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Weekend Box Office 💰 November 24 - 26, 2023 : 11月24日~26日の全米映画ボックスオフィスTOP5


*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

日本の大晦日と言えば紅白歌合戦と同様に、アメリカのサンクスギビングと言えばディズニー!!が伝統だけに当然、ディズニーの長編アニメ映画の第62作め「ウィッシュ」が初登場第1位!!

…になるかと思いきや、それを阻止したディズニーの古典アニメ実写化シリーズの最新作「白雪姫」(再来年2025年3月21日全米公開予定)の白雪姫のレイチェル・ゼグラーちゃん!!が…


$28,820,000−(3,776館/$7,632)−$98,370,000


RT の評論家の支持率 61 % / Metacritic スコア 53 / 出口調査の CinemaScore B+

主演女優の「ザ・バラッド・オブ・ソングバーズ・アンド・スネークス」の封切り成績は、ジェンが主演した「ザ・ハンガー・ゲームズ」の旧シリーズの同成績と比べて、見劣りの結果でしたが、しかし、観客の満足度は高く、口コミが期待できるため、動員を持続するのでは…と先週に書きましたが、この公開2週めの集客減の割合いはたったの約−35%ですから…、


どうやら、「ザ・ハンガー・ゲームズ」シリーズのファンのみなさんは封切りに駆けつけるのではなく、連休のお楽しみとして、映画館に出かけるのはとっておかれたようですね!!、なお、国内の売り上げが大台の1億ドル突破目前の約9,837万ドルに達している「スズメとヘビのバラッド」は、最終的に「ワイルド・スピード 10」=約1億4,596万ドル、「クリード 3」=約1億5,625万ドルあたりと同等の1億5,000万ドル前後の大ヒットに落着するのでは…と期待できそうです…!!


第2位 (初) 「ナポレオン」(2億ドル)

$20,400,000−(3,500館/$5,829)−$32,500,000

RT の評論家の支持率 61 % / Metacritic スコア 64 / 出口調査の CinemaScore B-

1992年公開の名作「テルマ&ルイーズ」、続編の第2作めの製作が来年2024年秋の全米公開つまり次のサンクスギビングの連休を目指して進められている「グラディエーター」、そして、ヴェノムのトム・ハーディも出演していた戦争映画の傑作「ブラック・ホーク・ダウン」(2001年)の3本で、これまでに計3回も…

アカデミー賞の最優秀監督賞の候補にあげられながら、受賞を逃しているリドリー・スコット監督は、そもそもは著者の私的なブログに連載されていた SF 小説を映画化した「ザ・マーシャン」(2015年)が、オスカーの最優秀作品賞の候補に選ばれるも、やっぱり、受賞を逃したことで…、

もう引退が目前かも…と世間が見なし始める高齢の85歳なのに、オスカー像をひとつも受けとっていませんから、3部作のトリロジーだったのに不評につき、第2作めの「コブナント」(2017年)で終わった「エイリアン」のプリクエールのあと、どうやらオスカー獲りに焦点を切りかえたらしい「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド」(2017年)、「ザ・ラスト・デュエル」(2021年)、「ハウス・オブ・グッチ」(2021年)に続く…、


“ もう晩年のリドリー・スコット監督がアカデミー賞受賞の望みを託して、それっぽい映画を連発する ” シリーズの最新作?!みたいにも言われる Apple TV+ の配信映画「ナポレオン」を、集客が期待できる感謝祭のサンクスギビングの連休の勝負作として、劇場公開した配給のソニピが公表した週末3日間の封切り成績は、期待値を超えた約2,040万ドルでした…!!


サンクスギビングの連休が始まった先週水曜日の11月22日に封切られた約2時間37分の長尺の大作「ナポレオン」の計5日間の連休を通しての成績としては、当初の沈没気味の予想の約2,200万ドルを大きく超えた約3,250万ドルですから、興行的には期待を上まわったことになりますが…、

さすがはリドリー・スコット監督だけあって、合戦シーンは迫力の観ごたえながら、ドラマの展開には、やや退屈し、あくびが出てしまう…と評価は今ひとつの「ナポレオン」は、25歳以上の男性が半数以上を占めた封切り興行の観客の約7割が映画の途中で寝てしまった…のに、同じく約7割が肯定的に支持をするものの、周囲に鑑賞を薦めるかと問われると、半数以上がお薦めはできない…の出口調査の結果ですから、オスカー獲りは難しいかもしれませんが、しかし…、

封切り興行の観客全体の2割にも満たない少数派の18歳から24歳の若年層の観客に限れば、肯定的な評価の支持は約8割以上にまで上昇しますから、自分もそれぐらいの年齢ですという若い人は、歴史のお勉強の意味も含めて、映画館にお出かけになられてもよいかもしれませんね…!!


第3位 (初) 「ウィッシュ」(2億ドル)

$19,500,000−(3,900館/$5,000)−$31,700,000

RT の評論家の支持率 50 % / Metacritic スコア 48 / 出口調査の CinemaScore A-

急激な物価高騰に対する生活防衛や、人工知能の生成系 AI がクリエイターの仕事を奪いそうな危機感の状況から、ストライキを起こした脚本家と俳優の両組合員の要望の「ウィッシュ」について…

「非現実的な要求」とコメントしたことがもとで、組合側と真っ向対立する悪徳のブラック企業の印象になってしまったディズニーの CEO ボブ・アイガー氏が、時給換算すれば100万円に相当する巨額の「非現実的」な報酬を受けとっていることが、世論のやり玉にあげられ…、


映画やドラマの創り手や出演者らの報酬をピンハネして、ディズニーだけが儲ける商法だったら、100年続くのは当たり前…と「ディズニー100周年記念」に水を差されたばかりか、組合員の願いの「ウィッシュ」を拒否して、どんな願いも叶えないディズニーが、どんな願いも叶う魔法の王国を舞台にしたアニメの「ウィッシュ」だなんて、ひとをバカにしているのか…!!


…と、人びとの願いを封じ込めて、管理していることから悪役に位置づけられるマグニフィコ王(声優はクリス・パイン)のモデルは、ボブ・アイガー氏じゃないの…?!とおちょくられている「ウィッシュ」よりもドリームワークス・アニメの「トロールズ」を観ようぜ…!!

…などと罵られ、アニメの見た目も内容も AI が生成したかのように魅力を欠いた「ウィッシュ」が案の定、沈没して、2億ドル超えの製作費に見合わない週末3日間の封切り成績の約1,950万ドルを含めた連休5日間の売り上げは約3,170万ドルでした…。


第4位 (2) 「トロールズ・バンド・トゥギャザー」(9,500万ドル)

$17,520,000−(3,893館/$4,500)−$64,468,000

RT の評論家の支持率 60 % / Metacritic スコア 53 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (3) 「サンクスギビング」(1,500万ドル)

$7,150,000−(3,204館/$2,232)−$24,193,000

RT の評論家の支持率 83 % / Metacritic スコア 63 / 出口調査の CinemaScore B-


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Ridley Scott’s 'Gladiator 2' found a New Lead Actor ■ リドリー・スコット監督が、アカデミー賞の最優秀作品賞に選ばれた代表作のその後…を描く「グラディエーター 2」の新しい主演俳優が決定 ! !


2000年に公開された前作を製作・配給したユニバーサル映画から代わって、昨2022年は「トップガン 2」が大ヒットになったパラマウント映画が製作することになった「グラディエーター 2」で…、


前作のラッセル・クロウが演じた主人公のマクシムスの宿敵のローマ皇帝コモドゥス=ホアキン・フェニックスの甥っ子…つまり、コモドゥスの姉のルシッラ=コニー・ニールセンの息子ルキウス(上 ↑ の動画の後半に登場する少年)が成長した姿に扮して、新たに主演をつとめる…


注目の俳優が、アイルランド発のテレビシリーズ「ノーマル・ピープル」で、デイジー・エドガー=ジョーンズのお相手を演じたポール・メスカル(↓)に決まった抜擢の人選を、業界メディアの Deadline がレポートしてくれました…!!

グラディエーター 2」の具体的な製作スケジュールや、物語のあらすじなどの詳細は伝えられていませんし、ポール・メスカルの出演契約も実際のところ、まだ完了していませんが、20年以上も停滞して、くすぶり続けていた続編の企画が、ようやく本当に動き始めたらしいことは間違いないので、続報をお楽しみに…!!

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Cailee Spaeny to star in Fede Alvarez’s New 'Alien' Movie ■ リメイク版「死霊のはらわた」のフェデ・アルヴァレズ監督が「エイリアン」シリーズを復活させる Disney+ 配信映画の最新作の新しい戦うヒロインが「パシフィック・リム 2」のケイリー・スペニーちゃんに決定 ! !


ディズニー傘下の FX ネットワークスが進めている「エイリアン」のテレビシリーズ化とは別に、ディズニー傘下の Hulu が、リメイク版「死霊のはらわた」(2013年)や「ドント・ブリーズ」(2016年)などのフェデ・アルヴァレズ監督からのアイディアを採用して…、


同監督がメガホンをとる「エイリアン」シリーズ新作の配信映画の企画開発に着手した!!というニュースを今春の3月にお伝えしましたが、その北米以外の諸外国では…つまり日本では Disney+ のオリジナル映画としてリリースされる新しい「エイリアン」の脚本を気に入った製作のディズニー傘下の20世紀スタジオが急ピッチで仕事を進め、来年2023年の初めには撮影に突入したい同社が…


エイリアン」の新しい戦うヒロインの筆頭候補として、ずっと目をつけていたらしいケイリー・スペニーちゃんを現実に起用する見込みになったナイスな人選を業界メディアの Deadline が伝えてくれました…!!

フェデ・アルヴァレズ監督の新しい「エイリアン」がどういう内容なのか?!のあらすじや詳細は伏せられていますが、「パシフィック・リム 2」の「アップライジング」(2018年)の戦うヒロインに大抜擢されたあと、アレックス・ガーランド監督(「エクス・マキナ」2015年)に気に入られ、日本では Disney+ 配信の同監督の SF ドラマの傑作「Devs」(2020年)で演じた天才の “ 少年 ” ぶりに着目された映画通の方は、ケイリー・スペニーちゃん主演なら、次の「エイリアン」は成功しそうかも!!と、いきなり期待を持たれたかもしれませんね!!、なお、ケイリー・スペニーちゃんはアレックス・ガーランド監督の直近未来アクション映画の謎の新作「シビル・ウォー」にも起用されています…!!

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♦ Blade Runner by Nuno Sarnadas






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♦ Black Rain by Ignacio RC





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Silka Luisa’s 'Blade Runner 2099' series Officially Greenlit by Amazon Prime ■ ヴィルヌーヴ監督の「2049」の続編を配信シリーズ化する「ブレードランナー 2099」の企画を進める製作決定を Amazon Prime がプレス発表しました ! !


エリザベス・モス主演の AppleTV+ の配信シリーズ「シャイニング・ガールズ」のクリエイターのシルカ・ルイサが仕掛け人をつとめる「ブレードランナー 2099」の企画に、Amazon が出資を決めたニュースを今春2月はじめにお伝えしましたが…、



それから約7ヶ月が経過し、恐らくは製作費などの諸条件に無事に折り合いがついたらしい Amazon と「ブレードランナー」の権利社のアルコン・エンタテインメントが、北米で今日の9月15日(木)に「2099」のプロジェクトを現実に進める製作決定をプレス発表しましたが、伝えられたのは…、


ブレードランナー」シリーズの続きをお届けできるのを光栄に思います…といった形式的なコメントだけで、実際のところ、いつから撮影を始めるのか?!、出演者は?!の肝心な情報は知らされず、「2099」だから「2049」の50年後の物語か…という当たり前のことしか、わからない状況は変わっていません。しかし、「2099」の製作が晴れて、公式になったことで、シリーズのファンの方は、これから具体的な詳細の続報を待つお楽しみができましたね…!!

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New original 'Alien' movie in the works for Hulu ■ ディズニー傘下の20世紀スタジオが「エイリアン」シリーズの世界を舞台にした新しい配信映画の企画に着手 ! !


ジェームズ・キャメロン監督の「エイリアンズ」(1986年)に傾倒したニール・ブロムカンプ監督の「正・エイリアン 3」の企画を握りつぶしたらしい…

…とも言われたリドリー・スコット監督でしたが、どうやら、必ずしも自分の代表作のシリーズを後進の若い監督に託すことが嫌だったわけではなく、サム・ライミ監督に見い出されて、リメイク版「死霊のはらわた」(2013年)を手がけ、高評価を博したあと、「ドント・ブリーズ」(2016年)、「蜘蛛の巣を払う女」(2018年)とキャリアを重ねてきたフェデ・アルヴァレズ監督から…


何年も前に軽くチラと聞かされただけの「エイリアン」の新作映画のアイディアが気になっていたらしく、リドリー・スコット監督が電話して、フェデ監督の「エイリアン」シリーズへの想いを再確認した結果、Hulu 配信のオリジナル映画として、20世紀スタジオが現実に製作を進める企画開発が始まったことを、Heat Vision のボリス・キットが独占レポートしてくれました…!!

Netflix を追いかけて、配信市場の覇者を目指す親会社ディズニーから、年間に10本以上の配信映画の新作を製作するノルマを託された 20世紀スタジオは、「エイリアン」のテレビシリーズの構想も進めていますが、自社のドル箱シリーズを独立した映画の形でも復活させることになったフェデ・アルヴァレズ監督のオリジナル・ストーリーの新しい「エイリアン」が…


いったい、どのような内容なのか?!は当然、伏せられていますし、撮影の開始やリリースの時期なども現時点では未定です。北米の Hulu 配信のオリジナル映画ということは、日本はじめ諸外国では、Disney+ からリリースされるものと期待できますね。続報をお楽しみに…!!

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'Blade Runner' Live-Action Sequel series '2099' set at Amazon 🔥




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What to Watch on Streaming 🎬 Ridley Scott's 'The Last Duel' starring Jodie Comer on Disney+💥


リドリー・スコット監督が、14世紀フランスの決闘裁判の実話を映画化して、高評価を博するも、興行的には大破した問題の赤字大作「ザ・ラスト・デュエル」が、今秋10月半ばの各国での封切りから映画館独占上映期間の約45日間が経過したことで、早くも Disney+ にリリースされましたから、スクリーンで観逃してしまったサブスク会員の方はお楽しみになられてはいかがでしょう?!



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Weekend Box Office 💰 October 15 - 17, 2021




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