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Weekend Box Office 💰 February 14 - 16, 2025 : 2月14日~16日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

北米で明日の週明けの月曜日(2月17日)は、大統領の日の祝日ですから、14日のバレンタイン・デーから始まった週末は、お休みが1日多い連休のロング・ウィークエンドです!!、よって、観客動員は明日を含めた4日間に分散されるため、週末3日間の興行成績だけを見ると、ちょっと少なくても仕方がないか…ともなる連休途中の事情を承知して頂いたうえで、まず、この週末の…

興行成績について、特筆しなければならないサプライズは、オリヴィアです!!、先週の初登場の第2位から新作2本に圧されて、今週第3位の「ハート😍アイズ」は順位こそ下がったものの、先週の封切り興行よりも約2割の動員を増して、逆に売りあげはアップしています!!と書けば…、

第3位 (2) 「ハート😍アイズ」(1,800万ドル)

$10,000,000−(3,102館/$3,224)−$21,531,000


RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B-

バレンタイン・デーをテーマにしたロマコメだから、まさにバレンタイン・デーがやってきた週末の連休に観客を集めるのは別に不思議ではない…とも言われそうですが、ロマコメなのに血しぶきをあげるホラー・スラッシャー映画!!ですから、ホラー映画としては、お決まりの公開2週めの垂直落下として、7割近い観客を失っても当たり前…のセオリーや、マーベルのコミックヒーローのブロックバスター映画が封切られたのに、観客を奪われず、むしろ増えたの…?!という大逆転を踏まえると、わざわざ映画館に出かけて、お金を払うんだから、面白い映画を観ないと損だ!!


…といった賢明な観客が、不評のキャプテン・アメリカよりも、大ウケのオリヴィアのほうを選ぶ正しい選択をしてくれたのかなぁ…と思えなくもありませんし、「ハート😍アイズ」は面白い!!の口コミが拡がっているのは、もう間違いないのでは…!!、そして、製作費が約1,800万ドル…

…のジョシュ・ルーベン監督作は国内の興行だけで、2,000万ドル以上を稼ぐことができれば、その控えめなコストを回収し、黒字になるのは確実ですから、公開2週めにして、そのボーダーラインを超えた約2,153万ドルを売りあげているオリヴィアは、主演女優のノルマを立派に果たした実績をまた残したことになりますから…、

マーベルの TV シリーズの主演作「クローク & ダガー」(2018年〜19年)、TV シリーズの主演作「クルーエル・サマー」(2021年)、Prime Video の配信映画の主演作「トータリー・キラー」(2023年)、そして、ブロードウェイの舞台に進出したミュージカルの主演作「シカゴ」(2023年)

…と、4打席も連続して、地味に好評価の堅実なヒット!!に重ね、「ハート😍アイズ」も成功!!の5打席連続ヒット!!ですから、そもそもディズニーの看板娘のアイドルだけに歌って踊れるオリヴィアは、今のところ、あまり目立っていないけれど、でも実際のところは最も信頼できる安定した実力に強運を兼ね備えた主演女優のひとりかもしれない!!と、もっともっと彼女が注目されてもよいのでは…!!


…と、マーベルの戦うヒロインのタンディを圧倒することができなかったキャプテン・アメリカのアンソニー・マッキーの主演作「ブレイブ・ニュー・ワールド」の封切り成績の約8,850万ドルは冒頭でふれたように連休の途中…の事情もあり、いきなり大台の1億ドル超えは果たせず…、


$88,500,000−(4,105館/$21,559)−$88,500,000


RT の評論家の支持率 51 % / Metacritic スコア 42 / 出口調査の CinemaScore B-

シネマティック・ユニバースの過去の作品で言えば、「ドクター・ストレンジ」シリーズの第1作め(2016年)の同成績=約8,506万ドル(3,882館)や、「ブラック・ウィドウ」(2021年)の約8,037万ドル(4,160館)、「スパイダーマン」の第2作め「ファー・フロム・ホーム」(2019年)=約9,258万ドル(4,634館)あたりと同等の特に大ヒットではないけれど、だからと言って、沈没の不発でもない…と、つまりマーベル作品としては平凡な並のヒットの出足…といった位置づけですが…、

タイトルの「キャプテン・アメリカ」とは裏腹に、物語の主軸は約17年昔の2008年に公開された「インクレディブル・ハルク」の後日談に、事実上の打ち切りになった「エターナルズ」(2021年)の後始末?!めいた要素を追加したものであり…、


キャプテン・アメリカのドラマではないピントはずれだし、劇場公開映画のブロックバスター大作というよりは、下手なテレビ映画や配信シリーズのダイジェストを観ているような安っぽさ…などと酷評されていますから、出足の封切り成績は、ひとまず、まぁまぁ…だったものの、動員を継続できるのか…?!は疑問されています。そして…、

ディズニーが公表した製作費の約1億8,000万ドルに、撮り直しの諸経費と宣伝費を上乗せした総額のコストは恐らく3億ドルを超えているだろう…と、ウワサされている巨額を取り返すためには世界総額の興行成績が少なくとも、8億ドルを突破しなければなりませんが、残念ながら…、

そこまでの大ヒットを叩き出せる魅力も見どころもない…とされる「キャプテン・アメリカ 4」は、ビジネスとしては失敗…の赤字映画になりそう…と予想されていますから、いまのキャプテン・アメリカが本当にアベンジャーズのリーダーでいいの?!というツッコミも、また言われそうですね。


第2位 (初) 「パディントン・イン・ペルー」(9,000万ドル)

$13,000,000−(3,890館/$3,342)−$13,000,000

RT の評論家の支持率 94 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore A

地元の英国では昨2024年の秋に封切られた「くまのパディントン」シリーズの第3作め「パディントン・イン・ペルー」を、大統領の日の祝日を含めた週末の勝負作として、ファミリー向けに全米公開した配給のソニピが公表した封切り成績は約1,300万ドルでした…!!、もう約10年前の…


2015年1月半ばに全米公開された第1作めの封切り成績は約1,897万ドル(3,303館)、2018年の同じく1月半ばに映画館に登場した第2作めの同成績は約1,100万ドル(3,702館)でしたが…、


お金の価値の変化のインフレ率に応じて、それぞれの成績を換算すると、第1作めは現在のお金にすると約2,549万ドルを稼いでいたことになりますし、第2作めは約1,408万ドルを売りあげていたことになります。よって、第3作めの封切り成績の約1,300万ドルは、第1作めのほぼ半分…ということになりますし、第2作めからも、やや後退しているわけですが、しかしながら…、

北米で明日の祝日の月曜日に映画館に出かけよう!!というファミリーも当然いるはずですから、明日の大統領の日の売りあげの見込みを含めた週末4日間の成績としては、恐らく約1,600万ドル前後になるのでは…と予想されてる第3作めの封切り成績は、実際のところ第2作めを超えそうだ!!と評価することができるかもしれません。なお、前述のように諸外国ではもう、とっくに公開された「パディントン・イン・ペルー」は世界総額の成績としては、1億ドルを超えた約1億897万ドルを稼いでいるため、すでにヒット作となっています…!!


第3位 (2) 「ハート😍アイズ」(1,800万ドル)

$10,000,000−(3,102館/$3,224)−$21,531,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B-


第4位 (1) 「ドッグ・マン」(4,000万ドル)

$9,730,000−(3,334館/$2,918)−$66,816,000

RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 64 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (初) 「ナタ 2」(8,270万ドル)

$7,300,000−(660館/$11,061)−$7,300,000

RT の評論家の支持率 -- % / Metacritic スコア -- / 出口調査の CinemaScore --

少年ジャンプに連載(1996年〜2000年)された藤崎竜さん作の同名コミックや、1979年に公開されたアニメ映画の「ナーザの大暴れ」の原作としても知られる中国の明の時代に世に出たとされる神怪小説の古典「封神演義」を元ネタにし、2019年に大ヒットになった「ナタ(哪吒之魔童降世)」の続編です…!!、世界最大の映画市場の中国では先月1月末に、いわゆる旧正月の目玉映画…


…として封切られるや、瞬く間にトンデモない大動員を集めて、アメリカのドルで言えば、約13億7,000万ドルを超える巨額を稼いで、ニンテンドーのアニメ映画「スーパー・マリオ・ブラザーズ・ムービー」(2023年)の世界総額の興行成績=約13億5,915万ドルを追い抜いてしまい、今のところアニメ映画史上では第3番め!!の超ウルトラ特大ヒット作!!にまで急上昇したどころか…、

史上第1位のディズニー・ピクサー作品「インサイド・アウト 2」が昨2024年の夏に稼いだ記録の約16億9,886万ドルをも突破して、アニメ映画史上の最大ヒット作の頂点に新たに君臨するのは、まず間違いがないだろう…と言われています…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 January 31 - February 2, 2025 : 1月31日~2月2日の全米映画ボックスオフィス


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

謎の民泊ホラーの監督作「バーバリアン」(2022年)が大ウケしたことから、創り手として一躍、注目を集めた俳優のザック・クレッガー(ダコタ・ジョンソンと共演したエッチ系の青春コメディ「デート・アンド・スイッチ(邦題「僕達のヴァージン白書」)」2014年など)が、仕掛け人のプロデューサーをつとめ、新人のドリュー・ハンコック監督(↓ 写真)にメガホンを託した SF ホラーのブラックな恋愛コメディ?!「コンパニオン」を封切ったディスカバリーつまり昔はワーナーが公表した…

オープニング成績は約950万ドルですから、う〜ん…今ひとつ、パッとしないなぁ…と思われそうですが、そもそも予想されてたのは、700万ドルから1,000万ドルのあいだの低い期待値でしたから、製作費も安い約1,000万ドルの「コンパニオン」は、ほぼ想定通りの結果を出したわけか…と言えることになりますし…、

第2位 (初) 「コンパニオン」(1,000万ドル)

$9,500,000−(3,285館/$2,892)−$9,500,000


RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore B+

どうして、この映画を選んだんですか…?!の出口調査の問いに対して、封切り興行の観客の4人にひとり、つまり約25%の観客が、ソフィーの主演作だから!!と回答だけに、ケイリー・スペニーちゃん「シビル・ウォー」2024年)と並んで、いま要注目の女優はソフィー・サッチャー!!

…というのが、TV シリーズ「イエロージャケッツ」の大ヒット!!もあり、世間に浸透してきたかもしれないソフィー現在24歳の前作にあたる A24 ホラー「ヘレティク」(2024年)の封切り成績は約1,083万ドル(3,362館)、さらに前作のキング原作ホラー「ザ・ブギーマン」(2023年)の同成績は約1,236万ドル(3,205館)でしたから…、


「コンパニオン」の宣伝プロモーションが、ネタバレを避けるために、映画の内容をややボヤかすしかなかったハンデを踏まえると、前2作から、やや劣りはしたものの、ほぼ同等と言える数字を稼いだことで、主演女優のソフィーはノルマを果たした!!と讃えられそうですし…、

25歳以下の女性の9割以上、つまり若い女性の観客のほぼ全員が支持をし、25歳以上のアラサーの男女の観客の8割以上が支持をして、総合のスコアの “ B+ ” よりも、ワンランク高い “ A- ” を与えた出口調査の絶賛からすると、これから…

実際に映画を観たひとたちのお薦めの口コミが拡がって、映画館の動員は好調を維持するかもしれませんし、配信市場ではロングセラーのヒット作になるのでは?!と期待できそうですから、出足の封切り成績の今ひとつ…はすぐに取り返して、すでにほぼ確定の黒字を伸ばす大成功に発展するかもしれませんね…!!

なお、念のためですが、この「コンパニオン」に興味を持たれた方は、展開のくわしいネタバレを食らうまえに、できるだけ早く、自分の目で映画をお楽しみください…!!


第1位 (初) 「ドッグ・マン」(4,000万ドル)

$36,000,000−(3,885館/$9,266)−$36,000,000


RT の評論家の支持率 76 % / Metacritic スコア 64 / 出口調査の CinemaScore A


第2位 (初) 「コンパニオン」(1,000万ドル)

$9,500,000−(3,285館/$2,892)−$9,500,000

RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore B+


第3位 (2) 「ムファサ: ザ・ライオン・キング」(2億ドル超)

$6,113,000−(3,180館/$1,922)−$229,510,210

RT の評論家の支持率 58 % / Metacritic スコア 56 / 出口調査の CinemaScore A-


第4位 (3) 「ワン・ノブ・ゼム・デイズ」(1,400万ドル)

$6,000,000−(2,306館/$2,602)−$34,450,000

RT の評論家の支持率 97 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A-


第5位 (1) 「フライト・リスク」(1,000万ドル)

$5,600,000−(3,161館/$1,772)−$20,907,918

RT の評論家の支持率 21 % / Metacritic スコア 38 / 出口調査の CinemaScore C


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Billy's footnotes 💬 Day 356


Recap video of the Every Major Movies released throughout 2024 🎬

YouTuber の Wagman Studios こと、イギリスのロンドンを拠点にして、エンタメ誌などに執筆している映画ライターのジェド・ワグマンさんが、今年2024年に世に出た劇場公開と配信の…

映画のうちから主な計250作品を選んで、「今年の映画」を振り返り、ひとまとめにマッシュアップしてくれた年末恒例のラップアップ・ビデオをお楽しみください…!!


大統領選挙の結果が絶望的だった悲観もあるでしょうが、北米の評論家やジャーナリストたちが、「この映画について考えない日はないと言ったら、嘘になる…」と、今年のトップ10のなかに含めるなどしているケイリー・スペニーちゃんの…


「シビル・ウォー」こそが、やはり「今年の映画」の代表ではないかな…と、そもそもケイリー・スペニーちゃんのことを考えない日はないぼくビリーも考えない日はないと言ったら、嘘になってしまいます…。

人心を乱しがちのソーシャル・メディアの悪影響もあるのかもしれませんが、世直しのための正義の殺人?!の事件が起きたり…とかも含め、とかく残念な世の中になってしまったものですね… 😔




'What If...?' Season 3 debuts tomorrow, December 22 on Disney+ 👀

Disney+ 配信のマーベルの並行世界のアニメ・シリーズ「What If...?」のシーズン ③ は…、


今日が土曜日のアメリカ🍔では明日の日曜日ですが、日本🍙では今日の日曜日の12月22日の夕方の午後5時スタート!!


次の日曜日の29日にかけて、連続8日間毎日1話配信のメリー・マーベル・クリスマスです…!!、ファンの方はお楽しみに…!!

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Billy's footnotes 💬 Day 344


再来週の水曜日(12月25日)のクリスマスの全米公開に向けて、プロモーションの宣伝活動のみならず、すでにいくつもの受賞やノミネートを獲得している絶讃の…


ジェームズ・マンゴールド監督(名作「17歳のカルテ」1999年)のボブ・ディラン(ティモシー・シャラメ)の音楽伝記映画「ア・コンプリート・アンノウン」が…、


これから映画賞の席巻を目指すことも目的かと思われますが、現地のロサンゼルスで昨日の日曜日(8日)に催したマスコミ向けの上映と質疑応答のイベントでのヒロインのシルヴィ役のエルたんです…!!




あのマーベルのヒーローやヒロインたちが「もしも…」「…だったら」の並行世界の物語を描いた Disney+ のアニメの配信シリーズ「What If...?」の…


シーズン ③ 全8話は、次の次の日曜日の12月22日から今年2024年最後の日曜日の29日にかけて、連続8日間毎日1話配信のメリー・マーベル・クリスマス!!

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Weekend Box Office 💰 November 29 - December 1, 2024 : 11月29日~12月1日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

約8年前の2016年に大ヒットしたディズニーのアニメ映画「モアナ」の「キャラクター・グッズなどの販促の CM ?!」として作られ始めた Disney+ の配信シリーズを「ダイジェスト化?!」し、「劇場公開映画のふり」をして封切られた「モアナ 2」もまた…、

第1位 (初) 「モアナ 2」(1億9,300万ドル)

$135,500,000−(4,200館/$32,262)−$221,000,000

RT の評論家の支持率 65 % / Metacritic スコア 57 / 出口調査の CinemaScore A-

先週にふれた「続編とシリーズものばっかりのハリウッド映画の終わりの断末魔」ですから、実際のところ「新作」という言葉の本当の意味にあたいする「新作映画ではない」ため、特筆する必要はないと思われるので、記事は書きません。それにしても、Disney+ 会員の方としては、サブスクの会費を払っているのに、そもそもは同配信サービス限定のはずの「配信コンテンツ」を観るために映画館に出かけなければならないのか…😔と…、


このディズニーが仕掛けた「二重払い」に疑問を持たれるかもしれませんし、ディズニーランドが高すぎて、遊びに行けない子どもたちが「ディズニーなんて大嫌いだ…」と憎しみを抱き始めた「重役の時給100万円に相当する高額報酬」を維持するために「ディズニーは富裕層だけの特権」になりつつある「尊大な商業主義」と同じ…と思われるかも…。

第2位 (1) 「ウィキッド: Part I」(1億5,000万ドル)

$80,000,000−(3,888館/$20,576)−$262,426,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A


第3位 (2) 「グラディエーター 2」(3億ドル超)

$30,700,000−(3,580館/$8,575)−$111,208,000

RT の評論家の支持率 71 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore B


第4位 (3) 「レッド・ワン」(2億5,000万ドル超)

$12,896,000−(3,432館/$3,758)−$76,056,000

RT の評論家の支持率 33 % / Metacritic スコア 34 / 出口調査の CinemaScore A-



$3,275,000−(1,779館/$1,841)−$32,000,049

RT の評論家の支持率 89 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Billy's footnotes 💬 Day 316


クロエ・イースト(「ザ・フェイブルマンズ」2022年)と一緒にダブル主演をつとめて、先週末に全米公開された A24 ホラーの「ヘレティク」が高評価を博し、興行的にも幸先のよいスタート


…を切ったソフィーは、ケイリー・スペニーちゃんと同様に映画通が注目の女優だけに、次の主演作もまた興味深い謎の SF ホラーの恋愛映画?!「コンパニオン」(来年2025年1月31日全米公開)です!!、予告編はコチラ!!






並行世界をネタにして、あのガンダムが…じゃなくて、あのマーベルのヒーローやヒロインたちが「もしも…」「…だったら」の物語を描いたアニメの配信シリーズ「What If...?」の…


シーズン ③ 全8話を来月12月の22日の日曜日から29日の日曜日にかけて、連続8日間毎日1話配信のメリー・マーベル・クリスマス!!を決行する Disney+ が予告編を初公開してくれました…!!

2代目のホークアイのケイト・ビショップ(声優はもちろんヘイリー・スタインフェルドちゃん)とシャンチー(声優はシャンチーのシム・リュウ)は西部劇の世界で共演するようですね…!!


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Weekend Box Office 💰 October 4 - 6, 2024 : 10月4日~6日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (初) 「ジョーカー 2」(2億ドル超)

$40,000,000−(4,102館/$9,751)−$40,000,000

RT の評論家の支持率 33 % / Metacritic スコア 45 / 出口調査の CinemaScore D

絶不評の「ジョーカー 2」は、ディスカバリーつまり昔はワーナーが単独で製作したものであり、DC スタジオのジェームズ・ガン社長が、ソーシャル・メディアを通じて、ファンからの質問に応じたように、DC コミックスのキャラクターは登場していない「ジョーカー」シリーズと、ガン社長とは一切、何の関係もありませんので、言わば類似品?!、それとも模造品?!の紛らわしい商法に騙されて、DC スタジオのコミック映画だとカン違いをしませんように…!!


第2位 (1) 「ザ・ワイルド・ロボット」(7,800万ドル)

$18,700,000−(3,997館/$4,679)−$63,984,000


RT の評論家の支持率 98 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore A

ドリームワークス・アニメの新しい代表作になりそうな大絶賛の「ザ・ワイルド・ロボット」は、公開2週めにして、世界総額の興行成績が大台の1億ドル突破を果たした約1億43万4,000ドル!!



$10,325,000−(3,576館/$2,887)−$265,506,148

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B+


第4位 (3) 「トランスフォーマーズ・ワン」(7,500万ドル)

$5,350,000−(3,106館/$1,722)−$47,221,000

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (5) 「スピーク・ノー・イーヴル」(1,500万ドル)

$2,800,000−(2,279館/$1,229)−$32,586,000

RT の評論家の支持率 85 % / Metacritic スコア 66 / 出口調査の CinemaScore B+



🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 September 27 - 29, 2024 : 9月27日~29日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

ロボットのアニメなら、オプティマス・プライムとメガトロンが若いころは親友の相棒だった!!の秘話を描いた「トランスフォーマー」シリーズの始まりの物語「トランスフォーマーズ・ワン」が先週に封切られたばっかりじゃないか…!!、どうして、配給のユニバーサル映画は公開時期を見直して、延期しないのか?!、自分から沈没を招いて、自滅するだけの愚かじゃないのか…?!

…などと言われ、疑問視された「ザ・ワイルド・ロボット」の封切り成績は、せいぜい 2,000万ドル前後の今ひとつ振るわない結果になるだろう…と予想されていましたが、ユニバーサル映画が公表した実際の封切り成績は、その予想を大きく超えた約3,500万ドルの大成功でした!!と書けば…、

第1位 (初) 「ザ・ワイルド・ロボット」(7,800万ドル)

$35,000,000−(3,962館/$8,834)−$35,000,000


RT の評論家の支持率 98 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore A

えッ?!、先週初公開の「トランスフォーマーズ・ワン」が稼いだ封切り成績は約2,461万ドル(3,978館)だったから、その人気タイトルよりも「ザ・ワイルド・ロボット」のほうが大ヒットなのか…!!というドンデン返し?!の大逆転!!を果たしたピーター・ブラウン作の同名児童書のアニメ映画化の封切り成績の約3,500万ドルは…、


9月に全米公開されたアニメ映画としては、ソニピの大ヒット作「ホテル・トランシルヴァニア」シリーズの第2作め(2015年)が叩き出した約4,846万ドル(3,754館)と、同シリーズの第1作め(2012年)が記録した約4,252万ドル(3,349館)に次いで、史上3番めの大ヒット!!の位置づけですから、邦訳本を出版する福音館書店が…

嵐の夜、5つの木箱が無人島に流れついた。中にはどれも新品のロボットが入っていたが、壊れずに無事だったのは、1体だけだった。偶然にスイッチが入り、起動したロボットのロズは島で生き抜くために、まわりの野生動物たちを観察することで、サバイバル術を学んでいく。

初めはロズを怪物呼ばわりして、恐れていた動物たちだったが、ある日、ひょんなことから、ガンの赤ちゃんを育てることになったロズが孤軍奮闘するのを見て、しだいに心を開いていく。

すっかり野生のロボットとなったロズのもとに、ある日、3体のロボットを乗せた不気味な飛行船がやって来る。彼らの目的は?、そして、ロズの運命は…?!

ロボットが野生動物たちと共に生き抜いていく物語はまた、環境問題など私たちをとりまく様々なテーマについて話し合うキッカケを与えてくれる。

…と紹介している「野生のロボット」を、「千と千尋の神隠し」(2001年)などの宮崎駿監督の名作アニメで知られる日本のアニメ・スタジオのジブリだったら、どうアニメ映画化するのか…?!を拠りどころとして、ジブリ作品を意識した製作のドリームワークス・アニメーションの取り組み方は大正解だった!!


…ということになるスタジオジブリ…じゃなくて、ドリームワークス・アニメの「野生のロボット」を手がけたのは、ディズニー・アニメ「リロ & スティッチ」の人気キャラの生みの親として知られるほか、ドリームワークス・アニメの代表作「ヒックとドラゴン」シリーズの第1作め(2010年)や、ハリソン・フォード主演のディズニーの実写映画「野性の呼び声」(2020年)などのメガホンをとったクリス・サンダース監督。主人公のロボットのロズの声に…、


モンスター・ホラー映画「ア・クワイエット・プレイス」シリーズの「始まりの物語」のネコ映画「デイ・ワン」が、今夏に大ヒットになったルピタ・ニョンゴを起用した声の人選も大正解!!と大絶賛の「ザ・ワイルド・ロボット」は、13歳以下の児童が約3割ちょっとを占める封切り興行の観客の95%以上つまり、ほぼ全員が満足!!の出口調査の結果ですから…、

今年2024年公開アニメ映画のベスト①!!、もしくは今年2024年公開映画のベスト①かも…!!の頂点に位置づけられるのは間違いない!!と言われているだけに、この秋から始まる様々な映画賞の選考では、ディズニー・ピクサーの大ヒット作「インサイド・アウト 2」よりも、アニメの描写の質が高い!!と、アートの側面も高評価されている「ザ・ワイルド・ロボット」が…、

やっぱりドンデン返し?!の大逆転!!で、「インサイド・アウト 2」を抑え込んで、最優秀の長編アニメ映画賞を総なめするのでは…?!と予想され始めていますから、アニメはあんまり観ない…という映画通の方もチェックしてみたほうがよいかもしれませんね…!!



$16,040,000−(3,804館/$4,217)−$250,133,000

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B+


第3位 (2) 「トランスフォーマーズ・ワン」(7,500万ドル)

$9,300,000−(3,970館/$2,343)−$39,164,000

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore A

「トランスフォーマーズ・ワン」は作品そのものは高評だけに、動員を持続するかと思われましたが、残念ながら、原作本が児童のあいだでは大人気のベストセラーになっている同じロボットものの「ザ・ワイルド・ロボット」のアニメ映画化に、すっかり観客を奪われてしまいましたね…。


第4位 (初) 「デヴァラ: Part 1」(2,400万ドル)

$5,600,000−(1,040館/$5,385)−$5,600,000

RT の評論家の支持率 -- % / Metacritic スコア -- / 出口調査の CinemaScore --


N.T.ラーマ・ラオ Jr.が、ひとり二役の主演をつとめたボリウッド映画のアクションものです!!


第5位 (3) 「スピーク・ノー・イーヴル」(1,500万ドル)

$4,300,000−(2,661館/$1,616)−$28,140,000

RT の評論家の支持率 85 % / Metacritic スコア 66 / 出口調査の CinemaScore B+


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Weekend Box Office 💰 September 20 - 22, 2024 : 9月20日~22日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。


$26,000,000−(4,172館/$6,232)−$226,848,000

RT の評論家の支持率 77 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore B+


第2位 (初) 「トランスフォーマーズ・ワン」(7,500万ドル)

$25,000,000−(3,978館/$6,285)−$25,000,000

RT の評論家の支持率 88 % / Metacritic スコア 62 / 出口調査の CinemaScore A

昨2023年の夏に公開した実写の映画としては、第7作めの「ライズ・オブ・ザ・ビースツ」の興行成績が振るわなかった「トランスフォーマー」シリーズが、元ピクサーのジョシュ・クーリー監督(「トイ・ストーリー 4」2019年)を起用して…、


いまから約38年も前の1986年に公開した「ザ・トランスフォーマーズ: ザ・ムービー」以来となる超久しぶりにアニメ映画に取り組み、オートボットのリーダーのオプティマス・プライムと、宿敵の悪のディセプティコンのボスのメガトロンは若い頃は、まさかの親友だった…!!という始まりの物語の秘話を…、


「ソー」シリーズの雷神ヘムジー、「エターナルズ」(2021年)のブライアン・タイリー・ヘンリー、「ブラック・ウィドウ」(2021年)のナットのスカーレット・ジョハンソンといったマーベルのキャストを声の出演者に起用して、描いた「トランスフォーマーズ・ワン」は…、


同じくマーベルの戦うヒロイン、ホークアイのヘイリー・スタインフェルドちゃんが主演し、シリーズ最高傑作と言われたスピンオフ映画「バンブルビー」(2018年)と同等か、それ以上かも!!の高評を博しただけあり、出口調査では観客の9割以上が満足をして、スコアは満点に近い “ A ” が与えられていますが、封切り成績としては…、

4,000万ドルを超えるのでは?!の期待を裏切って、約2,500万ドルしか稼ぐことができなかった、やっぱり振るわない結果となっていますが、1億ドル超どころか、2億ドルを超える巨額が投じられることもあった実写のブロックバスター映画の大作とは違って…、

公称の製作費は約7,500万ドルの控えめですから、同じく製作費が控えめの約1億ドルだった前述の「バンブルビー」以来の黒字を稼いでくれるかもしれませんし、「トランスフォーマー」のアニメ映画はおもしろい!!の口コミが拡がって、動員を持続する可能性もありそうです…!!


第3位 (2) 「スピーク・ノー・イーヴル」(1,500万ドル)

$5,900,000−(3,375館/$1,748)−$21,455,000

RT の評論家の支持率 85 % / Metacritic スコア 66 / 出口調査の CinemaScore B+



第4位 (初) 「ネヴァー・レット・ゴー」(2,000万ドル)

$4,500,000−(2,667館/$1,687)−$4,500,000

RT の評論家の支持率 63 % / Metacritic スコア 55 / 出口調査の CinemaScore C+

アレクサンドル・アジャ監督(「クロール」2019年)が、ハル・ベリーを主演に迎えたホラー映画「ネヴァー・レット・ゴー」を封切った配給のライオンズゲートとしては、当初の目論見の…


1,000万ドル前後には届かずとも、せめて 800万ドルは稼いでほしい期待値でしたが、実際の封切り成績は残念ながら約450万ドルの沈没でした…。思いがけない展開は、それなりに楽しめるし…、


ハル・ベリー扮する母ちゃんの正気を疑う双子の息子を演じた子役のパーシー・ダッグス 4世くんとアンソニー・B・ジェンキンスくんらの演技は観応えがある!!といった好意的な声もありますが、出口調査では…、

観客の支持は、せいぜい約6割にとどまり、スコアは金返せレベルの “ C+ ” ですから、よって本当にホラー好きのマニアの観客の多くは、このアジャ監督の新作ではなく、以下 ↓ のデミ・ムーア主演の評価の高い「ザ・サブスタンス」のほうを選んだのかもしれませんね…。


…というわけで、第5位のマーベルは飛ばして、第6位に初登場したのが、その…

第6位 (初) 「ザ・サブスタンス」(1,750万ドル)

$3,100,000−(1,949館/$1,591)−$3,100,000

RT の評論家の支持率 90 % / Metacritic スコア 77 / 出口調査の CinemaScore B

80年代を代表する人気映画のひとつであり、青春映画史上の最高傑作に位置づけられる「セント・エルモス・ファイアー」(1985年)や「きのうの夜は」(1986年)、思いがけない超特大のヒットを叩き出した「ゴースト」(1990年)(↓)に…、


トム・クルーズ、ジャック・ニコルソンと共演の「ア・フュー・グッドメン」(1992年)、そして、「G.I.ジェーン」(1997年)などで、セクシーな美人女優として…、


80年代から90年代にかけて、一世を風靡したデミ・ムーア現在61歳が、もう50代のババアだから…と番組から降ろされ、落ち目になったエアロビ界のかつてカリスマのインストラクターに扮し…、


チヤホヤされた若い頃のピチピチの自分に戻りたい…と願ったことから、闇市場に出まわる怪しい新薬に手を出してしまう…!!と果敢に自虐的な役どころに挑戦し、いま若くて、ピチピチのハリウッド版「デスノート」(2017年)のミサミサのマーガレット・クアリー現在29歳と共演し、見事に復帰を果たした「ザ・サブスタンス」は…、

今年2024年5月に開催された第77回めのカンヌ国際映画祭のプレミア上映で、いわゆる “ ボディ・ホラー ”、つまり人体が変貌する恐怖をネタにしたホラー映画としては、 デヴィッド・クローネンバーグ監督の「ザ・フライ」(1986年)以来の傑作のカルト作ではないか…!!と大絶賛を博し、メガホンをとったフランス映画界のコラリー・ファルジャ監督(「リベンジ」2018年)が自ら執筆したシナリオに脚本賞まで与えられたものの…、

ホラー映画としては、上映時間がやや長過ぎ…の約2時間20分もあるトンデモ展開(事前に何も知らないほうがよいと思います)のグロテスクなボディ・ホラーに難色…を示して、公開を見送ることにしたユニバーサル映画に代わって、配給権を取得した英国の配信サービスの Mubi が、2,000館を切った約1,949館の控えめな全米公開に踏み切った結果の封切り成績は約310万ドルだけ…の言わば沈没…ですが…、


とかく見た目ばっかり重要視されがち…の女性をめぐる様々な問題を提起した作品ながら、デミ・ムーアと同世代のおばさんではなく、そうした女性への見方について、最も考えてみなければならないかもしれない18歳から30代半ばまでの青年層の男性の観客を最も多く集めただけでなく、出口調査によれば、約8割に近い観客が支持をして、納得していますから、 “ ボディ・ホラー ” の体裁をとった創り手たちの狙いは、まんまとドンピシャだった…!!と言えそうですし…、

前述のように大手の配給会社が難色…の「ザ・サブスタンス」の劇場公開にあえて挑んで、異色作の存在を知ってもらい、話題を拡げることができた宣伝効果を踏まえると、配信サービスの Mubi としては、このあとの本番?!の配信市場でのロングランのヒットが期待できるのでは…!!


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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