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Billy's footnotes 💬 Day 356


Recap video of the Every Major Movies released throughout 2024 🎬

YouTuber の Wagman Studios こと、イギリスのロンドンを拠点にして、エンタメ誌などに執筆している映画ライターのジェド・ワグマンさんが、今年2024年に世に出た劇場公開と配信の…

映画のうちから主な計250作品を選んで、「今年の映画」を振り返り、ひとまとめにマッシュアップしてくれた年末恒例のラップアップ・ビデオをお楽しみください…!!


大統領選挙の結果が絶望的だった悲観もあるでしょうが、北米の評論家やジャーナリストたちが、「この映画について考えない日はないと言ったら、嘘になる…」と、今年のトップ10のなかに含めるなどしているケイリー・スペニーちゃんの…


「シビル・ウォー」こそが、やはり「今年の映画」の代表ではないかな…と、そもそもケイリー・スペニーちゃんのことを考えない日はないぼくビリーも考えない日はないと言ったら、嘘になってしまいます…。

人心を乱しがちのソーシャル・メディアの悪影響もあるのかもしれませんが、世直しのための正義の殺人?!の事件が起きたり…とかも含め、とかく残念な世の中になってしまったものですね… 😔




'What If...?' Season 3 debuts tomorrow, December 22 on Disney+ 👀

Disney+ 配信のマーベルの並行世界のアニメ・シリーズ「What If...?」のシーズン ③ は…、


今日が土曜日のアメリカ🍔では明日の日曜日ですが、日本🍙では今日の日曜日の12月22日の夕方の午後5時スタート!!


次の日曜日の29日にかけて、連続8日間毎日1話配信のメリー・マーベル・クリスマスです…!!、ファンの方はお楽しみに…!!

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Billy's footnotes 💬 Day 344


再来週の水曜日(12月25日)のクリスマスの全米公開に向けて、プロモーションの宣伝活動のみならず、すでにいくつもの受賞やノミネートを獲得している絶讃の…


ジェームズ・マンゴールド監督(名作「17歳のカルテ」1999年)のボブ・ディラン(ティモシー・シャラメ)の音楽伝記映画「ア・コンプリート・アンノウン」が…、


これから映画賞の席巻を目指すことも目的かと思われますが、現地のロサンゼルスで昨日の日曜日(8日)に催したマスコミ向けの上映と質疑応答のイベントでのヒロインのシルヴィ役のエルたんです…!!




あのマーベルのヒーローやヒロインたちが「もしも…」「…だったら」の並行世界の物語を描いた Disney+ のアニメの配信シリーズ「What If...?」の…


シーズン ③ 全8話は、次の次の日曜日の12月22日から今年2024年最後の日曜日の29日にかけて、連続8日間毎日1話配信のメリー・マーベル・クリスマス!!

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Weekend Box Office 💰 November 29 - December 1, 2024 : 11月29日~12月1日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

約8年前の2016年に大ヒットしたディズニーのアニメ映画「モアナ」の「キャラクター・グッズなどの販促の CM ?!」として作られ始めた Disney+ の配信シリーズを「ダイジェスト化?!」し、「劇場公開映画のふり」をして封切られた「モアナ 2」もまた…、

第1位 (初) 「モアナ 2」(1億9,300万ドル)

$135,500,000−(4,200館/$32,262)−$221,000,000

RT の評論家の支持率 65 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A-

先週にふれた「続編とシリーズものばっかりのハリウッド映画の終わりの断末魔」ですから、実際のところ「新作」という言葉の本当の意味にあたいする「新作映画ではない」ため、特筆する必要はないと思われるので、記事は書きません。それにしても、Disney+ 会員の方としては、サブスクの会費を払っているのに、そもそもは同配信サービス限定のはずの「配信コンテンツ」を観るために映画館に出かけなければならないのか…😔と…、


このディズニーが仕掛けた「二重払い」に疑問を持たれるかもしれませんし、ディズニーランドが高すぎて、遊びに行けない子どもたちが「ディズニーなんて大嫌いだ…」と憎しみを抱き始めた「重役の時給100万円に相当する高額報酬」を維持するために「ディズニーは富裕層だけの特権」になりつつある「尊大な商業主義」と同じ…と思われるかも…。

第2位 (1) 「ウィキッド: Part I」(1億5,000万ドル)

$80,000,000−(3,888館/$20,576)−$262,426,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (2) 「グラディエーター 2」(3億ドル超)

$30,700,000−(3,580館/$8,575)−$111,208,000

RT の評論家の支持率 71 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore B


第4位 (3) 「レッド・ワン」(2億5,000万ドル超)

$12,896,000−(3,432館/$3,758)−$76,056,000

RT の評論家の支持率 33 % / Metacritic スコア 34 / 出口調査の CinemaScore A-



$3,275,000−(1,779館/$1,841)−$32,000,049

RT の評論家の支持率 89 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Billy's footnotes 💬 Day 316


クロエ・イースト(「ザ・フェイブルマンズ」2022年)と一緒にダブル主演をつとめて、先週末に全米公開された A24 ホラーの「ヘレティク」が高評価を博し、興行的にも幸先のよいスタート


…を切ったソフィーは、ケイリー・スペニーちゃんと同様に映画通が注目の女優だけに、次の主演作もまた興味深い謎の SF ホラーの恋愛映画?!「コンパニオン」(来年2025年1月31日全米公開)です!!、予告編はコチラ!!






並行世界をネタにして、あのガンダムが…じゃなくて、あのマーベルのヒーローやヒロインたちが「もしも…」「…だったら」の物語を描いたアニメの配信シリーズ「What If...?」の…


シーズン ③ 全8話を来月12月の22日の日曜日から29日の日曜日にかけて、連続8日間毎日1話配信のメリー・マーベル・クリスマス!!を決行する Disney+ が予告編を初公開してくれました…!!

2代目のホークアイのケイト・ビショップ(声優はもちろんヘイリー・スタインフェルドちゃん)とシャンチー(声優はシャンチーのシム・リュウ)は西部劇の世界で共演するようですね…!!


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Weekend Box Office 💰 October 4 - 6, 2024 : 10月4日~6日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (初) 「ジョーカー 2」(2億ドル超)

$40,000,000−(4,102館/$9,751)−$40,000,000

RT の評論家の支持率 33 % / Metacritic スコア 45 / 出口調査の CinemaScore D

絶不評の「ジョーカー 2」は、ディスカバリーつまり昔はワーナーが単独で製作したものであり、DC スタジオのジェームズ・ガン社長が、ソーシャル・メディアを通じて、ファンからの質問に応じたように、DC コミックスのキャラクターは登場していない「ジョーカー」シリーズと、ガン社長とは一切、何の関係もありませんので、言わば類似品?!、それとも模造品?!の紛らわしい商法に騙されて、DC スタジオのコミック映画だとカン違いをしませんように…!!


第2位 (1) 「ザ・ワイルド・ロボット」(7,800万ドル)

$18,700,000−(3,997館/$4,679)−$63,984,000


RT の評論家の支持率 98 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore A

ドリームワークス・アニメの新しい代表作になりそうな大絶賛の「ザ・ワイルド・ロボット」は、公開2週めにして、世界総額の興行成績が大台の1億ドル突破を果たした約1億43万4,000ドル!!



$10,325,000−(3,576館/$2,887)−$265,506,148

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B+


第4位 (3) 「トランスフォーマーズ・ワン」(7,500万ドル)

$5,350,000−(3,106館/$1,722)−$47,221,000

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (5) 「スピーク・ノー・イーヴル」(1,500万ドル)

$2,800,000−(2,279館/$1,229)−$32,586,000

RT の評論家の支持率 85 % / Metacritic スコア 66 / 出口調査の CinemaScore B+



🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 September 27 - 29, 2024 : 9月27日~29日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

ロボットのアニメなら、オプティマス・プライムとメガトロンが若いころは親友の相棒だった!!の秘話を描いた「トランスフォーマー」シリーズの始まりの物語「トランスフォーマーズ・ワン」が先週に封切られたばっかりじゃないか…!!、どうして、配給のユニバーサル映画は公開時期を見直して、延期しないのか?!、自分から沈没を招いて、自滅するだけの愚かじゃないのか…?!

…などと言われ、疑問視された「ザ・ワイルド・ロボット」の封切り成績は、せいぜい 2,000万ドル前後の今ひとつ振るわない結果になるだろう…と予想されていましたが、ユニバーサル映画が公表した実際の封切り成績は、その予想を大きく超えた約3,500万ドルの大成功でした!!と書けば…、

第1位 (初) 「ザ・ワイルド・ロボット」(7,800万ドル)

$35,000,000−(3,962館/$8,834)−$35,000,000


RT の評論家の支持率 98 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore A

えッ?!、先週初公開の「トランスフォーマーズ・ワン」が稼いだ封切り成績は約2,461万ドル(3,978館)だったから、その人気タイトルよりも「ザ・ワイルド・ロボット」のほうが大ヒットなのか…!!というドンデン返し?!の大逆転!!を果たしたピーター・ブラウン作の同名児童書のアニメ映画化の封切り成績の約3,500万ドルは…、


9月に全米公開されたアニメ映画としては、ソニピの大ヒット作「ホテル・トランシルヴァニア」シリーズの第2作め(2015年)が叩き出した約4,846万ドル(3,754館)と、同シリーズの第1作め(2012年)が記録した約4,252万ドル(3,349館)に次いで、史上3番めの大ヒット!!の位置づけですから、邦訳本を出版する福音館書店が…

嵐の夜、5つの木箱が無人島に流れついた。中にはどれも新品のロボットが入っていたが、壊れずに無事だったのは、1体だけだった。偶然にスイッチが入り、起動したロボットのロズは島で生き抜くために、まわりの野生動物たちを観察することで、サバイバル術を学んでいく。

初めはロズを怪物呼ばわりして、恐れていた動物たちだったが、ある日、ひょんなことから、ガンの赤ちゃんを育てることになったロズが孤軍奮闘するのを見て、しだいに心を開いていく。

すっかり野生のロボットとなったロズのもとに、ある日、3体のロボットを乗せた不気味な飛行船がやって来る。彼らの目的は?、そして、ロズの運命は…?!

ロボットが野生動物たちと共に生き抜いていく物語はまた、環境問題など私たちをとりまく様々なテーマについて話し合うキッカケを与えてくれる。

…と紹介している「野生のロボット」を、「千と千尋の神隠し」(2001年)などの宮崎駿監督の名作アニメで知られる日本のアニメ・スタジオのジブリだったら、どうアニメ映画化するのか…?!を拠りどころとして、ジブリ作品を意識した製作のドリームワークス・アニメーションの取り組み方は大正解だった!!


…ということになるスタジオジブリ…じゃなくて、ドリームワークス・アニメの「野生のロボット」を手がけたのは、ディズニー・アニメ「リロ & スティッチ」の人気キャラの生みの親として知られるほか、ドリームワークス・アニメの代表作「ヒックとドラゴン」シリーズの第1作め(2010年)や、ハリソン・フォード主演のディズニーの実写映画「野性の呼び声」(2020年)などのメガホンをとったクリス・サンダース監督。主人公のロボットのロズの声に…、


モンスター・ホラー映画「ア・クワイエット・プレイス」シリーズの「始まりの物語」のネコ映画「デイ・ワン」が、今夏に大ヒットになったルピタ・ニョンゴを起用した声の人選も大正解!!と大絶賛の「ザ・ワイルド・ロボット」は、13歳以下の児童が約3割ちょっとを占める封切り興行の観客の95%以上つまり、ほぼ全員が満足!!の出口調査の結果ですから…、

今年2024年公開アニメ映画のベスト①!!、もしくは今年2024年公開映画のベスト①かも…!!の頂点に位置づけられるのは間違いない!!と言われているだけに、この秋から始まる様々な映画賞の選考では、ディズニー・ピクサーの大ヒット作「インサイド・アウト 2」よりも、アニメの描写の質が高い!!と、アートの側面も高評価されている「ザ・ワイルド・ロボット」が…、

やっぱりドンデン返し?!の大逆転!!で、「インサイド・アウト 2」を抑え込んで、最優秀の長編アニメ映画賞を総なめするのでは…?!と予想され始めていますから、アニメはあんまり観ない…という映画通の方もチェックしてみたほうがよいかもしれませんね…!!



$16,040,000−(3,804館/$4,217)−$250,133,000

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B+


第3位 (2) 「トランスフォーマーズ・ワン」(7,500万ドル)

$9,300,000−(3,970館/$2,343)−$39,164,000

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore A

「トランスフォーマーズ・ワン」は作品そのものは高評だけに、動員を持続するかと思われましたが、残念ながら、原作本が児童のあいだでは大人気のベストセラーになっている同じロボットものの「ザ・ワイルド・ロボット」のアニメ映画化に、すっかり観客を奪われてしまいましたね…。


第4位 (初) 「デヴァラ: Part 1」(2,400万ドル)

$5,600,000−(1,040館/$5,385)−$5,600,000

RT の評論家の支持率 -- % / Metacritic スコア -- / 出口調査の CinemaScore --


N.T.ラーマ・ラオ Jr.が、ひとり二役の主演をつとめたボリウッド映画のアクションものです!!


第5位 (3) 「スピーク・ノー・イーヴル」(1,500万ドル)

$4,300,000−(2,661館/$1,616)−$28,140,000

RT の評論家の支持率 85 % / Metacritic スコア 66 / 出口調査の CinemaScore B+


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 September 20 - 22, 2024 : 9月20日~22日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。


$26,000,000−(4,172館/$6,232)−$226,848,000

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B+


第2位 (初) 「トランスフォーマーズ・ワン」(7,500万ドル)

$25,000,000−(3,978館/$6,285)−$25,000,000

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore A

昨2023年の夏に公開した実写の映画としては、第7作めの「ライズ・オブ・ザ・ビースツ」の興行成績が振るわなかった「トランスフォーマー」シリーズが、元ピクサーのジョシュ・クーリー監督(「トイ・ストーリー 4」2019年)を起用して…、


いまから約38年も前の1986年に公開した「ザ・トランスフォーマーズ: ザ・ムービー」以来となる超久しぶりにアニメ映画に取り組み、オートボットのリーダーのオプティマス・プライムと、宿敵の悪のディセプティコンのボスのメガトロンは若い頃は、まさかの親友だった…!!という始まりの物語の秘話を…、


「ソー」シリーズの雷神ヘムジー、「エターナルズ」(2021年)のブライアン・タイリー・ヘンリー、「ブラック・ウィドウ」(2021年)のナットのスカーレット・ジョハンソンといったマーベルのキャストを声の出演者に起用して、描いた「トランスフォーマーズ・ワン」は…、


同じくマーベルの戦うヒロイン、ホークアイのヘイリー・スタインフェルドちゃんが主演し、シリーズ最高傑作と言われたスピンオフ映画「バンブルビー」(2018年)と同等か、それ以上かも!!の高評を博しただけあり、出口調査では観客の9割以上が満足をして、スコアは満点に近い “ A ” が与えられていますが、封切り成績としては…、

4,000万ドルを超えるのでは?!の期待を裏切って、約2,500万ドルしか稼ぐことができなかった、やっぱり振るわない結果となっていますが、1億ドル超どころか、2億ドルを超える巨額が投じられることもあった実写のブロックバスター映画の大作とは違って…、

公称の製作費は約7,500万ドルの控えめですから、同じく製作費が控えめの約1億ドルだった前述の「バンブルビー」以来の黒字を稼いでくれるかもしれませんし、「トランスフォーマー」のアニメ映画はおもしろい!!の口コミが拡がって、動員を持続する可能性もありそうです…!!


第3位 (2) 「スピーク・ノー・イーヴル」(1,500万ドル)

$5,900,000−(3,375館/$1,748)−$21,455,000

RT の評論家の支持率 85 % / Metacritic スコア 66 / 出口調査の CinemaScore B+



第4位 (初) 「ネヴァー・レット・ゴー」(2,000万ドル)

$4,500,000−(2,667館/$1,687)−$4,500,000

RT の評論家の支持率 63 % / Metacritic スコア 55 / 出口調査の CinemaScore C+

アレクサンドル・アジャ監督(「クロール」2019年)が、ハル・ベリーを主演に迎えたホラー映画「ネヴァー・レット・ゴー」を封切った配給のライオンズゲートとしては、当初の目論見の…


1,000万ドル前後には届かずとも、せめて 800万ドルは稼いでほしい期待値でしたが、実際の封切り成績は残念ながら約450万ドルの沈没でした…。思いがけない展開は、それなりに楽しめるし…、


ハル・ベリー扮する母ちゃんの正気を疑う双子の息子を演じた子役のパーシー・ダッグス 4世くんとアンソニー・B・ジェンキンスくんらの演技は観応えがある!!といった好意的な声もありますが、出口調査では…、

観客の支持は、せいぜい約6割にとどまり、スコアは金返せレベルの “ C+ ” ですから、よって本当にホラー好きのマニアの観客の多くは、このアジャ監督の新作ではなく、以下 ↓ のデミ・ムーア主演の評価の高い「ザ・サブスタンス」のほうを選んだのかもしれませんね…。


…というわけで、第5位のマーベルは飛ばして、第6位に初登場したのが、その…

第6位 (初) 「ザ・サブスタンス」(1,750万ドル)

$3,100,000−(1,949館/$1,591)−$3,100,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 77 / 出口調査の CinemaScore B

80年代を代表する人気映画のひとつであり、青春映画史上の最高傑作に位置づけられる「セント・エルモス・ファイアー」(1985年)や「きのうの夜は」(1986年)、思いがけない超特大のヒットを叩き出した「ゴースト」(1990年)(↓)に…、


トム・クルーズ、ジャック・ニコルソンと共演の「ア・フュー・グッドメン」(1992年)、そして、「G.I.ジェーン」(1997年)などで、セクシーな美人女優として…、


80年代から90年代にかけて、一世を風靡したデミ・ムーア現在61歳が、もう50代のババアだから…と番組から降ろされ、落ち目になったエアロビ界のかつてカリスマのインストラクターに扮し…、


チヤホヤされた若い頃のピチピチの自分に戻りたい…と願ったことから、闇市場に出まわる怪しい新薬に手を出してしまう…!!と果敢に自虐的な役どころに挑戦し、いま若くて、ピチピチのハリウッド版「デスノート」(2017年)のミサミサのマーガレット・クアリー現在29歳と共演し、見事に復帰を果たした「ザ・サブスタンス」は…、

今年2024年5月に開催された第77回めのカンヌ国際映画祭のプレミア上映で、いわゆる “ ボディ・ホラー ”、つまり人体が変貌する恐怖をネタにしたホラー映画としては、 デヴィッド・クローネンバーグ監督の「ザ・フライ」(1986年)以来の傑作のカルト作ではないか…!!と大絶賛を博し、メガホンをとったフランス映画界のコラリー・ファルジャ監督(「リベンジ」2018年)が自ら執筆したシナリオに脚本賞まで与えられたものの…、

ホラー映画としては、上映時間がやや長過ぎ…の約2時間20分もあるトンデモ展開(事前に何も知らないほうがよいと思います)のグロテスクなボディ・ホラーに難色…を示して、公開を見送ることにしたユニバーサル映画に代わって、配給権を取得した英国の配信サービスの Mubi が、2,000館を切った約1,949館の控えめな全米公開に踏み切った結果の封切り成績は約310万ドルだけ…の言わば沈没…ですが…、


とかく見た目ばっかり重要視されがち…の女性をめぐる様々な問題を提起した作品ながら、デミ・ムーアと同世代のおばさんではなく、そうした女性への見方について、最も考えてみなければならないかもしれない18歳から30代半ばまでの青年層の男性の観客を最も多く集めただけでなく、出口調査によれば、約8割に近い観客が支持をして、納得していますから、 “ ボディ・ホラー ” の体裁をとった創り手たちの狙いは、まんまとドンピシャだった…!!と言えそうですし…、

前述のように大手の配給会社が難色…の「ザ・サブスタンス」の劇場公開にあえて挑んで、異色作の存在を知ってもらい、話題を拡げることができた宣伝効果を踏まえると、配信サービスの Mubi としては、このあとの本番?!の配信市場でのロングランのヒットが期待できるのでは…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Billy's footnotes 💬 Day 232


キリスト教における終末の携挙のあと、神に救われずに取り残された者たちは言葉を失った世界を舞台にして…だそうですから、どうやら、セリフはないらしいインディーズのホラー・アクション映画「アズラエル」の予告編を…


配給の IFC が披露してくれました!!、花嫁の命がけのかくれんぼの「レディ・オア・ノット」(2019年)や「スネーク・アイズ」(2021年)の G.I.ジョーの戦うヒロインのスカーレットとして知られるサマラ・ウィービングが主演の「アズラエル」は…、


カルト教団めいた信心深いコミュニティから逃げ出したサマラ・ウィービングが囚えられて、死の天使を意味するアズラエルの名前を与えられ、古代の悪魔を鎮めるための生贄に捧げられることになったのですが…!!…といった次第で、サマラがまた死闘に挑むらしい「アズラエル」は、北米では来月9月27日に限定公開で封切りの予定!!、メガホンをとったのは、サラ・パクストンが主演女優をつとめたブラックなコメディ「チープ・スリルズ」(2013年)の E.L.カッツ監督です!!


「デューン」シリーズのヴィルヌーヴ監督が、エイミー・アダムスとジェレミー・レナーを主演に起用した SF 映画の最高傑作のひとつ「アライヴァル」(2016年)や、サンドラ・ブロック主演の Netflix の大ヒット作「バード・ボックス」(2018年)などのシナリオを執筆した…

…ことで知られる脚本家のエリック・ハイセラーと契約したレジェンダリーが、同社が活用できていない IP つまり知的財産の「パシフィック・リム」の復活を託したい意向が伝えられました!!

ギレルモ・デル・トロ監督の「パシフィック・リム」(2013年)よりも前の過去にさかのぼる前日譚のプリクエールにあたる「始まりの物語」を描く配信シリーズの構想を進めたいそうです!!、最も初期のいまの時点では企画すら、ろくに出来ていないかも…ですが、「パシフィック・リム」の復活に進展があったとしたなら、続報をお楽しみに…!!(via Variety




実写の映画化では、アンジェリーナ・ジョリーが当たり役とし、アリシア・ヴィキャンデル主演版(2018年)も作られた「トゥーム・レイダー」の戦うヒロイン、ララ・クロフト役の声優に…


マーベル・シネマティック・ユニバースのエージェント・カーター、またはキャプテン・カーターとして知られるヘイリー・アトウェルを起用したアニメ・シリーズ化の「ザ・レジェンド・オブ・ララ・クロフト」を、今秋の10月10日(木)にリリースする Netflix が、予告編を披露してくれたので、チラとご覧ください…!!

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Weekend Box Office 💰 August 16 - 18, 2024 : 8月16日~18日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

いまから約15年前の2009年に、ネットで話題になった南米ウルグアイ発の UFO と巨大ロボットの SF ディザスターのショート・ムービー「パニック・アタック」を観て、感心したサム・ライミ監督が才能を見込んで、ロサンゼルスに住まいとクルマを用意し、ハリウッドに招いた CM ディレクターのフェデ・アルヴァレズ監督(リメイク版「死霊のはらわた」2013年)が…、

リドリー・スコット監督の後継者と呼ぶにふさわしい「エイリアン」の新しい創り手!!として、大絶賛されるなんて…ッ!!と、その約15年前に同監督の紹介記事を書いたときには思ってもみませんでしたが、ケイリー・スペニーちゃん主演の「エイリアン」シリーズが完全復活を果たした「ロミュラス」を今夏の全米映画興行のサマー・シーズンを締めくくる最後の話題作!!として、封切った配給の 20世紀スタジオが公表したオープニング成績は、最も最初に予想された期待値の4,000万ドル前後そのまんまの約4,150万ドルでした…!!から…、

第1位 (初) 「エイリアン: ロミュラス」(8,000万ドル)

$41,500,000−(3,885館/$10,682)−$41,500,000


RT の評論家の支持率 81 % / Metacritic スコア 64 / 出口調査の CinemaScore B+

いま最高にカッコいい女優のケイリー・スペニーちゃんとしては、デビュー作の「パシフィック・リム・アップライジング」(2018年)の封切り成績=約2,812万ドル(3,708館)を超えたことで、自己ベストの記録を更新し、今春4月に封切られた今年2024年最大の問題作「シビル・ウォー」の成功に続けて、2打席連続ホームラン!!ですから、この夏のヒロインはケイリー・スペニーちゃんで決まり!!ということになりますが、しかし…、


リドリー・スコット監督が、生命の創造主の神に相当する宇宙人のエンジニアを登場させて、地球に人類が誕生した起源の謎と、あの生物兵器の恐ろしいエイリアンのクリーチャー、ゼノモーフは無関係ではなかった!!というトンデモないチンプンカンプンの構想を語ったことで、大きな注目を集めることには成功した失敗作「プロメテウス」(2012年)が稼いだ「エイリアン」史上最大の封切りヒットの約5,105万ドル(2012年)を超えられず、シリーズ史上 2番めの封切りヒット!!に甘んじたのは残念ですし…、

恐ろしいエイリアンのクリーチャーが襲ってくる!!という基本のコンセプトがおんなじの「ア・クワイエット・プレイス」の始まりの物語を描いたネコ映画の「デイ・ワン」が、先々月の6月末に稼いだ封切り成績の約5,220万ドル(3,708館)にもおよばず、ゼノモーフは負けてしまっていますが、「デイ・ワン」は実質的に年齢による視聴制限がないに等しい、つまり、ご家族そろって楽しめるレイティングの PG-13 だったのに対し、「ロミュラス」は大人向けの過激描写が盛り込まれた R 指定ですから、観客の市場の間口が違うハンデを踏まえると、両映画はほぼ同等のヒットか!!

…と見なせなくはありませんし、前述の「プロメテウス」にしても、製作費がブロックバスター級の約1億2,500万ドル超だったのに対し、そもそもは Hulu / Disney+ のオリジナル配信映画として、撮影がスタートした「ロミュラス」の製作費は約8,000万ドルに抑えられていますから、そのコスパのところを考慮すると元祖ドラゴン・タトゥーの女のノオミ・ラパスとシャーリーズ・セロンたちよりも、ともに若々しいプリシラとホークガールたちのほうが勝ることになるかもしれませんし…

18歳から30代半ばまでの若い世代が約6割を占める「ロミュラス」の観客の80%以上が支持をし、約7割に近い観客が周囲に鑑賞をお薦めしたい…!!と太鼓判の出口調査のスコアの “ B+ ” は…、


ジェームズ・キャメロン監督が手がけた第2作め(1986年)のスコア “ A ” に次ぐ、「エイリアン」史上2番め!!の高評価ですから…(※ ただし、1979年公開の第1作めは出口調査の記録がありませんから、そのリドリー・スコット監督のオリジナル映画を含まない「史上2番め」です)

フェデ・アルヴァレズ監督の「ロミュラス」は、映画の取り組み方の規模と興行成績、内容の評価のすべてが絶妙にマッチした「エイリアン」としては、久しぶりの待ちに待った最良の結果!!と位置づけることができそうなので、これまで「エイリアン」と言えば、リドリー・スコット監督の第1作めがお気に入り!!派と、ジェームズ・キャメロン監督の第2作めがお気に入り!!派の…

ふたつのうちのどちらかにファンが二分されていた感ですが、今後はそこに第3の選択肢として、「ロミュラス」がお気に入り派が加えられることになるかもしれませんし、「エイリアン」の顔の戦うヒロインと言えば、シガーニー・ウィーバーのリプリーひとりで決まり!!だったのが、そこにケイリー・スペニーちゃんのレインが大好き!!の別の新たな選択肢も追加されるのかも…!!


…と、そんな「エイリアン」が世代交代に成功した「ロミュラス」は、世界最大の映画市場の中国での封切り成績は 1,000万ドルにも届かず、やや苦戦するだろう…と思われていたのが、その予想のまさかの 2倍以上の約2,570万ドルを稼いだ大ウケの大ヒット!!を含めた諸外国からの売り上げの約6,670万ドルを足した世界総額の封切り成績は、いきなり1億ドル突破!!の約1億820万ドルですから、前述の控えめの製作費の約8,000万ドルを取り返して、黒字を稼ぐ興行的な成功が約束されたも同然だけに、「エイリアン」を続けてください!!と、フェデ・アルヴァレズ監督が求められるのは、もはや確実ではないでしょうか…!!、そして、アンバー・ミッドサンダーが主演した「プレデター」シリーズの…

通算第5作めにあたるダン・トラッチェンバーグ監督の「プレイ」(2022年)を Hulu / Disney+ から配信して、映画館で封切らず、大金をドブに捨てたも同然の間違い…と罵られた 20世紀スタジオの親会社のディズニーは「ロミュラス」の取り扱いを考え直して、正解だったわけですから、ケイリー・スペニーちゃんとはソフィア・コッポラ監督つながりのエルたんが主演するダン監督の「プレデター」の次回作「バッドランズ」が配信ではなく、劇場公開映画の取り扱いになるのも、確実ではないでしょうか…!!、なお、フェデ・アルヴァレズ監督は次の「AVP」は、自分とダン監督とがコンビを組んで、共同監督する共作にすればいいね…!!などと冗談を言っています…!!


第2位 (1) 「マーベルのヒーロー映画なのに、宣伝が常軌を逸した18禁レベルの下ネタだったことに正気と品格を疑い、嫌気がさして、紹介をやめ、マーベルは終わり…のピリオドになった映画」(2億ドル超)

$29,000,000−(3,960館/$7,323)−$545,816,895

RT の評論家の支持率 79 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (2) 「イット・エンズ・ウィズ・アス」(2,500万ドル)

$24,000,000−(3,739館/$6,419)−$97,785,000

RT の評論家の支持率 59 % / Metacritic スコア 54 / 出口調査の CinemaScore A-


第4位 (3) 「ツイスターズ」(1億5,500万ドル超)

$9,800,000−(3,483館/$2,814)−$238,439,000

RT の評論家の支持率 78 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A-


第5位 (--) 「コラライン」(6,000万ドル)

$8,391,479−(1,535館/$5,467)−$86,592,301

RT の評論家の支持率 91 % / Metacritic スコア 80 / 出口調査の CinemaScore --

初登場第1位「ロミュラス」のフェデ・アルヴァレズ監督は、15年前の2009年にサム・ライミ監督にスカウトされて、ハリウッドにやって来た!!と冒頭に書きましたが、奇しくも、その南米ウルグアイのアルヴァレズ監督のところに、いきなりサム・ライミ監督から電話がかかってきた同年の春に封切られた…と、つまり要するに…、

「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」(1993年)で知られるヘンリー・セリック監督が、ニール・ゲイマン作の児童文学「コララインとボタンの魔女」を原作とし、宮崎駿監督の「となりのトトロ」(1988年)のサツキ役の声優としても知られるダコタ・ファニングを声の主演に起用した…


スニーカーの Nike のアニメ・スタジオとも言われるライカの長編アニメ映画の第1作めが世に出てから、今年2024年は祝15周年のアニバーサリー!!のリバイバル上映が催され、「コラライン」がいきなり第5位に登場!!ですが…、


「コラライン」が人気の高い傑作とは言え、稼ぎ時の夏場と言うのに、サマー・ムービーの話題の新作よりも、もう誰もが観たに違いない懐しの旧作が上位ランキングに入ってしまう番狂わせ?!からしても、あぁ、いまの映画の状況はもうダメだな…といった感じがしないでもありません…?!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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