3,507館/$2,201)−$33,283,549

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 75 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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