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Billy's footnotes 💬 Day 50, 2025


Watch ▶ the Trailer for Hulu's true crime drama series 'Good American Family' based on the adoption case of Natalia Grace 🫢

ロシア生まれの幼い9歳の孤児の少女だと思って、養女に迎えたはずが、実は成長ホルモンの異常により、見た目が子供のように小さい発育不全だっただけで、本当は30代の大人の女性だった!!

…というトンデモないドンデン返しが大ウケして、カルト人気を博し、シリーズ化された「2009年全米公開」のイザベル・ファーマン主演のホラー映画「オーファン」つまり「エスター」を観て、これだッ!!、この手があるぞ…!!と思って、あろうことか、トンデモ・ホラー映画の荒唐無稽のお話を自分たちの現実にあてはめることで、育児放棄を合法的に正当化しようとしたらしい…と言われているクリスティン(↓ 写真)とマイケルのバーネット夫妻が…、

「2010年の春に養女に迎えた」ウクライナ 🇺🇦 出身の7歳のいわゆる「低身長症」の少女ナタリアちゃん(↑ 写真)が、実はエスターみたいに出生を偽っていて、2003年9月4日に生まれたとする誕生日はウソであり、本当は1989年生まれの大人の女性だ!!と、「2011年に裁判所に主張」し、ナタリアちゃんの誕生日を法的に変えてしまい、現実には当時たったの8歳だった少女を自宅から追い出して、アパートでのひとり暮らしを強要し、自分たちはカナダに逃げてしまった…!!


…というゾッとする実話をもとにして、長寿テレビシリーズ「グレイズ・アナトミー」で知られるエレン・ポンピオが、ぜんぜんグッドじゃないアメリカの家族のおかあさんの実在のクリスティン役を演じた全8話の配信シリーズ「グッド・アメリカン・ファミリー」を、来月3月19日の水曜日にスタートする Hulu が、予告編を初公開してくれました!!、ナタリアちゃんの生みの親である…


…ことが遺伝子鑑定により、確認されたお母さんのアンナ・ヴォロディミリヴナ・ガヴァさんは、ラトビア共和国で、1979年4月20日に生まれていますから、仮りにバーネット夫妻たちが主張したナタリアちゃんは、1989年生まれだったとすると、アンナさんは当時たったの10歳の女児なのに、女の子を出産したことになってしまいますね!!、ナタリアちゃんが誕生日を偽ってはおらず、2003年9月4日に生まれたことは、ウクライナの病院の出生記録でも確認されていますから、元ネタのホラー映画「オーファン」よりも、障害があるとわかっていながら、養女に迎えたくせに、世話をするのが嫌になって、この娘は「エスター」だ…!!とウソをつき、見捨てることにしたらしい「グッドなアメリカの家族」のほうが恐ろしい…と思わずにはいられない実話のドラマ化です…。

なお、バーネット夫妻が自分たちの育児放棄を正当化するためにホラー映画「オーファン」を利用した…というのは、同夫妻のあとにナタリアちゃんを引き取ったマンズ夫妻が語った見解です。




Watch ▶ the Teaser Trailer for RackaRacka's New A24 Horror Film 'Bring Her Back' starring Sally Hawkins and Billy Barratt 😱

人気 YouTuber の RackaRacka として知られた双子のダニーとマイケルのフィリッポウ兄弟監督の待望のホラー映画の最新作「ブリング・ハー・バック」を今夏の勝負作として、初夏の5月30日から全米公開する封切り日を発表した配給の A24 が…、

同じく同社が配給を手がけて、おととしの2023年の夏に絶賛を博し、大注目を集めたホラー映画のカルト作「トーク・トゥ・ミー」(2022年)の創り手たちの新作が、ついにやって来ますよ…!!と告知すると同時に、その謎の新作の恐ろしい雰囲気を伝えることを主な目的としたらしい先行版の短い予告編を初公開してくれました…!!


ご覧の約65秒だけの短い予告編は、「ブリング・ハー・バック」、つまり「彼女を連れ戻して…」の物語の内容に踏み込んではいませんが、A24 がリリースした同じく短い公式のあらすじによれば、「兄と妹は、新しい里親の人里離れた家で、恐ろしい儀式が行われていることを暴いてしまう…」だそうですから、題名の「彼女を連れ戻して…」を含めて憶測すると、恐ろしい儀式の目的とは、やはり死者を蘇らせることでしょうか…?!

映画史上の名作「ハッピーゴーラッキー」(2008年)や、ギレルモ・デル・トロ監督の傑作「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」(2017年)などで知られる英国映画界を代表する女優サリー・ホーキンスが主演をつとめ、SF ジュブナイル映画の佳作「クレーター」(2023年)のビリー・バラットらが共演の「彼女を連れ戻して…」は、いったい、どんな恐怖のホラー映画なのか…?!、いわゆる現代的に新しく異色のオリジナリティが売りの “ A24 ホラー ” の最新作の続報をお楽しみに…!!


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Billy's footnotes 💬 Day 21, 2025


New Poster for Die Hard-style Skyscraper Action 'Cleaner' starring Daisy Ridley 🔥

デイジー・リドリー主演の女版の「ダイ・ハード」!!と言われている超高層ビルを舞台にした…

アクション映画の最新作「クリーナー」つまり「清掃人」を、北米で来月2月21日から限定公開で封切る配給のクィヴァが、新しいポスターをリリースしてくれました…!!、予告編はコチラ!!




Watch ▶ the First Trailer for Mark Anthony Green's A24 Horror 'Opus' starring Ayo Edebiri and John Malkovich 🎤😱

カルト映画の「マルコヴィッチの穴」(1999年)の俳優のジョン・マルコヴィッチの役で知られる名優のジョン・マルコヴィッチが、伝説的なミュージシャンの役に扮したホラー映画のタイトルが「オーパス」ですから、ひょっとして、故坂本龍一さん(「戦場のメリー・クリスマス」1983年)と何か関係があるの…?!

…とかカン違いされそうな新人のマーク・アンソニー・グリーン監督が、自ら執筆したオリジナル脚本をもとにして、長編映画に初めて取り組んだ商業映画のデビュー作にあたる「オーパス」を、現地のパーク・シティでは明後日の木曜日(1月23日)に開幕するサンダンス・フィルム・フェスティバルで披露する配給の A24 が、そのプレミア上映に先がけて、予告編を初公開しました…!!と書けば…、


CIA のご愛読者の映画通のみなさんは、つまり風変わりなネタに挑戦する異色の「A24 ホラー」の最新作か…!!と即座に理解されるはずの「オーパス」つまり「作曲家が作品に与える作品番号」などを意味するタイトルのホラー映画は…、


かれこれ約40年近くも昔に突然、世間の表舞台から消えて、謎めいた存在になったミュージシャンのアルフレッド・モレッティ=ジョン・マルコヴィッチが新しいアルバムを引っさげて、電撃復帰を発表!!、その新曲を披露する招待者限定の特別なイベントに、なぜか?!、招かれてしまった主人公のジャーナリストのアリエル・エクトン=アヨ・エデビリ(「ボトムス」2023年)が、人里離れたモレッティの領地を訪れると…、

そこはモレッティを崇拝する狂信者と、モレッティ狂信に毒されたジャーナリストらが集うカルト教団のような場所だった…!!とのことで、同じ A24 ホラーのピュー主演作の「ミッドソマー」(2019年)や、サーチライト・ピクチャーズが製作した A24 ホラー風の ATJ 主演作の「ザ・メニュー」(2020年)などに連なる「カルト」の「狂信」がテーマのようですから…、

いまの現実の世界に「トランプ狂信」あるいは「マスク狂信」がはびこり、ソーシャル・メディアは狂信者を金づるにするべく、カルトをまん延させて、ジャーナリズムはアクセスを稼ぐ人気とりのために、根拠のないウソのデマカセと知りながら狂信を煽っている…という「事実は映画よりも奇なり」の「狂った時代」だけに、その手の精神異常の話はもう、うんざりです…気持ち悪いよ、ごめん被りたい…と引いてしまう映画好きの方も少なくなさそうですが、現実が「狂信」だから、それが映画に反映されていくのは仕方がないのかもしれない「オーパス」は、今春の3月14日から全米公開!!、共演者には…、

「スター・ウォーズ」の配信シリーズ「アソーカ」のロザリオ・ドーソン、テレビシリーズ「ザ・ホワイト・ロータス」のマーレイ・バートレット、「プレデター」シリーズの「プレイ」(2022年)のアンバー・ミッドサンダー、そして、近年はテレビシリーズの「イエロー・ジャケッツ」で知られるジュリエット・ルイスらが名前を連ねています…!!



New Featurette for 'Captain America: Brave New World' starring Anthony Mackie 🇺🇸😔

政治家が悪役…、大統領がモンスター…という設定について、上↑の「オーパス」と同様に…、


コミックヒーロー映画ながら、いまの「狂信」の「政治」の時代が反映されている…と受けとめ、うんざりしている人が少なくないアンソニー・マッキー主演の「キャプテン・アメリカ」の最新作「ブレイブ・ニュー・ワールド」が、メイキング映像を含めた新しいプロモ・ビデオをリリースしてくれました…!!、来月2月の14日から全米公開!!

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Weekend Box Office 💰 November 8 - 10, 2024 : 11月8日~10日の全米映画ボックスオフィスTOP5


ボブ・ディランと言えば、その伝説的なシンガーソングライター、そして、ノーベル文学賞を受賞した詩人の役に扮したティモシー・シャラメ(「ウォンカ 2」の製作に向けて、脚本の執筆が進められています)とエルたんが共演した音楽伝記映画の「ア・コンプリート・アンノウン」(12月25日全米メリー・クリスマス・ロードショー)が楽しみですが…、


ボブ・ディランが役者として、バイオレンス映画の神さまの故サム・ペキンパー監督(1984年没)の西部劇(↑)「パット・ギャレット・アンド・ビリー・ザ・キッド(邦題「ビリー・ザ・キッド / 21才の生涯」)」(1973年)に出演し、同映画に提供した名曲「Knockin' on Heaven's Door」つまり「天国への扉」を…、


ミュージシャンとしても活動している主演女優のソフィーが、彼女なりのアレンジで、この映画のために歌ってくれた「ヘレティク」版カバーの「天国への扉」(↓)の聴き応えも話題の…


天国ではなく、ヒュー・グラント演じるサイコ親父のリードさんの家のドアをノックしてしまったドアの選択の誤りから始まる恐怖を描いた異色のサイコ・ホラー映画を、いわゆる “ A24 ホラー ” の最新作として、全米公開した配給の A24 が公表した封切り成績は…、


第3位 (初) 「ヘレティク」(推定1,050万ドル)

$11,016,055−(3,221館/$3,420)−$11,016,055


RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore C+

予想されていた1,000万ドル前後の期待値に応じることができた約1,102万ドルでしたから、大統領選挙の話題に阻まれて、宣伝が浸透せず難しかった状況に重ねて、その選挙の結果が絶望的な悪夢だったことで、良識のあるひとたちは落ち込み、とても映画どころではない現状を踏まえると…

ソフィーとクロエ・イーストのモルモン教の宣教師コンビは大健闘!!と讃えられそうですし…、

スクリーンの数の違いがあるとは言え、A24 ホラーの昨2023年のヒット作「トーク・トゥ・ミー」の封切り成績=約1,043万ドル(2,340館)と同等だったことも大健闘だ!!と言えそうですし…、

評論家やジャーナリストといった知識人あるいは教養人たちが絶賛!!の一方、30代前後が約4割の大多数を占めた封切り興行の観客の出口調査のスコアは、ガッカリ…の金返せレベルの “ C+ ” と正反対の評価に…とつまり、その異色さゆえに賛否両論の是非が問われ、話題にされて、口コミが拡がり、息の長いロングセラーになる…という炎上商法?!めいていますが、ひとつの新しいカルチャーを創生していく A24 ホラーの必勝パターンに入っていますから…、


原案を提供したモンスター・ホラー映画「ア・クワイエット・プレイス」シリーズが大ヒット!!のスコット・ベックとブライアン・ウッズの監督コンビ(アダム・ドライヴァーとアリアナ・グリーンブラットちゃん共演の SF サバイバル映画「65」2023年)たちが、そもそも安い推定の製作費の約1,050万ドルを回収して、黒字を稼ぐのは間違いないのでは…!!、それにしても…、

出口調査の評価が絶不評なんだから、失敗作なんじゃないの…?!と思われる方もいるかもしれませんが、ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴといった都会の洗練された人たちは別として、地方のアメリカ人はバカばっかり!!と世界があざ笑った大統領選挙の愚かな結果から、かくなるうえは同じく A24 作品のケイリー・スペニーちゃん熱演!!の「シビル・ウォー」

…の結末を現実にするしかないんじゃないの…?!とまで切羽詰まっていきそうな状況を踏まえると、マンハッタンの独立系の配給会社 A24 の作品の全米の評価はどうして、いつも真っ二つになるのか?!、実際のところ映画通をうならせる優れた作品が多いのに、どうして、一般の観客の評価は低いのか?!の事情や、「シビル・ウォー」がどうして「今年2024年最大の問題作」なのか?!のわけも、あらためて、ご理解いただけたのでは…?!



*各数字は週末成績-(公開館数/平均売上げ)-トータル成績。題名の後の()は概算の製作費です。
映画の鑑賞価値を推し測る参考の RT/MC の数値は、初めてランクインした時点での値です。

第1位 (1) 「ヴェノム: ザ・ラスト・ダンス」(1億2,000万ドル)

$16,225,000−(3,905館/$4,155)−$114,819,000

RT の評論家の支持率 36 % / Metacritic スコア 41 / 出口調査の CinemaScore B-

前述のように大統領選挙から被る様々な悪影響に配慮して、映画スタジオの各社が作品を出し惜しみした…の事情もありますが、トム・ハーディ主演「ヴェノム」シリーズが3週連続の第1位!!をキープした3連覇は、この「ザ・ラスト・ダンス」が初めての新記録達成!!となっています!!



$11,100,000−(3,020館/$3,675)−$11,100,000

RT の評論家の支持率 89 % / Metacritic スコア 59 / 出口調査の CinemaScore A

いわゆる「キリスト教の信者の方向け」の「宗教作品」だから、ふつうの映画サイトでは紹介されない「ザ・チョーズン」シリーズの創り手のダラス・ジェンキンス監督が…、

児童文学者のバーバラ・ロビンソンの同名代表作(邦訳「悪ガキをほめよう」文研じゅべにーる)を当然、「キリスト教の信者の方向け」に映画化した…と書けば、そもそもクリスマスはキリストの聖誕を祝う祭りなんだから「キリスト教の宗教映画」になるのは当たり前!!と言われそうな…


「ザ・ベスト・クリスマス・ペイジェント・エバー」を全米公開した配給のライオンズゲートが公表した封切り成績は、1,000万ドル以下の低い期待値を超えた約1,110万ドルでした…!!から…、


教会のお説教を通じて、映画を宣伝または布教し、鑑賞券を売りさばくことができる「宗教作品」は、いい金儲けになるぜ…!!のパターンのわけですが、そうした容易に稼ぐことができる「宗教作品」の儲けをより大きくするために、創り手たちが娯楽度を増して、宗教色を薄める…

…という本末転倒のひたすらカネ目当てか…の状況に入っていますから、この「ザ・ベスト・クリスマス・ペイジェント・エバー」も「宗教作品」として、ふつうの映画サイトでは、ほぼ採りあげられないものの、単にファミリー向けのクリスマス映画のコメディとして、お楽しみになられてもよいのかもしれませんが、ただし…、

「宗教作品」のお決まりとして、出口調査の高評価のスコア “ A ” を信じてはいけませんし、全米の観客は宗教に肯定的な作品には容易に高い評価を与えるが、「ヘレティク」のように宗教を疑問し、否定的な作品には容易に低い評価を与える…の傾向を踏まえると、神の名を掲げて、差別や暴力を肯定している共和党が大統領選挙に勝利し、神を否定してはいませんが、政治と宗教はもちろんのこと、宗教と科学や現実のデータを混同したりしない現代的に都会的な民主党が敗れ、アメリカ人は感情的なバカばかり!!と世界が腹を抱え、あざ笑っているのも理解できるかもしれません…。


…と、いみじくも、共に宗教をネタにしながら、異なる取り組み方の2本の新作映画への観客の評価が、大統領選挙の結果に比例したかのような皮肉の偶然について、複雑な思いのする週末のランキングとなっています…。


第3位 (初) 「ヘレティク」(推定1,050万ドル)

$11,016,055−(3,221館/$3,420)−$11,016,055

RT の評論家の支持率 93 % / Metacritic スコア 72 / 出口調査の CinemaScore C+


第4位 (2) 「ザ・ワイルド・ロボット」(7,800万ドル)

$6,650,000−(3,051館/$2,180)−$130,888,000

RT の評論家の支持率 98 % / Metacritic スコア 85 / 出口調査の CinemaScore A


第5位 (3) 「スマイル 2」(2,800万ドル)

$5,000,000−(2,822館/$1,772)−$60,540,000

RT の評論家の支持率 84 % / Metacritic スコア 67 / 出口調査の CinemaScore B


🍿映画鑑賞料金は昔は、どの作品も同じ横並びが、今は例えば、話題の大作は IMAX や 4DX 上映もあるなど、つまり顧客単価の複雑化が進み、小品が動員で勝っても、興行成績の数字では大作を上まわることができない場合もあり得るため、ランキングの順位が興行の成否や人気を示しているとは限らず、配信の事情も影響しますから、あくまで、ひとつの目安として、受けとめて下さい。

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Billy's footnotes 💬 Day 282


エルたん「デューン」シリーズのティモシー・シャラメと共演した最新作「ア・コンプリート・アンノウン」が、全長版の新しい予告編をリリースしたので、どっちかのファンの方はもちろん、ボブ・ディランの名曲を愛する音楽通、そして、映画通の方はチェックしておいてください…!!

1960年代はじめの当時、勢いづいていたニューヨークの音楽シーンにセンセーショナルに登場し、まさに彗星のごとく瞬く間にヒットチャートを駆けあがったミネソタ出身の19歳の…


フォーク・シンガー、ボブ・ディラン(ティモシー・シャラメ)の歌と、その神秘的な存在感が世界を魅了し、1965年夏のニューポート・フォーク・フェスティバルで絶頂に達するまでの軌跡を…


同じく音楽伝記映画の「ウォーク・ザ・ライン」(2005年)で知られるジェームズ・マンゴールド監督が描いた音楽伝記映画の「ア・コンプリート・アンノウン」で、エルたんが演じているのは、ボブ・ディランの作詞に大きな影響を与えたアーティストの故スーズ・ロトロ(2011年没)さん。全米公開は年末…と言っても、もう再来月の12月の25日にメリー・クリスマス・ロードショー!!




さらに次の興味深い謎の SF ホラーの恋愛映画?!の主演作「コンパニオン」(2025年1月10日全米公開)が初公開した謎めいた予告編を、先週半ばの水曜日に紹介したソフィーが…、


「ザ・フェイブルマンズ」(2022年)のクロエ・イーストと組んで、ダブル主演をつとめ、異色のホラー映画に挑戦することで知られる “ A24 ホラー ” に登場した話題作「ヘレティク」つまり「異端者」が最終版だけに、これまでの予告編よりも映画の内容をあからさまにした新しい予告編を、配給の A24 がリリースしたので…、


ネタバレとまでは言いませんが、自分の目で映画を観る前に、あまり予備知識を抱えたくない…という方や、ソフィーの映画なら観るに決まってる!!という映画通の方は観ずにパスして、この…


ベック・アンド・ウッズ、つまりモンスター・ホラー映画の大ヒット作「ア・クワイエット・プレイス」シリーズの原案者にあたるスコット・ベックとブライアン・ウッズの監督コンビが、善人面したヒュー・グラントを妙に知的だけに底意地の悪いサイコ親父に起用したホラー・スリラー映画を観るか観ないか?!、微妙な方はぜひ、チェックしてみてください…!!

ソフィーとクロエが演じる主人公のモルモン教の宣教師コンビが布教のため訪問したリードさん=ヒュー・グラントの屋敷に閉じ込められ、自分たちの信仰心を試されることに…!!という宗教が大キライの苦手なひとはほくそ笑むかもしれない「ヘレティク」は来月11月8日から全米公開!!


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Billy's footnotes 💬 Day 263


ジョシュ・ルーベン監督(「ウェアウルヴズ・ウィズイン」2021年)(写真 ↓ 白髪まじりのヒゲのおじさん)が、先々月の今夏7月末に撮影を終えたオリヴィア・ホルト主演のバレンタイン・デーをテーマにしたホラーのロマコメ「ハート😍アイズ」の北米での配給権を取得したソニピが…

全米公開日を発表しました…!!と書けば、来年2025年春の2月14日のバレンタイン・デーは新作映画が封切りの初日を迎える週末の金曜日!!という好都合だから当然、2025年2月14日全米公開だよね!!と先読みしてくださったかもしれませんが…、


残念ながら同日はマーベルのコミックヒーロー映画「キャプテン・アメリカ」シリーズ第4作めのアンソニー・マッキー主演の「ブレイブ・ニュー・ワールド」の全米公開が予定されているため、マーベルの「クローク&ダガー」の光の短剣を持つ戦うヒロインのタンディの主演作は、キャップとの興行対決を避けて、1週前の来年2025年春の2月7日全米公開!!の予定となっています…!!

カップルばかり狙う殺人鬼ハート・アイズ・キラーがシアトルに出現!!、バレンタイン・デーの夜に残業するハメになった男女の同僚たちが帰宅の途中、カップルに間違われ、ハート・アイズ・キラーから追われることに…!!といった「ハート😍アイズ」で、オリヴィアのお相手に起用されたのは、「スクリーム」シリーズのメイソン・グッディングです…!!、オリヴィア・ファンの方はお楽しみに…!!



「エイリアン」シリーズの大ヒット作「ロミュラス」ケイリー・スペニーちゃんのほかに要注目の女優は?!と言えば、彼女の名前があげられそうなソフィー・サッチャー「ザ・ブギーマン」(2023年)が、クロエ・イースト(「ザ・フェイブルマンズ」2022年)と組んで…、


ダブル主演をつとめ、ヒュー・グラントだけに一見すると、ひとのよいオジサンに見えるサイコと対決するハメになるホラー映画「ヘレティク」つまり「異端者」の新しい予告編を、配給の A24 がリリースしてくれました…!!、先ごろ閉幕した第49回めのトロント国際映画祭でのプレミア上映の結果が、まずまずの好評だった「ヘレティク」は、ソフィーとクロエが演じるモルモン教の宣教師のコンビが布教活動のため訪問したリードさん=ヒュー・グラントの屋敷に閉じ込められ、魔の手に堕ちることに…!!という物語ですが…、


しかし、実際のところ、映画の核心はリードさんが、「モルモン書」を執筆したアメリカの宗教的指導者の故ジョセフ・スミス Jr.(1844年没)はアラフォーだと言うのに、複数の15歳以下の少女どころか女児とすら結婚したロリコン問題から、モルモン教は一夫多妻の制度を廃止した…などの不都合な「現実」を指摘して、宗教や教会なんて表向きはきれいごとを並べ立てながらも、本音は金と力を求めて、ドロドロ…の大企業と変わりない偽善であり、宣教師は「宣伝・広報のパブリシスト」にしか過ぎない…と、ソフィーとクロエの宣教師コンビに逆に説教して、彼女たちの信仰を打ち砕こうとする「宗教とは?!」

…こそが真のテーマであり、ホラー映画の体裁をとったのは、宗教をめぐるドラマに商業的な売りの要素を追加するため…のような受けとめ方も言われてますから、自分はホラー映画なんかより、もっと知的なドラマが観たいという大人の映画通の方は、やっぱり、いわゆる異色の「A24 ホラー」はとんがっていて、角が立つな…と理解してもよいのかもしれない「ヘレティク」の創り手は、アダム・ドライヴァー VS. 恐竜の SF サバイバル映画「65」(2023年)のスコット・ベックとブライアン・ウッズの監督コンビ。全米公開は今秋11月15日からの予定です…!!

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Watch ▶ the Trailer for Beck & Woods' Psychological Horror 'Heretic' starring Sophie Thatcher, Chloe East and Hugh Grant


大都会のニューヨークを舞台にしたことで、迫力の見どころが増した「始まりの物語」の最新作「デイ・ワン」が、この週末の6月28日から全米公開のモンスター・ホラー映画の大ヒット作「ア・クワイエット・プレイス」シリーズの原案者のベック・アンド・ウッズと言えば…、


アリアナ・グリーンブラットちゃんがアダム・ドライヴァーと共演し、太古の地球を舞台にして、恐竜と対決したSFサバイバルのアクション映画「65」(2023年)が、それなりに楽しめた創り手のスコット・ベックとブライアン・ウッズの監督コンビのことですが…、


そのベック・アンド・ウッズが、あろうことか、原作の同名短編小説とは異なる展開の脚本を執筆するも、原作者のスティーヴン・キングが、その改変をむしろ気に入って、高評価してくれたことでも話題になったホラー映画「ザ・ブギーマン」(2023年)に続けて、いま要注目の女優のひとりのソフィー・サッチャー(「スター・ウォーズ」が、彼女を「ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット」の脇役のひとり…なんかに使ってしまったのは大失敗…)と組んで…、

ソフィーの相棒の役にクロエ…と言っても、モレッツではなく、ディズニー・チャンネルの「リブとマディ」などで知られたクロエ・イーストを起用し、彼女たちが演じるモルモン教の若い宣教師のコンビが布教活動のため訪問し、善人面に騙されて、やすやすと足を踏み入れた屋敷に閉じ込められるハメになった悪役のサイコのビョーキ親父には…、

「ノッティングヒルの恋人」(1999年)や「ブリジット・ジョーンズ」シリーズなどのロマコメのヒット作で知られ、ユーモアに富んだ人物の役どころを得意としてきただけに、ホラー系は約36年も昔の1988年に封切られた故ケン・ラッセル監督の「白蛇伝説」以来の超久しぶり!!と言える…


ヒュー・グラントを起用したことが最も大きな見どころ!!のベック・アンド・ウッズ監督コンビの最新作「ヘレティク」つまり「異端者」の予告編を配給の A24 が…と書けば、常連のご愛読者の映画好きのみなさんは、ひと筋縄ではいかない異色のひねりが効いた風変わりなホラー映画のいわゆる「A24 ホラー」の最新作か…!!


…と期待して、映画館に出かけるか配信で観るかはさておき、ひとまず鑑賞予定のリストに入れたはずのソフィーの最新作「ヘレティク」は、今秋の話題作として、11月15日から全米公開です!!

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Watch ▶ the Trailer for the Eggers Brothers' A24 Psychological Horror 'The Front Room' starring Brandy


現在は「マッドマックス」の主演作「フリオーサ」が全米公開中のアニヤ・テイラー=ジョイは、初主演作のホラー映画の必見の傑作「ザ・ウィッチ」(2015年)を大きなスクリーンで観るなり、自分があまりにもブサイクなので、映画の主演作はこれ1本だけ…自分の女優のキャリアは始まると同時に終わった…と思った…などと自虐的に語っていましたが…、

その本人以外はブサイクだなんて思わない現代最高の女優のうちのひとりの ATJ を世に送りだしてくれた「ザ・ウィッチ」の現場で、製作のアシスタントをつとめ、兄のロバート・エガース監督をサポートした弟のサムと…、

兄のロバート・エガース監督が、バットマンのロバート・パティンソンを主演に迎えた「ザ・ライトハウス」(2019年)の脚本を、兄の監督と共同執筆した弟のマックスとが組んで…、


マックスとサムのエガース兄弟監督コンビとして、デビューを飾ることになった初監督のサイコ・ホラー映画「ザ・フロント・ルーム」の予告編を、配給の A24 が初公開しました!!と書けば…、


前述の「ザ・ウィッチ」のほか、ブラック・ウィドウのピュー主演「ミッドソマー」(2019年)などで知られるクセのある異色ホラー映画のいわゆる “ A24 ホラー ” の最新作か…!!の位置づけとなる「ザ・フロント・ルーム」は…、

元ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフ主演のホラー映画「ザ・ウーマン・イン・ブラック」(2012年)の原作者のイギリスの作家 スーザン・ヒルが、2016年に出版した短編集「ザ・トラベリング・バッグ・アンド・アザー・ゴーストリー・ストリーズ」に収められた同名短編小説をもとにして…、

ホラー映画好きの方には、1998年公開のスラッシャー映画「ラスト・サマー 2」で知られる歌手のブランディ・ノーウッドが演じる主人公の妊婦のベリンダの夫=アンドリュー・バーナップ(配信シリーズ「アンダー・ザ・バナー・オブ・ヘヴン」2022年)のお父さんが亡くなり、故人の遺志にそって、遺された高齢のお母さんを引き取ることになったのですが…、


自分には聖霊が宿り、特別な力があると信じ込んでいる信心深い義母=キャスリン・ハンター(「哀れなるものたち」2023年)との間で、お互いの肌の色が異なることもあり、主人公ベリンダはとかくトラブルを抱え込んでしまう…

…といった展開から、どうやらベリンダは義母は聖霊とは正反対の邪悪なものにとり憑かれていると察し、お腹の中の赤ちゃんを守らなければ…!!となるようですが、単に世間によくある嫁姑の確執に人種差別の問題が絡んで、複雑化しただけじゃないの?!、本当に邪悪なものなんて存在しているの?!、出産と子育てへの不安を抱えた妊婦の情緒不安定の妄想じゃないの…?!といった辺りの曖昧さが、サイコ・ホラーたるゆえん、そして、 A24 ホラーたるゆえんの病んだ見どころのように思われる「ザ・フロント・ルーム」は、北米では新年度の始まりの9月の最初の週末の6日(金)から全米公開の予定です…!!


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Billy's footnotes 💬 Day 121


「デッドプール 3」または「ウルヴァリン 4」つまり「デッドプール ウルヴァリン」または…

「ウルヴァリン & デッドプール」(今夏7月26日全米公開)が、新しい写真を公式にリリースしてくれました…!!



半世紀以上も昔の約56年前の1968年公開の第1作めから数えると、もう通算第10作めだけに…、

今さらネタバレなんて…の感もありますが、それでも「メイズ・ランナー」のウェス・ボール監督が手がけた「猿の惑星」シリーズ再開の最新作「キングダム・オブ・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」を映画館で観よう!!と決めて、お楽しみにされている方は、観なければよかった…😔


…と後悔するかもしれない最終版の予告編がリリースされたので、観ないことをお薦めします!!


「キングダム・オブ・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」は、いよいよ来週末の5月10日から全米公開です…!!



彼女の代表作は?!と尋ねれば、こだわりの映画通の方は「ハッピーゴーラッキー」(2008年)は必見!!と答えるでしょうが、世間一般には「パディントン」シリーズのお母さんのひと!!や、「ゴジラ」シリーズのケン・ワタナベの相棒の科学者のひと!!、そして…、

ギレルモ・デル・トロ監督の「ザ・シェイプ・オブ・ウォーター」(2017年)の半魚人と恋に落ちる孤独なひと!!として知られる現代最高の女優のひとりのサリー・ホーキンスが…、


昨2023年の夏に全米公開されるや、話題になったオーストラリア発のホラー映画「トーク・トゥ・ミー」の創り手の双子のダニーとマイケルのフィリッポウ兄弟監督つまり、YouTuber の RackaRacka の新しいホラー映画「ブリング・ハー・バック」に主演することが決まりました!!

現在はケイリー・スペニーちゃん出演の問題作「シビル・ウォー」を全米公開中の独立系の A24 が、配給を手がけた「トーク・トゥ・ミー」の大成功をうけて、フィリッポウ兄弟監督と組んで、製作を手がける…となれば、いわゆる異色の「A24 ホラー」の最新作にあたる「ブリング・ハー・バック」は、どのように異色のホラー映画なのか?!の気になる内容については当然、伏せられていますが、今夏に撮影を開始する予定だそうですから、続報をお楽しみに…!!(via Deadline

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AI-Generated Posters for Alex Garland's Near-Future Dystopianized American Political Thriller 'Civil War' starring Kirsten Dunst, Cailee Spaeny


マーベル配信シリーズの超失敗作「シークレット・インベージョン」(2023年)が、生成系の AI を使ったことが問題視されて、シネマティック・ユニバースからファンが離れるキッカケのひとつになりましたが、マーベルの場合は、そもそも漫画の出版社ですから、どうして作画のアーティストを使わないのか?!、漫画家をバカにするなよ…!!と怒られても仕方のない感があったものの…、

人工知能の AI を採りあげた映画やドラマのお薦めの必見作は?!のお題となれば、美女型人工知能(アリシア・ヴィキャンデル)が登場したアレックス・ガーランド監督の「エクス・マキナ」(2014年)かなぁ、いや、それよりもケイリー・スペニーちゃんが天才少年の男役を演じた名演技も印象深かったアレックス・ガーランド監督のミニシリーズ「Devs」(2020年)じゃないか…?!


…などと映画のオシャベリを楽しむかもしれない映画通の方は、先週末に全米公開されるや、週末興行ランキングの第1位に躍り出たアレックス・ガーランド監督のケイリー・スペニーちゃん出演の問題作「シビル・ウォー」が、いま世間で話題の生成系 AI を使って、アメリカ合衆国の終わりをイメージしたポスター(↑↓)をリリースしたのは…、

前述のように人工知能を採りあげた作品で知られるアレックス・ガーランド監督らしい取り組みと理解して、ほくそ笑み、納得されたかも…ですが、そうではないソーシャル・メディアのユーザーのうち、人工知能の AI に画像を生成させるなんて、人間をないがしろにするんじゃない…!!と、ソーシャル・メディアにありがちの通り一辺倒の正論のツッコミを振りかざしては…、

何でもかんでも、とりあえず怒り出し、すぐムキになる…という、これまたソーシャル・メディアお決まりの短絡的に感情的に子供じみたひとたちが案の定、怒り出し、「シビル・ウォー」があらためて注目の話題にされていることで、物議をかもす問題作「シビル・ウォー」の物議をもっと、かもしたい配給の A24 の巧みな宣伝の罠の思うツボ!!(🤭)となっています…!!が…、


映画通でなくとも賢明な方は、あくまでも「シビル・ウォー」が、あえて大統領選挙の今年2024年に問いかけた「アメリカ分断の危機」の社会問題のテーマのほうにこそ注目をして、現実に内戦が始まるまえに議論をするべき…とご理解されているはずですね…!!

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