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Weekend Box Office 💰 July 19 - 21, 2024 : 7月19日~21日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

おととしの2022年の夏の特大ヒット作「トップガン: マーベリック」(2022年)のハングマン役が好評を博して、人気者になったグレン・パウエルは続くロマコメの「エニワン・バット・ユー」が昨2023年末から今年にかけての年末年始に、巨額を投じた宣伝ではなく、この映画は面白い!!の口コミのおかげで、まさに「真の大ヒット作」へと発展しましたが…、

「エニワン・バット・ユー」が大ウケしたのは、お相手をつとめたヒロインのエッチなお姉さんのシドニー・スウィーニーのおかげでしょ…!!という見方もされてしまうため、果たして、「トップガン 2」で共演したトム・クルーズのあとに続く、アメリカをシンボライズする次世代のスターのように見なされ始めたグレン・パウエルは、その将来への期待が込められた評価に見合う真の映画スターなのかどうか…?!、彼の真価が試されるのは、このブロックバスター映画の大作だろう…

…という意味において、大いに注目されていた「ツイスターズ」の封切り成績は当初の予想では、とどのつまり昔の人気映画の焼き直しのいわゆる「懐かシネマ」にしか過ぎないから、せいぜい、4,000万ドル前後から、よくても5,000万ドルだろう…と、低めの数字が言われていましたが…、

第1位 (初) 「ツイスターズ」(1億5,500万ドル超)

$80,500,000−(4,151館/$19,393)−$80,500,000


RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A-

配給のユニバーサル映画がアナウンスした封切り成績が、予想の4,000万ドルのまさかの2倍!!の約8,050万ドルの大ヒット!!だったことで、どうやら、グレン・パウエルの人気は「ホンモノ」のようだ!!と、あらためて、真の映画スターとして見なされることになりそうだ!!と同時に…


ヒロインのケイト役を演じたデイジー・エドガー=ジョーンズも、前述の「トップガン 2」と一緒に、おととし2022年の夏にヒットした前作「ザリガニの鳴くところ」に続く、2打席連続のホームラン!!ですから、彼女の映画女優としての株も赤丸急上昇になりそうですし…、

ヘレン・ハントと故ビル・パクストンが共演して、いまから約28年前の1996年に封切られたオリジナル映画の「ツイスター」を映画館で観たことがないに違いない25歳以下の女性の観客から圧倒的に支持され、ほぼ満点の絶賛評価を博するブロックバスター映画の超娯楽作を創りあげたことで、「ミナリ」(2020年)のリー・アイザック・チョン監督の創り手としての位置づけも大きく変わりそうな…


「ツイスターズ」が叩き出した封切り成績の約8,050万ドルについて、オリジナル映画「ツイスター」の同成績の記録=約4,106万ドル(2,414館)を大きく上まわったどころか、ディザスター映画の巨匠のローランド・エメリッヒ監督が、いまから約20年前の2004年の夏に記録した「ザ・デイ・アフター・トゥモロー」の封切り成績の約6,874万ドル(3,425館)をも超えたことで、ジェイク・ジレンホールに代わって、グレン・パウエルが新たにディザスター映画史上最大の封切りヒットを放った映画スターの王座についた…!!と、大げさに伝えているマスコミが少なくありませんが…、

お金の価値の移り変わりを考慮して、「ツイスター」の封切り成績の約4,106万ドルを、いまのお金の価値に換算すると約8,205万ドルになりますし、「デイ・アフター・トゥモロー」の封切り成績の約6,874万ドルは約1億1,442万ドルに相当しますから、昔は映画チケットの鑑賞料金が今ほど高価ではなく、安かったことも踏まえると、実際のところ「ツイスターズ」が前作「ツイスター」や「デイ・アフター・トゥモロー」の大ヒットの動員を本当に超えたの…?!は、かなり疑問になるため…、


昔の映画と比べるのではなく、ともに今春に大ヒットした「ゴジラ x コング : ザ・ニュー・エンパイア」の封切り成績の約8,001万ドル(3,861館)と、「デューン 2」の同成績の約8,251万ドル(4,071館)と同等の封切り大ヒットだから、その両映画の実績にもとづくと、リー・アイザック・チョン監督は巨額の製作費の約1億5,500万ドル超に対して、国内の興行成績が最終的に 2億ドルを突破!!

…するかもしれない可能性がいきなり視野に入ったことで、リー監督は初めてのブロックバスター映画を黒字の勝利で飾ることになりそうだから、ルーカスフィルムは同監督の希望を受け入れて、配信シリーズの「マンダロリアン」「スケルトン・クルー」(今年後半配信予定)のみならず、「スター・ウォーズ」の本流の劇場公開映画のメガホンを託してみてはどうか?!と言われることになりそうですね…!!


第2位 (1) 「デスピカブル・ミー 4」(1億ドル)

$23,800,000−(4,112館/$5,788)−$259,460,000

RT の評論家の支持率 54 % / Metacritic スコア 50 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (3) 「インサイド・アウト 2」(2億ドル超)

$12,800,000−(3,625館/$3,531)−$596,375,604

RT の評論家の支持率 92 % / Metacritic スコア 74 / 出口調査の CinemaScore A


第4位 (2) 「ロングレッグス」(1,000万ドル以下、恐らくは500万ドル以下)

$11,700,000−(2,850館/$4,105)−$44,650,532

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 78 / 出口調査の CinemaScore C+

映画通の間では、「この夏最も話題の作品」に昇りつめた怪優ニコラス・ケイジの新しい代表作「ロングレッグス」の公開2週めの集客減の割り合いは約−48%ですから…、


先週の封切り成績の記事で比較にあげた「スマイル」(2022年)が公開2週めに発揮した驚異の動員持続力の約−18%の集客減と比べると、かなり見劣りしてしまうばかりか、同じく配給の Neon が今春に封切ったエッチなお姉さんのシドニー・スウィーニー製作・主演のトンデモ・ホラー映画「イマキュレト」の約−39%にも負けてしまっていますが…、


キング原作ホラーの特大ヒット作「IT(イット)」(2017年)の公開2週めの集客減は約−51%でしたし、ホラーではありませんが、「ロングレッグス」のまえに話題が盛りあがった今年2024年最大の問題作のケイリー・スペニーちゃん出演「シビル・ウォー」の公開2週めの集客減は約−56%でしたから、マイカ・モンローが大健闘しているのは間違いありません!!、いずれにしろ…、

ホラー映画にありがちのいきなり 7割以上もの観客を失う垂直落下式の墜落…とはならず、「この夏最も話題の映画」の口コミにそって、動員をしっかりと維持した大成功!!とあらためて称賛することができそうです…!!



$6,100,000−(2,913館/$2,094)−$127,636,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 68 / 出口調査の CinemaScore B+


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Billy's footnotes 💬 Independence Day (Day 186)


いまから約28年前の1996年に公開された前作「ツイスター」が、物語の舞台としたオクラホマ州のとなりのアーカンソー州に住んでいたので、言わば地元の映画として、とても興味深く観て、共感したそうですから、その続編を手がけたい!!と思ったのも納得できる…


リー・アイザック・チョン監督(「ミナリ」2020年)が、前作と同様にオクラホマ州を舞台とし、現地で行ったロケの様子のメイキング映像をまじえたプロモ・ビデオと…、


「トルネード・ラングラーズ」つまり「逃げる猛牛ではなく、竜巻を追跡して格闘し、ねじ伏せるカウボーイども」といった意味合いの「ストーム・チェイサー」の面々を紹介したプロモ・ビデオの2本をあわせて、お楽しみください…!!


トム・クルーズと共演した「トップガン2」の「マーベリック」(2022年)が大ヒットしたことで、アメリカをシンボライズするスターのひとりに見なされ始めたグレン・パウエルと「ザリガニの鳴くところ」(2022年)のデイジー・エドガー=ジョーンズが共演の「ツイスターズ」は、いよいよ再来週末の7月19日全米公開!!、ちなみに出演者のひとりの…

キアナン・シプカちゃん(「トータリー・キラー」2023年)は、ホラー映画史にのこる傑作!!として、観続けられるだろう!!と言われ始めた「ロングレッグス」(↑ 写真)が、1週前の7月12日公開ですから、今月7月は要注目の大活躍ですね…!!


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Watch the New Trailer for Lee Isaac Chung's 'Twisters' starring Daisy Edgar-Jones and Glen Powell 🌪🌪


今夏の全米夏興行つまりサマー・シーズンの開幕を引き受けて、先週末に「ザ・フォール・ガイ」を封切ったユニバーサル映画が、そのエミリー・ブラントとライアン・ゴズリング共演作の冒頭…

…に添えて、まずは映画館でのみ先行上映していた「ツイスターズ」の長めの約3分間もある新しい予告編を、ネットにアップしてくれました…!!


「ミナリ」(2020年)のリー・アイザック・チョン監督が、1996年に公開された竜巻のディザスター映画の大ヒット作「ツイスター」を焼き直した「ツイスターズ」は…、


「ザリガニの鳴くところ」(2022年)のデイジー・エドガー=ジョーンズが演じる主人公ケイト・クーパーは、竜巻を追いかけるストーム・チェイサーだった学生時代に痛い目に遭ったことから、現在は現場に出向かず、ニューヨークのオフィスから竜巻の動きをモニターするだけだったが…、

友人のハヴィ=アンソニー・ラモス(「トランスフォーマー 7」2023年)から竜巻を追跡するための画期的な新しい装置の開発に協力してほしいと頼まれて、現場に復帰することに…!!

…の展開から、ソーシャル・メディアでウケて、バズるためなら、あえて危険に挑戦する気取り屋のストーム・チェイサー、タイラー=グレン・パウエル(「エニワン・バット・ユー」2023年)とめぐりあい、複数の竜巻が渦巻くオクラホマ州の嵐に飛び込んでいく…!!

…と複数の竜巻に同時に遭遇するから複数形の「ツイスターズ」は今夏7月19日から全米公開!!


共演者は…、CIA のご愛読者のみなさんには、クロエ・モレッツちゃんの友だちのひと!!として知られるサーシャ・レーン(「ロキ」2021年)、オリヴィアの娘役を演じた「トータリー・キラー」(2023年)のキアナン・シプカちゃん、そして、ジェームズ・ガン監督のヒーロー映画の最新作「スーパーマン」(来年2025年7月11日全米公開)のスーパーマン役に大抜擢されたデヴィッド・コレンスウェットといった顔ぶれです…!!

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First Trailer for Kornél Mundruczó-directed Apple TV+'s Thriller series 'The Crowded Room' starring Tom Holland, Amanda Seyfried, Sasha Lane 😱


上 ↑ の🚩文字のリンク、または下 ↓ のサッシャとトムをタップしてください…!!


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Sasha Lane 💜 サッシャ・レーン


プライベートは秘密のサッシャは、1995年9月29日生まれですから現在25歳ですが、一児のママとして子育てに忙しい…

彼女は「ヘルボーイ」(2019年)が不発に終わって、ガッカリだったものの、マーベルに起用されて、トムさんと共演の配信シリーズ「ロキ」が、初夏の6月11日から配信スタート!!、サッシャがどんな役どころで登場するのか?!、マーベル配信シリーズはお楽しみの連続ですね…!!😂


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